
本名: ハンス・アオレオーレ・アンデルセン
性別: 男
年齢: 39
種別: 人間
身長: 179 cm
性格: ネガティブで自罰的。
性別: 男
年齢: 39
種別: 人間
身長: 179 cm
性格: ネガティブで自罰的。
概要
J.NEC(国家対エネミー組織)諜報部隊第四の隊長。あまり戦闘向けとはいえない異能の持ち主だが、死の物狂いで鍛え上げた技術と、ある実験の影響で変化した異能により、隊長としての実力を確立した。
過去
ハンスはデンマークのスラム街で娼婦とその客だった男の間に生まれた。幼い頃に母親が病死し、自身も餓死寸前の時に異能に目覚め、なんとかスラム街で生き延びた。
十五歳の時、ある金持ちの屋敷を襲撃し、その際にクララと出会う。クララは裕福な家庭での決められた人生にうんざりしており、ハンスのスラム街での生活の話に興味を持った。彼は彼女を毎日訪ねて話し、やがて二人は恋に落ちた。クララが婚約者の存在をハンスに告げ、彼にさらって欲しいと頼んだ。ハンスは彼女を連れて逃げ出し、しばらくの間幸せに暮らした。
しかし、クララは元々箱入り娘であり、スラム街での生活に馴染めなかった。彼女がルナを妊娠すると同時に病気を患ったため、ハンスはやむを得ず、違法な異能研究所にクララと共に実験体として身を投じた。研究所では、彼らは過酷な実験に耐えながらルナを育てた。
ルナが八歳になる頃、クララはルナを学校に通わせるため、実験の頻度を上げることを選び、その結果体が耐えられずに死亡。ハンスは絶望するが、ルナの幸せを守るために研究所を脱出しようと試みる。しかし計画が発覚し、ルナの命を盾に脅され、ハンスは彼女を残して一人で脱走することを決意。日本に難民として入国し、J.NECで下積みから必死に働き続けた。
日本での生活が安定した頃、ハンスはデンマークに戻り、研究所が既に放棄されていたことを知る。ルナが脱走したことを知り、一時は絶望するが、諦めずに探し続けた。そしてある日、餓死寸前のルナを発見し、隊長として彼女を部隊に迎え入れた。しかし、ルナが彼を恨んでいることを知り、自分が父であることを告げられずにいる。彼はルナからの好意に罪悪感を感じ、精神的に病んでいる。
異能: アンデルセン童話集
アンデルセン童話を通じて童話の人物や魔物を召喚する能力。本来は戦闘向けの能力ではないが、度重なる人体実験により、召喚された存在が強化されている。逆に童話の中の世界、つまり本の中に入ることもできる。
白痴の女王:
凍りついた女性の外見をした人型の童話生物。元ネタは雪の女王。本来冷たい心の持ち主で、基本的に他者に冷酷に接するような人物だが度重なる実験により人格を歪められ、今ではゾンビのように譫言を呟くだけである。能力は氷の操作。
小さな兵
親指サイズの少女の童話生物。元ネタはもちろん親指姫。本来は美しい金髪の少女であったが、攻撃性を高めるために軍服を着た少女となっている。性格も極めて苛烈。ハンスのナヨナヨしたところが嫌いでよく蹴飛ばしている。元々は小さな少女を召喚するだけだが、実験によって無理やり出力を高められ、異常な怪力を持つようになった。
生きたスズ
一本足のイギリス近衛兵の童話生物。元ネタはもちろん鈴の兵隊。本来は愛や情熱などの言葉が似合う熱い男だったが、度重なる実験によってただの溶けた鈴の塊となった。ちなみにめちゃくちゃ熱い。ハンスの意のままに動かすことが可能。
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