アトラース - 異能世界で僕らは生きる @ ウィキ

概要

正式名称は「対魔獣対策機関アトラース」
1959年に発生した未曽有の大災害を受け、國東肇が創設した魔獣に対抗するために各地域に設立した独立行政法人。総本山は港区虎ノ門にあり、各地方に支部を設立している。
現在の総本部局長は天堂七星。
アトラースに所属しているの者を「ストライカー」と一般的に呼称されている。
ストライカーは魔力値が術者が保有する値に近い非術者が多く所属しており、人工的に生成した魔石「輝石(きせき)」で制御された対魔獣魔導工学武器「マギアナ」を振るう。
またマギアナを所持することで「輝石」の術式システムが作用し、固有スキル「トランススキル」が発現する。このトランススキルは機能としては固有魔法とほぼ同じだが、やはり輝石に依存していることもありやや劣る。
他にもマギアナの機能を最大解放させ、使用者の体内に保有する魔力を排出させる「オーバーリンク」があり、これは術者の神話礼装器に相当する。

主に魔獣駆除を専門としているが、マギアナ開発も手掛けている開発メーカー「戸賀澤コーポレーション」と共に民間用の対魔獣武器の開発も行っている。
最近では魔導工学武器の開発・製造を主とするアメリカの大企業「レオンハート社」もマギアナ開発を担っている。
アトラースを経営母体とする育成機関の私立燦陽学園の運営も実施。

十三階段、十二門徒からの資金援助もあり、両組織とは懇意の関係になっている。

特徴的な仕組み

独自の序列制度
ストライカーは戦績や個人のスペック、世間的な評価などから総合的に判断し序列付けを行っている。
ストライカーの序列はランキングとして格付け・共有されており、上位八位のストライカーは八芒星(オクタグラム)と言われる。
また、序列から魔獣討伐の任務の度合いをランクで決めている。

序列	討伐推奨の魔獣	識別名
E	タイプ:プラント	【植物種】
E＋	タイプ:インセクト	【昆虫種】
D	タイプ:クルスタシアン	【甲殻種】
D＋	タイプ:フィッシーズ	【魚類種】
C	タイプ:バード	【鳥類種】
C＋	タイプ:アンフィビアン	【両生類種】
B	タイプ:レプティレス	【爬虫類種】
B＋	タイプ:マムマリア	【哺乳類種】
A	タイプ:ヒューマノイド	【人類種】
A＋	タイプ:ファントム	【幻獣種】
S	タイプ:ガッテス	【神格種】
Unknown	タイプ: サブスピーシズ	【亜種】

ストライカーをサポートする設備
アトラースに所属している人の大半は、術者に満たない非術者がストランカーとなっている。その基礎体力も身体能力も一般人平均並みの者が多い。
その為ストライカーには人工的な魔導回路が組み込まれたジャケットや通信デバイスとしての機能を備えたスマートフォンを所有している。

また、アトラースを経営母体とした私立白銀学園には学生証がついた名札もつけている。

ストライカーのサポートアイテムを製作しているのは港北科学技術学館と開発メーカー「戸賀澤コーポレーション」との共同開発

ストライカーレギオン
アトラース内で組織される複数名で1組のチーム。魔獣発生時による出動要請時はレギオンでの出撃が基本となる。
基本的には自主的にメンバーを集めて総本部局長の許可を得る形態をとっている。
レギオン結成が認められる人数は5名以上。最大人数は10名（ロットラウズ）

主なネームドレギオン

• ロットラウズ
• クラウンドロップ
• ストライクガード
• スキャルドメーイル
• ローツノーブル
• コーストセドナ

アンチストライカーについて

アンチストライカーの定義としては一般的には「認可されていない武器を保有」または「ストライカーライセンスを持たない者（ストランカーを自称するもの）」を指す。
アンチストライカーを取りしまるレギオンは直属にはいないが、「組織倫理審議会」で構成されるストライクガードと「生徒会執行部」で構成されるスキャルドメーイルが合同で「組織風紀委員会」を設立している。

主にアンチストライカーを取り締まりや各アンチストライカーの更生プログラムを設定する、アトラース総本部局長認可のサロン。

現在確認されているアンチストライカーレギオンはリミットオーヴァ・ジャンクポット

リミットオーヴァに関しては更生プログラム終了間近のため、これから「組織風紀委員会による組織更生審議会」による審議会で、スキャルドメーイルの監督下のもと正式なストライカーレギオンに昇格予定。