180 :創る名無しに見る名無し:2014/06/24(火) 05:48:45.06 ID:7Znlbw0B
やれやれ、またもや魔物の被害か、最近増えてきているんだよね。
おっ?討伐依頼を受けてくれるのかい?最近君たち大活躍みたいじゃないか。
やれやれ、またもや魔物の被害か、最近増えてきているんだよね。
おっ?討伐依頼を受けてくれるのかい?最近君たち大活躍みたいじゃないか。
しかし、斑模様の制服か、軍隊の服にしては何とも地味と言うか奇妙と言うか・・。
え?森に潜むために使うって?なるほど、確かにその色なら森の中では見つけづらいかもね、街中出来るには目立つけどさ。
聞いての通り、村の住民や家畜を襲う、人食いトカゲの群れが近くの山に営巣してしまってね、あまりに危険過ぎて傭兵団も依頼を受けようとしないのさ。
炎を吐く様な事はしてこないんだけど、やたらと鱗が固い上に爪と牙に猛毒が仕込まれていてね、迂闊に接近できないから罠とかを仕掛けて仕留める事が多いんだけど、群れとなると数が多すぎてそれも効果が薄いし、どうしたもんか困っていたんだよ。
炎を吐く様な事はしてこないんだけど、やたらと鱗が固い上に爪と牙に猛毒が仕込まれていてね、迂闊に接近できないから罠とかを仕掛けて仕留める事が多いんだけど、群れとなると数が多すぎてそれも効果が薄いし、どうしたもんか困っていたんだよ。
一番厄介なのが群れの長だね、あそこまで成長した人食いトカゲは、ちょっとした魔法も、デカい斧も通用しない、それこそ軍隊が死ぬ気でぶつからないと倒せないくらいに強いんだ。
え?罠は使わないのかって?いや、使っても効果が薄いし、深く掘ってもよじ登ってくるし、気休め程度にしかならないのさ、一応引っかかるけど下っ端と違って足止め程度にしか効果がないなぁ。
え?罠は使わないのかって?いや、使っても効果が薄いし、深く掘ってもよじ登ってくるし、気休め程度にしかならないのさ、一応引っかかるけど下っ端と違って足止め程度にしか効果がないなぁ。
うん?なんて言ったの?罠に引っかかる程度の相手なら何とかなるって?
いやいや、話聞いていたかな?落とし穴程度の罠なら足止め程度にしかならないと言ったばかりだよ?それとも何か秘策があるとでも?
成程、落とし穴に引っかけた後、ありったけの火炎魔法をお見舞いするという認識で良いのかな?
まぁ、君たちの使う魔導は一般的な魔法使いのそれと桁が違うからね、一撃で不死身の人食いトカゲを仕留めてしまっても驚かないよ。
まぁ、君たちの使う魔導は一般的な魔法使いのそれと桁が違うからね、一撃で不死身の人食いトカゲを仕留めてしまっても驚かないよ。
群れを統制しているだけあって、頭がやられたら、群れは散り散りになってしまう筈だよ、そうなれば傭兵団でも駆除する事は可能だね。
もっとも、君たちの場合は他の連中に獲物を奪われる前にすべて仕留めてしまいそうだけど
もっとも、君たちの場合は他の連中に獲物を奪われる前にすべて仕留めてしまいそうだけど
もし、人食いトカゲの事をもっと詳しく調べたいのなら奥に資料室があるから見に行くと良いよ、狩のノウハウもしっかり蓄積されているから参考程度にはなるんじゃないかな?
案内なら、そこにいるススビトに聞けばよいよ、あぁ、いかつい顔しているけど良い奴だよ、私たちは異種族に偏見を持っていないから、この町では普通に働いているのさ、こんな風にね。
この地方の領主様からの依頼だから、報酬は期待してよいと思うよ、それだけ重要な依頼という事さ、それじゃぁ武運を祈っているよ。
この地方の領主様からの依頼だから、報酬は期待してよいと思うよ、それだけ重要な依頼という事さ、それじゃぁ武運を祈っているよ。
ススビト
力が強く、煤に汚れたような体色をもつ種族。
いわゆるオーク、一般的なリクビトに比べて力が強く、攻撃的だが、義理に熱く協力関係を結んだ相手に尽くす。
口腔からはみ出る程に発達した剣歯がいかつく、鼻は潰れた様に短いので、その外見から差別の対象になる事もある。
また、意外と知能レベルは高い為、学士を志す者も少数だが存在する。(ただし、人気職は戦士
力が強く、煤に汚れたような体色をもつ種族。
いわゆるオーク、一般的なリクビトに比べて力が強く、攻撃的だが、義理に熱く協力関係を結んだ相手に尽くす。
口腔からはみ出る程に発達した剣歯がいかつく、鼻は潰れた様に短いので、その外見から差別の対象になる事もある。
また、意外と知能レベルは高い為、学士を志す者も少数だが存在する。(ただし、人気職は戦士
ゴアクロウラー 通称.人食いトカゲ
和名.ダイダイオオドクトカゲ
火吹きトカゲの近縁種で、特別なブレスを吐かない代わりに、爪と牙に強力な出血毒を持つ。
成熟した雄の個体をリーダーに大規模なハーレムを築くのは共通しているが、こちらは、生まれた子供が成熟するまで雄が群れを守る。
縄張りを狙う他の雄と、盛大な縄張り争いを繰り広げ、これに敗北すると生まれた子供と、孵化する前の卵を捕食され、群れの雌は勝者となった新リーダーの子供を産むことになる。
警戒色の色鮮やかな鱗は、鍛え抜かれた鋼なみに固く、その鱗の下には隆々と発達した筋肉があり、生半可な攻撃では仕掛ける側が怪我をしかねない。
ただし、腹部の皮はさほどでもなく、下側からの攻撃に滅法弱い為、棘を仕込んだ落とし穴で狩れる事もある。
それでも、リーダーの個体は頑丈で、腹部の皮も分厚くなっているので、傷を負わせることが出来ても致命打にはならない。
ゴアクロウラーの生息域にすむ文明は、このトカゲの鱗から武具を作る事もあり、特に腹部の皮は可動部分の最高の素材になると言う。
成熟した雄の個体をリーダーに大規模なハーレムを築くのは共通しているが、こちらは、生まれた子供が成熟するまで雄が群れを守る。
縄張りを狙う他の雄と、盛大な縄張り争いを繰り広げ、これに敗北すると生まれた子供と、孵化する前の卵を捕食され、群れの雌は勝者となった新リーダーの子供を産むことになる。
警戒色の色鮮やかな鱗は、鍛え抜かれた鋼なみに固く、その鱗の下には隆々と発達した筋肉があり、生半可な攻撃では仕掛ける側が怪我をしかねない。
ただし、腹部の皮はさほどでもなく、下側からの攻撃に滅法弱い為、棘を仕込んだ落とし穴で狩れる事もある。
それでも、リーダーの個体は頑丈で、腹部の皮も分厚くなっているので、傷を負わせることが出来ても致命打にはならない。
ゴアクロウラーの生息域にすむ文明は、このトカゲの鱗から武具を作る事もあり、特に腹部の皮は可動部分の最高の素材になると言う。
あとがき
ネタ切れ気味です、とりあえず繋ぎゴフッ
良く使い捨てにされるコボルド兵やゴブリン兵もこの世界では会話や交流が出来て、ある程度の文明を築いています。
文明レベルは、集落にもよりますが、オーク=コボルド>ゴブリン=オーガと言う感じです。
ただ、彼らをどう○○ビトに当てるのが悩みどころですが・・・。
良く使い捨てにされるコボルド兵やゴブリン兵もこの世界では会話や交流が出来て、ある程度の文明を築いています。
文明レベルは、集落にもよりますが、オーク=コボルド>ゴブリン=オーガと言う感じです。
ただ、彼らをどう○○ビトに当てるのが悩みどころですが・・・。
使節団が殺された理由
そう言えば、最初に滅ぼされたあの都市国家の領主、なんであんな蛮行に出たんでしょうね?
そんなことをすれば戦争になることくらい、予測出来そうなものなのに。
そんなことをすれば戦争になることくらい、予測出来そうなものなのに。
ひょっとして、彼にとっては、「力があるのにそれを使おうとしない者」など、理解の外だった?
「強いのに戦いを嫌う者、勝てると判っているのに戦おうとしない者」など、理解不能だった?
「強いのに戦いを嫌う者、勝てると判っているのに戦おうとしない者」など、理解不能だった?
「強い国ならば、問答無用で攻め込んで来るはずだ。使者を送るということ自体が、弱い国であることの証拠だ」と、思っていた?
「交渉など、弱い者がすることだ。強い者が、下手に出るはずがないのだ」と、思っていた?
「交渉など、弱い者がすることだ。強い者が、下手に出るはずがないのだ」と、思っていた?
もしそうなら、その領主が、自衛隊員にその疑問をぶつける場面を、読んでみたい気がしますね。
そして一方で……。いずれは、日本とこの世界の覇権を争うことになる大国も、姿を現すのでしょうか?
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まぁ、大体それであっていると思いますね、加えて日本側も下手に相手を刺激しないよう、ヘリコプターやら戦車やらは上陸させていなかったので相手を警戒させることもしなかったし、色々と裏目に出たかもです。
結果的に、己の無能で使節団の命が犠牲になってしまったので、日本側にも問題があると思います。
結果的に、己の無能で使節団の命が犠牲になってしまったので、日本側にも問題があると思います。
他にも異世界側から見ても日本の使節団は奇妙な集団にしか見えず、曲がりなりにも交渉に来ているのに、装飾らしい装飾をつけていない地味な制服で、その癖に布の仕立だけは無駄に凝っているから、「こいつらふざけているのか?」と反感を買ったのもあるかもしれません。
何にせよ、護衛なしで魔力を一切感じられない連中が収める国に、あんまり脅威を感じなかったのかもしれませんね、弱くて技術力が高い国とか向こうから見ればカモにしか見えません。
あとは、処刑された王族や貴族やらは、城壁に貼り付けにされた使節団を遊び半分で槍でつついたり、傷口に汚物を塗りつけたりして拷問していたので、処刑の対象になりました。
双眼鏡などで拷問の様子を見ていた自衛官の皆さんは今にも突撃しそうな勢いで怒り狂っていましたが、侵攻作戦が正式に決まると、怒涛の勢いで攻めて、城塞都市陥落まで高い士気を維持し続けた模様。
何にせよ、護衛なしで魔力を一切感じられない連中が収める国に、あんまり脅威を感じなかったのかもしれませんね、弱くて技術力が高い国とか向こうから見ればカモにしか見えません。
あとは、処刑された王族や貴族やらは、城壁に貼り付けにされた使節団を遊び半分で槍でつついたり、傷口に汚物を塗りつけたりして拷問していたので、処刑の対象になりました。
双眼鏡などで拷問の様子を見ていた自衛官の皆さんは今にも突撃しそうな勢いで怒り狂っていましたが、侵攻作戦が正式に決まると、怒涛の勢いで攻めて、城塞都市陥落まで高い士気を維持し続けた模様。
拷問や処刑と関係のない王族や貴族は罪に問われていないものの、自衛隊の監視下に置かれております。
裏設定では、国を治めていた王族は「人食い族」の末裔を自称しており、自国民や周辺諸国を恫喝して居たという設定があります。(もちろん事実無根なのですが、それなりに効果はあった模様
王位継承権の順位が低い分家の王族は、一般人の生活エリアと近い所に住んでいたので、割と一般に理解があり、結構まともだったりします。
裏設定では、国を治めていた王族は「人食い族」の末裔を自称しており、自国民や周辺諸国を恫喝して居たという設定があります。(もちろん事実無根なのですが、それなりに効果はあった模様
王位継承権の順位が低い分家の王族は、一般人の生活エリアと近い所に住んでいたので、割と一般に理解があり、結構まともだったりします。
日本の失敗
その通りなら、その時点では、日本側も愚かだったと言わざるを得ませんね。
「この世界では、元の世界の常識など通用しない」ことに、気づいていなかった。少なくとも、はっきり自覚していなかった。
「この世界では、元の世界の常識など通用しない」ことに、気づいていなかった。少なくとも、はっきり自覚していなかった。
「この世界は、基本的に弱肉強食なのだ。滅びたくなければ、力ずくで生き延びるしか無いのだ」ということに、気づいていなかった。
使節団が殺されたことで、ようやくそのことに、はっきり気づいたのだと考えて良いでしょう。
使節団が殺されたことで、ようやくそのことに、はっきり気づいたのだと考えて良いでしょう。
だからこそ、ソラビトとの接触では、自国の実力の一端を示したし、充分な護衛戦力を送り込んだのだと。
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まぁ、異世界に来たばかりで、地球の国際交流の常識で接してしまったせいで起きた悲劇ですから、ある意味仕方がないのかもしれません、後悔したところで人命が返ってくることは無いのですが。
ソラビトも未知の文明との接触なので、お互い自分たちの実力を示しつつも、敵対しないように接触してきたので、何とか国交を成立させることが出来ました。
翻訳が進むにつれお互いに打ち解けあい、期間限定の隣人として良好な関係を築くまでに至っております。
しかし、地上に住む異世界の人々にとって忘れ去られて久しい伝説の亜人と交流を持つようになったので、色んな国から目を引く事になったのですが・・・。
以前にも書きましたが、この世界は決して亜人に対して寛容な国ばかりではないです、それこそ、ウミビトやソラビトを実験動物としか見ない輩も珍しくないのです。
翻訳が進むにつれお互いに打ち解けあい、期間限定の隣人として良好な関係を築くまでに至っております。
しかし、地上に住む異世界の人々にとって忘れ去られて久しい伝説の亜人と交流を持つようになったので、色んな国から目を引く事になったのですが・・・。
以前にも書きましたが、この世界は決して亜人に対して寛容な国ばかりではないです、それこそ、ウミビトやソラビトを実験動物としか見ない輩も珍しくないのです。
加えて、情報伝達速度が地球とは比べ物にならないほど遅い世界・・・一つの国を一晩で滅ぼしたと言う情報も、ほら話として受け止める国もあるかもです。(事実だとしてもね。
知らないという事は恐ろしい、しかし、知らないと言うのもある意味仕方がない、流石に一つの国が征服されている以上、慎重に行動するかもしれませんが、衝突は0とは限らないかもです。
知らないという事は恐ろしい、しかし、知らないと言うのもある意味仕方がない、流石に一つの国が征服されている以上、慎重に行動するかもしれませんが、衝突は0とは限らないかもです。
しかし、うーむ、輸送戦記みたいに綺麗な着地地点が見つからない・・・あれは一応帝国の敗北で締めに入っていましたが・・・。
その他、ゲートやらルーントルーパーズやらも一応の決着は構想に入れていたみたいですし・・・。
あまり深く考えないで書くとエンドレスになってしまうのかもですね。とほほ
その他、ゲートやらルーントルーパーズやらも一応の決着は構想に入れていたみたいですし・・・。
あまり深く考えないで書くとエンドレスになってしまうのかもですね。とほほ