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絶対君主制
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The New Order
絶対君主制 | ||
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英名 | Absolute Monarchy |
別名 | ||
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | 専制主義 | |
主要なイデオローグ |
絶対君主制は全権力を君主が保持し、置かれた全政府機関の権限が君主の管理下に置かれるイデオロギーである。最も一般的なものでは、国家は日ごとに君主の管理を離れて閣僚の下へと行き着くが、君主はどんな決定も覆し、閣僚に突き返すことができる。過去千年間の歴史の延長線上に存在する絶対君主制は、最も古く、最も永続的な政府構造の一つだ。
古代から中世への移り変わりの時代には、世界中で君主の支配力が減少し、場合によっては上辺だけの忠誠心しか持たない貴族が権力を握るようなことも見られた。しかし、ヨーロッパやアジアで封権時代が終焉していくと、この制度は再びすぐに変化し始めた。
帝国や王国が世界中で力強く興隆するにつれ、特にヨーロッパにおいて、貴族の力はますます君主やその臣下に振り回されるようになった。しかし、ヨーロッパ君主の権力もやがて立憲政府によって削り取られていき、絶対君主制は中東、アジア、アフリカで多く生き残り続けることとなった。今日、希望を渇望する世界で、もう一度全ての信仰を王室に集中させようとする者が現れるかもしれない。偉大なフランス王、ルイ14世がかつて述べた「一つの信仰、一つの法、一人の王」という言葉のように。
(TNO日本語化Modより引用)
Red Flood
絶対君主制 | ||
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英名 | Absolute Monarchy |
別名 | ||
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 専制主義 | |
主要なイデオローグ |
近代の君主制はそのほとんどすべてにおいて、「王冠をかぶった共和国」と呼ぶにふさわしい、縮小・自由化された形態で存続している。ほとんどの王族は憲法や民主的に選出された議会などの抑制と均衡によって制限され、王と女王はその王国の図式的存在にすぎない。だが「カエサルのものはカエサルに譲れ」という古い格言はまだ忘れられてはいない。
絶対君主制とは領域内の全ての権限と特権を一人の人間の手に集積することであり、通常、生得権によって、彼の前任者が征服し領有した土地を支配し管理する権利を有する。これは何世紀にもわたる貴族やブルジョアとの激しい闘いの結果であり、国全体が王自身に化身したことを最終的に確認するものである。君主は臣民とそれがどのような形であれ、神との間の仲介者であり、王室政治体の健康と聖性は社会全体の健康と聖性である。伝統的な考え方の持ち主にとっては王家の大空では王は太陽であり、あらゆる天体はその力と威厳によって軌道を描き、引き寄せられる。しかし「絶対」という言葉には惑わされるかもしれない。たとえ君主が領地のあらゆる領域に干渉できるとしても、一連の制限を受けることになる。その中には、君主自身が従う領域の基本的な法則に反することはできないというものがある。また道徳に反することも、その原理が領域の実定法を支配する自然法に挑戦することもできない。また彼の「絶対性」は全知全能を意味しなく、彼に代わって統治する管理者の集団も当然だ。
最後の古風な君主制のほとんどは先の大戦後に退位し、あらゆる種類と色の共和制に取って代わられた。しかしこれは君主制という概念に対する致命的な打撃には程遠い。偉大な家系とその支持者たちは今も世界中の飛び地や要塞で誇らしげに立ち、革命に反撃するタイミングを待っている。平民や寡頭政治家に権力を得る機会をわずかでも与えてしまった過ちから学ぶことは、神の権利を取り戻すための第一歩である--どんな手段を用いても。
(RF日本語化Modより引用)