三好勝永

三好勝永(みよしかつなが)〈1943年4月ー2039年8月〉は、日本の警察官

来歴

出自でもある三好家は、旧宮家であり、三好宮家の末裔の1つである。
1943年4月、京都府出身。大阪府立四天王寺高等学校大阪大学法学部をそれぞれ卒業。

警察庁採用

1966年4月、高等文官試験を経て、警察庁へ入庁。キャリア組の中では、少数派とされた大阪大学の学閥であり、警視庁での勤務経験が長かった。途中、大本営作戦部大本営情報本部外務省在外公館での勤務経験も豊富。1973年には、警察大学校高等行政官課程を修了している。
1980年代になると、警視庁警備部に長らく勤務し、静岡空港封鎖事件対策本部長、あづま丸事件対策本部長、羽田空港第2ビル爆弾事件合同捜査本部長、東京中央郵便局爆弾郵便事件合同捜査本部長、代々木集会事件対策本部長を歴任。
1998年6月、警視監昇進とともに新潟県警察本部長に任命される。2000年8月、警察庁長官官房審議官(人材育成・交流制度担当)、長官官房次席審議官を経て、警察庁保安局次長。中日本管区警察局次長を最後に2008年3月・退官。

退官後

2008年4月、国際協力支援推進機構理事長に就任。国際連合民間国際交流基金事務次長、さくら奨学会代表理事などを務める。

経歴

1966 3 大阪大学法学部・卒
4 警察庁・入庁(行政職
警部補」任官
警察大学校初任者課程・入校
12 初任者課程・修了
1967 1 警察庁刑事局組織犯罪対策部輸出入犯罪対策室
10 警部」昇進
警視庁町田警察署警備課・係長
1969 4 警視庁町田警察署警備課・課長補佐
10 警視庁警備部外事2課・課長補佐
1971 4 大本営作戦部・出向
第2計画局戦略評価室・次長(少佐
1972 7 第2計画局戦略評価室長(少佐)
1973 4 警察大学校高等行政官課程・入校
12 高等行政官課程・修了
警視」昇進
1974 1 大本営情報本部・出向
情報解析局軍事動向課長(中佐
10 北米情報協力班総務課長(中佐)
1976 6 外務省・出向
在米日本大使館外交安全保障部政府連絡課長・書記官
1978 4 在米日本大使館外交安全保障部次長・書記官
1979 10 在加日本大使館外交安全保障部長・上級書記官

警察へ復帰

1981 4 千葉県警察本部館山警察署長
1983 10 警視庁警備部・管理官(警備活動)
1985 4 群馬県警察本部草津警察署長
1986 10 警視庁警備部・管理官(警備活動)
1988 10 警視庁警備部警備1課長
1990 4 北日本管区警察局広域調整部・参事官
1992 1 警視正」昇進
新潟県警察本部生活安全部長
1994 10 新潟県警察本部警備部長
1995 4 警察庁交通局・企画官(事故対策)
1996 10 警察庁刑事局・企画官(捜査政策)
1997 6 新潟県警察本部・副本部長
1998 6 警視監」昇進
新潟県警察本部長
2000 8 警察庁長官官房・審議官(人材育成・交流制度担当)
2002 10 警察庁長官官房・次席審議官
2004 6 警察庁保安局次長
2005 9 中日本管区警察局次長
2008 3 退官
最終更新:2025年10月09日 01:34