第35回衆議院総選挙(だい35かいしゅうぎいんそうせんきょ)は、2009年5月10日に行われた
衆議院の所属員たる
衆議院議員を選任するための
衆議院総選挙である。
選挙データ
党順 |
党名 |
代表 |
就任日 |
議席 |
前回 |
増減 |
比率 |
備考 |
1 |
社会党 |
佐々木智也 |
1999年9月 |
198 |
96 |
+102 |
48.4% |
|
2 |
自由党 |
山川亮介 |
2006年11月 |
154 |
286 |
-132 |
37.6% |
|
3 |
共立党 |
中村美智子・森一成 |
2001年5月 |
38 |
15 |
+23 |
9.2% |
|
4 |
郷党平和 |
古賀和也 |
2009年1月 |
11 |
3 |
+8 |
2.6% |
|
4 |
無所属 |
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8 |
|
|
1.9% |
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概説・背景
選挙詳細
争点
- 自由党政権への信託
- 世界同時金融危機に向けた政府の経済対策への信託
解散名
同日選挙
党派の動き
与党
野党
初めての国政選挙となった郷党平和は、全国に44名の候補者を擁立した。しかしながら、新人候補を1から見つけ出す時間がなく、党員たる地方議員を国政に進出させることになった。党として組織が未完成の状態であったものの、自由党の批判票に対する受け皿としての機能を果たす。
諸派
注目の選挙区
この選挙区は、先の任期中で急逝した
社会党の大黒柱と呼ばれた
和島重芳の後継候補として、三男の
和島竹之進(元鹿児島県職員)が出馬を表明。しかしながら、この出馬により後援会からの満場一致の支持を得ることができなかった。後援会の一部は、長男の
和島武富(前
鹿児島県議会議長)への支持を表明したことで後援会が分裂。しかし、兄弟決戦を避けたかった武富陣営が不出馬を表明。社会党
鹿児島県連は、竹之進陣営に対して公認を出した。対する自由党は、小選挙区での勝利を目指し、これまで過去3回連続で比例復活をしていた
石田卯太郎を自由党県連鹿児島第1区支部長から解任。新たな支部長として、
九州西南比例区の名簿1位の候補者であった
岸麗子(外務副大臣)を小選挙区から出馬させることとした。これは、岸本人にとっても初の小選挙区からの出馬であり、また本人の意向でもあった。選挙戦では、序盤から社会党が優勢の情勢となった。自由党陣営も、テコ入れと称して現役閣僚や党幹部を投入したものの情勢を覆すことはできなかった。投開票日の8時に、社会党公認候補の和島竹之進が
ゼロ打ちを果たす。
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議員
小選挙区当選者
比例区当選者
選挙後
最終更新:2025年09月04日 17:51