810 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/01(月) 20:44:49 ID:MgldbMPc0
以上です。
王都爆撃まで1週間の期限を切った理由って、もしかして……という話です。
814 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/05(金) 21:46:35 ID:MgldbMPc0
まず、本文の訂正があります。
>>797
冒頭の「近衛飛竜連隊長」というのを、「近衛飛竜名誉連隊長」と訂正します。
名誉連隊長。軍事指揮官ではなく、あくまで連隊の組織としての運営を担当する人物です。
「Colonel-in-Chief」なのですが、他に適訳が見当たらず、「連隊所有者」、「連隊経営者」、「連隊後援者」等も考えたのですが、あまり独自の訳語を作っても説明不足になりますし、何よりカッコよくない。
「名誉連隊長」と言うとドイツのとか、あるいはケンタッキーのカーネル・サンダースさんなんかも「名誉称号のカーネル」だし、紛らわしいかなと思いながらも使わせていただきました。
>>811
「有能な部下と無能な上司(同僚)」というのは定番かなと。
軍務大臣や軍がどんなに頑張っても覆せないほどの差があるというのが、軍務大臣(というかF世界の)の不幸でしょうか。
>>812
現場の話は聞いていますし、決戦で敗北したという情報も聞いてます。
が、その敗北模様が余りにも現実離れしていていまいち信じきれないことと、「これでは面目が立たない」という考えがあるのです。
王侯貴族にとっては、「面子」が「現実」よりも重い場面があるのです。それこそ、「面子」のために命を投げ出すような。「面子」のために国を滅ぼすような。
「敗北したのは、敵が強かったからではなく味方のサボタージュのためだ。士気の高い近衛軍であれば、逆転も見込める」と、こう考えているふしもあります。
815 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/05(金) 21:47:08 ID:MgldbMPc0
>>813
> 何とか一矢報いてメンツを保てる可能性もあるわけで。
ライランス国王は、「100%負け続けた状態での講和よりも、一戦でもいいから一矢報いて反撃してからの講和」を考えています。
> イルフェス王国もけっこう追い込まれるところまで追い込まれてますね。
食糧を皇国に対して相場より高く売ってますし、とりあえず自国で必要な分は十分確保した上での売却ですから、イルフェス(の少なくとも上流階級)はそんなに困っていません。
ただ穀物の相場は、西大陸では上昇中ですね。
平民とか貧民にとっては「金貨じゃないとパンが買えない」って事はありませんが、「昨日までは銅貨2枚で買えていたのが2枚半になった」くらいの影響は出はじめています。
> 手柄はほとんど皇国のものですし
戦争の手柄が皇国に「奪われている」という状況に関しては、イルフェス国王も頭を痛めています。
ここの所あまり描写していませんでしたので、失敗だったなぁと思っています。
皇国軍大活躍によって「助けてあげたんだからもう少し便宜を図って欲しいな☆」と言われたら、イルフェスも応じざるを得なくなりそうですね。
> もともとが防衛戦争なので
「イルフェスの防衛戦争」なのですが、実はライランス側から見るとこの戦争「イルフェスによる領土侵略戦争」です。
“両国の正式な領土ではない”一地方を巡っての小規模な武力衝突が引き金です。
つまり非常に小規模ながら利権や面子が絡んでおります。
これも、本編中で説明すべきだったのですが、別に皇国にとっては直接関係無いしいいかなと放置しておりました。
でも皇国が協力する破目になった戦争の原因なのですから、説明しておくべきでしたね。
もう本編で説明する時期を逸してしまった気がするので、かいつまんで説明させていただきますと……。
大国(列強)である「イルフェス王国」と「ライランス王国」と、その両国に挟まれた「アランシア地方(銀鉱山がある)」というのがあって、
「アランシア地方」については両大国とも「自国の不可分の領土ではないかもしれないが、自国の文化の及ぶ文化圏の国」だと認識しています。
で、そこを「イルフェス王国」が抜け駆けして「アランシア地方」を「住民の半分はイルフェス語を書く(残りの半分がライランス語を書く事は都合よく忘れる)んだし、自国領土に編入しちゃおう。
その方がアランシア人にとっても幸せだろう」と使者を送って、「アランシア地方」も特に否定的な回答を出さなかったので、「イルフェス王国」は「アランシア地方は我が国の領土です」と宣言。
「それはおかしい」と「ライランス王国」が反発して、真意を問うために「アランシア地方」に使者を送ります。
と、こちらも「確かにライランスさんの言う事もごもっとも」と玉虫色の回答。
正直、「アランシア地方」の住民は軍事大国の政略に付き合わされるのは御免な訳です。現状維持が一番良い。
しかし、そうこうしているうちに「イルフェス王国」は「アランシア地方はうちのだから」と「アランシア地方」に軍隊を駐留させ始めます。
既成事実にされてはたまらない「ライランス王国」は、「アランシア地方」に軍隊を派遣します。
で、どちらが先に発砲したかは今となっては謎ですが、ここの駐留軍同士で小規模な戦闘が起こりました。
数時間で終息するほどの小さな事件でしたが、「イルフェス王国」は「ライランス王国による我が領土に対する侵略戦争」と言い、「ライランス王国」は「イルフェス王国によるアランシア地方への不当な侵略戦争」と言いました。
それで、正式に宣戦布告が行われて両軍はアランシア地方とは別のところで主力同士の戦闘をやって(銀鉱山のあるアランシア地方を荒らしたくないから)、皇国軍の到着に到ります。
追記:
この後の展開で「エレーナ殿下無双」を書きたくてウズウズしているのですが、大丈夫でしょうか。
「超強い武将が敵兵をバッタバッタ」な展開は、人によってはかなり萎えると思うので、二の足を踏んでいます。
某ジェ○イの騎士が、1人で某ス○ームト○ーパーの大軍を壊滅させるほどには、極端ではないと思いますが、それに近い展開を想定しているので。
さすがに、銃弾を見切って剣で切り払うのはやめておこうとは思いますよ?
822 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/07(日) 14:49:17 ID:MgldbMPc0
>>816
>>817
殿下無双についてのご意見ありがとうございます。
「殿下の近衛部隊の話だけど、描写的に実質殿下無双」といった所ですね。想定していたのは。
「単独でパワーバランスを大きく揺るがす存在」かどうかは、微妙です……。
魔法や超能力の類が無いのは大前提ですので、殿下も例外ではなく「ただの人」です。
しかし「並みの兵士より相当強い」のは事実なので、程度問題ですね。
百人斬りは不可能でも、十人斬りくらいなら出来るといった程度です。
「殿下一人vsザコ数百人」で、殿下が勝ったらさすがにやりすぎだと思うし、自分も萎えるので、こんな展開はさすがにやりません。
考えているのは、「殿下の直属部隊数百人vsライランス軍数千人」規模の戦いで、殿下が一人で数十人は倒しちゃう大活躍って感じでしょうか。
ただ、描写的に「敵の銃弾は何故か当たらない」というフィクションの「お約束」も少し混ぜ込んでみたいという、そういう気持ちもあります。
>>818
wktkしていただけると、こちらも執筆に力が入ります。
単純な人数では三倍以上かもしれないのですが、劣勢かどうかは……?
>>819
皇国軍、弾が無いのが玉に瑕 なのです。
>>820
さ、さすがにシーラカンス程度で近衛師団は……。「生きた化石」が貴重なのはわかりますが、
なんかそれでは、怒りに身を任せて臣下の意見を無視して近衛を私物化するただの暴君になっちゃうような。
史実の2.26の場合、5.15の事もあるし相当に切羽詰っていたからこそ「朕自ら!」が許されるというか、
天皇のその覚悟と言葉が無ければもっと酷い事になっていた可能性があるわけで。
>>821
> バッチコーイ
今、書きはじめていますが、「無双」とか言った割にはだいぶマイルドになったかもしれません。
「無双」とは違いますが、敵将との一騎打ちとかも入れてみましたが、果たして皆様の期待に答えられるか、不安な部分はいつも感じています。
以上です。
王都爆撃まで1週間の期限を切った理由って、もしかして……という話です。
814 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/05(金) 21:46:35 ID:MgldbMPc0
まず、本文の訂正があります。
>>797
冒頭の「近衛飛竜連隊長」というのを、「近衛飛竜名誉連隊長」と訂正します。
名誉連隊長。軍事指揮官ではなく、あくまで連隊の組織としての運営を担当する人物です。
「Colonel-in-Chief」なのですが、他に適訳が見当たらず、「連隊所有者」、「連隊経営者」、「連隊後援者」等も考えたのですが、あまり独自の訳語を作っても説明不足になりますし、何よりカッコよくない。
「名誉連隊長」と言うとドイツのとか、あるいはケンタッキーのカーネル・サンダースさんなんかも「名誉称号のカーネル」だし、紛らわしいかなと思いながらも使わせていただきました。
>>811
「有能な部下と無能な上司(同僚)」というのは定番かなと。
軍務大臣や軍がどんなに頑張っても覆せないほどの差があるというのが、軍務大臣(というかF世界の)の不幸でしょうか。
>>812
現場の話は聞いていますし、決戦で敗北したという情報も聞いてます。
が、その敗北模様が余りにも現実離れしていていまいち信じきれないことと、「これでは面目が立たない」という考えがあるのです。
王侯貴族にとっては、「面子」が「現実」よりも重い場面があるのです。それこそ、「面子」のために命を投げ出すような。「面子」のために国を滅ぼすような。
「敗北したのは、敵が強かったからではなく味方のサボタージュのためだ。士気の高い近衛軍であれば、逆転も見込める」と、こう考えているふしもあります。
815 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/05(金) 21:47:08 ID:MgldbMPc0
>>813
> 何とか一矢報いてメンツを保てる可能性もあるわけで。
ライランス国王は、「100%負け続けた状態での講和よりも、一戦でもいいから一矢報いて反撃してからの講和」を考えています。
> イルフェス王国もけっこう追い込まれるところまで追い込まれてますね。
食糧を皇国に対して相場より高く売ってますし、とりあえず自国で必要な分は十分確保した上での売却ですから、イルフェス(の少なくとも上流階級)はそんなに困っていません。
ただ穀物の相場は、西大陸では上昇中ですね。
平民とか貧民にとっては「金貨じゃないとパンが買えない」って事はありませんが、「昨日までは銅貨2枚で買えていたのが2枚半になった」くらいの影響は出はじめています。
> 手柄はほとんど皇国のものですし
戦争の手柄が皇国に「奪われている」という状況に関しては、イルフェス国王も頭を痛めています。
ここの所あまり描写していませんでしたので、失敗だったなぁと思っています。
皇国軍大活躍によって「助けてあげたんだからもう少し便宜を図って欲しいな☆」と言われたら、イルフェスも応じざるを得なくなりそうですね。
> もともとが防衛戦争なので
「イルフェスの防衛戦争」なのですが、実はライランス側から見るとこの戦争「イルフェスによる領土侵略戦争」です。
“両国の正式な領土ではない”一地方を巡っての小規模な武力衝突が引き金です。
つまり非常に小規模ながら利権や面子が絡んでおります。
これも、本編中で説明すべきだったのですが、別に皇国にとっては直接関係無いしいいかなと放置しておりました。
でも皇国が協力する破目になった戦争の原因なのですから、説明しておくべきでしたね。
もう本編で説明する時期を逸してしまった気がするので、かいつまんで説明させていただきますと……。
大国(列強)である「イルフェス王国」と「ライランス王国」と、その両国に挟まれた「アランシア地方(銀鉱山がある)」というのがあって、
「アランシア地方」については両大国とも「自国の不可分の領土ではないかもしれないが、自国の文化の及ぶ文化圏の国」だと認識しています。
で、そこを「イルフェス王国」が抜け駆けして「アランシア地方」を「住民の半分はイルフェス語を書く(残りの半分がライランス語を書く事は都合よく忘れる)んだし、自国領土に編入しちゃおう。
その方がアランシア人にとっても幸せだろう」と使者を送って、「アランシア地方」も特に否定的な回答を出さなかったので、「イルフェス王国」は「アランシア地方は我が国の領土です」と宣言。
「それはおかしい」と「ライランス王国」が反発して、真意を問うために「アランシア地方」に使者を送ります。
と、こちらも「確かにライランスさんの言う事もごもっとも」と玉虫色の回答。
正直、「アランシア地方」の住民は軍事大国の政略に付き合わされるのは御免な訳です。現状維持が一番良い。
しかし、そうこうしているうちに「イルフェス王国」は「アランシア地方はうちのだから」と「アランシア地方」に軍隊を駐留させ始めます。
既成事実にされてはたまらない「ライランス王国」は、「アランシア地方」に軍隊を派遣します。
で、どちらが先に発砲したかは今となっては謎ですが、ここの駐留軍同士で小規模な戦闘が起こりました。
数時間で終息するほどの小さな事件でしたが、「イルフェス王国」は「ライランス王国による我が領土に対する侵略戦争」と言い、「ライランス王国」は「イルフェス王国によるアランシア地方への不当な侵略戦争」と言いました。
それで、正式に宣戦布告が行われて両軍はアランシア地方とは別のところで主力同士の戦闘をやって(銀鉱山のあるアランシア地方を荒らしたくないから)、皇国軍の到着に到ります。
追記:
この後の展開で「エレーナ殿下無双」を書きたくてウズウズしているのですが、大丈夫でしょうか。
「超強い武将が敵兵をバッタバッタ」な展開は、人によってはかなり萎えると思うので、二の足を踏んでいます。
某ジェ○イの騎士が、1人で某ス○ームト○ーパーの大軍を壊滅させるほどには、極端ではないと思いますが、それに近い展開を想定しているので。
さすがに、銃弾を見切って剣で切り払うのはやめておこうとは思いますよ?
822 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/07(日) 14:49:17 ID:MgldbMPc0
>>816
>>817
殿下無双についてのご意見ありがとうございます。
「殿下の近衛部隊の話だけど、描写的に実質殿下無双」といった所ですね。想定していたのは。
「単独でパワーバランスを大きく揺るがす存在」かどうかは、微妙です……。
魔法や超能力の類が無いのは大前提ですので、殿下も例外ではなく「ただの人」です。
しかし「並みの兵士より相当強い」のは事実なので、程度問題ですね。
百人斬りは不可能でも、十人斬りくらいなら出来るといった程度です。
「殿下一人vsザコ数百人」で、殿下が勝ったらさすがにやりすぎだと思うし、自分も萎えるので、こんな展開はさすがにやりません。
考えているのは、「殿下の直属部隊数百人vsライランス軍数千人」規模の戦いで、殿下が一人で数十人は倒しちゃう大活躍って感じでしょうか。
ただ、描写的に「敵の銃弾は何故か当たらない」というフィクションの「お約束」も少し混ぜ込んでみたいという、そういう気持ちもあります。
>>818
wktkしていただけると、こちらも執筆に力が入ります。
単純な人数では三倍以上かもしれないのですが、劣勢かどうかは……?
>>819
皇国軍、弾が無いのが玉に瑕 なのです。
>>820
さ、さすがにシーラカンス程度で近衛師団は……。「生きた化石」が貴重なのはわかりますが、
なんかそれでは、怒りに身を任せて臣下の意見を無視して近衛を私物化するただの暴君になっちゃうような。
史実の2.26の場合、5.15の事もあるし相当に切羽詰っていたからこそ「朕自ら!」が許されるというか、
天皇のその覚悟と言葉が無ければもっと酷い事になっていた可能性があるわけで。
>>821
> バッチコーイ
今、書きはじめていますが、「無双」とか言った割にはだいぶマイルドになったかもしれません。
「無双」とは違いますが、敵将との一騎打ちとかも入れてみましたが、果たして皆様の期待に答えられるか、不安な部分はいつも感じています。