【未踏破地域の設定・その他】

ここは未踏破地域の独自設定<設定・その他>を集約しています。

使用上の注意
※国別・項目別に仕分けています。他国の設定については人物・用語目録から該当国家のページを開き追加してください。
※可能な限り、作者自身で項目作成していただくようお願いします。五十音順に並んでるので、それに沿っていただけると助かります。
※この項目は「確定事項」ではありません。利用するもしないも、設定的に齟齬が出る内容でも確定事項に反しない限り原則問題ありません。

項目凡例
【項目の名称】
項目の内容
(初出:[[初出のSS名]] または ネタ提示スレの日時・本数)


【ヴァズハリムバズル】

ゲウル・ディ・シエタ土着の氷精の最上位存在たる霊獣にして、集落の民からは「山神」と畏れ敬われる存在。
その姿は小山の如き巨大な猛虎。吐く息は吹雪、咆哮は氷河、目線は氷鑓と冷気の神秘をそのまま力としているだけでなく、
吹雪よりも尚早い俊敏さと、氷山崩落の雪崩の如き破壊力を持つ爪牙の一撃が生み出す氷河乱舞の前には、大氷原の異質かつ頑強な生命と言えども死を迎えるより他無い。
神代にラ・ムール王ハグレッキと少なからず親交があったようで、彼の遺志を継ぎ相対したカー・ディエルとの激闘を経て、彼の足であり鎧であり友として傍にあり続けたという。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【戦装束(ヴァルカ・トラジェ)】

永久凍土の大氷原ゲウル・ディ・シエタの集落に住まう狩人達が狩猟《ヤクト》に向かう際に着込む装束。帽子・胸甲・背甲・腕甲・篭手・腰蓑・具足・外套の装備フルセットに戦果の収集や備蓄移送等に役立つ鞄などを予め備えたもので、大氷原に住まうヒト以外の生物の食用たりえない部位を加工して作られる。基本的には先祖伝来のものを補修しながら使い回しており、余程のことがない限り新品が作られることはない。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【守護樹龍《ガルディオ・ナガス》・樹龍《ナガス》】

帰還不能大森林の奥深くに根付く、樹木と生物の両方の特質を備え、必要に応じて樹木形態から稼働形態へ変態する戦闘生命体。『龍』と付いてはいるが、稼働形態は必ずしもドラゴンではない。守護樹龍は樹龍の大型・上位存在であり、森林中層以降の樹木の9割以上を形成する樹龍に対し、守護樹龍は森林内の要所ごとに数体存在するのみ。
主な任務は大森林内部で適度に育った種の捕殺と収集、侵入者の撃退にあり、飛行可能な種は上空から大森林へ立ち入ろうとするすべての存在を、問答無用で創生樹の肥料と化すまで叩き潰す。その苛烈さは、帝政クルスベルグの栄光の象徴のひとつである武装飛行艇ですら上空に差し掛かり5分もかからず乗員共々原型すら留めぬほどに破壊されたことからも伺い知れよう。
(初出:【帰還不可能の森と創生の樹】

【クロハネ】

既知世界にはおらず、南蛮南端の城塞都市サムクレットにのみ居住する種族のひとつ。
祖先は破滅獣量産体制を執る前の終焉樹が世界樹供与の生物情報を基に作製した混成態種族で、エルフに似た容姿に飛龍や蝙蝠種などのような皮膜を持つ黒い翼を背に担う(但し飛行には使えない)個体が多いが、黒い皮翼という絶対の共通項以外は様々。
やや内向的で温和なメンタリティを持つ点と、発想力に優れる点が種族的な特徴で、サムクレットにおける頭脳労働を担っている。
(初出:【南の果てのシロとクロ】

【ジメジデーハ】

ゲウル・ディ・シエタの生態系の頂点を狩人と争い続ける氷原龍。巨木や岩石すらもひと噛みひと蹴りで砕く絶大な膂力と
巨躯に見合う巨大な翼で吹雪の風に乗り繰り出すボディプレスは大氷原に住まう全ての生物にとっての脅威である。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【シロハネ】

既知世界にはおらず、南蛮南端の城塞都市サムクレットにのみ居住する種族のひとつ。
祖先は破滅獣量産体制を執る前の終焉樹が世界樹供与の生物情報を基に作製した混成態種族で、エルフに似た容姿に鳥族のような羽毛の翼を背に担う(但し飛行には使えない)個体が多いが、白い羽という絶対の共通項以外は様々。
やや高慢で不遜なメンタリティを持つ点と、知識見識に優れる点が種族的な特性で、サムクレットにおける頭脳労働を担っている。
(初出:【南の果てのシロとクロ】

【スパノータイス】

ゲウル・ディ・シエタの万年吹雪の環境でも飛翔が可能なように環境適応した飛行型甲殻虫。鳥類ですら飛翔を放棄したこの地の空を飛び交う飛行型甲殻虫の中でも、スパノータイスは特に獰猛かつ俊敏な種である。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【ディスクノベーガ】

ゲウル・ディ・シエタに住まう大型甲殻両生生物。巨大かつ堅牢な甲殻に永久樹氷を背負い、近寄る他の生物は何だろうと甲羅と同じく頑強な口で噛み砕く。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【フィルブリストル】

ゲウル・ディ・シエタの生物全ての食料といえる、体躯は大きく温厚な四足獣。だが、戦意を敏感に感じ取る感性に非常に優れており、自分が狙われると知るや巨躯にそぐわぬ健脚で逃げ去ってしまうため、単独で屠殺するのは困難である。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】

【ミルジガクス】

ゲウル・ディ・シエタの凍土を集団で駆け巡る凍土の珍走団。巨大な一つ目と口腔に、内臓の全てを押し込めた巨大な頭部から直接手足が生えた、毛むくじゃらの容姿をしている。本能的に集団戦法で一気呵成に獲物に襲い掛かるが、獲物の脅威度が高いと知るや即座に退却する、弱肉強食の摂理をよく知った性格をしている。
(初出:【未来王、豪雪地に往く】


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最終更新:2013年05月10日 02:27