
「素晴らしい『色』、そう思いませんか?」
「この目を見てください!こんな素晴らしい目のワタシが、陰湿で、裏で人を切って居るような危険人物には見えないでしょう!?」
「……トケテナンカイマセンヨ。
キノセイデス。エエ」
キノセイデス。エエ」
プロフィール
概要
宇宙より飛来した隕石内部に存在していたエネミー。
初めは液体で、着弾に伴う衝撃で破損した箇所から染み出し、地球へ降り立つ(?)。
初めは液体で、着弾に伴う衝撃で破損した箇所から染み出し、地球へ降り立つ(?)。
特に地球侵略など、ありがちな悪い異星人の思考は持っておらず、あらゆる物、特に物質が持ちうる「色彩」に強い興味を持ち、気に入った色の物を収集しながら敬虔なシスターとして暮らしている。
人の姿形は精巧に人間を模しているが、見る角度によって虹彩が変化する目や、ところどころ怪しい仕草、カチンコチンの表情筋は人間らしさからは程遠く、知る人間にはほとんどエネミーバレしている。
嘘がド下手。
カタコトになり、露骨に目を逸らす為、隠す気があるのかも分からない。
カタコトになり、露骨に目を逸らす為、隠す気があるのかも分からない。
液状に変異する事ができるが、それは妖しい玉虫色で、見るものに不安を与えでしまうらしく、人前ではやりたがらない。
また、変異は人型か、液状かの極端なものに限られる。中途半端な姿には能動的に留まれない。
出現経緯
隕石の着弾地点は外国の田舎村であったが、
ダム建設に伴い、廃れ、水底に沈んだ。
ダム建設に伴い、廃れ、水底に沈んだ。
研究に持ち帰られた隕石そのものは、地球上にもよく見られる金属化合物であり、さして価値のあるものでも無かったため、大きな話題になることもなく殆どの人間には忘れ去られる。
──まさか、その内部に地球外の知的生命体が紛れ込んでいたとも知らずに。
その後は目立たぬように、様々な隙間という隙間に入り込みながら人間を観察。人の姿を始めとした、地球の知識の学習を経て来日した。
その後、巡り巡って教会に転がり込んでいる。
戦闘関連
基礎能力
短剣術と身体能力に優れ、肉弾戦が得意。
また、まるで背後にも目がついているような勘の鋭さを持ち、
死角は無いに等しい。
死角は無いに等しい。
ただ、火や酸は弱点であり、
浴びると大きく力を削がれてしまう。
浴びると大きく力を削がれてしまう。
使用武器(通常)
ツインダガー
なんの変哲もない2つの短剣。
良質ではあるが、
特別な性能や性質は持ち合わせていない。
良質ではあるが、
特別な性能や性質は持ち合わせていない。
なお、戦闘中に液体化した場合、
この武器はその場に取り残されてしまう事になる。
この武器はその場に取り残されてしまう事になる。
異能『色奪 』
アミディアスの目の色に似た、
不可思議な色の触手を召喚する異能。
不可思議な色の触手を召喚する異能。
空間を引き裂くように自信の付近に「隙間」を生じさせると、
触手はそこから距離の許す限り、自在に伸び、蠢く。
十数メートルまで伸び、物理的な打撃や防御も可能。
触手はそこから距離の許す限り、自在に伸び、蠢く。
十数メートルまで伸び、物理的な打撃や防御も可能。
この「隙間」は空間の他、物体の水平な面からも生じさせることができる。異次元のゲートにも見えるが、単純に触手が出現するための予備動作にすぎず、どこともつながっていない。
「隙間」を空間に生じさせた場合、後から何かが「隙間」に重なってしまうと、その間はそこから触手は出すことができない。
一度に出せる「隙間」の数は2つまで、触手も同じく2本まで。同じ「隙間」から同時に出せる触手は1本までである。
だが、その力の真骨頂は、捕らえ、絡みついた相手から「色」を奪う能力である。
奪われた相手はまるで脱色されたかのように白く染め上げられてしまい、身体がひたすら重いように感じられて動きが悪くなり、異能の力も削がれてしまう。展開する結界も脆くなってしまう。
さらにアミディアスは奪った分だけ自身の力を増す。
これらは生物・またはエネミーにのみ有効であり、物品やエネミー
ではない非生物に絡みついても「色」を奪うことはできない。
ではない非生物に絡みついても「色」を奪うことはできない。
さらに削ぐことができるのは「その相手が元々持つ力」であり、
- 他者の異能や特殊な物品により強化された力
- 星座異能などの外付けの力
- 使用者の状態に依らない武装や兵器の性能
等を削ぐ事は出来ない。
また、奪った「色」も奪われた「色」も一時的なものであり、
奪われ続けることがなければ、
徐々にその「色」は戻り、数分程度で元に戻る。
奪われ続けることがなければ、
徐々にその「色」は戻り、数分程度で元に戻る。