ひょんなことから女の子
アナザーボディ 8
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hyon
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248 名前: ◆61hDMxVEfs 2007/03/06(火) 00:04:35.70 ID:Ym49hvhKO
ヒカル「ん………」
朝。
目をこすり、体を起こす。
ヒカル「………?」
周りを見渡す。いるはずの、刹那がいなかった。
ヒカル「トイレか?」
最初はそう思った。が、どうやら違うらしい。
そして机の上を見ると、紙切れが置いてあった。
ヒカル「…これは…」
そこには、刹那の字でこう書かれていた。
朝。
目をこすり、体を起こす。
ヒカル「………?」
周りを見渡す。いるはずの、刹那がいなかった。
ヒカル「トイレか?」
最初はそう思った。が、どうやら違うらしい。
そして机の上を見ると、紙切れが置いてあった。
ヒカル「…これは…」
そこには、刹那の字でこう書かれていた。
249 名前: ◆61hDMxVEfs 2007/03/06(火) 00:09:05.39 ID:Ym49hvhKO
『ヒカルへ ずっとお前と一緒にいたいと思ったけど、やっぱりそれは無理らしい。
きっと男の俺は今頃、目を覚まして自分の家にいると思う。だから、俺は…ここにいてはいけないんだ。いくら性別が違っても、俺が2人もいるのはいけない事だと思うから。
だから……さようなら。』
きっと男の俺は今頃、目を覚まして自分の家にいると思う。だから、俺は…ここにいてはいけないんだ。いくら性別が違っても、俺が2人もいるのはいけない事だと思うから。
だから……さようなら。』
ヒカル「…………ふざけんなよ…」
『追伸 男の俺に“弟とメダ2でロボトルしてやれ”って言っといてくれ。頼んだ!』
刹那「ふざけんなよ……この……バカが……」
紙切れを握り締め、服を着替える。
そして、どこかに向かって走った。
『追伸 男の俺に“弟とメダ2でロボトルしてやれ”って言っといてくれ。頼んだ!』
刹那「ふざけんなよ……この……バカが……」
紙切れを握り締め、服を着替える。
そして、どこかに向かって走った。
250 名前: ◆61hDMxVEfs 2007/03/06(火) 00:09:52.30 ID:Ym49hvhKO
『ジリリリ…』
?「……ふあぁ」
1人の少年が、目を覚ます。
少年の名は刹那。…そう。“男”の刹那である。
刹那「今日は日曜日……だよな。なんで目覚まし時計が…」
目覚まし時計をじっと見つめて悩む。そして携帯を見てみると
刹那「か……かか……」
?「……ふあぁ」
1人の少年が、目を覚ます。
少年の名は刹那。…そう。“男”の刹那である。
刹那「今日は日曜日……だよな。なんで目覚まし時計が…」
目覚まし時計をじっと見つめて悩む。そして携帯を見てみると
刹那「か……かか……」
『火曜日だとォォォッ!?』
刹那「何故だ!?昨日は土曜日だった筈だ!!なのに何故火曜!?…ハッ!つーことはまなび見逃したのか!!?うわあぁああぁぁあああッッ!!!」
頭をかかえて、床に膝をつく。そのまましばらく考えて、携帯をもう一度見てみる。
頭をかかえて、床に膝をつく。そのまましばらく考えて、携帯をもう一度見てみる。
251 名前: ◆61hDMxVEfs 2007/03/06(火) 00:10:27.35 ID:Ym49hvhKO
刹那「やはり…火曜日…なのか……じゃあ…今日は学校なのか………」
そんなことを呟いていると、誰かが突然部屋に入ってくる。
弟「どうしたの兄…貴…………」
部屋に入ってきたのは弟だった。何故か驚いた顔をしている。
刹那「………お前がどうした。なんだその顔」
弟「いや…その…………戻ってる………?」
刹那は、弟の言っている意味がわからない。
刹那「わけわかんねェぞ。戻ってるってなにがだ」
制服に着替えながら、弟に訊く。しかし、弟は驚いたままだ。
刹那「…はあ、もういいわ。」
そう言って、刹那は部屋から出た。
そんなことを呟いていると、誰かが突然部屋に入ってくる。
弟「どうしたの兄…貴…………」
部屋に入ってきたのは弟だった。何故か驚いた顔をしている。
刹那「………お前がどうした。なんだその顔」
弟「いや…その…………戻ってる………?」
刹那は、弟の言っている意味がわからない。
刹那「わけわかんねェぞ。戻ってるってなにがだ」
制服に着替えながら、弟に訊く。しかし、弟は驚いたままだ。
刹那「…はあ、もういいわ。」
そう言って、刹那は部屋から出た。
252 名前: ◆61hDMxVEfs 2007/03/06(火) 00:10:58.39 ID:Ym49hvhKO
刹那「おはようさん」
父親「おは……え?男に戻ってる…?」
父親も、弟と同じ反応をした。
刹那「父さんまで何言ってんだ?イミフだぞ」
ソファーに座り、めざましテレビを見る。どれも刹那にとって、どうでもいいニュースばかりだった。
刹那「ツマンネ。朝飯は?」
父親にそう訊く。どうやら、本日の朝飯は無いらしい。
刹那「mjk……。じゃあ、もう学校行こうかな…」
今の時間、テレビを見ても面白い番組はやっていない。そんなことをするなら、早めに学校に行った方が良いなと思った。
刹那「じゃあ行ってくる。」
そう言って、刹那は学校に向かった。
父親「あ、ああ…」父親は終始戸惑っていた。
父親「おは……え?男に戻ってる…?」
父親も、弟と同じ反応をした。
刹那「父さんまで何言ってんだ?イミフだぞ」
ソファーに座り、めざましテレビを見る。どれも刹那にとって、どうでもいいニュースばかりだった。
刹那「ツマンネ。朝飯は?」
父親にそう訊く。どうやら、本日の朝飯は無いらしい。
刹那「mjk……。じゃあ、もう学校行こうかな…」
今の時間、テレビを見ても面白い番組はやっていない。そんなことをするなら、早めに学校に行った方が良いなと思った。
刹那「じゃあ行ってくる。」
そう言って、刹那は学校に向かった。
父親「あ、ああ…」父親は終始戸惑っていた。