植民地政府 - イデオロギーデータベースwiki

The New Order

植民地政府
アイコン 編集	英名	Colonial Government
	別名
	登場作品	The New Order
	上位イデオロギー	専制主義
	主要なイデオローグ

帝国の重要な定義とは、一国による他国の支配によって成り立っていることだ。時には、地元協力者や貴族が新たな支配者に対して歩み寄り、土地の円滑な管理に協力することがある。しかし、喜んで新支配者に協力する現地人が不足したり、単純に支配に嫌悪感を示す場合もあるかもしれない。

そこで植民地政府の登場だ。政府は頂上から底辺まで、支配国から派遣された官僚、役人、総督で構成されている。彼らは、植民地支配を嫌う可能性のある者たちからの指示を一切受け付けない。原住民は野蛮であり自治の準備ができていない、支配国の政治的利益を損なった、被占領国の解放を認められるほどその国を十分に信頼できていない - 正当化の手段はさまざまだろう。反植民地反乱の際、植民地政府が唯一完全に信用できる組織であるため、たとえ総督自身が軍人でなかったとしても政府はしばしば軍と密接な関係を持つ。

植民地支配下の原住民にチャンスはほとんどない。運が良ければ政府職員としての仕事を手にする事ができるが、最下層より上の地位は望めない。したがって、このような政府形態は激しい抵抗運動を引き起こす傾向にある。権利を奪われ幻滅した、得る物はあれど失う物は無い若い軍人たちは、素晴らしい反植民地反乱軍を作り上げるのである。

(TNO日本語化Modより引用)

Red Flood

植民地政府
アイコン 編集	英名	Colonial Government
	別名
	登場作品	Red Flood(Hoi4)
	上位イデオロギー	多頭政体
	主要なイデオローグ

植民地主義のように一見自明なものであっても、時代とともに進化してきた。土地や市場、資源を求める正当性、信仰や帝国の幅を広げることなど、いくつかの特徴は永遠と思える。しかし領有地が拡大し、技術や行政の専門性が高まるにつれて、統治体制も洗練されてきた。植民地政府を検討する際には常に支配の手段を調査する必要がある。

植民地はその保護者国の不可欠な一部ではない。これは植民地事業の最終的な目標であり、そのために直接入植が奨励されることもあるが、同じ政府制度が海洋的に適用されることは通常ない。その代わり、当時の政府は帝都に答える傾向があり、法律や統治法規を提出して承認を得ることさえある。だが何世紀にもわたって入植者が減少し、経済的・戦略的な理由でより広い範囲の人口領土が主張されるようになると、安定した統治と資源採取を確保するために行政はより複雑にならざるを得なかった。一方では本国への発言権を与えられていない植民地にも、地方政府の権限が与えられるようになり、時には、表向きには地元の問題を政権の政策に反映させることのできる著名人による任命機関や諮問機関が設けられた。一方、王や長といった既存の権力者はその地位や人脈を活かして税金や新兵を首都に戻す限り、植民地体制においてある程度の自治権を与えられ、ますます組み込まれた。

植民地政府とはこのように外国がタップするために地図に描かれた線以上のものである。政治的にも商業的にも、入植者の潮流や高価な駐屯地なしにこれらの土地を管理することを可能にする関係は欺瞞的で複雑である。全体として、植民地の自治を拡大する傾向があり、特に先の大戦の犠牲とそれが生み出した社会政治的緊張を考えると、その傾向は顕著である。世界に残る植民地がイギリス領インド末期のような劇的な限界点に向かうのか、それとも帝国関係の見直しが続くのか、それは誰にもわからない。

(RF日本語化Modより引用)