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自由テクノクラシー
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The New Order
自由テクノクラシー | ||
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英名 | Liberal Technocracy |
別名 | 自由主義的テクノクラシー, 自由技術主義(あまり良い訳ではない), 自由技術官僚主義? | |
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | 自由主義 | |
主要なイデオローグ |
テクノクラシーは1つのアイデアに集約される。国家の福祉に最も関連する学問分野において、最も優れた経験、学識、知識を持つ国民が、国政を担うべきであるというものだ。テクノクラシー信奉者の考える国家の理想的な支配者は、研究者、理論家、科学者、事業家、技術者といった問題解決者だ。
自由テクノクラシーの信奉者は、自由民主主義を政党政治、あるいは「政党主義」と呼ばれるべきものから切り離そうとし、国家をテクノクラシー的に改革することに努める。その目的は、選挙で選ばれた役人や党官僚の手から、できるだけ多くの権力を奪うことである。これは非民主的だと思われるかもしれない。実際、そういった反論は多く為される。それに対する自由テクノクラシーの回答は、一般に、彼らが対応するべく生まれた存在である国家官僚の硬直的で難解な性質を指摘するものだ。
つまり、無能で無教養な選出された役人から権力を奪う行為は非民主的なのだ。だが、官僚が政治暴力組織を形成し、国家を肥大化させ、物事を成し遂げる能力を破壊するのを許すことが、どれだけ民主的な行為なのだろう。国民に奉仕するのが職務であるはずの政府関係者が、国家機構と政府を蝕む、目を覆いたくなるような内部腐敗と縁故主義に従事するのを許すことが、どれだけ民主的な行為なのだろう。
それが自由というものなら、それでいい。だが、自由テクノクラシーがその答えを受け入れることはないだろう。国家は国民に奉仕すべきであり、国民に寄生してはならない。テクノクラシーは、そのような国家を唯一保障する存在である。
(TNO日本語化Modの内容を一部修正し引用)