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世界情勢

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inoboku

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世界全体の情勢

世界は歴史的に術者迫害が横行した時代は長く続いていたが、第二次世界大戦後は世界全体で術者の人権を認めるようになった。
その結果、2019年現在では術者共生を掲げる国家が戦前と比べ増加している。しかしすべての国家がそうというわけではなく、神格崇拝が根強い国家では術者の存在を限定的に認め神格の崇拝を行う神秘主義国家も少なくはない。
また発展途上国では度々術者と非術者の対立からなる内紛も発生しており、術者と非術者の共生は完全に可能と言い切れるほどではない。

各国の情勢

アジア圏

日本
表面的には術者共生国家。しかし現在の実情は二分化しており対立がよく発生しており問題視されている。
八百万信仰が古来より存在しており、神が降臨し易い国。
そして、この八百万信仰によってこの国では他国では生まれない黄泉の女王『伊邪那美命』の加護を受ける特殊な術者『祓人』が産まれることがある。だが歴史的に死を穢れとしてきた日本において、黄泉の国の力を受ける『祓人』は迫害の対象となって来た。そしてその迫害は様々な取り組みが成されてきたものの、未だ迫害は続いている。
組織の面では主に術者や亜人に向けての法規制を行う術者側の立法機関十三階段の総本部が存在。十三階段は戦後に創設されてから、人々の支持と信頼を受けており影響力はとても強い。この組織が主導している慈善事業によって多くの人々が救われてきており、異常事態には他組織と連携して率先して対応を講じている。
しかし同時に十二門徒の総本部も存在しており、十三階段はこの組織と度々衝突を繰り返している。
詳細は日本情勢の記事にて。

中国
部分的な術者共生国家。地域によっては術者に対して排他的な姿勢を取る人々も存在する。
しかし、中国は古来より仙人や神仙等の人間の範疇を超えた特別な法師が多く、術者をそれらの末裔もしくは仙人の卵として尊ぶ地域も存在する。歴史上において中国は仙人・神仙が人間と共にあった国であり今でこそ仙人達は俗世に姿を現さないが、存在はしているといわれている。
まだ神が世界を統治していた時代では、この国では神が直接この地に降り立ち直接統治をしていたという。その神の名を『黄尊帝』もしくは『天帝』といった。この神は十二の獣神を眷属として従えていたという。しかし終焉聖戦が終結すると、黄尊帝は後に『俗世三悪獣』の一角『赤月兇狐』によって討たれたとされる。
それからというものの、中国に存在していた神々は俗世を去り一部分の神々を残して天界へと去ったという。そして残った神々は神仙と名乗ってそれぞれが仙郷を作るとそこで俗世を見守ることにしたとされている。そして人々も神仙に使えるべく仙力を極めた結果、仙人と呼ばれる存在が生まれた。これが中国に仙人と神仙が存在する所以である。
これらのことから、神仙やこの国にかつて存在した神を貴ぶ傾向にありそれ以外の神には懐疑的な反応を示すことが多い。そのことがあってか、神は選ぶがそれ以外は選ばないという考え方を持っている。
そのため、十二門徒や魔術連盟の支部が置かれており、十二門徒支部は中国の財閥との結びつきが強く、魔術連盟支部は仙術等中国ならではの研究が行われていたりする。
またチャイニーズマフィアも数多く存在しており、中国の裏社会は世界から見ても強大である。
【関連組織】
十二門徒 / 黒蟒会

ヨーロッパ圏

イギリス
イギリス王家公認の方針の術者共生国家。
魔術連盟の本部が存在していることもあり、世界でも屈指の魔術と縁が深い国家。
歴史的には、魔女狩りに伴う術者弾圧がなかったわけではない。だが迫害の風潮による国内の混乱や騒動が絶えず、やむを得ず当時の国王によって弾圧を撤回される。しかし民衆や国家を脅かす術者の存在を常に懸念していたこともあり、国外からイギリスに呼び戻されたザフキエルが魔術連盟を創設を王家は認めた。同時に術者管理の一切を連盟に任せることになる。結果として国内の術者事情は安定し王家はその功績を称え、魔術に対して寛容な姿勢をとるようになる。また、現在イギリスで施行されている術者に関する法案の起草には魔術連盟も関わっている。
さらにこの国度大きな力を持つのは魔術連盟だけでなく十二門徒の名も挙げられる。前身組織の時代から皇帝はイギリス王家と深い関わりがあったとされている。その影響からか、王位継承により国王が変わったとしても彼との交流は未だ途切れていない。
【関連組織】
魔術連盟 / 十二門徒

フランス
術者共生国家。
イギリス同様、歴史的には魔女狩りに伴う術者弾圧があった。しかし16世紀以降はさらに激化し、絶対王政期には弾圧を撤回するものの弾圧には歯止めがかからなかった。フランス革命の混乱の際には、同時期に術者によるクーデターが発生したこともあり術者の大量処刑が相次ぐなど非常に過激な術者弾圧が起こっていた。そしてこれに対して術者がクーデターを起こし、民衆の中では術者に対する警戒心が高まり…を繰り返していた。しかし、その後魔術連盟の介入によって騒動は徐々に沈静化していき、緩やかに迫害は消えていった。また第二次大戦後にはフランス政府は明確に術者共生の意向を示し、偏見は多少残ったもののほかの術者共生国家と同じように術者と非術者は共生している。
また魔術連盟が介入したことから、現在も魔術連盟の支部がフランスにも存在している。
【関連組織】
魔術連盟

ドイツ
事実上は術者共生国家だが、他国に比べると術者の差別意識は比較的強い傾向にある。
第二次世界大戦直前まで術者弾圧が横行しており、その術者弾圧から転じて大戦時には『洗脳術式』によって術者に洗脳を施し戦場に投入するという術者兵器化が行われていた。(この出来事によって魔術連盟は洗脳術式を『禁忌術』として定めた。)
現在では国家規模での術者弾圧は消えたものの、完全に消えたわけではなく民衆の間では未だに術者に対する偏見、差別は残っている。それもあり、ドイツにおける術者人口はイギリス、フランスと比較して少ない。術者人口が少ないが軍需産業が現状活発。十二門徒が筆頭となっているプリンケプスグループの一角であるフェッラーリウス社と取引をしているクラウゼ社を筆頭に銃火器を中心とした武器が取引されている。そのため十二門徒の支部がドイツのベルリンに置かれている。
【関連組織】
十二門徒 / プリンケプスグループ / フェッラーリウス社

バチカン市国
神秘主義国家。
聖教会の総本山があり、神格崇拝が非常に強い国家。
しかし術者共生を完全に否定しているわけではない。基本元素である五大元素に加え天界からの祝福元素とされる光元素など、自然から由来する魔法や聖教会が認めている魔法以外は認可されていない。認可されていない魔法の使い手や、固有魔法の所有者は国外追放を受けることがあり術者共生国家とは言うことができない。またこの国にある大聖堂には天界とつながる門があるとされており、神秘主義者にとって最大の聖地である。
またこれら性質上、バチカン市国に立ち入ることができる人間は規制されている。特に十二門徒に所属している人物は例え最下級の構成員であろうとも入国が厳しく禁じられ、場合によっては武力行使を受ける可能性もあるという。また、魔術連盟と聖教会は相互不可侵条約を締結していることから、魔術連盟の人間は規定されている月と日付にしかバチカンを訪れることはできない。そのため、仮にバチカン内部で聖教会何かを起こしていたとしてもそれを知ることができるのは内部の人間のみということになる。
そのため、魔術連盟は聖教会の動向を常に睨んでいる。
バチカン市国では、有翼人と呼ばれる翼をもって生まれる人種が生まれることがある。彼らは非常に少数の存在であり、その多くは聖教会によって秘匿されてしまうらしい。
【関連組織】
聖教会 / 天界

ロシア
術者共生国家。
スラヴ神話に基づく民間信仰が根付いている。そのため、ロシアの術者の大半はスラヴの神々に対して敬意を払っており、土地に根付いた神々はそんな術者達に時折祝福を与えることがあるのだという。ある意味現在の世界においては珍しく神と人間の関係性が温和な傾向といえる。
また、ロシアには『ルサールカ一族』と呼ばれる水の一族が存在しているらしく、この一族はもうほとんど絶滅してしまっているはずの『第一人類』の一族である。しかしスラヴ神話における『ルサルカ』は豊穣神であることもあり、この一族を害するものはごくわずかという珍しい国家である。とはいうものの、どっちにしろ秘境に常に隠れているので人目につくことがそもそも少ない。
またロシアはトリア協定に基づく武器生産・開発を国際法として許可されている三国のうちの一つであるため、国家運営の武器生産が行われている。さらにトリア協定の関係上、十二門徒との関係が深くロシアにも支部が設置されている。
【関連組織】
十二門徒

北米・南米圏

アメリカ合衆国
術者共生国家。しかしアメリカ合衆国では魔術よりも科学が発展しているため、術者はあまり目立たない。だが術者差別が横行をしているわけでもないが、どちらにせよこれは地域による。どちらかというとビッグフット等のUMAやUFO、宇宙人の方が好まれる傾向である。
また、この国では一般的な魔術ではなく『外界』に関係する魔術の方が比重が高い。というのも、アメリカは『外界』に関する事象が日本よりも多数発生している『外界』事象の本場ともいえるからである。そのため、アメリカの人間にとっては術者という存在よりも『外界』の方がよほど恐ろしいらしい。
なお、以上の理由もあってアメリカのマサチューセッツ州には『ミスカトニック大学』という外界対策研究を最前線で行っている機関が存在している。
そして前述のとおり、アメリカでは魔術よりも科学が目立っている国家であり、最先端技術の研究を行う研究機関がいくつも存在している。
十二門徒の研究機関ディ・ヴェルトも昔はアメリカに本部が置かれていた。現在では本部は日本に移されているが、アメリカでも支部として稼働中である。さらに魔導工学武器の開発に携わっている工学系界隈で知らぬ者なしの大企業「レオンハート社」も存在。
魔術よりも科学の影響力が強いというのはこういう要因があるからである。
【関連組織】
十二門徒 / ミスカトニック大学 / レオンハート社
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