言霊のエネミー/ことちゃん - ここだけ異能のある世界ウィキ

プロフィール

【名前】ことちゃん
【性別】女の子
【年齢】（永遠に）10歳
【身長】145cm
【好きなこと】遊ぶこと、おしゃべり、お菓子を食べること
【嫌いなこと】ピーマン、いたいこと、こわいこと

概要

公園の中によく居る、ピンクのランドセルを背負い、水色のメガホンを手にした女の子。
あまり公園から出てこず、入り口からよくじーっとこちらを見ている。
物おじしない、明るくて優しく、活発な性格。
誰とでも友達になりたがる。

異能【言霊使役】

メガホンを通して命令し、その命令を言霊として相手に強制させる。
言霊は表記上『』で囲まれる。
従いやすさは対象の善意と精神力による。
制限として、相手の身体に影響がある命令は使えない。また、命に関わる命令は出せないよう彼女自身が制限。
また、異能発現のデメリットとして、発現したその瞬間、年齢と知能が10歳に固定される。
不老不死ではなく、殺せば死ぬ。
ことちゃん本人は、この異能を「魔法」と認識。自身を「魔法少女」と認識している。

ミラクルメガホン

ことちゃんが持っている水色のメガホン。何の変哲もない可愛らしいメガホンである。
少し前にテレビでやっていた魔法少女アニメのグッズ。

「どーしたの？」

...

ある所に、「ことみ」という女の子がいました。

お父さんとお母さんから「ことちゃん」と呼ばれていたその子は、体に大きな病気を持っていました。

ある時、病院のテレビで、ことみちゃんは魔法少女のアニメを見ました。

それは、メガホンを持った魔法少女のアニメ。メガホンを通して呪文を唱えると、敵も味方もその呪文の通り動くのです。

ことみちゃんは、おとうさんとおかあさんに魔法のメガホンをねだりました。

今まであまりおねだりをしなかったことみちゃん。おとうさんもおかあさんも、喜んでメガホンをプレゼントしました。

ことみちゃんはそれから魔法少女です。せんせいも、かんごしさんも、おとうさんもおかあさんも、ことみちゃんの魔法でへんてこな動きをしたり、一緒にあそんでくれたりしました。

でも、病気だけは、命令を聞いてくれませんでした。

ことみちゃんの10歳の誕生日、ことみちゃんは天使になりました。

いっぱい遊びたかったことみちゃん。もっともっといろんな人と遊びたかったことみちゃん。かなしくてかなしくて、泣いていたらいつのまにか。

あのメガホンを持って、公園に立っていたのです。

よくわからないけど、夢が叶った！
こうして、ことちゃんはいつも公園にいるのです。

【つまり？】

なんか色々あって死ぬ寸前に異能が発現した結果、異能のデメリットとことちゃんの意思とメガホンが混ざってエネミーとなった。