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労働者主義
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The New Order
労働者主義 | ||
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英名 | Workerism |
別名 | マルクス主義的自治主義(Marxist Autonomism) | |
登場作品 | The New Order(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 共産主義 | |
主要なイデオローグ |
労働者主義はマルクス主義的自治主義としても知られているもので、1960年代初頭にイタリアで生まれた、相互に関連しあった運動と個人のネットワークを表すのに使われる用語である。レーニンの時代から共産主義者の間で流行していたマルクス思想の解釈を批判的に修正するマルクス主義知識人のグループが労働者主義の元々の中核であった。労働者主義の重要な考え方は、労働者階級の闘争は資本主義の発展に対する反抗であると説く従来の共産主義の考え方が、実際には逆であるということにある。労働者主義者によれば、資本主義の発展こそが搾取される労働者の闘争に対する反抗だというのだ。
したがって、労働者階級は発展の「負のエンジン」であり、よって全ての革命的戦略は、ブルジョアに協調的な組合からの干渉を受けず、もちろん搾取的な前衛党からも干渉されず、労働者階級自身から生じ、それによって推進されなければならない。それに加えて、労働者階級は「進歩的」あるいは「共感的」なブルジョアジーとのいかなる同盟も拒否すべきである。労働者階級はそのような目的を達成するため、革命的暴力と草の根組織に重点を置きながら、自らの力に頼って権力を掌握しなければならない。共産主義イデオロギーに対するこのダイナミックで新鮮な考え方は、政治的・イデオロギー的熱意がまだ冷めていない若い学生や労働者の間で大きな影響力を持っている。
(TNO日本語化Modより引用)