登録日:2026/10/08 Thu 23:20:44
更新日:2026/10/29 Thu 02:43:50NEW!
所要時間:約 59 分で読めます
滅びゆく世界に降り立った
救世主
×
運命の神に見出された
戦士たち
救世主と戦士たちが、今、反撃の狼煙をあげる──。
概要
SRPGとしての
『ファイアーエムブレム』シリーズ第19作目にして、前々作である『
ファイアーエムブレム 風花雪月』(以下『風花雪月』)と直接的なつながりを持つ作品である。
そのため、フォドラの人々との繋がりを感じさせるキャラクターが数多く登場している。
また、上述の通り本作はシリーズ初のNintendo Switch 2用ソフトでもある。
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『風花雪月』との詳しい関連 |
大陸が違うため暦も異なるが、本作は『風花雪月』よりも過去の話である。
時系列的には英雄戦争の後ごろ、『風花雪月』本編の700年ほど前の時代である。
そのため、本作は一部の同一人物やアンナのような特殊なキャラを除けば、彼らの先祖やその親類にあたる。
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また、前作『
ファイアーエムブレム エンゲージ』(以下『エンゲージ』)と同様、最強ジャンプにてコミカライズ作品が連載されている。
作者は『エンゲージ』と同様の今日和老先生であり、『エンゲージ』の連載がちょうど2026年6月発売号にて完結した後、わずか3ヶ月後の2026年9月発売号にてプロローグとなる第0話を掲載するという、見事なタイミングでの続投となった。
開発はシリーズお馴染みのインテリジェントシステムズ(以下IS)が担当。
ただし、『風花雪月』にて開発に携わった
コーエーテクモゲームスは今回は関わっていない。
発売前はその点について不安視する声もあったものの、元々世界観などはIS側が担当しており、世界観はより広がり、SRPG面については『エンゲージ』を経て更に洗練されたといっても過言ではないだろう。
キャラクターデザインは『風花雪月』から引き続き倉花千夏氏が担当した。
『風花雪月』と同じ世界観、及び複数のキーパーソンという点から多くのファンが予想した通り、本作でも複数の主人公の中から1人を選んでシナリオを進めていくこととなる。
が、主人公たちがそれぞれの国家、主義主張を掲げて個々の道を歩んだ『風花雪月』とは異なり、本作は救世主たる真の主人公『イシュマール』が、荒廃した世界を救うため、過去にあった『ダグシオン大剣闘祭』の中でそれぞれの主人公を導き、やがてその力を結集させることが目的となる。
つまり、作中で関わる人間同士は本気で殺意を抱き合う仇敵同士であるということは少なく、過去の時間軸の中でもどんどん絆を深め合っていく。
なお、前述の通り4人の主人公と関わるのはあくまで彼らの力を結集することが目的であるため、その気になれば主人公らに一切関わらずとも話を進める事は可能。
当然茨の道となるが、腕に覚えのあるプレイヤーは挑戦してみるのも一興だろう。
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シナリオの流れにおけるネタバレ |
より詳しく解説すると、本作は3部作構成となっている。
- 第1部:4人の戦士篇(ダグシオン大剣闘祭の開催期間)
- 第2部:戦争篇
- 第3部:救世篇
このうち、1部の時間軸が帝国歴1449年であり、2部はその翌年である帝国歴1450年である。
つまり主人公であるイシュマールが救うべき世界の4、5年前であり、3部となる現代が帝国歴1454年となる。
そして、過去の戦士達との絆を結ぶことで現代の彼ら、つまりは5年後の姿で再び巡り会うことができるのだ。
『風花雪月』はツィリルを除いた教会組は外見の変化がなかったが、本作は主要クラン8つの人物に関しては(ファビオとニネを除き)長命種やおっさんも含め全員外見が変化する。それ以外の人物も年若い人物達は大体成長する。
外伝をクリアしていない陣営のリーダーと副官は2部で敵将として出現。倒すと当然死亡する。
そして序章を見れば分かる通り、1部をクリアしていない主人公達や外伝をクリアしていない人物達は(主要クランのリーダーとその補佐のみ)3部で屍兵として変わり果てた姿で敵対する事に……。
1部の間にクランのメンバーをスカウトしていた場合、敵将となったかつての仲間、そして正気も生気も失った在りし日の仲間との戦闘台詞も用意されている。なんでそんなことするんですか?
ただ仕様上リーダーとその補佐との敵対台詞は見れない他、外伝を全てクリアしてしまっている場合屍兵との敵対台詞は見れなくなり、見たいならセーブデータを消去するかサブデータで再走する必要がある。
ちなみに、主要キャラに混じって「誰お前?」となりやすいキャラクターの屍兵が定期的に登場する。これらのキャラは勿論初登場のモブ敵将などではなく、どこかで顔と名前が登場したキャラクター達。たまに本当にどこにも言及がない人物も混ざっているが、そちらは削られたストーリーに出てくるはずだった人物と思われる。
これは前作の『エンゲージ』において敵将に四狗が出すぎ、敵将の種類を増やせ、等と揶揄されていた反動と邪推されている。
なおクラシックモードであっても1部中はロストしても死亡しないが、
そのままエンディングを迎えるとリザルトで後に死亡していた事が明らかになる。
多くはロストに至る傷が元で死に至ったり、2部におけるダグザ大帝復活の際に処刑・戦死していたりと悲劇的な死を迎えているのだが一部食あたりだの食べ物が詰まって窒息だの単なる不養生だの変な死に方をしている人がいる。
ちなみにセテスだけは『風花雪月』に続く都合上、生存してフォドラに帰還する。生存が確定しているためか顔アイコンも他の死亡キャラと異なり色がついている。
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タイトルともなった『万紫千紅』は、紫や紅などの色とりどりの花が咲き乱れる様を表す言葉で、「百花繚乱」と近い意味を持つ。
「千紫万紅」または「千紅万紫」の方が一般的だが、万紫千紅はこれを捩った造語とかではなく古代中国の詩に由来する実在の四字熟語。副題が中国由来な点は花鳥風月ならぬ『風花雪月』と同様と言える。
主なシステム、用語
各シリーズにはなかった、特筆すべき点を記載していく。
○カレンダー/ターン
『風花雪月』と同様、ダグシオン大剣闘祭は定められたスケジュールにて進行しているため、非常に重要な要素となっている。
ターンはそのスケジュールの期日までで与えられており、6時間で1ターン、1日4ターンとして数えられている。
『風花雪月』と同様、拠点となる帝都ダグシオンで散策する分にはほぼターンを消費せず、キャラクターの育成や試験、クエスト受注に贈り物による親密度上げなど、出来ることは非常に多い。
○散策
近年のFEではお馴染みとなった、拠点内での自由行動。
ターンを消費する行動、消費しない行動はそれぞれあるが、ターン消費をしなくても(作中時間で)1週間の中で実行できる行動には限りがあるため、無限に育成をできるわけではない。
そのため、育成のためには毎週一度はダグシオンに帰還せねばならないため、しっかりを育成をするのであれば相当忙しなくなってしまうだろう。
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散策時の行動一覧 |
【ターン消費は無いが1週間で実行できる回数に限りがあるもの】
宿屋で毎週3食まで実行可能。
キャラクターを3人選び、それぞれの支援値を上げて、やる気を回復させる。
キャラクターの選択は自由だが、スカウトのために支援値を上げるのであれば、主人公を選ぶことを忘れないようにしたい。
ただし、その場合主人公は毎週3食必ず食事をさせられる事になるが……
闘技場で、毎週4種類まで実行可能。
キャラクターを2人選択し、互いの支援値を上げつつ特定の技能を伸ばす事ができる。
自分以外のクランの試合を観ることで、仲間全員の技能を上げることができる。
ただし、ごく限られた日にちにしか選択できないため、忘れないように作中のカレンダーは見逃さないようにしたい。
いずれかの神殿で、週に1回実行可能。
キャラクター2人を選択し、対象の神殿の信仰レベルを上昇させられる。
信仰レベルの上昇は加護の効果を伸ばす意味も持つため、忘れずに実行するようにしたい。
劇場で週に一度、いずれか1つを実行可能。
観劇は舞台を鑑賞することで、仲間2人の支援値を上げつつ技能を上昇させる。
出演は実際に劇を演じることで、やる気を消費して出演者同士の支援値を上げる。
また、劇の中で演者のリアクションをプレイヤーが選択する場面もあり、その出来によって金銭や物品などの報酬も得ることが出来る。
テルマエで週に4種類、特別な湯が開放されている曜日には更に2種類実行可能。
キャラクターを2人選んで一緒に入浴することで、支援値を上げ、やる気と魔法使用回数を回復させつつ温泉の種類ごとの特殊な効能を得ることができる。
公衆浴場であるため、男女混浴も問題なく可能。
勿論、水着のような衣装を着ているため肝心な部分は見えない。本作はCERO:C(15歳以上対象)です。
武器屋、道具屋、鍛冶屋、贈り物屋(中層と下層)、試験手形販売、ヴァンダル商会、アンナの秘密の店で、商品在庫がある限り実行可能。
なお、商品在庫は週ではなく章ごとに補充される。
ワールドマップ上の街などにも店はあり、中にはダグシオンにない商品も売られているので要チェック。
各種試験手形がある限り実行可能。
『風花雪月』でもあった、クラスチェンジ先を増やすための試験であり、ユニットレベルや技能レベルによって合格率は変動する。
なお、本作ではオートセーブかつセーブデータは1つであり、章の開始時に試験結果は固定されるため、合格するまでセーブとロードを繰り返すという手は使えないが、章をやり直せば手形は戻ってくるためそちらでやり直すという手はある。
【ターン消費はあるが、実行回数の制限がないもの】
宿屋で選べる行動。
体を休めることで、全てのキャラのHPや魔法の使用回数、やる気を回復させる。
宿屋で選べる行動。
経験値を稼ぐ「実戦」、技量レベルを上げる「訓練」、金銭や素材を集める「探索」がある。
第1部ではターン数は自由に指定して消費可能。
なお、外伝やメインクエストに日時の指定があり、ターンを残していた場合もおまかせ稼ぎをするかどうか確認される。
縛りプレイでない限りは何かしら任せておくのがいいだろう。
第3部ではターンの行動が最大数固定なため非推奨。
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○ワールドマップ
本作におけるもう1つの重要な要素。
簡単に言えば舞台となるダグザ大陸がすごろくのようにマスで区切られており、その移動にはターン消費が必要となる。
基本的に1ターンで0マス(その場で再停止)から3マスまで移動可能であり、停止したマスごとに選択できる行動が変わってくる。
また、詳細な道筋はその地点の近辺を踏破するまで判別不能であり、場合によっては地図上で距離が近くでもルートが繋がらない場合や、一方通行で進めない場合さえもある。
大型の街などで売られている地方ごとの地図は優先して入手したい。
メインシナリオの中には期日までにワールドマップの特定の地点を踏破する必要がある場面も出るため、要注意。
行動範囲に制限がかかりやすいカイや、船を所持しているために唯一海路を通ることができるセオドラなど、選んだ主人公によっては行くことができなかったり、逆に行けたりする場所もある。
○名声
ダグザ大陸での主人公の知名度。
メインシナリオ、サブクエスト、散策などによって上昇し、特定のレベルになると様々な施設や兵種試験が解禁されていく。
特に散策での施設の効果量上昇や下記のスカウト条件、上位の兵種解放、関所の開放によるワールドマップの拡張など戦況に有利になる要素が多いため、早めに上昇させていきたい。
なお、名声と表現されているがどちらかというと知名度に近く、悪名であろうと名を上げれば上昇するらしい。
○スカウト
『風花雪月』でもあった、いわゆる引き抜き。
クランに属していないキャラクターは勿論、他のクランに属しているキャラクターも条件さえ満たせばスカウト可能。
ただし、本作ではスカウトのために以下の全てを満たす必要がある。
- スカウト可能かどうか
- 主人公とそのキャラの支援レベル
- 名声値
- 特定の条件(ゲーム中では『交渉の難易度』で表されている)
なお、これらの支援レベルなどは主人公によって異なり、例えばカイ篇であれば容易くスカウトできるキャラが、ディートリヒ篇では高い支援、名声レベルを求められる場合や、その逆もある。
また、これらを満たした上で初めてスカウトが開始できるが、その際に更に条件として特別クエストを要求される場合もある。
金品や物品の要求から、ワールドマップ上の特定の敵を討伐する事など、条件は多岐に渡るため、余裕があれば収集やワールドマップ解放は早々に進めておきたい。
○白鴉との絆を深める
『風花雪月』におけるお茶会に相当するシステム。
『風花雪月』では教師である主人公が自主的に茶葉を用意して各キャラを誘っていたが、本作では止まり木に止まっている白い鳥(に扮したイシュマール)に各キャラが餌を持ってきて戯れるというシチュエーションになっている。
そしてやはり、各キャラの独白を聞いてそれに相応しいリアクションを求められ、3回全てに適切なリアクションを返すと『PERFECT BIRD TIME』が開始。
可愛い少女からゴツいおっさんまで皆平等に小鳥を愛でて話しかける姿を存分に眺められる。
○武器の特色
本作ではこれまでのシステムを踏襲しつつ、今までにないシステムが盛り込まれている。
まず耐久値については、通常使用する分には消費されないが、戦技を使う時に限り戦技ごとに決まった分だけ消費するといった形式となっている。
勿論、使用回数が0になればその武器は壊れてしまい、性能は大幅に落ちてしまう。
次に、各武器には以下のような特徴がある。
剣:追撃のダメージが20%上昇
斧:相手の守備に関わらず最低でも5以上のダメージを与える
槍:騎兵系ユニットに有効(武器威力2倍)を発揮する
弓:飛行系ユニットに特効(武器威力3倍)を発揮する
籠手:籠手以外に対して回避率UP。なお、『風花雪月』の先制時二回攻撃はなくなった。
『風花雪月』では武器種の制限が非常に緩かったが、本作では兵種ごとに装備できる武器種が決まっており、支援目当てで全ユニットに弓を持たせる、といった運用は難しくなった。
特に魔法系の最上級職であるドルイドとワイズマンは使える魔法がそれぞれ黒魔法と白魔法のみという初見殺しが潜んでいる。
また、本作ではシリーズで初めて正式に銃火器が武器として使用できるようになった。
カテゴリは籠手扱いで、あくまで『銃のような見た目の籠手』と言われているが、特に手を覆う物もなく素手で引き金を引いで魔力の弾丸を放っている。どう見てもチャカです本当にありがとうございました。
feにしては場違いな武器に見えるが、前作プレイ済みの人には実は世界観にピッタリな武器だとすぐわかるだろう。
魔法に関しては従来通り使用する毎に使用回数が減る。ただしサンダーソード等の魔法武器は戦技以外では使っても耐久は減らない。武器毎の特色を持ったまま魔法攻撃できるので普通に魔法を使うより普段使いの面では便利だったりする。
なお、物理武器の命中の計算には技が使われるが魔法及び魔法武器の命中の計算には(技+幸運)/2が使われるので魔法・魔法武器主体のキャラの命中を上げたい場合は技だけでなく幸運の値や成長率も重要となる。
○4人の主人公
それぞれシステムが違う主人公を選び、過去のダグザ大陸で冒険していくことになる。
キャラやシナリオは別々となるが開放済みのマップなど攻略状況の一部を共有しており、他キャラの終盤で開いたショートカットを使って序盤から強力な武器を買いに行くようなプレイも可能。
●捕獲/飼育
カイ篇でのみ解放される要素。
騎兵・飛行系ユニットが扱う動物を捕獲、及び飼育出来るようになる。
具体的には馬、飛駝、天馬、飛竜、象が対象。
フィールドマップにある動物のアイコンの場所で餌を仕掛け、数ターン後に現れた動物を捕獲する。
なお、餌が好物でなかった場合は動物との遭遇戦となる。
また正しい餌でも脱糞をかまされながら逃げられてしまうことがある。この場合は肥料とともに仲間から微妙なコメントが貰える。
捕獲した動物はダグシオンの厩舎にて飼育が可能。
ゲーム内時間で1日に1回、餌をやる事が出来る。
また、勿論騎兵・飛行系ユニットになった時の相棒としても利用可能で、ステータスの強化や成長率上昇、スキル付与など、騎兵・飛行系ユニットを使う上で非常に重要な要素となっている。
一番捕まえやすくランクの低い「野生の〇〇」でも高い補正があるため、後々の選り好みを後回しにしても頭数は捕獲すべし。
なお、イオやアレキサンドラなど、自前で相棒がいるキャラも存在している。カイ篇以外でも補正はあるが、餌やりが出来ないので好感度の上昇は戦闘を介す必要がある。
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騎乗動物一覧 |
トサカのあるダチョウのような、大型の鳥。いつも乗っている人やエサをくれた人を覚えているあたりはダチョウより賢そうではある。
亜種をひっくるめて飛駝とも呼ばれる。本格的に飛ぶことはできないが、ほんの短い距離なら頑張って羽ばたくくらいはできる。
野生の個体はダグシオンの近くに生息している。配備すると速さと技に大きく補正が入る。
真っ白な羽をもつオルニウスの希少種。ファロの森にのみ生息する。
原種ほど速さ・技は伸びないが、魔防に大きな補正が入る。
屈強な肉体を持つオルニウスの亜種。ダグザからサラミスの間に生息している。
守備に大きな補正が入り、騎甲駝兵に最大までなついたこいつを配備した際の守備は重装歩兵に次ぐほど。
速さは無いが、「共なる巨躯」を持った個体は体格を上げてくれるので、間接的に攻速を上げてくれる。
オルニウス亜種のメガニウスの、さらに亜種。真っ赤な羽が特徴。アクシオン渓谷にのみ生息している。
別に原種の3倍速いわけでもなければメガニウスほど固くもないが、力に大きな補正が入る。速さを損なうことなく力を補強できるすごい鳥。
カラドリウスに配備してもメティオを撃てるようになったりはしない。
これまたオルニウスの亜種。紫がかった羽に魔力を蓄えているらしい。
サラミス王都メガエラの東にある首狩り岩と、砂漠東部に生息している。カイ編1部では砂漠に入れないので首狩り岩の個体のみ捕獲可能。
速さの代わりに魔力を大きく底上げしてくれる。魔道飛駝兵カラドリウスにピッタリ。
またまたオルニウス亜種の亜種。黒い。首狩り岩のみに生息。
魔力は普通のマジニウスに一歩劣るが、速さ補正がある。
我々の世界でもFEの各世界でもおなじみの、何の変哲もない普通の馬。
違うのは野生の馬がダグザ各地にいること。野生馬は能力補正は技が高いが、成長率補正はまばらという変わり種。
白い身体に不思議な模様、そして角が生えた神秘的な馬。ペガサスと違って男でも乗せてくれる。
ダグシオンの南にあるライ・オーの港のすぐそばにある、オレアンス平原にのみ生息している。神秘的な見た目のわりに妙に人に近い場所で暮らしてる。
能力補正は幸運だが、成長率補正は魔防。
普通の騎兵より魔道騎兵トルバドール向きだが、HPを自動回復する「共なる治癒」を持った個体は前線でも選択肢に入る。
血のような赤い色の馬。ダグシオンの南南東、落ち日の道に生息。
こちらは力と守備に補正がかかるゴリゴリの肉体派。個体によってはあの「再移動」を持つ。
野良ではなく、イオが連れている愛馬。父から受け継いだものらしい。
野生馬よりも守備の補正が少しだけ高い。
シリーズおなじみ、天駆ける馬。今回も男は乗せてくれず、カイも捕まえることはできても乗ることはできない。
野生のペガサスはダグシオンから少し離れた、北から東にかけて生息している。
野生個体の補正もおなじみの速さと魔防。…というか今作のペガサスナイトである天翼兵は実は兵種自体には速さ補正が全くない。
FEのファルコンなので、角の生えたペガサスのこと。ハヤブサではない。
ダグザ北の海辺にある巨鳥の頸と、北東端の天馬岩に生息している。3部では風止まずの浜という場所にもいるが、忘れていい。
補正は通常のペガサスと比べ、魔防がない代わりに力と技がちょっぴり上がる。
真っ黒なペガサス。ダグシオンから東の、黒翼の谷にのみ生息している。
過去作にも魔法を扱う同名の兵種があり、本種も魔力が大きく伸びる。…が、Ver1.1現在魔法を扱う天馬兵がプレイアブルにいないため、活かせるのはサンダーソードくらい。DLCに期待。
この子も野良ではなく、アレキサンドラが連れている愛馬。彼女が生まれた時に両親が買ってきたもので、種族は違えどきょうだい同然に育った模様。桃色カラー。
普通のペガサスと比べて、力にほんの少し補正を持つ。
ダグザの飛竜。いかつい見た目のわりにそこそこ人慣れするのか、軍だけでなく民間の配送業でも使われているようだ。
ダグザの各地に生息しているが、1部で捕まえられるのはダグシオン北東、竜呼びの岬にいる個体のみ。
野生のバウは力と技に補正が入る。亜種もいるが、1部では捕まえられない。
兵種の話になるが、過去作のドラゴンと違いペガサスほどではないが微妙に魔法に強い。
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第3部で追加される動物 |
そのまんま黒い馬。ダグシオン西部の砂漠、その南側に生息している。
騎兵待望の速さに優れた馬。もう少し早く出てきてくれれば…
赤い天馬。
力と速さに補正がかかる素晴らしい種。…なのだが、問題は生息域。
ダグシオンから海を隔てた南東、ソロモンの地にある風止まずの浜にしか生息していないのである。
この地は乗合馬車はもちろん、神殿が無ければ神の門も無く、旧文明遺跡も無いので転送装置もつながっていないアクセス最悪の地。
そんな僻地に主力候補かつ動物捕獲が専売特許のカイを送り込まねばならない+やることが多い3部で1小隊をほぼ遊ばせることになるため、捕獲を狙う場合色々犠牲になること必至。少なくともダグザ本土にいる黒馬やバウ亜種を見習ったらどうか。
赤いバウ。より力に寄っている。
北西の火山地帯にあるヤシロ砦に巣食っている。
黒いバウ。技補正は失ったが、速さを得た。
南西の密林地帯に生息している。
ゾウさん。ゾウさんである。
野生で捕まえることはできないが、3部で負傷した戦象兵から受けられるクエストをクリアすると「自分はもう戦士としてやっていけないが、こいつらはまだやれます」と2頭譲ってもらえる。
当然乗るには戦象兵にならねばならない。時期的に補正がかかるというより、この子たちの配備が前提になるか。
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●刃鳴り
ディートリヒ篇でのみ解放される要素。
ワールドマップで自分の周囲にいる敵を探し出す事ができる。
●軍団兵
セオドラ篇でのみ解放される要素。
『風花雪月』に登場した騎士団に近いもので、味方ユニットに配備する事でステータスアップや計略コマンドが実行可能になる。
ただし、配備できるのは歩兵、重装系ユニットのみに限定され、騎兵、飛行系ユニットには配備できなくなった。
軍団兵を増やすには、ワールドマップ上の街や村で「兵士募集」のコマンドを実行する事で、数ターン後に加入する。
なお、加入は対象の街に戻らなくても自動的に追加される。
また、募集中に更に「応援演説」をする事で加入する兵士の質が上がる場合もある。
戦闘での使用以外にも、ワールドマップ散策時の派兵探索に利用できたり、本国へ輸送することで報酬を得る事もできる。
拠点によっては自警団や歌劇団、後援会、山賊団などのご当地軍団が集まることもある。
●興行
レダ篇でのみ解放される要素。
サブクエストのようなもので、酒場にて依頼を受注し、ワールドマップ上にある対象の町で興行を行う「地方興行」と、酒場で素材を納品したり名声値を上げて報告する「酒場興行」がある。
報酬として資金やアイテム、名声値が貰えるほか、酒場興行ではレダのブレイズアーツ(呪歌)も習得できるため、忘れず逃さず実行したい。
○神の加護
天刻の拍動やミラの歯車のような、ターン巻き戻し機能を含んだ要素。
本作では巻き戻しはあくまでこの加護の1機能に収まっており、他にも神々によって1ターンの間、自軍の全ユニットが様々な効果を得る事ができる。
ただし、フォトナ以外の加護は1ターンに1種類しか効果を得られず、同一ターンの中で同じ加護の重ねがけや別の加護との併用は不可能。
使用するリソース「天刻の白沙」は共通であるため、他の神の加護を多用すれば肝心な時の巻き戻しができない、巻き戻しをし過ぎれば強敵相手に加護が使えないといった事も発生するため、戦略的に非常に重要な要素となっている。
なお、消費する白砂の量は選んだ難易度により変動する。
また、戦闘中に加護を発動できるようになるのは固定となるフォトナを除けば3人までであり、全ての神の加護を選んで発動できるわけではないため、必要な加護を見極めて神殿での奉仕を進めたい。
フォトナ以外のキャラには加護レベルがあり、神殿で奉仕活動をすることによってレベルが上昇。
加護を発動した時に得られる効果が増えるようになる。
| 神の名前 |
Lv1 |
Lv2 |
Lv3 |
| フォトナ |
ターンを巻き戻す |
- |
- |
| アウロラ |
受ける物理攻撃のダメージ半減 |
受ける魔法攻撃のダメージ半減 |
敵の「冥府の加護」を無効 |
| マーズ |
物理攻撃の命中+50 |
敵を倒した時、HPを回復 |
力+5 |
| スミルノス |
魔法攻撃の命中+50 |
魔法の射程+1 |
魔力+5 |
| ジュラ |
有効、特効を無効化 |
追撃されなくなる |
必殺の一撃を受けなくなる |
| カーラ |
回避+50 |
速さ+5 |
移動+2 |
| クレール |
索敵マップでの視界+5 |
武器の耐久が減らなくなる |
敵フェイズで自分が先攻になる |
○ブレイズアーツ
本作独自の要素であり、前作『エンゲージ』におけるエンゲージ技のような必殺技に相当する能力で、強力な攻撃や能力上昇効果が使えるというもの。
『ドレイクの財宝』という宝を手にしたキャラクターが身につけることが出来る。
ただし、使用時にはブレイズアーツごとにHPを消費し、魂焔値が上昇する。
魂炎値が一定を超えるとブレイズタイプごとに様々な影響が生じるため、使用しすぎには要注意。
つまり、発動自体は気安くできるが使いすぎるとリスクがあるタイプの技と認識してもらえればいいだろう。
中にはある程度魂焔値が溜まっていて初めて発動できる強力なブレイズアーツもあるため、リスクを負ってでも奥の手を用意するかどうかがプレイヤーの腕の見せ所とも言える。
○魂焔値(ブレイズゲージ)
前述のブレイズアーツに深く関わる要素。
簡単に言えばブレイズアーツをどれだけ使ったかの値であるが、ブレイズアーツを使う時以外に、特定の呪法武器、アクセサリーを装備して戦闘した時にも上昇する。
ブレイズゲージの上限は、ブレイズアーツを持つキャラは12で、ゲージが6になればオーバーブレイズ状態となり、12を超えてしまうとバーストしてしまう。
また、ブレイズアーツを持たないキャラは6までであり、こちらはオーバーブレイズせずにそのままバーストしてしまう。
○オーバーブレイズ/バースト
ブレイズゲージが一定を超えた段階で発動する。
オーバーブレイズはいわゆるパワーアップ状態であり、発動すると各能力が上昇する。
しかし、その後バーストしてしまうと、最大HPが大幅に減少してしまい、マップクリアまで戻らなくなってしまう。
○ブレイズタイプ
前述のブレイズアーツに深く関わる要素。
ブレイズアーツの使用者ごとに決められた特性のこと。
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ブレイズタイプ一覧 |
ほとんどのキャラがこのブレイズタイプであり、ここまでの説明は冥府タイプに対するもので、他のタイプが例外として以下の特記事項があると認識してもらえれば問題ないだろう。
イシュマール、及びアナトリアのみが持つブレイズタイプ。
通常攻撃でも魂焔値が上昇するが、代わりに呪法武器を使うと魂焔値が減少する。
バーストしてもペナルティはないが、強力なブレイズアーツを使うには魂焔値をバーストギリギリまで貯める必要があるなど、使いこなすには調整に慣れがいる。
呼んで字の如く、カラクリ人形が持つブレイズタイプであり、特定のキャラのみが所有している。
こちらは呪法武器での魂焔値が一切上昇せず、ブレイズアーツの使用でのみ魂焔値が上昇する。
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○ブレイズスキル
ブレイズゲージや魂焔値に関わる要素。
「掌握」「抵抗」「暴走」の3種類がある。
「掌握」は上昇したブレイズゲージを0に戻す「ブレイズ掌握(冥静)」という行動が選択できるようになるもので、バーストする前にゲージを0に戻せるが、オーバーブレイズも解除されてしまう。
「抵抗」は他のスキルと違いブレイズゲージを変動させることはできないが、バースト発生時の最大HP減少効果を無効化できるため、遠慮なくブレイズアーツを使用できる。
「暴走」は自力でブレイズゲージを上昇させる「冥狂」により、自発的にオーバーブレイズを発動させるもの。
また、バースト自体はするものの、オーバーブレイズは維持できると言った特性も持つ。
○クイックバトル
ダンジョンや一部のメインクエスト内で発生する勝負形式。
オーソドックスなRPGの様に、敵と味方が殴り合うターン制バトル。
互いに最大5人くらいの集団での戦いになるがHPなどはその合計値で計算されるが、戦闘をするのは1ターン1人なので、様々な相手に対応できるようバランスの良い編成をしておきたいところ。
プラスボタンでオートスキップも出来るが、意外とシビアなバランスであり、スキップしたら即死していたという場面もしばしばあるため要注意。
また、クイックバトル中は味方全員と隣接扱いとなるため味方と隣接時or味方が範囲内にいる等の系統のスキルは常時発動となり中にはクイックバトルで真価を発揮するスキルもあるのでそれらを意識すると優位に立ち回れる。
登場人物
前述する通り『風花雪月』と同じ世界でのシナリオであるため、フォドラとゆかりのあるキャラクターや『風花雪月』と関連を思わせるキャラクターも多数登場する。
また、本作でも苗字を持ったキャラは従来作に比べれば多いが、『風花雪月』のように全てのキャラに設定されているわけではなく、フルネームがあってもステータス画面には表示されないため、戦闘マップでの名乗りや支援会話で明らかになるパターンも多い。
ネーミングルールは「本人の名」「父の名」「(あれば)家名」という法則で成り立っていることが見て取れる。
本作の舞台であるダグザ帝国は人と神とが共存しており、神やその血を引く人物が少なくないため、外見と実年齢の一致しない人物が多いのも特徴。
救世主軍
イシュマール
CV:
松岡禎丞(男)/
井上麻里奈(女)
本作における真の主人公であり、「白鴉の御使い」の異名を持つ。
カムイ以来久々のキャラメイク可能な主人公であり、性別や髪、肌の色、衣装の一部などをエディットできるが、誕生日だけは12月16日で固定。
残念ながらゲーム中で祝う機会はない。
ただし、ダグシオン大剣闘祭では白い小鳥の姿となって戦士たちを導くという立ち位置であるため、キャラメイクが必要な割に本格的な出番はかなり先になる。
勿論、ダグシオン大剣闘祭を無視して戦いに臨むことも可能ではある
が…
なお、企画段階は存在していなかったキャラだが、主人公たちの話をまとめるための真の主人公として急遽作り出されたと言われている。
このため今回の主人公は「
マイユニット」というよりはフォトナと共に「案内人」の役割が大きい。
1部の間は時折介入する以外は、とまり木に現れ白鴉として交流することが出来る。
前作で言うところのお茶会システム。ただ鳥として交流する事になるためどの選択肢が正解なのかぱっと見分かりづらい。特に物騒な質問をしてくる挙句に選択肢がわかりづらいディートリヒ
ステータスはマイユニットらしい器用万能型。ただし技能は槍くらいしか育っておらず、個人スキルとの兼ね合いから前線に放り込む運用が求められるので、実質的に就けるクラスは意外と限られている。
初期クラスのガーディアンやホーリーランサーで育てるのが無難だが、実は習得スキルで移動力を補えるアーマー系も相性が良い他、女性であれば機動力確保&有用なマスタースキルから聖天翼兵も良好。
コウカ
CV:大津愛理
コンロンの里出身の魔道士。
ゼノンの助手としてイシュマールを造り、完成したイシュマールと共に戦う。
一方で1部ではミトラス修道会にてラクシャの下で暗躍しており、四方正門といういわゆる幹部級の一人に数えられている。
序章と全く態度が違い冷徹な仕事人そのもので、カイ篇の序章でカストールたちを盗賊に襲わせたのも彼女とラクシャ。
そんな彼女がコンロンと合流し、世界のために抗っていた理由や称号の「償いを求める者」の意味とは……。
サンダーストーム・硝子の車輪と、ワープ・レスキューなどといった白黒ともに優秀な魔法を覚えるが、初期ではボルガノンしか覚えていないこと、3部開始時点では技能レベル上げの手段に乏しいことがネック。
2部でもラクシャの下についていたが、この時点で四方正門は彼女一人になっていた事が判明した。うち一人は死亡が分かるのが隠しイベント、残りはナレ死である。
ダグザ大帝の強硬姿勢に困惑しつつ活動していたが、大帝が決定したダグシオン市民100万人をダグザの大釜による処刑の執行人をさせられてしまう。
夫を亡くし自身の子供もダグザの大釜に放り込まれた過去を持ちながら子供もたくさん殺した事からさしものコウカもこの所業には心を病み、半数を処した所で完全に憔悴して修道会を離れた。ラクシャはこの出奔を察したが、情があったのかこれまでの功績を以て手を出さずに放免している。
その後はトロイアと遭遇し、やがて序章へと繋がっていく事になり…
贖罪の為、救世主軍に尽力する彼女だが、その罪があまりにも荒唐無稽な大きさである為、プレイヤー間でネタにされがち。
短期間で100万人もの市民がダグザの大釜で処刑されたこと、後にダグシオンに到着した主人公陣からは「直前まで生活していた形跡だけ残し、まるで蒸発したかのよう」との描写から、何かしらの大魔法で一気に処刑されたように感じられる一方、半分の50万人で精神的に限界が来た、兵士が市民を連行しようとした際に抵抗した人物も存在することから少しずつ処刑を進めたとも取れるため、彼女が具体的にどのように大虐殺に加担したかは謎に包まれる。
しまいには、彼女の習得魔法にレスキュー、ワープがあることからこれらを駆使したのではという珍説まで提唱された。
ちなみに、コウカ→紅花という連想や瞳の色などから、発売前は
エーデルガルトの関係者ではないかという考察も行われていたが、別にそんなことはなかった。もちろんソウゲツとかスイフウもいない。
トロイア
CV:仲村かおり
救世主軍の老戦士。
サラミス王国とも深い関わりがあり、セオドラからはオオババ様として慕われている。
主人公である救世主と共に最初から戦う高齢の戦士ということもあり、彼女が今作の
ジェイガンポジ……と思わせておいて普通に成長するし、専用装備(銃)もある。救世主と共に前衛として一流の実力者。
ゼノン
CV:大下昌之
イシュマールを造り出した老科学者。
コンロンの民の長老でもあり、セオドラ篇ではトロイアの紹介で訪れた一行へ協力する一方で
ディートリヒ篇では侵入して来た一行を「生かしては返せない」と迎撃してくる真逆の立場となる。
一応殺さずに消極的な和解で終わるため安心しよう。でないと序章に繋がらないし
【因果を紡ぐ4人(クラン)】
リベイラの風
カイ達リベイラ村から訪れた少年たちが率いるクラン。
命名はティアラ。由来は地元リベイラに吹き付ける季節風から。
カイ・カストール
CV:山下大輝
リベイラ村で過ごしていたごく普通の少年。
ある日、父カストールがダグシオンの兵士に囚われ、その騒動の中でドレイクの財宝の1つ「赤い宝石」を左手に宿す事になる。
ダグシオンに連れ去られた父が死刑を宣告されたため、父を救うべくダグシオン大剣闘祭の優勝を目指す。
人懐っこい性格で、相手が国王や目上の人間であっても「○○のおっさん」「○○姉ちゃん」と親しげに話しかけている。
ブレイズアーツは長射程範囲攻撃とめちゃくちゃ汎用性が高い性能。一方で魔力依存なのでシャーマン育成でもしないと威力が伸び悩み、かといってその場合は力がヘタれかねないというジレンマを抱える。
これを払拭するようにカイ篇で解禁できる上級職「カラドリオス」は飛駝+魔法職というカイおあつらえ向きの職業。魔力が伸びやすい飛駝のマジニウスも付近の遭遇戦が終盤級のエリアで出現するため、恐らく開発も意識した組み合わせである。
1部中盤までは赤羽メガニウスで力を上げ、終盤からマジニウスに乗り換えて魔力を上げていくと良いだろう。
母は死んだと教えられていたが実は生きており、しかも女神アウロラがそれであると教えられる。
半分は神の血が流れている、正真正銘の「半神」であり、500年近く生きられるとされている。
この事実を知る者は家族と居合わせた幼馴染二人、セントリオンとウルタンドのみであり、アウロラ神殿内でも厳重に秘匿されている。
諜報と考察に長けるシロッコですら「アウロラ神殿と関係がある」ぐらいしか掴めなかったほど。
大剣闘祭を順調に勝ち進んでいくうちに、「自分の願いを主張することは、他人の願いを踏みつけていくこと」の本当の意味、そしてカストールが病に侵され先が長くないという事実を知り、苦悩する。
それでもティアラの激励や、ある事件を解決して長年離れ離れだった家族を引き合わせたことで、「いつか来る別れを悲しむより、共にいられる今を大事にしたい」という思いに目覚め、迷いを振り払う。
ソロエンドではカイの最期について触れられており、約300年後のアドラステア帝国とダグザ帝国との戦争で戦死。
実はカイらしき人物の逸話が『風花雪月無双』の時点で書物に記録されており、祖国を守るために最後まで戦い続けたことが察せられる。。
『風花雪月』と繋がる部分であるため、ペアエンドを迎えた後もこの結末は変わらないと思われる。
それでも、カイ篇で出したように「共に生きられる時間を大事にした」ことは確かだろう。
ティアラ・アウグスト
CV:
河瀬茉希
カイとピーテルとは幼馴染である、本作の眼鏡女子枠。
元軍師である祖父の影響で軍略の才を秘めており、リベイラの風における参謀役となっている。
物語当初からカイに想いを寄せている。
本作の
戦闘開始時にフルネームを名乗り上げる枠1号。
なお、祖父については作中では登場しないものの、その名前と元軍師という肩書から、歴代作品を知るエムブレマーにとっては
その姿がイメージされやすくなっている。
カイ篇におけるリブロー役。魔道士タイプなのでカイ篇の目玉である動物補正は上級のトルバドールまで期待できないが、応援にリブローと仕事は多い。
他のリブロー役もスカウトできる後半なら魔力に補正のつくダークペガサスに乗せてサンダーソードを振り回すのもアリ。3部からの話になるが踊り子適性も高いため苦手な剣技能を補強できるのも良し。
ピーテル
CV:山本和臣
カイ、ティアラの幼馴染。
母のエスティがカイの乳母をしていたため、カイとは乳兄弟の間柄でもある。
ティアラに好意を抱いているが、ティアラがカイを好いている事も理解し悩んでいる。
そしてピーテル本人も支援会話次第ではムウに好意を抱かれる事もある。
昼間でも星を見つけるほど視力がいい。でもムウの男装は見抜けない。
弓の腕前も抜群なのだが、気弱で心優しい性格が災いして中々本来の力を発揮できないでいる。また食いしん坊で体格もややふくよか。
そんな彼だが、5年後では身長が一気に26cmも伸び引き締まった精悍な顔つきの青年に成長を遂げる。
固有スキルが「戦技の射程+1」と強すぎたから当然だが大幅にナーフされた戦技の射程を伸ばす上、技の成長が全キャラトップかつレベルで追加される固有でさらに命中を伸びるスナイパー。
一方それ以外は良くも悪くも平均的。適性通りに弓兵で育成すると、力がヘタレて飛行兵以外にはまるで攻撃が通らないということも。
回避を捨てることになるが、成長率が高い上にカイ篇ならばさらに馬補正も高い戦車兵ならばその点もフォロー可能。
ウルタンド・セルロワネ
CV:稲垣好
神殿に勤める女性。
面倒見が良く、大剣闘祭に出場するカイ達を気にかけるうちに、彼らと行動を共にする事になる。
こっちはこっちで年下の男の子との交流が多い。ゴライアスも思春期の少年みたいな態度になるし。
力と魔力の伸びが同率(ヘタれやすいとも言う)で槍も得意だが、フリーバトルでもシナリオでも交戦機会の多い冥魔特効の「エンジェル」を習得できるのが特徴。
戦闘後に隣接する味方を回復する個人スキルを持つため、クイックバトルにおける稼ぎ適性が高い。
ラミーヌ一家
ディートリヒの元に集まった家族のようなクラン。
エスメラルダが命名し、ファビオは難色を示していたが意外なことにディートリヒは気に入っている。
約一名がぶち上げているせいで平均年齢は770歳。
ディートリヒ=グレゴール=ラミーヌ
CV:
日野聡
強敵との死合をするためフォドラから流れ着いてきた剣鬼。
英雄の遺産の一つ、魔剣アンスウェラーを所持する他、道中でドレイクの財宝の一つ『漆黒のグウェン』を手に入れる。
フォドラ十傑の一人であるラミーヌは曾祖母。彼女が活躍した英雄戦争は『万紫千紅』の300年以上前なので世代的に無理があるようにも思えるが、紋章を得てからあまり世代を重ねていないためか、常人よりも寿命が長くなっているようだ(こうした例は本作では他にいるため、驚くような年齢で若々しい人物がいる)。
海で遭遇した巨獣「ケートゥス」との戦いを求めてダグシオン大剣闘祭に参加する。
なお選手登録に間に合わなかったので、マジーデをボコって資格とついでにマントを奪い取った。しかもその章のタイトルは『実力行使』。
出くわす人々が口々に顔の良さを褒め称える美丈夫で、長くウェーブのかかったプラチナブロンドの髪の持ち主。
ただ、性格面ではあまり人の話を聞こうとせず、結果的に人助けに繋がるとはいえことごとく騒動を起こしていく問題児。レダ曰く「顔以外に問題がありすぎ」。本人も自身の異常性は自覚があり、「戦場で逸楽を求め、戦場で倒れるのが自分に許された性である」と語っている。
自他共に認める戦闘狂だが、甘い食べ物を好んだり猫を可愛がる一面も。
「逸楽」を求める在り方や外見など様々な要素が
イエリッツァとよく似ているが、妹がいる事から直系の先祖かは不明。
『ヒーローズ』では
メルセデスに「きょうだいみたい」と言われていたり、そのメルセデスに妹の面影を見ていたりする。
ブレイズアーツは意外にも移動専用。だがカーラの加護を使わずにちょっとした移動力強化+すり抜けが出来る上、本人の単騎性能が高いため相性抜群である。おまけにバーストで最大HPが減らないのもありがたい。
レベルが上がると移動に加えてさらに範囲フリーズを付与するタイプも習得するが、こちらはHPの消費が多く移動後に攻撃が出来ないことを考慮する必要がある。
ドレイクの財宝は使用を続ける事で狂気に呑まれていく呪われし装備ではあるのだが、彼はバロールの血縁でも何でもないのに一切の影響を受けていない他、ラクシャの口付けによる洗脳も一切効いていない。
成長率が非常に高く、総合的には全キャラトップ(ちなみに逆にワーストは
彼に出場権を奪われたマジーデ)。よほどヘタレない限りは適当に育てても強くなる本作屈指の強キャラ。おまけに固有も「前線に飛び込んで暴れろ」と言わんばかりのもの。
なんなら魔力の伸びも悪くなくラインナップも粒揃いなので
剣を捨てて魔術の道を歩ませても固有スキルと相まって普通に強い。
ちなみに相棒アンスウェラーはファビオの連続隠しイベントで第1部ラストバトル前に強化される。このイベントはイリアナたちも関わる内容でシナリオの裏側の補完にもなっているので見落とさないようにしたいが、その割に見落としやすいのが難点。
もっともはっきり言ってそれ以上に強い汎用武器が多いというオチもあるのだが…。
一応専用戦技があるほか、3部からは鍛冶屋で更に強化も施せるため実際のところはそれほど劣化というわけでもない。
ファビオ=ジルトロ=アルヴァレス
CV:山口恵
フォドラからやってきたセイロス聖教会の宣教師。
左右の瞳の焦点があっておらず、不気味な印象を受ける。
また、他人を「獣」と呼び見下すなど、彼もディートリヒ同様性格面に難あり。
一方で自分が認めた相手には態度は柔らかく、予選の共闘の際に的確な指示を出したティアラを盤上遊戯に誘い、その後も盤上遊戯を交えて交流している。
後半になるとディートリヒはもちろん、エスメラルダやミカエラに対しても態度を軟化させている。
(アイテムを考慮しなければ)本作唯一の闇魔法使い。必避を下げる固有スキルを持つため、必殺率の高いディートリヒと一緒に使えと言わんばかりのサポート力を持つ。
風花雪月プレイヤーはお察しだろうが、彼もまた「闇に蠢く者たち」ことアガルタの一員。本名はアナカルシス。
3000年近く生きているとの事で、第3部でも外見が一切変わらない人物の一人。
なお「宣教師ファビオ」は彼曰く「皮」のようなもので、成り代わるために『風花雪月』のように殺害されていると思われる。その気になれば女性になることも可能。
ラミーヌに異常な執着を向けており、彼女のクローンを作ろうとした事もあるとか。ディートリヒの持つ魔剣アンスウェラーの製作者でもあり、とある任意サブイベントを発生させるとアンスウェラーが強化される。
ちなみに後々正体が判明するとかそんなことはなく、初登場の時点で思いっきり自分がアガルタの民である事は明かしている。ディートリヒは正体を知ってもまるで気にしていない。
なお同僚に関してはミュソンはともかく、クレオブロスの派遣に対しては難色を示すほど嫌っている(通信相手はおそらくはタレス)。
しかしディートリヒに入れ込む内に機械であるヴリトラの命のままに動くアガルタの在り方に疑問を持つようになり、結果的にアガルタを見限る事となる。
この一連の流れや、エスメラルダとディートリヒを巡って言い争いをしたりといったことを含めて男性なのにヒロインパワーがやたら高く、ディートリヒ篇の真のヒロインとか
┌(┌^o^)┐エポォとかネタにされることも。
エスメラルダ
CV:菱川花菜
フィーナの漁村で暮らしていた漁師の娘。
ある時、海獣の生贄にされそうになっていたところをディートリヒに救われて以来「ダーリン」と慕って彼と行動を共にしている。
その身には「神様のしるし」、フォドラで言う「ブレーダッドの紋章」を宿しており、見た目からは想像できない怪力を誇っている。これはフォドラ出身という亡き父親から受け継いだもの。
もちろん
力の成長率も高いのだが、本作では上には上がいる。
レベルで習得する「投げ槍の名人」が非常に便利で、投槍使いとして一騎当千の活躍を見せるほか、ディートリヒ篇なら専用装備も貰える上にダーリンから超協力な槍の秘伝を伝授できるため更に大暴れ出来る。流石はブレーダッド……。
ディートリヒと因縁のある海王ケートゥスは「ヘッダ」と呼ばれる女性戦士の成れの果てであり、本編でエスメラルダの専用装備となる魔槍グラシーダはもともと彼女が使っていたもの。
(英雄の遺産の正式な所有者でありながら魔獣と化したことの理屈は獣の紋章のモーリスと同じ)
英雄の遺産を所持していた戦士はフォドラ十傑以外にも多数存在したが、魔獣と化した、戦死したといった理由で最終的に生き残った10人が十傑と呼ばれていることがファビオから語られている。
これはモーリスが十傑の一人に数えられていなかった理由と一致する他、リンハルトが話していた歴史上から消えた英雄の遺産があるという言及とも一致する。
なお、英雄の遺産誕生の経緯(女神の眷属の遺体から武器、その血を人間が手にすることで紋章が発現したこと)からヘッダとブレーダッドは結果的に同じ紋章を持っているとはいえ、血縁ではない可能性がある。即ちエスメラルダもディミトリを始めとしたブレーダッド王家とは血縁ではない可能性がある。
他主人公では専用武器はなくアーマー系で成長するようになっているが、手槍やショートスピアでも活躍できる。
アーマー系だけでなく騎兵や飛行系兵種にも向いている。
戦闘開始時にフルネームを名乗り上げる枠番外編。他のルートでは分かりづらいが、ディートリヒ篇では彼女の名乗り(シンザの子エスメラルダ)が事実上フルネームであることが分かりやすい会話がある。
ミカエラ・オーガスタス
CV:平田宏美
「鉄血のミカエラ」の二つ名を持つ凄腕の女傭兵。
娘の養育費を稼ぐためダグシオンを訪れていたが、マジーデに絡まれていたところをディートリヒに救われて彼らと行動を共にすることになる。
優しく勇敢な肝っ玉お母さんなのだが、自分の意見を押し付けがちなことと、夫やら仕事やら娘のことやら色々と見る目が無いのが玉に傷。ただしこれは人殺しを生業とする傭兵家業の闇を理解しているためで、彼女自身一度は傭兵を引退した後も何度も命を狙われていた経験から来ている。
それにしても、
鉄血、ミカ、オーガス、更に夫の名前が「
オルンガ」と4つも偶然が重なるとは恐ろしいものである。
本作にはメイスも登場するので、
せっかくだから持たせてあげよう。斧の中では命中が高いので扱いやすい。
本作の斧自体は一部の装備以外命中に難があるので、弓や籠手・槍といった他の武器を扱うことも考えるといい(弓は得意だし他は得意ではないが苦手技能でもないので技能レベル上げもそこまで苦ではない)。
メガエラの灯火
サラミス王国の女王と側近、そして出自を問わない実力主義で選出された人選から成る、大剣闘祭の優勝候補の一角。
命名はセオドラ。サラミスの首都メガエラから北にそびえる灯台にちなんで名付けた。
セオドラ・セルヒオ・サバングレーン
CV:
高山みなみ
ダグザ南部に位置する「サラミス王国」の若き女王。
王位を継承する直前に起こった騒動により右腕を失うが、英雄マハマドゥの腕を身につけたことでそれまで以上の力を身につける。
しかし、その腕の副作用として長く生きられない事に加え、腕から伝わる破壊衝動により感情を抑えきれない事に悩むことになる。
火力も出る、耐久もあると扱いやすい前衛キャラ。ブレイズアーツは長射程単発攻撃で軒並み強いが、ちょっと命中不安なのが玉に瑕。
担当声優の高山みなみ氏は、『ヒーローズ』において
エイトリの声を担当した。
ブレイズアーツを使った時の掛け声が名探偵がサッカーボールを蹴る時の声に聞こえると評判。
マハマドゥの右腕の正体は「ドレイクの財宝」の一つであり呪いのは冥府の王バロールの干渉によるものだった。
前述の通り余命が長く無いことを知り、サラミスのためその人生を捧げるつもりだった。
しかし、カイによって敬愛するユ・ファスの娘、アウロラと出会い、更にその腕の呪縛も和らげられたことで、未来を見据えるようになる。
まずは婿でも迎えるかとのことで、年下の旦那はどう思われるだろうかと頬を染めながら気にし始めていた。ただしカイとの支援を食事以外で上げられるようになるのは3部からのため、支援上げが間に合わず別の人とペアエンドを迎える事も。
第2部の戦争編においてはベルトランと並ぶ中心人物となる。他クランの主要人物は彼らのストーリーか外伝をクリアしていないと敵対してしまうのだが、シナリオの関係でセオドラとベルトランだけは常に味方陣営となる。
ボナパルテ・サトルニオ
CV:鶴岡聡
右眼を眼帯で覆った、セオドラの側近の1人。
サラミス王国随一の知恵者で、サラミス国の全ての歴史を記憶していると豪語するが、近年では老齢のためその記憶力に陰りが生じ始めている。
セオドラが幼い頃から仕えており、何かと「セオドラ様が◯◯するまでは死ねん」と感極まっては「いつまで生きるつもりだ」「大げさすぎる」とトビヤスに呆れられている。
味方の技を上げられるというやたら命中に不安が残る本作ではありがたい個人スキルを持つ。
剣得意かつ魔法ユニットにしては耐久が伸びる方なのでサンダーソードを持たせて地雷役にするのもありか。
実はこっそりサラミスの掟を破って文字を勉強している。理由は口伝では歴史を伝えるのに限界があるとしているため。自身の記憶力の陰りもそれを助長している。
なおセオドラにはバレたが緊急事態が続いたのもあって処罰は保留になった模様。
ティアラとの支援会話ではその聡明さと探究心に心を打たれ、この懸念を元にサラミスの歴史書を編纂してくれないかと懇願する場面がある。
ペアエンドを迎えることも可能で、その場合はボナパルテの打診通りにサラミスに渡り歴史書を無事完成させた。
これを受けて深く感謝したボナパルテは遺産をティアラに譲る意志を見せる、祖父と孫のような関係となるのであった。アウグスト爺ちゃんは?
トビヤス・ビクトリーノ
CV:
利根健太朗
セオドラの側近の1人。
セオドラが幼い頃から仕えており、今でも「お嬢」と呼び続けている。
絵に描いたような豪快な人物であり、その明るさでセオドラや周囲の人物を和ませる。
一方豪快が過ぎて大雑把なところがあり、道端で泥酔したり人の名前をまともに覚えない一面も。大抵は「名前のうち2文字(語尾を伸ばす場合も)」で呼ぶ。
セオドラが女王になった後も昔のクセが抜けず「お嬢」と呼び続けている。
担当声優の利根健太朗氏は『ヒーローズ』において
ラインハルトや
リフ、
バアトルなど多数のキャラを演じている。
トップタイの力の成長率を持つ斧使いだが、技の伸びが良くない上に本作の斧がごく一部除いて命中難かつ剣苦手なのが多少向かい風。本人の成長傾向に合わせて重装として育てるのならば闘技場で同時に鍛えられる槍を使うのも手。
戦技発動時に攻撃力が上がる個人スキルを持ち、レベルを上げると30%の確率で更に1.5倍になるスキルを存分に活かすために如何にして命中率を補填するかが彼の運用には不可欠と言える。
怪力担当の「ト」で始まる大男ということで、参謀担当の「ボ」で始まる鷲鼻のボナパルテ、そして我らが女王(セオ「ドラ」)と合わせて
どっかの三人組をオマージュしているのではと言われている。
ちなみに第2部との兼ね合いなのか彼らはスカウト不可能。
セオドラとのペアエンドが存在するが、なんと王と臣下の関係で終わらずセオドラ直々に伴侶として指名される。
まさかの人選にサラミス中がひっくり返る大騒動となり、何ならトビヤス当人が一番びっくらこいていた。
とはいえ彼の人柄のおかげで、立場が変わっても国民に愛される男で有り続けたという。悪癖の方は恐妻がなんとかしたと思いたい。
リリアン・タビサ
CV:斉藤朱夏
サラミス軍の若き兵士。
父がダヤン派であったせいで家の取り潰しに遇い、今でも一部の兵士からは白い目で見られる。
給金にうるさい人物だが、それも失った家族を取り戻すため。
セオドラとの支援会話が進むと、彼女が自分を差別せず1人の部下として見ていることを知り、ライサンダーとは価値観の違いで対立するも…?
なお彼女とセオドラ、ライサンダー、ボナパルテの絡んだ支援会話は見る順番を適切に選ばないと即ロックがかかる初見殺し仕様。
正答は(各C)→リリアン×ライサンダーB→セオドラ×ライサンダーB→リリアン×セオドラBの順。支援レベルはロックに関係なく上げられるが、章のやり直し等で見直す必要がある。
弓使いだが力の成長率35と微妙に不安が残る確率をしている。ブリガンドで補強してもいいが、個人スキルの命中100なら攻撃力上昇は別に弓指定という訳ではないので弓枠をヌッツォなどに任せ魔法型で育てるのもアリ。その場合は優秀な剣戦技もあってサンダーソードがメインウェポンになるか。
ライサンダー・クレイトス
CV:柳田淳一
グラーニャ戦役で活躍した軍人の息子である騎士。
真面目な人物だが、父のように名をあげるため功を焦る面もある。
イケメンなため女性によくモテる。そして食事に誘われるのを有難がってる若干ヒモ気質な所がある。
速さの成長率が高く、個人スキルも合わせて回避盾向きだが彼もまた力の成長率40と微妙な数値。
薔薇の嵐
カーラ神殿からの推薦枠として参戦した、レダを中心としたクラン。
レダ及び命名したオリンピアが、女神カーラから芸才を認められた者に贈られる称号「カエルスの薔薇」を持つことに由来する。
レダ
CV:
伊瀬茉莉也
一流のビウエラ演奏と踊りの腕前を持つ女性。
明るく情熱的な性格だが、心の底では激しい憎悪が渦巻く復讐鬼でもある。
本名はレイリダーナ・キジェルモ・コーエンディア。
かつて「シドニア事変」で故郷を滅ぼしたベルトラン、およびその関係者に復讐するため、その人生を捧げている。
しかしながら復讐が関わらなければ面倒見のいい女性。
好きなものが可愛い女の子で、エスメラルダに対して妖しい視線を向けるシーンがあったり、冗談めかしながらもオリンピアを恋人にしようとするなどおそらくバイ。
手にしているビウエラはドレイクの財宝の1つ『黒曜』。
ブレイズアーツで範囲に強化をばらまく強力なバッファー。面倒な冥魔特攻を付与出来る非常に貴重な存在でもあり、召喚スキルや範囲再行動まで覚える。
本作の
踊り子枠でもある。高い成長率を持つため、解禁までなるべく低レベルで進め上級職の恩恵に与るという
どっかで見た縛りプレイも可能。
踊り子時は速さの成長率が実に90%にも達し、回避盾としてもやっていけるようになる。力や魔力は伸び悩むがバフと踊りだけで仕事はできるので大して困らない。
3部からは踊り子の素質を別の人に譲渡する事も可能になる。
というかバフで忙しく踊っている暇がない。
バッファーに専念するなら飛行系兵種にするのも手。
また、3部では因縁のベルトランと一緒に食事や観劇もできるが、無言を貫き通すというレダ独自の仕様がある。
アナトリアらは1部から平気でディートリヒやファビオと飯を食うのに。
バッカニア
CV:石井隆之
コーエンディア家に仕えていた、レダの従者。
「バフォスの鬼熊」と呼ばれる武人でもある。
クランの年長者としてレダ達から頼られるが、彼自身はレダの人生が復讐に囚われることに悩みを抱いている。
見た目通りHP・力・守備の高い典型的なアーマーナイト系のステータスであり、個人スキルでダメージを9割に抑えることが出来、更に重装系の欠点の移動力を補える「重装移動術」を覚えることが出来るなど盾役として優秀な性能となっている。
なお凄まじく鈍感男であり、ルルディヤーの姉に想いを寄せられ全く気づいていなかった事が判明。妹を心底呆れさせた。
支援を進めると妹にも想いを寄せられペアエンドもあるのだが、案の定そっちでもルルディヤーが告白するまで気づかなかった模様。
本戦のカイ戦時に
裏切り、敵対してしまう。
この展開はカイ篇でもレダ篇でも共通
なのだが、カイ篇の場合敵陣のド真ん中に陣取り寝返って早々ボコボコにされる事も。
レダ篇ではなんやかんやで戦闘後に戻って来るが、他のルートでは従者をクビにされてしまったようで、カイ篇以外ではレダの外伝をこなすとスカウト可能。
ただしカイに「レダ姉ちゃんは素直じゃないから頑張って頼み込めば大丈夫だよ(意訳)」と説得され、実際必死に頭を下げて元鞘に収まったとも語られている。
でも頼み込んだ光景はレダ篇ですら見られない。
シロッコ
CV:三浦勝之
「気まぐれな風」を自称する吟遊詩人。
女好きであり、隙あらば口説く。支援相手も女性が多いが、
Aまで到達するのは身内+αのみ。
その雰囲気から、歴代シリーズファンからは
レヴィンのような素性があるのではと思われていた。
高い技に全体的にバランスの良いステータスであり、育て方次第では物理と魔法の二刀流も出来る。
また個人スキルの「女神の恩寵」で戦闘後に5だけだが回復し、レベルを上げるとばらつきがあるが回避を上げる「風任せ」を習得できるため、ステータスの割りに高い継戦能力を持っている。
実際のところ一国の王などではないが、ダグシオンに住まう神「カーラ」に仕える神官であり、「銀雹」の異名を持つ精鋭兵バルカンの1人。本名はシラクシオ。捨て子のため苗字はない。
カーラからは女癖の悪さを呆れられてはいるものの彼女に対しての忠誠は本物であり、彼女を貶められると怒りを露わにする。
なお
絵がどヘタクソで、あまりの酷さにカーラが何も言えなかったのを「素晴らしいから言葉も出なかった」と勘違いしていた。
その絵を見たウーシュラからは
「吐瀉物を描いたのかと思った」とまで言われていた。
女性を口説くのも趣味の他に、バルカンの諜報員としての手段という側面がある。
そのせいでレダ篇だと
ものすごく忙しく動き回っている事が明らかになる。やる事が…やる事が多い…!
オリンピア・アイリス
CV:巽悠衣子
カーラに仕える神官……だが、胸元の大きく開いたドレスを纏った派手な装いをしている。
歌や芸術も得意としており、どちらかというと情熱的な歌手のようにも見える。
レダとは古くからの知り合いであり、レダに対して対抗心を燃やし続けている。
本作の戦闘開始時にフルネームを名乗り上げる枠2号にして三度ものおつかいを要求されるというスカウト条件がやたら面倒くさい人1号。
その分全キャラで2位の魔力のステータスに加えて必殺が+10上がる個人スキル「負けず嫌い」に加えレベルアップでリザイアがピンポイントで強化される「情動のリザイア」とシンプルに汎用性の高いスキルを持っている上、覚える魔法も黒と白共に便利なものが揃う(特に遠距離魔法の「サンダーストーム」を習得するのは大きい)優秀な魔法ユニットとなっている。
ムウ
CV:山口茜
母を探して家を飛び出した子供。ディートリヒ陣営のミカエラがその母であり割とすぐ再会できるが、彼女の方針と娘の意志が噛み合っておらず親子喧嘩が絶えない。
本人は男装をしているつもりだが、あまり有効ではないらしい。
ピーテルは一緒にテルマエに入っても気付かないが。
ちなみに3部、つまり5年後だと流石に男装をやめており
かなりの美少女になっている。
一人称は「ボク」であるボクっ娘(1人目)だが、これも男を装うためのキャラ付けであり、素の一人称は「あたし」。
担当声優の山口茜氏は山口勝平氏の娘であり、初のFE出演の中で親子共演を果たしている。
今作における
良成長枠であり、HP・力・速さ・技と近接系に欲しい能力はどれも高いユニットとなっている。
レダ篇以外では名声の関係で中級職以降のスカウトとなるため初期はセスタスとなっているが、剣・斧・格闘が得意なので近接関係、何だったら槍や弓を持たせても問題はない。
また密かに得意な白魔術を上げると便利なワープを習得する。籠手+白魔法を扱えるバトルモンク、さらにその先のザ・ゴッドハンドが一つの理想形か。
レダ編最序盤でシロッコからレダに対する心情を恋心と喩えられても特に否定や突っ込みはしなかった通り、実際にレダには恋愛感情を抱いているようで、レダとのペアエンドではムウがレダに偽らざる気持ちを告白し、レダはそれを受け入れてムウを伴侶にするという内容になる。
【主要クラン】
炎の鬣
戦車の試煉に挑む白髪鬼ベルトランの率いるクラン。
囚人でもあるベルトランは基本ダグシオンの街中には出ないが、他のメンバーは普通に過ごしている。
炎の
髭ではなく炎の
鬣。
銀河を貫く伝説の刃や
おうじゃポケモンは関係ない。
第2部で出撃枠に対して自軍が足りないと、未スカウトのメンバーがゲストとして参戦してくれる。
ベルトラン
CV:
安元洋貴
「白髪鬼」と呼ばれる剣闘士。
自由を求めて「戦車の試煉」に挑み、その賞金を自身の自由を得るために使っている。
レダの父キジェルモを手にかけた張本人であり、彼女からはまさに親の仇として憎悪の対象となっている一方で、カイとはカストールの隣の牢に入っていた縁からもう一人の師となり、「ベルトラン兄ちゃん」と呼ばれ慕われている。実際、極悪非道な人物などでは決してなく、無愛想ながらも義理人情に篤い好漢である。その人柄は、自らが葬ったキジェルモ直属の従者であるバッカニアからも一目置かれるほど。
苦労故かやたら老けて見えるが、実年齢は24歳。
前衛に欲しい能力は全て高水準であり、またブレイズアーツで命中・耐物・耐魔・回避を強化できる上に発動後に攻撃も出来るため、状況に応じて柔軟に対応できる。
反面素の耐久は意外と並程度なので運用には注意。
不用意に前に立っていると微妙に情けない致命ダメージボイスを聞く事になりがち。
元々はアラゴ王国の将軍であり、国王のギルキルス、及び王妃のアスワンとは幼馴染だった。
シドニアを併合する役目を話し合いで順調に進めていたが、ギルキルスの陰謀により結果的にシドニア事変が起きてしまい、自身は先王殺害の濡れ衣を着せられてしまう。
第2部ではブレザラントの新王となり、サラミス王国と連合軍を組んでダグザ大帝との戦いに挑む。
なおこの辺の経緯は詳しい事を説明してくれない。ゲイツ曰く戦車の試練が関わっていることは間違いないようだが。
ゲイツ・レガスピ
CV:小柳良寛
ベルトランと共に戦う剣闘士。
東の国「サイ」で修行をした事もあるという。
アレキサンドラの伯父にその名声に目をつけられ姪と縁談を結ばされそうになったが、本人はそれを知って苦言を呈しに行った紳士。
ディートリヒ篇でしかスカウトできない上にスカウト条件の一つである外伝の受注日が1日しかないというやたら初見泣かせのオジサマでもある。
なお、見た目はダンディなおじさまといった感じだが年齢は67歳。
その割にやたら若々しい外見だが、実はブレザラント王家の傍流の家出身で半神程ではないがそこそこの長命。だが王位を継ぐ気はなく、もっと国のためになる事をしたく現在の立ち位置にいる模様。
ストーリーの都合でスカウト可能になるのが12章とトップクラスに遅い(=初期ステータスが低くなる)が、HPと力と守備の成長率が高く個人スキルもサポートとして優秀なのでDLCに期待したいところ。
ダンテ
CV:鷲見友美ジェナ
ダグシオンで劇作家として活動している文豪。フルネームは「ダランテイア・アエネイス」。
大剣闘祭で試合前に読み上げられる口上も彼女が書き上げたものであり、創作の題材になりそうなものを見つけると暴走しがちなところがある。
一方で私生活がかなりだらしないらしく、徹夜や昼夜逆転もしょっちゅうやっておりセテスに苦言を呈されることに。
一人称は「ぼく」であるぼくっ娘(2人目)。意外と身長が低い。かわいい。
後述のウーシュラほどではないが、大きく開いた背中に深いスリットが入ったスカートと格好が妙に煽情的。
元ネタは「神曲」が代表作のイタリアの文豪にして哲学者、ダンテ・アリギエーリと推測される。
同クラン内他の3人のスカウトがやたら難易度が高い中、入手難易度が低いテフ系が好物かつゴールドでスカウトできる淑女。
彼女をスカウトしていると、第2部の代替プリーストがダンテは習得しないリブロー持ちになるためそういう意味でもスカウトの価値あり。
ゴライアス
CV:綿貫竜之介
「牛殺し」の異名を持つ巨漢。
巨漢と一言に言っても従来のものとは一線を画したレベルであり、身長なんと
250cmにも及んでいる。
数値上は他のキャラの1.5倍ほどだが、筋肉質なので横幅や奥行きも相応に大きく、実際に見ると倍くらい違うのではないかと思えるほど。
ただし、その巨体ゆえに騎兵系ユニットには一切なれず、騎兵の訓練すら受けられないという欠点を抱えている。
ベルトランを兄貴と慕って彼と共に戦う。
なお彼は36歳なので実はベルトランより一回り年上
典型的な鈍足高耐久のパワーファイターだが、レベルで習得する固有スキル「抑え付け」が「隣接する敵の移動力減少」というもの。レベル35になれば移動力-5と大幅に減らし、騎馬や飛行系もろくに動けなくなる。「ゴライアスをワープで敵陣ど真ん中に放り込ませる」なんて戦法も。
スカウト条件の巨大肉3個の入手難易度が高く、巨人からのドロップが確実だがディートリヒ篇以外では推奨レベル35。
巨人との交戦機会のないカイ篇は難易度が高そうに見えるが、ランダム性こそ高いが高級肉箱を採取できる場所に簡単に行けるため実はディートリヒ篇に次いで早期加入が可能。ただしカイ篇の目玉である動物補正は一切受けられない点は注意。
ジェスター
CV:永塚拓馬
「地獄の道化師」の異名を持つ剣士。
その名の通り道化師のようなキャラクターであり、白塗りに赤のアクセントをつけたピエロのような化粧に、芝居がかった口調を多用する。
三度も敵討伐を要求してくるスカウト条件がやたら面倒くさい人2号。ただ彼の場合ベルトランを裏切りたくないからわざと難題をふっかけている節があり、達成されるとベルトランに内心謝りながら隊列を離れる。
性能面では技と速さに優れる典型的な剣士タイプ。力は並でヘタレる可能性もある。現状ではどうしてもスカウトが遅れてしまうため既に固まっているであろう出撃枠に割り込むのは難しく、10章以降にスカウトするとサンダーソードを持参するという仕様からそちらの方が目当てにされてしまっている。DLCで化けられるか。
実は怖がりであり、血も苦手で特技は裁縫。要は悪役レスラーのようなもの。
それでも道化師を名乗っているのは恐怖を克服するため…なのだが、本気で怖がっているピーテルには優しく接したりゴライアスの武勇伝に怯えたり、訳アリな師の技を継ぐハルヴィンの身を案じて忠告したりと本来は心優しく穏やかな好青年である事がうかがえる。
というかダンテからも「お前道化向いてないよ(意訳)」と言われてるし。
ラミーヌ一家には「ホンモノはディートリヒで見慣れてる」と一瞬で全員に看破されたり、既に手が復讐の血で汚れているレダに対しては逆にビビらされたりしていた。
そして第3部ではメイクをやめ、素顔で登場する。
誰だお前と二度見する救世主が多発したとか。
また、この際に名義も本名である
マクシムとなる。数多の
死神を葬ったりはしていない。
この影響で彼の支援会話はほとんどが期間限定。
上記の通りジェスターはあくまで演技で、どこぞの闇パスおじさんやその幼馴染のように二重人格ではないのだが、実は本人もマクシムと地獄のジェスターのどちらが本当の自分なのか分からなくなりつつあるようで、ダンテとの支援会話ではその心境を吐露している。
月の嘘
タリムーン率いるヴァンダル商会のクラン。
タリムーン・ヴァンダル
CV:
三木眞一郎
ヴァンダル商会の主である、ダグザ有数の大商人。
ヴァンダル商会に揃えられないものはないと豪語しており、過酷な戦時中でも物資の調達に多大な貢献をしている。
しかし、出費についてウーシュラから厳しく問い詰められる場面もしばしば。
性能はブレイズアーツで相手の能力を下げるデバッファーとなっている。
中でも力と魔力、守備と魔防を入れ替えるユニークなものもあり、片方によっている相手に対して使えば相手の長所をがた落ちさせることが出来、しかもいずれも射程は10マスまでと非常に長い。
またブレイズスキルも抵抗なため、気楽に使えるのも長所。
長命で実年齢は574歳。たまに長期間休眠してしまう一面も。
因縁あるキロイカは少なくとも長命なことを知っているらしく、「クソボケカスのインチキ馬鹿野郎の守銭奴へらへら若作りジジイ」と散々な陰口を叩かれている。
あとカイには「おっさん」呼ばわりされる
第1部では外伝をこなさなかった場合敵対することとなるが、ダグザ軍の将でありアラゴ国王とジュラの不義の子であるリンドに共感したのか、自分の素性の一部と「母親はヴァンダルとの子の自分を認めなかった」ことや「母親を手にかけてしまった」ことを明かしている(かなり重要な内容であるためか、このイベントはタリムーン外伝をクリア済みでも第2部クリア後に自動的に登録される)。
ディートリヒ篇4章の隠しイベントではマリアと邂逅する場面があり、ヴァンダルの息子と知ると憎々しげな感情を向けるなど彼女と因縁があり、さらに彼女は第2部までの間に何者かに殺害されたことがのちに判明する。
これらのことから、明言こそされていないがダグザの息子である冒険王ヴァンダルとバロールの娘であるマリア(マーナ)の息子と推測できる。ヴァンダルは半神のため彼もまた半神ならぬ4分の3神。
ダグザとバロールは両方祖父にあたり、長命なのはそのためだろう。
ウーシュラ
CV:八巻アンナ
タリムーンに次ぐ権限を持つヴァンダル商会の女性。
ただし、実質的な支配人は彼女であり、タリムーンも彼女には頭が上がらない。その一方でタリムーンへの忠誠心は高い。
元々はフォドラ出身で、紋章を気味悪がられ家族を惨殺された事から自身の血を忌み嫌っている。このせいか嫌いなものに「宗教(十中八九セイロス教)」が入っている。
髪色も
マリアンヌによく似ており、必殺発生時のセリフが同じで、紋章も一致している事から彼女の先祖と思われる。彼女と同じく動物の気持ちがわかる特技を持つ。
一方で主に祈り続けるマリアンヌに対し宗教関係のものをバッサリ切り捨てているあたりは対照的。
作中でも屈指の扇情的な服装で、背中はほぼ丸出しな上に横向きだと
完全にお山が見えている(流石に大事なところは隠しているが)。
何気なく年齢を見て二度見する人物の一人。
剣と弓が得意で技と速さが伸びるローグ系タイプ。3部からの踊り子適性も高い。
タリムーンと同じく外伝をこなさないと2部で敵将として登場。
その際の台詞を見るにタリムーンに想いを寄せていたらしいことが判明する。
……「この戦いを生き延びたら告白する」的な死亡フラグと共にだが。
そのせいなのか、タリムーンに好意を抱いているフィアナには複雑な感情を抱かれる場面も。
なお実年齢は79歳。モーリスの血が濃いのだろうか?
シモン・クレイモン
CV:小林親弘
命のやり取りを好む凄腕の戦士。
ヴァンダル商会の仕事を請け負ううちに、タリムーンと行動を共にするようになる。
ミカエラがムウとの支援会話で語っていた「傭兵の闇」を体現するような男で、凄惨な過去を持つと同時に戦場で人を殺した際に「命のやり取り」に快楽を見出してしまっている。そして一度は家庭を持つも、それを忘れられずに妻子を捨てて傭兵の道に戻ったという経歴を持つ。
ルルディヤー
CV:橘杏咲
高名な軍人の娘。
一流の剣の腕を持つが、本人は年頃の少女らしく色恋話に目がない。なお本人は支援会話のある男性がおじさんばかりなので枯れ専疑惑がある。
速さがよく伸び、先攻時攻速を上乗せする個人スキルや回避を上げるスキルを習得する一方速さ以外の成長率が低めで、重装兵や騎兵相手にはからっきし。天翼兵組と違い魔力が伸びないためサンダーソード要員にもなれない。ただ回避が高いため釣り出し役には最適。
フィアナ
CV:
洲崎綾
過去の記憶を失っている、神秘的な雰囲気の女性。
タリムーンに心酔しており、彼のために尽くす事を望んでいる。
「これであの方の想いは私のもの…」というちょっと危ないレベルアップ台詞も。
どんな辛い料理でも好んで食べる独特の味覚の持ち主でもある。ただし宿屋での食事は嫌いなものが多く支援値を上げづらい。
セントリオンに養女として引き取られている(カイ篇でカストールに「女の影がある」と揶揄われたのはこのこと)。
アラゴ王国と何かしらの関係があるらしく、国王ギルキルス曰くファティマなる人物によく似ているらしいが詳細は不明。
ギルキルスと全く同じ血印を持つため、血縁関係にあることは間違いない。
リナリアの朝露
オルヘルの率いているクラン。
シナリオ上共闘することはあるが、プレイヤーと対戦をすることはない。
オルヘル・セテス・ニネが在籍している関係で平均年齢をよくネタにされる。
オルヘル
CV:
本渡楓
クレール神殿の祭司で、猫のような仮面を被っている。
その素性は謎に包まれており、人間離れした力を持つ。仮面を被っている理由はクレールからの命令で、『アラゴの双璧』との試合で仮面が壊された際は普段の笑顔で激怒している。
仮面で顔を隠した不気味な人物として、帝都の人々に煙たがられているが、純真無垢で困っている人を放ってはおけない心優しい性格の持ち主。
異常なほどに身体が重いらしく歩けば足跡がつくほどである他、やたら頑丈で首筋に斧が直撃しても攻撃した方の手が痺れるといった場面も見られる。
本人はそこを気にしており、指摘されるとその怪力をもって怒り出す。足音も
明らかに金属音が聞こえる。
食事に誘うとどんな料理も大好物判定になるが、
実際には食べようとせず周りが食べている様子を見て満足している。また
入浴することもできない。
力・守備・魔防・魅力の成長率がトップだがHP・速さ・技・幸運の成長率がワーストという
やたら極端な成長率を持つ。また重装系の特性を持ち、騎馬・飛行系のクラスと訓練が不可能というゴライアスと似た特色を持つが、彼女はさらに「重装特性」を常に持つ。このためフリッサやハンマーが特攻となってしまう点は注意。
ブレイズアーツは冥魔特攻をもった長射程高火力攻撃の「ランツェ」と広範囲の敵を一掃できる「シュトラール」という技が使える。
また前述の通り技の成長率はワーストではあるものの、先行時では魔法の命中を+20に出来る「動体予測」を持っているため、魔法に関しては命中はあまり気にせずに使用できる。反面、武器命中についてはフォローが全くないため斧より籠手を持たせたほうがまだマシ。
素顔は浅緑髪のロングヘアに濃い桃色の瞳をした美少女であり、ソレルの妻ユ・ファスと瓜二つ。彼女の顔を見たソレルと瓜二つなことに驚き、イリアナは明らかに忌々しげな反応をしている。
一方ファビオとエスメラルダはその美貌に対抗心と嫉妬心を抱いていた。
その類稀な容姿が人々に露見した事で、彼女への扱いは見事なまでに180度変わり、求婚なども後を絶たない様子。それにはディエゴも露骨に不快感を示すほど。
身体は人間ではなくクレールが作り出した絡繰人形で、唯一のブレイズタイプ「絡繰」は彼女の事。
外伝ではユ・ファス縁の指輪を取り戻そうと相談してくるが、「元々は私のもの」と言い出し、いざ取り戻したらソレルとの思い出を呟くあたりその魂はユ・ファス本人である事が仄めかされている。
そのせいなのかイシュマールにも特別な想いがあるようだ。
支援会話はないけど。
一方でオルヘルの素顔に驚愕したラクシャたちは「ユ・ファスの魂は今もフラーマに封じられているはず」と疑っており、彼女の名簿では200年前に生まれたことになっているなど正体には謎が残る。
第2部〜第3部開始までの間はディエゴ曰く「闇に消えてしまった」らしいが、その間の事は一切語られないため詳細は不明。
ザラスの禁呪だろうか
なおユ・ファスと3部のオルヘルはほぼ外見が同じだが、唯一耳の形だけが異なっている。
ディエゴ
CV:高梨謙吾
元々はハル・ハリ族の出身であり、大剣闘祭が始まる前はセオドラと敵対していた。
バーン・バーンによって生贄にされそうになったところを逃げ出し、オルヘルに救われたことで彼女のために戦うことを決めた。
なのにオルヘルとの支援が存在しない。別に彼に限った話ではないのだが。
彼女には崇拝同然の感情を抱いており、生涯付き従うと宣言している。ただし「恋愛感情とは違う」とも述べているため、あくまで主人して崇拝しているだけらしい。この辺りはハル・ハリ族らしさなんだろうか。
最序盤なので忘れがちだが、実はセオドラ篇1章にてバーン・バーン配下の敵として登場している。つまりオルヘルに救われたのはこの後の時系列という事になる。
ハイラルの勇者ではない。
ニネ
CV:篠原侑
緑の髪にゴシックなドレスを纏った、クレールに仕える精鋭部隊バルカンの少女で「黒麗糸のニネ」の異名を持つ。
色々な意味で本作の見た目詐欺筆頭。
父ノムヴェデはクレール神殿の大祭司で、オルヘル外伝でしかストーリーに関わらないものの地味に固有グラフィック持ち。
大気に存在する精霊と話す事ができ、どこか浮世離れした雰囲気を持つ。基本的には穏やかな人柄だが、やたらと物騒な発言が多く、黒い衣装も相まってまさに死神のようである。もっとも本人は敬虔なユ・ファスの信奉者であり、そう呼ばれるのはむしろ畏れ多いとのこと。一方で、敬愛するユ・ファスを侮辱する発言は決して許さず、怒りを露わにし、その事でシモンとは一触即発の事態になりかけたことも。
見た目ではわからないが
471歳。このため第3部でも外見が変わらない人物の一人。
その見た目やらプロフィールの精霊の声云々で魔法使いだと思いがちだが
アーマー適性が高いゴリゴリの物理型である。ただし守備の成長率はアーマーとしては頼りなく、むしろ魔防がよく上がる。
いざスカウトして見たらその器用貧乏なステータスで育成に苦戦させられるお方。中にはスカウトした後で初めて魔法系じゃないと気づく人も。
ニネに似合いそうだからとか速さを補強しなきゃ等と
安易な気持ちで兵種を変えるとローレンツの如く高確率でヘタレるので注意。ご丁寧に彼女も孤高の天冠(グロスタールの紋章)持ち。
幸い騎馬適正があるので、動物補正を与えられるカイ篇とは相性が良い。それを見越してなのかカイ篇の場合早期にスカウトできる。
器用さに目をつけ、思い切ってルートごとに別方針で育て「因果融合」でステータスを合成するというのもアリ。
CV:
子安武人
知見を広めるため、フォドラから訪れた人物。
動物に襲われていたところをオルヘルに救われて以来、彼女と行動を共にしている。
『風花雪月』をプレイした人なら
「ちょっとは正体を隠せ」と言われるほどすぐにわかるであろう、あのセテスと同一人物であり、彼の存在は本作と『風花雪月』の関係を確かなものとした。
今回髪は金髪だが散策会話で「ある理由で染めている」ということは普通に明かしており、一部色落ちして緑の地毛も見えている。水面でそれを見て似合っていると自画自賛している場面も。
なお、
フレンは休眠中らしく登場しない。
実は割と初期の頃からPVに写っていた(ニンテンドーダイレクトの第2報、カイ・アレキサンドラと一緒に食事しているシーン)が、この時は台詞が一切なく、前述の通り見た目がだいぶ違うのでその時にセテスだと見抜けた人はほぼいなかった。後日のニンダイでクラス紹介が行われた時、ドラグーンの紹介でしれっとセテスの名前が登場。
この時は戦闘中の映像ということもあり声もついており、見知った人物の再登場で驚いたエムブレマーも多かった。
同時に本作の子安枠が確定した瞬間だった。
前作におけるアッサルの槍こと聖槍アッサルを携えているが作ったばかりのようで、本作ではそこまで強い槍ではない。またセールスポイントだった連撃もなくなってしまったので使い勝手はだいぶ悪くなってしまった。
本作の子安じゃなかったら逆におかしい枠で、今回はセテスの記した「ダグザ紀行」を読み上げる形でナレーションも担当している。
フォドラの英雄の遺産と関わりのあり危険人物と警戒しているため、ディートリヒ篇のみスカウト不可。
ロレッタ
CV:
松田颯水
クレール神殿に仕え、オルヘルに付き従う少女。出自が特殊な連中を除けば本作の仲間で最年少。
意地っ張りで少年のようなぶっきらぼうな口調を使うが、お化けが苦手。
一人称は「オレ」であるオレっ娘(1人目)。
口調は荒んだ生活を送っていた影響で、今も風呂に入ると傷が痛むらしい。
スカウトが遅れた場合は意外な事に天翼兵になる。そのため素の成長率は他の天翼兵組と似通っている。
カターニャの項で詳しく記述するが
アレキサンドラ以外の天翼兵は動物補正がないためそのままだと彼女に劣る点は注意。
典型的な歴代ペガサスな成長、つまり力の伸びが低めなため、中途半端な形でヘタれる可能性があるのでブリガンドや剣士等、運用したい方向性と成長に合わせた兵種にしたい。
ただし、天翼兵組の中では技と幸運の成長率が一番低く他の天翼兵組と違い個人スキルで命中を盛れないのと
特に魔法武器を使用する場合は命中が不安定になりやすいので注意。
その代わり個人スキルにより回避盾としては非常に優秀。
白鴉の花嫁団
アナトリアが率いるクランで、主にコンロンの里の関係者で構成されている。
命名はハルヴィンが行った模様。
アナトリア
CV:小笠原亜里沙
「神秘の花嫁」と呼ばれるミステリアスな雰囲気の女性。
占いを得意としている他、戦場では強力な魔法の他、銃器「サラマンダー」を操り、徒手も得意とする。いわゆる、ガン=カタの使い手。
可憐な風貌に似合わず、独特な型によりディートリヒとの対決では彼を追い詰めるなど、高い実力を持つことが伺える。
一人称は「僕」である僕っ娘(3人目)。
セオドラやカイに対しては初対面から好意的に接する一方で、ディートリヒたちには初戦の件もあってか、敵愾心を剥き出しにしている。
性能は魔力の高い魔法アタッカーだが、相手の耐物でダメージ計算する魔法が使えてどれも高性能。
ブレイズアーツは
手のひらに勁を溜めてから両手を突き出して広範囲を攻撃するというもの。
またブレイズゲージが溜まるほど技の性能が高くなるという特徴があるが、ゲージ管理がやや難しいため使いにくく、どちらかというと前述の高性能な魔法の方が彼女の強みと言える。
サラン
CV:
矢作紗友里
アナトリアに付き従う糸目の女性。
糸目の落ち着いた雰囲気の持ち主だが、普通に目を開く場面もある。
なお、身長180cmと意外にも長身である。
ナジャ
CV:葉山翔太
最強の剣士を目指して剣の腕を磨く少年。
小柄なことを気にしており、喧嘩っ早い性分でもある。
食料不足の砂漠地帯で育った事から昆虫食に抵抗がなく、スカウトに必要なのも砂虫肉。
カイ篇とセオドラ篇(同率)が一番スカウトが早いが、カイは砂漠に入れないので「異教徒の洞窟」でサンドバアルの取り巻きとして出てくる個体を狙う必要がある。
花嫁団としてはナジャに限った話ではないが、イシュマール同様「製造」された人物。
しかし製造時の不具合で身長が低くなってしまったらしく、これでも成人の姿である。
ちなみに、調停者であるアナトリアの予備として造られたので彼女と誕生日(製造日)が同じ。
ダイトウ
CV:
山口勝平
コンロンの里出身の大柄な少年。
アナトリアに惚れており、彼女を自分のものにするため猛アタックをしかけている。
ただし一途なわけではなく、他の女性にも手当たり次第に声をかけており、女性だけでなく男性からも(身近な女性を守るため)警戒されている。
見かねて指導しようとしたバッカニアが匙を投げるレベル。
女性絡みを抜きにしても怒るとすぐ物に当たり散らす乱暴者と、褒められるところが少ないが、2部以降の戦争では苦しむ人々の姿を見て戦争の元凶に怒りを燃やす姿もあり、良くも悪くも感情的すぎると言えるだろう。
コンロンの里の子供達からは「ダイトウ兄ちゃんは
馬鹿だけど優しいから好き」と慕われており、「ダグシオンのような栄えた都市でも貧民はいるんだな…」と心を痛めるような一面もある。
仲間たちのサラマンダー(魔道銃)の整備を担当する器用な面もあり、雑に扱うことはアナトリアにすら苦言を呈するほど。ソロエンドでは学者になるなど、見た目に反して知識人なのだろう。
また、3部で冥界兵化したアナトリアと戦闘させた際は
アナトリアが唯一名前を呼ぶ相手だったりする。
総じて支援会話で株を落とすがそれ以外の所(特に散策会話)で株を上げるという珍しいタイプ。
声を演じる山口勝平氏はOVA『ファイアーエムブレム 紋章の謎』におけるジュリアンの声を担当しており、実に約30年ぶりにFEへの再登場を果たす事となった。
ハルヴィン
CV:佳原萌枝
元々は旅芸人をしていた少女。
クランでは唯一コンロン出身ではなく、ダグシオンへの旅路のどこかで加入したものと思われる。
弓を得意としているが、彼女自身はごく普通の農園の出身であり、戦うのは苦手でホームシックになるなど不憫なキャラで、支援会話ではディートリヒやファビオなどの
怖い人に絡まれ怯える一面も。
スカウト時に大量のデーツを要求する事からファンからデーツちゃんという愛称で呼ばれる事も。
その他のクラン、および無所属
ザーコネ
CV:峰晃弘
クラン「ガイア旅団」のリーダー。
山賊の頭目である卑劣漢だが、意外にもスカウト可能。
ただし条件として10000Gもの多額の契約金を要求してくる。
意外にも肉・酒よりも野菜が好きなヘルシーな味覚の持ち主。「野菜の良さがわからないやつは勿体無い」とまで嘯くほど。
野菜の酢漬けなどはもちろん、種や鉢植えでもすごく喜ぶ。自家栽培でもやってるのだろうか。
FEシリーズの味方盗賊はすでに改心していたり悪事から足を洗おうと努力しているものが大半だが、彼は味方になった後も拠点で悪だくみをするなど改心するそぶりは全くみられない。救世篇で再加入した際は戦時中は戦場泥棒に励んでいたことがプロフィールで確認できるほど。
そんな彼が戦乱の世でも主人公に協力するのは単に「ほかに行く当てがない」という情けない理由である。
ちなみに
公式で雑魚キャラと名指しされた。あからさまな名前といい狙っているのは確かだろう。
実際、固有スキルも弱くはないが斧装備限定かつ上位互換が多く、斧がメインなのに技が極端に伸びてそれ以外は平均以下の成長率と一見ミスマッチ。比較的早期に加入するので兵種補正によりある程度のフォローはでき、命中の低い斧を安定して扱える(力の低さも斧の火力でフォローできる)点は評価できる。特に第二部で手に入る至高のアークとは相性が良いが、それらを加味してもなかなか苦しい立ち位置である。
ちなみに素の力の成長率は30なのだが
本作の女性陣の内一人に勝り内4人と同値な数値であり大半の女性に負けてる。
歴代シリーズでもあった金を払って仲間になるキャラだが、彼の場合値切る事が可能。
最終的には
10Gまで値引きが可能であり、そこらの食材などと同程度の金額でスカウトできるようになる。
しかも
ステータスが下がるといった事もないため、遠慮せず値切りが可能。
安値で買い叩いてこき使うも良し、大金を叩きつけて格の違いを見せつけるも良しなのである。
一応ここまで必死なのは、内側から乗っ取ればこっちのもんだという姑息な意図があるのだが…。
そして、ソロエンドで語られる後日談においても彼は決して改心することはなく悪事に手を染め続け、最終的にはその悪事を見兼ね、派遣された帝国兵と交戦し、討ち取られるという最期を迎えることに。
ベンディッツ
CV:近藤浩徳
クラン「雷霆騎士団」のリーダー。
元々は神殿の百人隊長を務めるほどだったが、不祥事により傭兵稼業に身を落としていた。
軍人でないのに将軍を自称したり若者に対して偉そうに説教したりと性格面にやや難はあるものの、尊敬する大アウグストの兵法書をボロボロになるまで読み込んで身に着けた指揮能力は本物。でも予選で対峙したティアラがアウグストの孫である事は最後まで知らないままだった。
勧誘するにあたって特に交渉の必要はないものの、あえて断ると是が非でも加入しようとめちゃくちゃに引き留めて来る姿が見られる。
勧誘したらしたで話が滅茶苦茶長いのだが。
アレキサンドラ・タムサンカ
CV:柴崎典子
クラン「テルス白銀騎士団」のリーダー。天馬のブーケパラスが相棒。
ジュラ神殿に使える
天馬騎士でもあり「銀の乙女」という異名を持つ。
元ネタはブーケパラスと合わせて恐らくアレキサンドロス大王とブケファラス。
彼女自身は騎士らしい清廉な人物なのだが、周囲の人間がいらぬ世話を焼いて彼女に有利な戦場を用意したり、対戦相手を襲わせるなど、意図せず勝ち進んでしまっていた。
そんな境遇から妬まれる事も多いが、彼女自身は意外と波瀾万丈な人生を歩んでいる。
初期クラスは天翼兵でありブーケパラスが初期から配属されているためカイ篇以外で天翼兵運用してもちゃんと成長補正が付くという特徴がある。
また、上級職にはドラグーンがあるのだがドラグーンになるとブーケパラスの補正がなくなり、逆に補正値や成長率が下がるので天翼兵のままで運用するのも十分選択肢に入る。
将来的にサンダーソード主体で立ち回りたい場合は苦手な黒魔術を鍛え上げる必要があるが魔力成長やそれ以外の長所をさらに育成で伸ばすためにウァテスになるのもあり。ウァテスでの運用中は個人スキルも活かしやすくなる。
(他の天翼兵組にも言える事ではあるが)ブリガンドやウォーリアーで力を補強したい所だが運が悪いと、または育成方針をちゃんと定めないと思った以上に力が伸びずに中途半端な事になる可能性がある。それでも高い力の成長率を維持して根気強く育てよう。
最速で加入させた場合でもLv20なので他の天翼兵組と比べて育成難易度は高め。
もし伸びづらいHP、力、守備を伸ばすならば「因果融合」でのステータス合成のために育成すると割り切るのも手。
個人スキルは隣接してる味方の人数につき命中回避+5という単独行動をする事が多いペガサスナイト系が持つにしては風変わり……どころか愛馬に乗れないクイックバトルでスキル効果が十全に発揮してる辺りまるで天翼兵でない運用を想定してるかのようなスキルとなっている。(クイックバトルでは味方全員と隣接判定となるため常時命中回避+20と最もスキル効果が発揮するようになっている。)
天翼兵での運用時は個人スキルが活かしづらいので攻速が過剰になるなら思い切って盾もしくは可憐の仮面を付けるのも手。重装術を上げて「体格」を覚えておくと盾やアクセサリーがつけやすくなる。
天翼兵組の中では幸運の成長率は50と一番高く、技の成長率は45とそれなりなのでサンダーソード使用時にてスキルを加味しない場合の素の命中率は一番高くなりやすい。
後述のイオほどではないがブーケパラスだけをパクるプレイヤーもいるとか。ブーケパラス引換券
大剣闘祭では有利な条件をつけられたとはいえ、ラミーヌ一家、メガエラの灯火、カエルスの薔薇との連合チームと戦うこととなる。
アレキサンドラのHPを一度削り切るとブーケパラスが負傷するイベントが発生。
愛馬の身を案じた彼女はブーケパラスから降りて単身で戦う事になる。
裏工作によって彼女に押し付けられたアーク「ゼピュロスの盾」は特攻を受けないという効果があるが
それ以外の補正効果は一切無いためペガサスから降りた時点でただの重さ5の足枷と化する。
それでも彼女自身は果敢に戦うが、折悪くセオドラがマハマドゥの腕の破壊衝動に飲まれて感情が爆発。
敵対するアレキサンドラに馬乗りになって何度も顔面を殴打すると言う凄惨な決着を迎えた。
……が、その直後セオドラ篇ではほぼ無条件に近い形でスカウト可能。殴られた件に関しては「あの時のセオドラ様は怖かった」だけで流しており、セオドラとの支援会話もあるという慕いっぷりである。支援会話でアレキサンドラに対して負い目があった事を考えるとセオドラ本人が一番面を食らっただろう。さらには支援会話で自身を殴打してた時のセオドラについて「とても苦しそうに見えて忘れられなかった」と逆に心配までしてたという凄まじい強メンタル及び鑑識眼の持ち主である。
勿論特に顔が腫れてると言うこともない。回復魔法って凄い。
ただ、彼女自身周囲の余計な期待を煩わしく思っていたようで、大剣闘祭敗退によってその重圧から解放された事に素直に感謝しての事だと語っている。
ちなみにセオドラ篇のスカウト条件が最も緩いため勘違いしやすいが4ルートの中だと最速ではなく2番目に早い加入となる。最速でスカウトできるのは次点でスカウト条件が緩く7章でスカウト可能になるカイ篇である。(最速スカウト時、カイ篇はLv20、セオドラ篇はLv21で加入となる。)
これはセオドラ篇以外のルートでは7章からスカウト交渉ができるようになるのだがセオドラ篇ではアレキサンドラ戦が7章となる関係でスカウト可能になるのが8章からのため。
幼少の頃に両親が事故で亡くなった後伯父に引き取られているのだが、その伯父からは育ててきた恩義を盾にして政略結婚の道具として使われており、意図していない快進撃は伯父の差し金のものだった。しかし敗北した事により伯父の家を出る決意を固める。
愛馬のブーケパラスは彼女にとって両親の形見であると同時に唯一の家族であり心の支え。
陰口叩かれようがセオドラにボコされようが人前で泣くような事はしない彼女だが、ブーケパラスが行方不明になった際にはさしもの彼女も近くに居たのがカイだけだったとはいえ泣き出してしまう程酷く焦燥した。
救世篇のイシュマールとの支援会話にて両親の死は事故ではなく伯父による謀殺だった事が判明する。
そのためソロエンドでは関係修復を迫った伯父に対し鬼の様な剣幕で拒絶した事が語られている。
彼女の背景や人となりについては意図的なのか特定ルートでないと把握できないorしづらい情報が多い。
例えばディートリヒ篇やレダ篇ではアレキサンドラ戦後に裏工作が伯父の手によるものだと判明しアレキサンドラも家を出た事が分かるのだが
セオドラ篇だとスカウト条件が最も緩いにも関わらずメインシナリオ内でその辺りの事が一切説明されない。その代わり、かなりの強メンタルっぷりなのが知れるのだが。
アレキサンドラとゲイツの支援会話を見れば一応セオドラ篇でも伯父関連について知る事は可能なのだが
肝心のゲイツがディートリヒ篇以外だとスカウトできない関係でゲイツの支援Lv上げをする利点がほぼ無いため
普通にプレイしているとディートリヒ篇やレダ篇で初めて内情を知る人がほとんどだろう。(なお、ゲイツとの支援会話の方がより詳しく内情を聞けるためメインシナリオ→支援会話の順で見るのを想定されてると思われる。)
また、カイとはメインシナリオで関わりがないがカイ篇でスカウトしてた時にのみカイと支援会話が可能となり上記のアレキサンドラとブーケパラスとの関係を聞く事ができる。
なお、主要8クラン未所属のキャラは基本的にイシュマール以外のキャラとの支援Aとペアエンドが存在しないが、アレキサンドラのみ例外としてイシュマール以外に支援Aとペアエンドになるキャラが2名(カイとゲイツ)存在する。
ちなみに救世主とのペアエンドでの冒頭台詞は暗黒竜&紋章の謎でマルスがお亡くなりになった時のシーダのオマージュ台詞である。
ジャスミン
CV:大久保藍子
クラン「パルマの雨」のリーダー。
明るい性格の女傑で、元アラゴ王国の騎士。出身はブリギット。
今は亡き伴侶が遺した傭兵団を再結成するために大剣闘祭に参加する。
なお、ジャスミンという名は歴代シリーズでは『
烈火の剣』で登場した砂漠の盗賊コンビの片割れと被っている。勿論こちらはれっきとした女性。
後攻での攻撃を強化するスキルを持った受けからの反撃に特化した性能が特徴。
アーマー系にしては力の成長率は40%と控えめな代わりに技は45%と高めであり、重装術で覚えるスキルも軒並み有用なものが揃っている。
イニオニ
CV:三輪夏紀
クラン「ブラガンサ同胞団」のリーダー。
「魔弓のイニオニ」の二つ名を持つ凄腕の傭兵。
その一方で、給金の値上げを言い出しにくいなど内向的な面もある。
なお、感極まると博多弁のような方言が漏れる事もある。
力の高いアーチャーだが、反面速さと技が平均以下。
しかし、アーチャー系をマスターすれば命中を補うスキルを習得するので他の兵種を経ることなく育成が可能。
グザラン
CV:金子隼人
「死なずのグザラン」の異名を持つ傭兵。
実力は確かだがすぐに嘘や適当なことを並べるなど、性格面に問題あり。ミカエラは新人時代に彼の世話になっているがホラ吹き癖には呆れている。ただこのホラはすぐに嘘とわかるような内容で(自分は鳥だっただとかモテモテで困るだとかしょうもないもの)、本人なりのコミュニケーションを兼ねており、人を傷つけるような嘘はつかないし、傭兵としての実力は嘘ではない。
カイ篇のチュートリアルスカウト枠。レダ篇でも比較的早期にスカウト可能で、バッカニアとは友人関係にあることが支援会話で明かされる。
レダ篇ではバッカニアに頼まれて復讐心に囚われているレダのことにも気にかけており、奉仕活動などで彼女との専用会話があったりする。
中盤あたりでお役御免になるポジションかと思いきや、力と速さ、技がよく伸びるうえ防御面も悪くなく、前衛不足のカイ篇において最初から最後まで頼りになる前衛。個人スキルはランダム性こそあるがデメリットは全くないため使いやすく、砲台相手の回避盾としても極めて優秀。
その上に田舎から出てきた少年少女の助けになるオッサン(チュートリアルを兼ねているといえ
安酒一つで少年少女3人のクランにあっさりと協力という流れ)というシチュエーションが熱い事から発売後はじわじわ人気に。付いた渾名は
令和のオグマ。
でもリベイラ組との支援会話はない。
NPCからも話が面白いため子供には慕われていることが触れられており、父親を探すミカエラの娘・ムウを気遣うなどの面もあり、青臭い少年少女が好きな部分も含めカイのスカウトに簡単に応じたのもこうしたキャラ背景があるのだろう。
尚更支援会話がないのが勿体無いが。
なお「リベイラの風」の保護者役はシナリオ上はウルタンドとセントリオンということになっているが、彼の加入はウルタンド加入前であり、「グザランが保護者」という認識のプレイヤーも。
イオ
CV:小林秀行
元々はアラゴ王国の騎士だったが、国王に嫌気が差し、愛馬ロシナンと共に出奔している。
『風花雪月』の
シャミアと風貌やセリフが似通っており、血縁にあたる可能性がある。
風花雪月を思わせる他のキャラが一部の言動が共通する、という程度なのに対して、彼は男体化したシャミアと言っても過言ではないほど意識させる台詞が多いのが特徴。
なんと序盤にスカウト出来るディートリヒ篇でも
LV20で加入する。そのため本作の
ジェイガン枠ではないか?という説も。
だが、弓術Lvを何とか鍛え上げて戦車兵にすると
愛馬ロシナンの成長補正がニ倍となり驚異的な成長率となるためステータスがぐんぐん伸びる。騎士道とは轢き逃げ。
本作では何かと別兵種にした方が良い成長をしたり使い勝手が良くなったりするキャラがそこそこいるがイオもその類である。このような変わった運用方法でも強くなれるユニットは他にもいるので色々試すのも面白い。
なおカイ篇のみ必要名声10(限界が12)と非常に要求が高く必然的に加入が一部終盤になるため、
スカウト直後に補正が優秀な愛馬だけをパクられるなんて悲劇を起こすプレイヤーも。
誰が呼んだか、ロシナン引換券。
カターニャ
CV:飯田ヒカル
誇り高く一流を知る騎士だが、5年前のシドニア事変の際に全てを失っており、今は一流の雇い先を探している。
レダ篇のチュートリアルスカウト枠。レダと違い復讐に生きる事なく一流を目指して生きる女騎士らしい人物。
なのに薔薇の嵐メンバーとの支援はない。グザランといい何故……?
しかしこう見えて結構な俗物。男の好みも一流(=イケメン)、装備も一流(のため
金欠)。
スカウトが遅れた場合は天翼兵になる。
一方で本作の天翼兵は速さ補正が低め(マイナスにはならない)。アレキサンドラの成長率はブーケパラスありきなことに気づかなかったプレイヤーからは「罠」呼ばわりされている。
素の速さ成長は高いし、天翼兵の利便性もあってそのまま育てても特に問題はないのだが、カイ篇以外だとカイ篇の天馬騎乗時と比べるとかなり下振れる。
その点が気になるのならば速さの補正の高い剣士や、欠点でもある力の補強が可能なブリガンドなどを経由させよう。
天翼兵組の中では取得魔法に恵まれており白魔法Bでリブロー、Aでワープと便利な魔法も習得するので因果融合を見据えるならプリースト等で育てるのも一考の余地がある。
個人スキルは攻速依存で相手と差があれば発動となるので他の天翼兵組と比べて重い武器やアクセサリーを積めづらいのが難点。できる限り体格(力)と速さは上げておきたい。
最上級職の聖天翼兵のマスタースキルは攻速依存で相手と差があれば発動とカターニャの運用と完全に噛み合ったスキルなので是非取得したい所。
1部でロストするとリザルトで死亡していた事が判明するのだが、その死因は招かれた食事の席で
巨大チーズを上機嫌で飲み込んでの窒息死。
酷さで言えば拾い食いによる食中毒で死ぬソフィアといい勝負である。
ヌディーヌ
CV:三浦冴子
元サラミス王国の騎士。
かつて親同士がダヤン派であったため、リリアンとは旧知の仲で「姉さん」と呼ばれるような仲。
彼女はダヤンの謀反が失敗に終わった後、サラミスを離れ傭兵稼業を営んでいるが、サラミスに残り前歴のせいで軍の中で孤立しているリリアンのことを気にかけている。
意外なことに黒魔術も得意で魔力の伸びも悪くないため、カイ同様カラドリオス適性が高い。そのままハイエピタフになることも可能。技能的には鍛治師向きだが鍛冶師自体が強いクラスではないので。
ノクチュラ
CV:夏陽りんこ
村の暮らしに嫌気がさし、都会の生活に憧れてダグシオンを訪れた女剣闘士。
気に入らない雇い主を殴ってしまったせいで、今はフリーな状態。
一人称は「おれ」であるおれっ娘(2人目)。
レダ編以外の3ルートでスカウトのハードルが低く早期加入させやすいが、8章以降にスカウトするとドレイクの財宝「大熊の右鉤爪」を所持している。現状この方法でしか入手できないため、アイテムコレクターは注意。
ヨーカイ
CV:喜屋武和輝
ボンバエの隠れ里出身の諸国を放浪する破戒僧。ディートリヒ篇のチュートリアルスカウト枠。
無類の酒好きであり、現在は旅の途中でダグシオンに立ち寄っている。
第2部以降は拠点会話では戦争という現状に対して深い言葉を発している。
魔法ユニットとしては魔力が控えめだが、HPが比較的伸びるのである程度は耐える回復役になれる。
ソフィア
CV:清都ありさ
ソレル神殿に仕える女神官。セオドラ篇のチュートリアルスカウト枠。
一見するとごく普通の女性なのだが、食事に誘うと下手すれば
戦場にいる時よりも必死な声で食事にありつく姿を隠そうともしない、恐るべき人物。
余りの大食いっぷりに給料はほぼ食費に消え、出禁になってしまった店も少なくないらしい。
イレース辺りから始まり、
エルフィや
イングリットに続いていったFE界の大食い女子の系譜。
亡き父が山賊の頭領で、堅気で生きていくために努力で神官になるなど苦労もかさねている。
どんな食事でも大好物判定になるため支援上げのお供にもってこい。リブローと白魔法の射程強化を覚えるためヒーラーとしても最優クラス。本人のレベルと白魔法の技能レベルさえあればいいのでスカウトが遅れても最低限の仕事はできるのも良し。
逆に言うとヒーラーとして優秀すぎて別育成の余地がなく、どのルートでも同じようなステータスになりやすいとも言うが……
ぺぺ
CV:伊藤智哉
少年でありながら尊大な口調を使いこなす謎の人物で、一人称は「
朕」。
中の人は本作出演をきっかけにFEデビューしたのだが、プレイしていたのは何故か『覚醒』だった。
固有スキルは強力なのだが、加入が条件との兼ね合いでどうしても終盤近くになるというのに、成長率とクラス補正で
レベル31で力13という非力さから
悪い意味で話題となってしまった。
その正体はブリギットの王であり、本名はペンローズ・ペルグリヌス。
ブリギット王族であり特徴的な髪の色などから
ペトラの親類であると思われる。
「『先制』して『奇襲』すれば『有利』ぞ!」というあからさまな台詞もあるほど。
後世に血が繋がらないと困るためか第1部にロストした場合も死亡は名言されず、数年後に王位を退いた事のみが語られている。
マジーデ
CV:小野寺悠貴
ダグシオン近辺をうろつくごろつき。手のつけられない乱暴者として育った結果、親に捨てられた挙句に喧嘩三昧で投獄されることを繰り返している。
その実力を見込まれてミトラス修道会からドレイクの財宝「漆黒のグウェン」を与えられた程度には有名。
大剣闘祭で優勝して街の支配者になろうと目論んでいたのだが、ディートリヒに「漆黒のグウェン」を奪われた挙句、後ろ盾になってくれるはずだったミトラス修道会のマリアからも見限られてしまい出場権までも失う(ディートリヒは遅刻したため本来出場権がなく、無理やり奪うことを画策した結果で漆黒のグウェンに関してはおまけ)。
この事情からディートリヒとミトラス修道会に対しては恨み骨髄で、ごろつきを嫌う女性陣並にスカウト難易度があからさまに高い(むしろ難易度が高いだけで応じてはくれる)。
一方で自業自得な面もあるといえ親に捨てられてしまった過去からか「誰かに必要とされたい」という願望が根底にあり、スカウトも最初は分かりづらいが彼の質問に3回「必要」と答えるだけで済む。
またオルヘルとの支援会話では
力を得る代わりに魂を蝕んでしまうフラーマをがぶ飲みしているのにも関わらず、精神には影響を殆ど受けない特異体質であることが判明する。拾い食いの賜物だろうか?
ディートリヒの項目で書いたように総合的には全キャラワーストの成長率だが、実はHPや力などの必要な分だけ高く魔力や魅力といった彼を使う上でそこまで必要ない能力だけ極端に低く配分されている(魅力に至っては
5%という貫禄の数字)。速さは重装系ならば気にならず技は低めといっても絶望的な低さではないし、魔防の低さは魔導士相手を避けるだけで済む。
特にスカウト難易度の低いカイ篇では、前衛が不足する時期なのでちょうど壁役として頼りになる。
斧が主体なこと、「マジ」な名前、ライバルに「ダロス」がいるなど、初代の斧使いの代名詞である
サジとマジのセルフオマージュが若干入っている模様。
キロイカ
CV:藤堂駿介
「黒鳥海賊団」の元リーダーにして、「怪鳥」の異名を持つ海賊。
ヴァンダル商会とのいざこざのせいで全てを失い、タリムーンに恨みを抱いている。
現状ではエスメラルダとしか支援会話がない上にストーリーにも全然絡まないよく分からないおっさん。タリムーン篇で出番があるのだろうか?
数多くの敵を容赦なく海に突き落として殺害してきた紛れもない悪党だが、同じく賊枠のザーコネと比較すると自身を慕う子どもを気にかけたり、戦争で行き場を失った人々に対して「海賊団があれば面倒をみてやったのに」と発言するなど人情を捨てきれていない様子を見せる。
技と速さが伸びやすい弓兵で、早期にスカウトできるディートリヒ編とレダ編では弓兵が不足している事も手伝って最後まで存在感を放つユニットとなっている。
特に戦技「乱射」は威力が90%になり命中率も大きく落ちるが驚異の4回攻撃を放つ大技で、雑魚キャラっぽい外見と影の薄さに反してなかなかの実力者。
ダグザ帝国/帝都ダグシオン
本作の物語の中枢を担う、ダグザ大陸の中心部。
ソレル
CV:石井一貴
ダグザ帝国本来の主である神威大帝ダグザが休眠状態にあるため、代行者である「神威法王」としてダグザの地を統べる賢王。
その一方で、お忍びでダグザ帝国内を満喫したり、
時には暗躍する部下を懲らしめるなど、一国の代表とは思えぬ豪胆な一面も持ち合わせている。というかその際の
悪党の台詞が完全に時代劇のノリ。
仲間にはならないがとある外伝でゲストキャラとして使用できる。神の一柱の名に違わず、クラスは最上級のさらに上を行く神将職「ザ・トライデント」。圧巻の槍Sに加えて能力値も高め。しかし幸運や魅力がやけに低い。
戦闘モーションがイシュマールとよく似ているが…?
ダグザ大帝復活時に処された事がナレーションによって語られて、
以降は一切登場しない。
重要キャラっぽいのにまさかのナレ死。
ソレルが第2部以降一切登場しないのは本当だが、イシュマールが持っていた無銘の槍をクレールに見せると真の力を引き出し、ソレルの神槍として手元に戻ってくる事となる。
この事から、イシュマールの魂は元々彼のものと推測されるが、一方で彼の記憶を持っているのか不明瞭なところもある(とはいえ、序章でイシュマールの魂に「お前の罪でもある」と語りかけていることからソレルと無関係ではないのは確か)。
かなり変わった見方をすれば、重要っぽいキャラだったのにあっさりと殺されてしまったソレルが転生して世界を救う英雄となったとも言える。
槍を直してくれたクレールの他にはカイとディートリヒ(※セオドラはこの時点でイシュマールの戦う姿を見ておらず、レダはそもそもこの外伝が発生しない)は雰囲気や戦い方にどこか既視感がある事を明らかにしている他、オルヘルも正体に勘付いている節がある。
ちなみにイシュマールはソレルの話題になると口籠ったり笑ったりとリアクションが増える事があり、フォトナからも「一度死んでから楽観的になった」と指摘されていたりする。
イリアナ・コキビヌス
CV:飯田ヒカル
「君子蘭婦人」と呼ばれる、赤い瞳をヴェールで隠した妖しい雰囲気を持つ女性。現在は蘇ったユ・ファスとしてソレルと行動を共にしている。
「オットーちゃん」という、魂魄の天冠(ゴーティエの紋章)が無数に刻まれたクマのぬいぐるみを抱えている。
中の人はカターニャと兼役。
カイ篇ではオルヘル外伝をこなさない限り、「どこか怪しいがカイを手助けしてくれる女性」という印象で終わるが、それ以外(特にラクシャの素顔や暗躍が明確なディートリヒ篇)ではミトラス修道会の幹部で記憶喪失を装っているだけだと判明する。本名はイシエト。
完全にユ・ファスと瓜二つでソレルすら疑っていないものの、あるシーンでは「愚かなユ・ファス姉様」と嘲笑していることとマーナから「姉様」と呼ばれていることから、バロール四姉妹の三女と推測できる。
見た目に関しては双子なのか、それとも本当にユ・ファスの肉体だけを蘇生させて中身が「イシエト」なのかは不明(少なくともラクシャたちは「ユ・ファスの魂はフラーマに閉じ込められているはず」と疑っている)。
なお姉に対しては「ソレルを愛したが故に破滅した」などと嘲笑い、オルヘルが素顔を晒した際には明らかに憎々しげに睨みつけるなど少なくとも良好な関係ではなかった模様。
ソレルのことは陥れる目的もあり愛しているわけもなく、信頼する側近のウイニキウスすらもラクシャの手に落ちて足元が崩されていることを馬鹿にしている。
またユ・ファスのみならず、マーナがかつて人間の男(ヴァンダルではなくコーエンのこと)を愛し今も引きずっていることを笑い飛ばすなど、「人間との愛」に関してはかなり嫌悪している様子。
しかし彼女自身も貴重な心核を持っているアガルタの脱走者であるガンシンを側近に据え「お父様の次に大切」とまで言い切り、彼女に愛を捧げる彼に対する感情は「お気に入りの玩具」なのかそれとも…。
戦闘能力がないわけではなく、ある場面では「オットーちゃん」を使って魔術を使い、ガンシンと共にファビオを追い詰めていた。
しかしいつの間にか物語からフェードアウトし第2部以降一切登場せず、妹と違って屍としても再登場しない。
一方、第3部のオルヘルとレダの支援会話では第1部では否定していたレダの復讐心について「様々な経験を経て理解した」と語っているため、イリアナが消えたことと関係があるのではと思われる。屍兵としてすら出てこないため、生存している可能性もある。
ちなみに姪孫のカイからは(直接ではないが)「親切なおばさん」呼ばわりされている。この直後に出会う老け顔のベルトランのことは「兄ちゃん」と呼んでいるため「実年齢を見抜いているのでは」とよくネタにされている。
実はゲスト加入のみのアンナ含めた仲間キャラと神位以外で公式に「好きなもの」が設定されている。
神位はエキスパンションパスにて加入することと「追加キャラの実装」も告知されたので、「イリアナも加入するのでは?」と予想されている。
カーラ
CV:八巻アンナ
狩猟と芸術を司る女神。
年に一度最も素晴らしい芸術を披露した者に「カエルスの薔薇」の称号を贈っており、当時最年少の13歳で授かったレダの事を気に掛けている。
中の人はウーシュラと兼役だが、スタッフロールには記載されていない。
加護は速さ・回避・移動力と詰めに強力で汎用性の高い効果盛りだくさん。
移動力が物足りない時に使うだけでも戦闘を楽にしてくれる。あくまで回避の上昇率は50なので当たるときは当たるのはご愛嬌。
とはいえカジュアルなら雑に使うだけで相手の命中率が2割以下になることもあり、育っていれば0%にまで抑えることも出来る。
マーズ
CV:増田竜馬
武を司る軍神。
彼自身もその腕前には自信があり、戦いを通じて理解を深めあおうとする。
ディートリヒは特に興味を持っており、マーズ自信も気質としては似通っているため割と意気投合していた。
彼の加護は単純な物理戦闘強化。撃破回復もあり、戦技を使ってもあと一歩足りない時や微妙な命中などの不安要素を潰してくれる。
スミルノス
CV:豊島修平
魔導を司る神。普段から妙な実験を繰り返している変わり者。
猫が好きで、常に大きな黒猫を連れている。神殿の奉仕活動も猫の世話。
ディートリヒ篇だと戦技強化や秘伝伝授を教えてくれるほか、鍛冶師の解禁にも関わる。
加護は魔法がもともと命中率が高めかつ射程2のためちょっと汎用性に欠ける。
射程の長く物理耐久の高いボス相手には有効か。
一応トロンや闇魔法など命中しづらい魔法やサンダーソードも管轄なので役に立つ場面はある。だからこそ枠が悩ましいのだが…
アウロラ
CV:田村好
星と航海を司る女神。
彼女のみ他の神と違い、謁見を許されていない。
彼女の加護はダメージ軽減と厄介な冥府の加護無効。戦闘が安定するありがたい効果である。バロールの孫娘なだけあり実質冥府の加護を得られる。
やたら屍兵との戦闘が多いレダ篇だと特に大助かりな上に遭遇戦でたまに登場するマミーにも有効なため、なるべく早めに上げておきたいところ。
実は『風花雪月』で彼女の名前を冠した神性防具「アウロラの盾」が登場済み。風花雪月のこれは飛行特効を防ぐ効果だった。
カイの母親で、ソレルにより神殿に閉じ込められていたところをカストールと駆け落ちした過去を持つ。
父であるソレルとは顔を合わせる機会すらなく冷めた関係だが、フォトナ曰く「複雑な生い立ち」と語られる事からそれだけではない事情があるらしいが…
そのためカイにとってソレルは祖父にあたる。
カイ篇ではカイの優勝の願いでただのカストールの妻ローラとしてリベイラ村に渡る事になるが、第3部の際に神殿に戻ってくる。
カイ篇で二回スポット参戦するが、クラスは父同様に神将職「ザ・トライデント」であり、数少ない白魔法「スターライト」の使い手の一人でもある。
曰く、槍の扱いはカストールから学んだとのこと。
また神殿内では不義の子ではないかという噂が流れており、アウロラもその事に悩む一方で本人も何かを疑ってもいる。
ソレルは(ユ・ファスと思いこまされている)イリアナに「君がお腹を痛めて産んだ子」と保証しており、少なくともユ・ファスの娘である事は間違いない。
また瞳の色は金色で、これはソレル(青)ともユ・ファス(赤)とも異なる色。金色の瞳を持つ神位は他にある人物が存在する。
そしてその人物の娘という事になっているフォトナからは「妹のようなもの」とも言われているが、そもそもフォトナの本来の出自もあるため全容ははっきりしていない。「複雑な生い立ち」とはこの事と思われる。
ジュラ
豊穣の女神。
ダグザ大帝の妻であり、クレールとカーラの母でもある。
そのため、彼女をダグシオンの指導者にするべきと言う意見もあったが、彼女自身がそれを固辞してソレルにその座を明け渡している。
加護は特攻や追撃、必殺などの不安要素を守ってくれる防御効果。難易度の高い戦闘や敵の種類によってはアウロラより手厚く守ってくれる事も。
欠点は火力に一切関わらないこと、冥魔戦では矛を兼ねるアウロラ、当たらなければどうということはないを地で行くカーラに劣る場面があること。使いどころは難しい部類。
CVがスタッフロールに記載されていないため担当声優は不明だが、前記のカーラの取扱を見るに他のキャラとの兼役と思しい。
クレール
CV:君成田晃佑
鍛冶を司る神。
本編開始時点で神の門を閉じ神殿に引き篭もっているらしく、謁見する事はできないが…?
効果は視界確保、耐久保護、敵ターンの先制……と3つ目以外かなりニッチで微妙。
ぶっちゃけ加護枠を潰すほどの価値はあんまりないかもしれない。しかし視界確保はまさにそのニッチな需要であり、索敵マップでは世話になる。
マリア
CV:風間万裕子
ビウエラの名手である謎の女性。
本名はマーナで、バロールの四女。
『黒曜』の当初の持ち主であった吟遊詩人コーエンに想いを寄せていたらしく、その末裔であるレダとはただならぬ因縁がある。
また、ギルキルスの養母マルティラとしてアラゴ王国の政治の実権も握っていることが匂わされている。
レダ篇第1部のエンディングで死体として発見された事がしれっと明かされ、第3部ではコーエンと共に屍兵として登場する。
第2部でタリムーンが「実の母を手にかけることになっちまった」と語った辺りや、彼の素性を知った際に露骨に嫌悪している態度から、彼女がその「母親」と思われる。
しかしヴァンダルの事は別に好きでもなかったらしくタリムーンの事は息子と認めてはいなかったようで、その最期も息子の手で修道会ごと焼き討ちをかけられたようである。
ラクシャ導師
CV:大久保藍子
ミトラス修道会の長である、ダグザ大帝の忠実な部下。
常に仮面を装着しており、素顔は分からない。
しわがれたような声で老婆のような印象を受けるが……?
彼女の口付けを受けたものは己の命すら捨てる命令をも受け入れるほどの洗脳を受けると言われている。
中の人はジャスミンと兼役のため、カーラと同様にスタッフロールでは名前が記載されていない。
ユ・ファスを蘇生させたと偽り、ソレルを追い落とすためにイリアナ(イシエト)を送り込み、裏ではウイニキウスのような直属の側近をも洗脳。
さらに外伝ではダグザの大釜を修復するためのオリハルコンを集めており、ソレルも彼女を疑ってはいたが明確な証拠も掴めず、側近すらも信用できない状態となってしまう。
本名はライラー。バロールの長女で、素顔は緑髪の美女で声色も若々しく変化する。
父バロール復活のために動いているが、口付けによる洗脳がなぜか効かないディートリヒに忌々しさと同時に興味を抱き、この時点でマーナからは「恋」だと指摘されたが、サブイベント(任意発生)でヒョウシの裏切りとバロールの心臓の暴走から助けられた事によりディートリヒに明確に想いを寄せ始めてしまう。
だが結局ディートリヒにはその想いは届かず、敵対を決意してしまう事となる。
とはいえ実はディートリヒ的には案外満更でも無かったようなのだが、「敵対することが彼女の想いに応えるのに必要な事」と彼基準の判断をしており、歪ながらも両想いの悲恋に終わった。
2部ではラクシャとして復活したダグザ大帝を補佐。ダグザの大釜を用いた大虐殺にも加担する。
だがダグザ大帝が敗北すると、治癒の要請を無視し「恨みの腕」なる亡者の塊を呼び出して彼をも大釜の贄としてしまう。すべてはバロールの贄を用意させるために誘導していたのだ。流石に市民100万人大虐殺は想定外だったらしいが
そしてライラーとしてセオドラ率いる主人公達と対峙。撃破されてなお繭化した末、バロールの復活と冥界の顕現を実現してしまった。
そして、3部では第6区分で最後の冥界の門を守護する番人として立ちはだかる。ここでは、化身したライラーを倒すと、第二形態として人間体との決戦となる。最期は致命傷を負った身で父バロールの元へ行かせまいと必死の抵抗をするも、自身の愛したディートリヒに憐れまれ、その場で事切れた。
なおダグザが500年前に暴君に変貌した(のちにソレルに討たれた)のも彼女がフラーマを与えたためであり、そういう意味でも物語の元凶と言える。
数々の暗躍をした物語の元凶たる魔道士という意味ではガーネフに近いものがあるが、そのポジとしては異例中の異例である女性(しかも美女)
さらにエキスパンションパスのPVではユ・ファスが処刑される過去が描かれているが、ダグザの大釜の縁にラクシャらしき人物がいたことにユ・ファスが気づくという意味深なシーンで幕を閉じている。
ガンシン
ミトラス修道会の四方正門の一人。イリアナの側近をしている。
その正体はアガルタの民で本名はペリアンドロス。どうやらイリアナに信仰を抱くほどに心酔、心核を持ち逃げする事となり、ファビオ(アナカルシス)は彼の抹殺も任務の一つだった。
イリアナに対しては愛を捧げるほどの相手とまで言い切り、イリアナも彼に対しては特別な扱いをしているが…?
出番の割には詳しいことは分からないまま2部までに死亡していた事が明らかになる。
ちなみに物語序盤でベルトランと試合をしていたのはグルジン。この時しか登場せず、兜をしている大男で名前も似てるのでたまに混同されがち。
ヒョウシ
CV:丹羽正人
ミトラス修道会の四方正門の一人。ガンシンともども主にディートリヒ篇に登場。軽薄で傲慢な人物。「漆黒のグウェン」をマジーデに渡した張本人である。
しかし妖糸「グレイプニル」をディートリヒに斬り捨てられたり、オライオン渓谷でも何らかの失態があったようでラクシャに責任を追及される。
このことを逆恨みし、老婆を装っていたラクシャの美しい素顔を見てバロールの心臓もろとも奪おうと奇襲を仕掛けた。
が、居合わせたディートリヒに撃退された挙句にバロールの心臓の暴走に飲み込まれてしまう。
この時にすでに反応がなくなっていることや、仮に生きていたところでそもそも脱走しようとした挙句にラクシャに手をかけようとしたことで無事に済むわけもなく、第3部では冥将として登場している。
ディートリヒがいるとヒョウシのことを全く覚えてなかったことが判明する。(エスメラルダは覚えていた模様)
シンラ
ミトラス修道会の四方正門の一人。
しかし現状ではレダ篇でマリアを助けた以外にまともな出番がなく完全に空気。
しかも他の面子ともども2部までに死亡が確定しており、その理由すら不明。
出自からすると、アナトリア篇が彼の本来の活躍かもしれない。
カストール
CV:國分和人
カイの父親。『暴風』の2つ名を持つアウロラ神殿の元バルカン(神官戦士)で、ピーテルの母エスティも元同僚。
カイの母親がやんごとなき人物だったため、「カイが一人前に育つまで」という条件付きで死刑の猶予期間を与えられていた。
FEシリーズにおける主人公の父親といえば
死亡フラグの代名詞
実際セオドラ、レダの父親は冒頭で殺害されているしだが…
カイの母親は上記の女神アウロラ。また、彼自身、病魔にむしばまれており、余命いくばくもない状態であった。
その割に度々加入する緑軍でも結構強いが。
そしてカイ篇の決勝戦で残り少ない命の使い道としてベルトランを助けること、それ以上に成長した息子と本気で戦いたいがために炎の鬣として参加、カイとの一騎打ちを挑む。
カイ篇ではカイが優勝した事により無事釈放され、家族で穏やかな余生を過ごした後第2部の2年後に病死した事が語られる。やはり死亡フラグからは逃れられなかったが、息子の成長を見届けつつも妻と共に穏やかな余生を過ごせたあたりかなり恵まれた方。
カイ篇以外ではカイの外伝で騒ぎに紛れて脱獄する。
なお外伝をこなさなかった場合牢屋のままだが、ダグザ大帝の計画によりダグザの大釜にぶち込まれたものと思われる。
このルートはカイもダグザ帝国側に付き戦死するため、残されたアウロラの心労はいかほどのものか…
セントリオン
CV:武田幸史
『鋼玉』の二つ名を持つアウロラ神殿の騎士。主天将かつバルカンというのは、ニネと同等の立ち位置。
カイの父カストールとは旧知の仲であるが、そのカストールを捕らえるべくリベイラ村を訪れる。
記憶喪失のフィアナを引き取った養父でもある
が、支援会話はない。一応好きなものに義理の娘の記述があるので仲は悪くない模様。
カイ篇では度々緑軍として協力しつつも正式に加入するのは第3部からだが、ダグシオンの街中にいる事から第1部の時点で食事には誘えて支援会話も見られる。
カイ外伝では敵将として登場し彼の撃破が勝利条件なのだが、
アーマーだから魔法に弱いとタカを括ったプレイヤーを驚愕させる魔防を誇る。もちろん物理面もカチカチ。『鋼玉』の二つ名は伊達ではなかった。
フリッサやハンマーは有効なのでそっちで攻めるのが正解。
CV:世戸さおり
シリーズお馴染みの赤髪ポニテのお姉さん。
本作では高位の神官であり、ソレルの側近という重要なポジションにいる。
シリーズお馴染みの秘密の店も出店あり。第1部ではアクセサリー、第3部ではドーピングアイテムを売ってくれる。
残念ながら本作ではスカウト不可だが、外伝で一度だけ共闘してくれる。
その際のクラスはまさかの本作の新クラス「戦象兵」。お忍びで来ている自覚はあるのだろうか。
ベラフィ
闘技場の管理人。大剣闘祭においても司会を担当する。
舞台設定の題材となった過去の戦争・紛争・事件のあらましを語った後、出場する選手を当時の英雄たちに見立てて紹介する、というのが基本の流れ。
尚、その際の台本はダンテが書いたもの。「よくもまあ自分で考えたみたいに語れるものだ」とは作者の弁。
舞台裏ではガブリエルと二人してブリギッド王のペペに媚を売る等、同程度には俗っぽい一面がある。
ガブリエル
闘技場地下で剣闘士及び囚人を管理する老商人。
いかにも強欲そうな狸爺といった風貌で、実際現金な人物ではあるが、大剣闘祭で扱う資材は完璧に揃えて、剣闘士と囚人の健康管理にも金を惜しまないプロ意識も持ち合わせる。
イリアナに気に入られてしょっちゅう地下に出入りするカイに苦言を呈する一方で、カストールの病状を包み隠さず明かした上で「腕利きの医者を手配するから簡単にあきらめるな」と諭す気遣いも見せた。
第2部にてダグザの大釜で処刑されてしまったことがゴライアスとの拠点会話で判明する。
ゴライアスも彼の世話になっていたことから「屍兵でも会いたいが、そうすると彼をもう一度殺さないといけない」と悲しんでいる。
ダグザ大帝
CV:松田健一郎
ダグザ帝国の本来の主。
しかしその性格は暴君そのものであり、人の命を容易く消費する外道。自分の意見に意を唱えた神官に「舌を抜いてしまえ」と命じるほど。
ソレルの統治下にあったダグシオン大剣闘祭開催当時は眠っていたが、その翌年明けに目覚め、ソレルを処刑した上で、ダグザの一地方を納めるサラミスを「不当に占拠した」と言いがかりをつけ、殲滅のための戦を仕掛けた。
本来はこのような性格ではなかったが、ラクシャが渡したフラーマにより狂っていった事がジュラによって語られている。
一方で
「母上様」と呼ぶ人物のことを異様に恐れており、娘であるはずのフォトナの詰問にはしどろもどろになってしまう面も。
サラミス侵攻も敵国の民の命をダグザの大釜にぶちこむことによるフラーマ化の口実に過ぎず、「フラーマを浴びるほど味わいたい」などと自白している。
しかしサラミスおよびブレザラントの連合軍、マーズたち神位がダグザへ反抗し、逆にサラミスに追い詰められると得心顔である手法を思いつく。
それは自国であるダグシオン市民100万人の方を大釜にぶちこむという前代未聞の外道極まりない大虐殺であった。
なお1部でロストしていた場合、マジーデ、ノクチュラ、ハルヴィン、ダンテ、サラン、ゴライアスはこの時共に大釜で処刑されてしまう事がクリア後の戦績で明かされる。
こうして100万人分のフラーマを取り込んだダグザは「神祖すら超えた」と豪語するほどの力を得るが、時を超えたイシュマールの介入により反撃を受けて破れ去った。
案の定、彼はラクシャ…ライラーのいいように操られていただけであり流石に自国民100万人虐殺を思いつくのはラクシャすら引いていたが、100万人分の魂を食らったダグザはバロール復活の都合のいい贄でしかなくなり、用済みと因果応報とばかりに今度は自分がダグザの大釜に放り込まれた。
これでも狂う前は君主としてはまともだったようで、セオドラの夢の中で神祖に叛逆したバロールと戦い敗れていた竜はダグザ。
ダマスカル王国滅亡やサラミス侵攻も、本来は「母上様」の本体を追い詰める段階まで来ていた「白き卵の民」の末裔、つまり自分たちの天敵という大義名分自体は過去には存在していた。
今のダグザは「母上様」から与えられた地の平定という本来の目的すら逸脱し、自国民を「餌」にすることを思いついて実行するほど堕落してしまっている。
3部ではなんと第1区分、つまり最初のボスを担当している。
かつて己が支配していたダグシオンの門を守るという意味では適役ではあるが、2部まで通してプレイすると中々インパクトのある配役。
なおステージギミックや取り巻きこそ厄介だが、本人はむしろ2部より弱体化している。
そして倒したら倒したで、フォトナに「母上様」の元に送り返されるとなるとバロールの顕現という(狂わされたといえ)己が招いた現状に対して「母上様」に知られるのを嫌がり、子供が駄々をこねるように泣き喚きながら消失した。
アラゴ王国
英雄アラゴを祖とする、ダグザ帝国の姉妹国家。
ギルキルス
CV:高塚智人
アラゴ王国の若き国王。
しかし王としての器は無く、必要とあれば自分の街に火を放つことも厭わない。
配下からの信頼も薄く、ネイサンとキリークには全く頼りにされていない。
一方のギルキルスも彼らが討死すれば「壁にもならん役立たず」と罵るため、さもありなん。
アスワン・ハスドルバル・アラゴン
CV:松村夏紀
ギルキルスの妃。アラゴ王家の娘であり、ギルキルスは婿入りという形で王に就いている。
元々ギルキルス、ベルトランとは幼馴染だったが、本当はベルトランに心惹かれており、ギルキルスもそれを承知でいる。
1部での活躍は主にレダ篇。彼女とはお互いに素性を知らずに友人となるが、後に事情を知らずにベルトランとの関係を話してしまい、更にマリアの暗躍も悪い方に重なって……
実は弓の名手。弓限定のイグナーツみたいな個人スキルも持ち、全体的に命中に不安が残る本作では有り難いが加入が遅すぎるのが悩みどころ。
レダ篇第1部では、決勝を前に改めてベルトランを殺さないよう懇願し、怒ったレダが弓で脅迫すると「撃つなら撃ち落として見せる」と真っ向から構えて対抗する。
結果として、復讐は諦めてないが真相の究明を優先し、ベルトランを見逃すレダに感謝した。
第2部では、サラミス=ブレザラント連合の奇襲に呼応して旧国王派が反乱、それに乗じる形で参戦し、連合軍に合流しようとする。
レダからは「王妃が何やってるの!?」とツッコミが入る。尚、同じく一度会ったはずのカイとは特別な絡みはない。
ちなみに同時加入のタホウニアは最上級職のバトルマスターだが、彼女は何故か上級職のスナイパーで加入する。
タホウニア
CV:石田嘉代
アスワンの世話係である老婆。
身長200cmとサランも超える長身
なのだが、ノリノリでアスワンの身代わりもこなそうとするお茶目な一面も。案の定即バレ、ギルキルスからは正論ツッコミを貰った。
第3部の終盤にアスワン共々加入するが、支援会話が一切存在しない上に施設の利用が一切不可能(なので兵種がバトルマスターから変更できない)。あくまでおまけ枠と見るべきか。
ネイサン・バカウディ
CV:金子誠
クラン「アラゴの双璧」のリーダー。王から携わった“カトブレパス”の称号を名乗る。
義に熱い真っ直ぐな性格をしていて、「義烈の猛牛」の異名も持つ。
シリーズお馴染みの「
赤と緑の騎士」の赤担当でもあるが、それにしては珍しく途中までは完全な敵として登場し、スカウトもできない。
騎兵であるバーディンガーで加入するがアーマー系にしろと言わんばかりのステータスを持つ。そのため素直にアーマー系にするか、3部で戦象兵にするのも良い。
2部では敵将として登場。キリークがこの戦争を死地を見据えている事を察し、共に帰還しろと諭すのだが……。
3章で撃破すると討死してしまう。しかし後述のキリークを仲間に加えているとネイサンも仲間に出来る。
……が、その条件が「キリークでネイサンにとどめを刺す」というもので少々手間がいる。
カイ篇、セオドラ篇ではキリークを仲間に出来ないため、ネイサンの死も避けられない。
キリーク・アバンシオ
CV:岩澤俊樹
クラン「アラゴの双璧」のもう1人のリーダーで本作の緑。同じく“パンター”の称号を名乗る。
切れ者ではあるが皮肉屋な一面もあり、「旋風の黒豹」の異名も持つ。
妹がいたが既に亡くしており、主人公がディートリヒかレダの場合遺品探しを依頼してくる。
レダ篇だと敵対する上に一応直前の章で「よく顔を出せたものだ」的に警戒してくるのだが。
相方とは違い速さも伸びるため最後まで騎兵一本でいける他、ソードマスターでも活躍できる。
2部ではネイサンと同じく敵将として登場。この戦いに大義はない事を悟りつつも、大戦を前に高揚していた。
2章で撃破するとそのまま討死し、ネイサンを置いて退場してしまう。
しかし1部で彼から受けられるサブクエストをクリアしているとこちらに寝返り生存してくれる。
カイ篇、セオドラ篇ではそのサブクエストが発生しないため、前述のネイサンと同じくどうやっても死んでしまう。
サラミス王国
ダグザ大陸の南方に位置する国家。
かつて女神ユ・ファスにより救われた人々を祖先としており、国全体でユ・ファスを信仰している。
一方で、そのユ・ファスの教えにより文字を使うことが禁じられた国家でもある。
ダヤン・セルヒオ・サバングレーン
サラミス王国の王族にして、セオドラの
異母弟。
見た目がギャンレルに似ている。
しかし姉とは違い傲慢で卑劣な性格で、王位を狙い父を暗殺した上、姉セオドラの王位継承を阻むため腕を奪わせた張本人。
正統な王位継承者であるセオドラが国の防衛のため戦に出ている間にも国でぬくぬくしており、「国とは土地」と断ずるなど、王の器は無いに等しい。
しかし、それ故か彼を担ぎ上げ、傀儡にしようとするダヤン派の勢力はセオドラ派とほぼ変わらないほどとなっている。
セオドラ篇序盤で姉を追い落とそうとするもマハマドゥの腕で復帰したセオドラに鎮圧され、本来ならば父殺しもあり処刑されるところだったが、セオドラの温情により流刑に処される。
仲間ではリリアンの実家も元はダヤン派で、この反乱で屋敷すら失うほど没落した。
セオドラ篇におけるメインヴィランなのだが、スタッフロールには担当声優の記載がないため、ラクシャ導師やカーラと同じく演者は他のキャラとの兼役と思しい。
ところが終盤で脱獄、またも反乱を起こしセオドラ篇のラスボスとして立ち塞がる。敗北すると懲りずに命乞いをして、今度こそ処刑された。
もっともセオドラは最期まで肉親の情を捨てきれず、純粋で姉を誇りに思っていた頃の弟を思い出して躊躇していた。
そんなかわいい弟が変貌したのもダヤン派の担ぎ上げのせいらしく、みっともなくダヤンに責任を擦り付けてようとしたそいつらは躊躇なくまとめて処刑された。
作中でも「王としての覚悟もない無能」と敵味方からも評されているが、一方で終盤のザンジバル要塞占拠は敵国の支援があったといえ短期間で達成していることから将軍としての才能はあり、なおさらセオドラと共にサラミスを支えることが出来れば…と惜しむ声も聞くことができてしまう。
第3部ではマハマドゥに伴い冥将として登場。しかし生前のような野心や増長っぷりは鳴りを潜め、二度目の死を酷く恐れている。
コン・ムー
サラミス王国の宰相。ライサンダーの伯父。
セオドラが不在の間、国を治めている。
クラプカ
第1部セオドラ篇12章の敵将の1人で、サラミスの敵国モーザの将軍。
反乱を起こしたダヤンに協力していたが、兵を提供したモーザへ対しての裏切りを警戒した監視要因であり信頼関係は皆無。
モブ顔の将軍だが敗北後はダヤンとは異なり潔くむしろ悪あがきをするダヤンを諭し、部下からは助命を嘆願されるほど慕われていることもありセオドラは彼には人質としての価値もあると評価している。
ダヤンの処刑後は人質としてメガエラに連行されていったが、その後釈放されたらしく第3部で再登場。
バロールという共通の敵ができた事からサラミスとは一次休戦状態にあるらしく、冥界の門での戦いに緑軍として協力してくれるが、指示できないタイプの為勝手に突っ込んでいって敵の必殺で死ぬ事も。
第2部セオドラ篇をスキップせずクリアした上で生存させてクリアすると救世軍に加入するが、条件が条件のため気づかない人も多かったとか。発売時点のプレイアブルキャラでは唯一CVも不明。
タホウニア同様クラスはガーディアン固定のおまけ枠。
ハル・ハリ族
戦闘に長けた民族であり、サラミス王国の近隣に暮らしている。
バーン・バーン
ハル・ハリ族の族長。
ダヤンと通じてサラミス王の命を奪い、セオドラの右腕も奪った。
その後セオドラに敗れ、意趣返しとして左手を斬り落とされる重傷を負う。ダヤンの謀反が失敗に終わった事で姿を消すが……
ヌッツォ
CV:秋葉佑
バーン・バーンが失踪した後、代理としてハル・ハリ族を率いている。
伝統を重んじる性格だが、部族に固執する事はなく、普通にスカウト可能。
イシュマールとすら支援がなく、支援相手が同族のディエゴしかいない(しかもC止まり)のが寂しいところである。
ジェスター同様、
10章以降に勧誘するとサンダーソードを持参する仕様があるため、意図的に加入が遅らされてしまうことも。
しかし彼のステータスは「物理版
リシテア」あるいは「コンウォルの極致」という非常にピーキーなもので、反撃を受けない前提のアーチャーとしてならば加入が遅くなってもそこまで困らない。
26歳とそこまで老けているわけではないのだがカイからはおっさん呼び。襲撃された件からだろうか?
その他
CV:
黒沢ともよ
『風花雪月』からお馴染みの神祖様。
本作では大人の姿で登場している。
フォトナ
CV:黒沢ともよ
運命を司る女神。
イシュマールに力を貸し、時を渡って運命を変える力を授ける。
周りにはダグザの娘の一人という事にしているが、実際はソティス(本体)が送り出した「写し身」の1人。
ソティス(本体)を目覚めさせないために地上を監視しつつ情報を送る事を役目としている。
残念ながら『風花雪月』のソティス(分身)とは異なりイシュマールと一心同体の関係にはないため、彼女とのペアエンドは存在しない。
名前の由来はローマ神話における運命の女神フォルトゥナと思われる。
芸能事務所ではない。
ユ・ファス
セオドラ達サラミスの民が信仰する死の神。
冥界の王バロールの次女であり、ソレルの妻でアウロラの母でもある。
サラミスの民には文字の使用を禁じる不可解な面も持っている。
ダグザの大釜に落とされた事により既に亡くなっている。エキスパンションパスのPVのラストはこの大釜による処刑シーンとなっており、内心でソレルとアウロラに謝りながら処刑されてしまうが…?
リンド
CV:國分和人
500年近くに渡りダグシオンの地下牢に閉じ込められている囚人。
プロローグで屍兵として登場し、第2部で牢より解き放れ行動を開始する。
帝国側の将として立ちふさがり、兵糧を集めるために略奪を行うという点はセオドラと同じだが、やり口はあちらより遥かに外道。
コウカとは知り合いだが、「生きていた頃から最悪だった」とまで言われてしまっている。
中の人はカストールと兼役だが、ラクシャ導師ら他の兼役キャラと同様に國分氏はカストール役としてのみスタッフロールでクレジットされている。
英雄アラゴとジュラの間の不義の子として生まれ、タリムーンとは
従兄弟の関係にあたる。
母の愛を独占したがっている節があり、その思いに気づいたダグザ大帝により牢に繋がれていた。
カイ編では地下牢に繋がれている彼とも会うことができるが、自分に興味を持っているダグシオンの人に対し不必要に驚かせないように「ここには誰もいなかった事にしておけ」と告げるなど戦時以外では非情というわけではない。
チルネシュ/チェイエン
第3部に登場する兄妹の冥界兵。
「兄妹の連携」というスキルを持ち、兄妹揃って賭けを好む性格を持つ。以上。
……というのもこの二人、あるマップで取り巻きとして出現する以外に一切の情報がないのだ。
他のネームド兵はボルボアやゼンゼルのような敵将として出現した人物か、
ブレザやハンノのような英雄やコーエンやドレイクのような伝承に語られるなどして名前が登場した人物のどちらか。
しかし兄妹は正真正銘、姿も名前もここが初登場である。
恐らく削られたストーリーで登場する予定だったと思われるが、それがどのストーリーだったのかも全く分からない謎の二人である。DLCを待ちたい。
似たような冥界兵には「ブスファ」なる人物もいるが、
こちらはロレッタのプロフィールで名前が出てくる他、ロレッタとの会話も発生するため少なくともオルヘル篇に関わる予定だった事は分かる。
バロール
冥界の王とも言われる魔神。本作のラスボス。
ダグシオン大剣闘祭から5年後に地上に復活し、世界を滅亡に導くとされている。
ラスボスだが、担当声優はスタッフロールに未記載。
もともとは神祖ソティスが最初に生み出した7体の眷属である「君主」(七柱とも)の1体で、ダグザ大帝と同格の存在。4人の娘がおり、いずれも本作の重要人物として登場している。
死した魂の浄化を担う「冥府」の管理者を務めていたのだが、ある時に母親ソティスに対して叛逆を起こすものの敗北。
神祖により処刑されたバロールの肉体は8つに分けられ、神殿へと封印されたのだが、後に何者かによって肉体が盗み出され様々な「ドレイクの秘宝」というものに加工された。
武器やアクセサリーとして生み出されたドレイクの秘宝はいずれも「怨呪力」を持ち、手にしたものはブレイズゲージを有し、それらを振るい続けるといずれは(ブレイズゲージのバーストで最大HPが減るという形で)心身を衰弱させていく。
第1部ではドレイクの秘宝を介する形で、未来の真焔将たちに語りかけ惑わせており、カイ篇ではソティスによりてずから処刑される過去が、セオドラ篇では崩壊した近代都市で対峙する竜(のちにダグザとわかる)を倒した後に、何十倍もの巨躯を誇るソティス本体に飲み込まれるという衝撃の過去シーンが描かれている。
そして第2部の最後にて、娘の献身により冥府の門とともについに現世へ復活を果たす。この時は人間の赤ん坊のような姿。
いよいよ第3部で満を持してラスボスを務める…のだが、本人が出てくるのはバロール神殿における最後の戦いになってから。
無数の眼光を放つ巨大なドラゴンゾンビ型の竜としてその身を現す。(他の神々と異なり、大人の人間の姿を直接見せることはない)
本人は無敵の障壁に覆われた状態でステージ中央に座し、ほぼ確定命中の反撃ブレスや、大量の瘴気を撒き散らす妨害、市松模様にフィールド全体の半分近くを範囲に収めるMAP兵器技などを存分に振るう。
なおBGMはその時生存している8真焔将に応じ、各面子のテーマソングメドレーとなっている。
ステージ外周のあちこちで出現と消滅を繰り返す冥府の門を事前に数個破壊することで本体の障壁を剥がすことが可能。
(反撃に耐えられるキャラが多いなら、囲んでタコ殴りにして無理やり障壁を剥がすことも一応可能)
形態が進行するごとに冥府の門周辺からの増援が多くなり、攻撃だけでなくバロールの回復まで行ってくるため、とにかく門の処理ペースを維持することが攻略の鍵。
増援自体は門復活時のもののみ、予告の赤い渦の上にユニットを居座らせれば阻止も可能。大型敵の予告も4マス埋める必要はなく1マスでも塞げば良い。
門が復活する位置、その順番は固定なので分かっていれば増援をほぼ完全に封じることも可能。その上で初期配置の敵を排除すればバロール戦に専念出来る。
当然ながらこちらの人数が多いほど有利に戦えるので、救世主が鳥として5年前にどれだけ多くの人物を救ってきたかがそのまま問われることになるだろう。
例によって、過去編未プレイでも頑張れば最初の3人だけで勝つことも不可能ではないけど…
なお、そもそもバロールがソティスに叛逆を起こしたきっかけについては、フォトナによると何かしらの原因で起きた「大厄災」の際にソティス本体が竜としての姿で暴走し、何十億の魂が一気に冥府に送られてきたことで精神に異常を来してしまったのも一因。ソティス自らが「慈悲」として処刑したあたり、この点は彼女も責任を感じていたのだろう。
そしてフォトナ(とソティス)が懸念していた「世界滅亡」も、復活したバロールによる世界の支配ではなく、復讐を目論むバロールに対してソティス本体の過剰防衛により「大厄災」が再び起きてしまうことによるもの。
一応バロールもかつての敗北からソティスへの対策を用意はしていたそうだが、作中では使うことはなく倒されている。
ちなみに血筋を辿っていけばカイにとってはバロールは曾祖父に当たり、劇中でも"ひいじいちゃん"と呼ぶことがある。
タリムーンにとっても母方の祖父なので、ある場面で"じいさん"と呼ばれる。
余談
- 本作は前述の通りニンダイが初お披露目の場となったが、その際の紹介はダイレクトの大トリであり、シリーズで初めての大役を任されることとなった。
- 一度たりも第1部をプレイせず第3部に挑むことも可能だが、仲間はコウカとトロイアしかいないとんでもない縛りプレイと化す。当然フォトナには引き止められ警告されるうえ、仲間が全滅すると「だから言ったであろうが」と叱られ出撃前に巻き戻される。なおこれでも歴戦のエムブレマーにはハードモードでラスボスを倒すところまで行った者もいる模様。
- 各クランにつき一人ずつ、「初期兵種が魔法系」「白魔術得意」かつ「リブローを覚えられる」キャラが自動(あるいはスカウトチュートリアルで)加入するようになっている。
- カイ篇はティアラ、セオドラ篇はソフィア、レダ篇はオリンピア、ディートリヒ篇はヨーカイ。なお実はセオドラも白魔術得意でリブローを覚える。
- 得意ではないがピーテル、リリアン、カターニャも習得可能。
- DLCで主人公化が発表された4クランの場合、月の嘘はタリムーン本人が、リナリアの朝露はオルヘル(と、初期魔法職ではないが白魔得意のニネ)が該当。しかもオルヘルは初期習得。しかし炎の鬣は剣士系適正のジェスターのみで、花嫁団に至っては誰も覚えない。
- ダグザ大陸のモチーフはアフリカ大陸という説がある。西の砂漠がちょうどサハラ砂漠の位置にあるほか、ザンジバルという地名もタンザニアに実在する。アフリカ大陸にしてはだいぶ抉ったような形になっている点は大災厄があるためか。
- 海外レーティング審査では「ゲーム内購入あり」としてDLCの発表が待たれている。というかタリムーン、ベルトラン、オルヘル、アナトリアの4人には開示されていない伏線、詳細不明なシナリオ外で関わったとされる事件、発生しなさすぎる支援会話と不足しているものがあまりに多いため「彼ら4人の1部ストーリーが追加されるのでは」という噂が立っていた。
- というのも「元々は8人主人公で製作していた」ということは製作者インタビューで発売前に触れられており、外伝や専用BGM5存在等からこの4人が「没主人公」なのは間違いないため。
- 誤解なきように補足すると、ラスボスとなるバロールが関わる部分は特に説明不足というわけでもなく、シナリオの大筋自体は本編内で完結している。指摘されているのは「オルヘルの正体」や「タリムーンの血縁と因縁」といったサブイベント内で終わらず、第3部ではいつの間にか解決していた事件といった部分である。
- そして発売から約1ヶ月後に実際にDLCとして4人のストーリーの配信が決定。
- なおこの追加ルートの予想に関して一番懸念されていたのが「ベルトラン篇はどうするのか」という部分。投獄され自由行動が不可能となっている彼の状況と、本作のゲームシステムが完全に噛み合っていないためである。
- 「ベルトランだけ独自のシステムで進行する」といった予想や、「ゲイツやジェスターといった『炎の鬣』のメンバーが自由行動を代行する」という予想もされている。
追記・修正は、小鳥に扮した救世主と戯れてからお願いします。
最終更新:2026年10月29日 02:43