屍鬼

 / 従鬼

概要

ドローン / コープス

血鬼(ヴァンパイア)に感染してキャリアとなったもの。
自覚症状はないが、感染母体となった血鬼(ヴァンパイア)のフェロモン指令でいつでも意のままに行動を支配される。
作中で、解放には「親」を殺せばよいと言われることから、ある血鬼(ヴァンパイア)が感染させた者たちを他の血鬼(ヴァンパイア)がフェロモン支配することは不可能らしい。

感染の媒体は血液だが単純な接触や経口摂取ではほぼ感染しない。
深い傷口に血を流し込む、あるいは濃厚な粘膜接触などが必要であり、当人の心当たりなく感染することはまずない。

血鬼(ヴァンパイア)の病原体の感染は血液(体液)を有していることが必要であるため、
逆に言えばそれらを持たない種族には感染させることができない。
具体的には擬魔(ミミック)以外の非生物である魔族、植物知性体の根獣(マンドレイク)(、実体のない天使(エンジェル))を 屍鬼(ドローン)にすることは不可能。
屍魔(レヴナント)が感染不可であることから、体液が正常に機能していることも感染条件だと思われる)
しかし、これは裏を返せば上記種族以外は 屍鬼(ドローン) 化可能ということでもある。
また、体液を有する生物全てが感染対象であるため、理論上は動物や昆虫も問題なく 屍鬼(ドローン) 化可能。
ただし、感染には体液同士の濃厚な接触が不可欠であるため、現実的には限りなく不可能に近いと思われる。

名前の由来は遠隔操縦される無人機械の通称「ドローン」か。
あるいはそのドローンが「雄蜂」に由来することから、感染母体の血鬼(ヴァンパイア)を「女王蜂」と見立ててのネーミングかもしれない。

書籍版から名称が従鬼(コープス)に変更されており、感染媒体も真菌からウイルスに変更されている。

該当する登場人物

血鬼(ヴァンパイア)を主としていただく「黒曜の瞳」構成員は基本的に感染者である。
さらに「黒曜の瞳」の暗躍により際限なく増殖している。
+ 重要な感染者リスト(第二部以降及び書籍版の重大ネタバレ有り)
+ 重要な感染者リスト(Web版・第二部以降の重大ネタバレ有り)
+ 重要な感染者リスト(書籍版・重大ネタバレ有り)

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最終更新:2025年04月28日 13:13