自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた@創作発表板・分家

第36話あとがきと補足

最終更新:

turo428

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789 :303 ◆CFYEo93rhU:2014/05/03(土) 23:39:06 ID:6bun17Js0
    超掌編です。


    『軍人と一角獣』

    「どうされました?」
    「うん……何とも無いな」
    手綱を握る厩務員が、おっかなびっくりの少佐を不思議そうに見上げる。
    皇国軍の騎兵少佐が乗っているのは、純白の毛並が美しいユニコーン(馬の一角獣)である。

    少佐はヨーロッパに馬術留学中、ユニコーンは清純な乙女しか背に載せないという話を聞いたことがあった。
    だがしかし、自分は身も心も男であり妻子持ちだ。しかも独身時代は遊女と寝た事だってあるから純潔なんてとんでもない。
    それを、このユニコーンはさも当然のように背に乗せているので、戸惑ったのだ。

    「蹴ってきたりはしないんだな」
    「角無しの馬より多少気性が荒い面はありますが、そこまで乱暴ではありませんよ。
     不用意に正面や真後ろに立ったりしなければ、安全上は何も問題ありません」
    「そうか……うむ、そうだよな」
    心なしか、残念そうな少佐であった。



    続いて、返信です。

    >>785-786

    没落しつつある大国からは、獲れるものは獲るべき! という方針ですが、この辺りはお互い様です。
    実際は皇国が没落させじと、相当肩入れしている(自分で殴った相手が倒れないように水ぶっかけてる)という部分がありますが。


    >>788

    皇国軍との戦争は国土の中央部~南部で行われて、北部を中心に物的被害はあまり無いです。
    物的被害があるのは王国海軍の根拠地として狙われた港くらいで、あとは補充の為に引き抜かれた人的なものですね。
    王都を中心に、東西南北の主要都市は十万以上の軍がいつ来ても大丈夫なように用意してありますし、
    兵力が大幅に減ったので、逆に食い扶持が減って兵糧問題は無い(という想定で書いている)です。

    将軍や中級~下級指揮官として使える人材にしても、皇国との戦争でかなり死傷したとはいえ
    誰一人居なくなった訳でも無いですし、今回の派兵はリンド北方においてほぼ無傷の部隊が中核です。
    陸続きなので海軍艦艇は必要ないですし、飛竜や戦竜も相手(フュリス公国)の持つ数が少ないので脅威度は低いです。

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