血鬼

概要

ヴァンパイア。

彼方における吸血鬼の名を持つが、その正体は「病」の逸脱種。
宿主となった動物の脳を使って思考し、行動する細菌群体という極めて特異な生物。
血液感染によって伝播し、感染すると「感染源」の血鬼(ヴァンパイア)のフェロモンを介して自在に行動を操作される「屍鬼(ドローン)従鬼(コープス))」となる。
そして血鬼あるいは屍鬼(ドローン)従鬼(コープス))が母親となって子供を作ると、母子感染によって次代の「感染源」=血鬼(ヴァンパイア)となる。
詳しくは千里鏡のエヌ卿による疫学講義を参照だ。

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作者のtwitterのコメントによると、屍魔(レヴナント) や、骸魔(スケルトン)機魔(ゴーレム) などの魔族は血鬼(ヴァンパイア)の病原に感染しない。
魔族に限っては感染するカテゴリの方がイレギュラーとの事。

前述の薬学講義内にもあるが、病原の感染には深い傷口からの相当量の血液流入や濃厚な粘膜接触(大抵は複数回)が必要。
そのため、次代の誕生前に上記条件を満たすため、母体内で都合のいい肉体へと作り替えるとされている。
すなわち、対象に物理的に打ち勝つための強靭な肉体と、対象を魅了する蠱惑的な外見である。
故に血鬼(ヴァンパイア)は戦闘力が高く、かつ容姿が整って美しいという特徴がある。
さらに外見的魅力を維持するためか、老化しにくいらしい。
ただし、こういった要素は生物としてかなり無理を通している結果らしく、寿命は元となった種族よりも大幅に短くなる。
人間ベースであれば40歳程度で寿命を迎えてしまうらしい。

また、元となった種族とは無関係に生術への適性が高くなる傾向がある。

他の鬼族が鬼族保護収容所での保護という名目で監獄において限定された権利を与えられているのに対し、血鬼(ヴァンパイア)はその特殊で危険な種族特性から『発見次第処分』という扱いになっている。

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最終更新:2025年04月28日 12:46