イデオロギーデータベースwiki
反動的ポピュリズム
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
Red Flood
反動大衆主義 | ||
アイコン 編集 |
英名 | Reactionary Populism |
別名 | 反動的ポピュリズム | |
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 反動主義 | |
主要なイデオローグ |
進歩など、それによって苦しんだ者にとっては神話に過ぎない。歴史の転換点、常識となった出来事も、それらをひっくり返そうとした者たちにとっては、進歩と似たような迎えられ方をした。共和国と自由のためのフランス革命があれば、王位と祭壇と旧権利のための「ふくろう党」があった。ヨーロッパの力と影響力が極東に入ってきたところでは、農民たちは皇帝を崇め、蛮族を追い出すという二つの叫び声の間で団結した。人民の手がそれを乱したものに打ちかかるとき、それは反動大衆主義という形を取る。
「反動的である」ことの現在の瞬間は移り変わるものであることを覚えておくことが重要である。反動的傾向の現在の顕現は、必ずしも共和主義や国家主義に反対しているわけではなく、例えば第二次産業革命やそれに続くものに反対している。経済や、家庭の風景に対する大きな混乱、労働不安やプロレタリア化、公共生活の世俗化に直面して、反発は「世界の終わり」的なものになり得る。改革や革命がこの不安感の治療法として処方されたことは確かだが、この同じ環境はフランスの反ユダヤ主義連盟やロシアの黒百人組などの排外主義的・反社会主義的運動を生み出した。先の大戦はこのような組織が救いを求めて、「後ろを振り返る」ことの欲求を強めるだけだった。近代性がこのような危機につながったのであれば、それは何の役に立つのだろうか?
フランス王政の失敗や、白系ロシアが皇帝を戴冠することができなかったことから、これまでの伝統主義的傾向は一般人の手の中で、一般的な理想として残っている。反動的大衆主義が戻ろうとする理想化された過去は文脈によって異なるが、一般的には同じ核心的な教義を持っている。信仰、伝統、そしてアイデンティティである。それは人種でも国籍でも他の文化的ラベルでもよい。自由主義や社会主義に敵対的であるが、その政治的性質はしばしば政治参加を何らかの種類で可能にしており、また、無慈悲で血生臭い資本主義からの脱出を含んでいる。大変動に直面して、疎外された人々が秩序と意味を取り戻せるように、血を流すことを厭わない者達によってこの旗は掲げられているのだ。
(RF日本語化Modより引用)