進歩的民主主義 - イデオロギーデータベースwiki

Red Flood

進歩民主主義
アイコン 編集	英名	Progressive Democracy
	別名
	登場作品	Red Flood(Hoi4)
	上位イデオロギー	進歩主義
	主要なイデオローグ

世紀末に産業機械が発達し、それを取り巻く生活が変化するにつれ、社会改革者が何十年も前から指摘してきた問題が一般大衆の多くにとって無視できないものとなっていった。不衛生な生活環境と病気の蔓延、労働者の虐待とそれが引き起こす暴動、これら全てが流血の革命で社会全体をひっくり返すことに抵抗のある人々にも行動を要求した。政府の行政能力が向上し、統計的な測定や科学的な研究という新しい手段ができたことで、こう問われるようになった。我々はこれらを人々の状態を改善するために応用できないだろうか？その結果、進歩民主主義という傾向が生まれた。

単に「進歩主義」と呼ばれるものであっても、そのイデオロギーは人間と社会をより良くしようという根源的な信念を表している。啓蒙の経験論が病気の原因を発見したり、教育や不可侵の権利の価値を論じたりする中で、野蛮とは違う、目指すべき普遍的な理想があるとの認識が広まった。そして貧困、公衆衛生、非識字などの問題が理想を実現するための障害となっていることを認識し、改革を志す者たちが大衆政治の世界にその道を持ち込んだ。

したがって進歩民主主義は進歩の価値を支持し、それを追求するために民主主義国家の手段を用いる傾向がある。もちろん、進歩そのものは自由主義や保守主義と同様、その定義に争いがあり、歴史的に見ても、その時々の問題に応じて進化してきた。一方では、公衆衛生という価値観から、細菌理論を都市衛生に応用し、他方では遺伝性を優生学プログラムに応用してきた。教育や世俗主義という価値観は、公立学校や植民地文明化の使命を正当化してきた。しかし、何よりも政治的な現象として、これらの大きな社会悪に直面したとき、国家は国民的な努力によってそれらを改善することができ、またそうすべきである。

(RF日本語化Modより引用)