884 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/28(日) 07:40:26 ID:hwDq6ZEc0
投下終了です。
転移前の皇国は、ソ連恐怖症でした。
それはもう、史実の冷戦時代に「いつ核戦争が起こるか戦々恐々」だったのと同様に。
893 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/30(火) 00:01:15 ID:hwDq6ZEc0
>>885
>>886
>>887
「1年後に元世界に戻る」と解れば、不安も幾らか解消されるでしょうが、実際はさっぱり転移の原理が解らない。
戻るのは明日かもしれないし、10年後かもしれないし、100年後かもしれないし、永遠に元世界に戻れないかもしれない訳です。
ですから、国民は割と暢気に「ソ連の脅威から解放された~」と喜んでいますが、
皇国首脳陣はいつ来るとも解らない元世界への帰還に備えて、
経済力と軍事力の強化を続けるのが皇国の生き残る道だと考えていますね。
現状では、それ以前に今を生きるために異世界の人々と関わり、この世界で生きていくための
方策を作る事を優先していますが、元世界への備えを怠ることを忘れたわけではありません。
>>888
史実のWW2後に米国と超大国の覇権を争ったのが他ならぬソ連ですから、潜在能力は米国に次ぐと思っています。
実際、ソ連は米英からの戦略物資支援があったにせよ、Il-2だけで36,000機以上、
T-34だけで40,000両以上生産するという工業力の高さを見せていますし、
T-34の性能を見ても、決して物量ウラーだけの国家ではありませんよね。
> 質問ですが、史実の日本を100とすると皇国の工業力はどのくらいでしょうか?
難しい質問ですね。
近代国家での工業力とは、国力(政治力、経済力、科学技術力等の総合力)そのものだと思います。
例えば年間の総発電量とか、鉄鋼生産量、自動車生産台数、船舶生産トン数、等々、色々な指標がありますし、
工業製品類の規格統一の厳格化、熟練工を必要としない工場の生産ラインの効率化によって、同じ生産量でも
品質が向上しているとか、コストが低減しているとか、そういう面も含めれば、本気を出したら、
もしかしたら最大で1000以上の数値になるのかもしれません。
単純に年間に生産された軍備の量。
軍艦や戦闘機、戦車、野砲等の数を比べたら、100~200くらいでしょうか。
軍備の質的なものを考えれば、師団あたりの総合戦力は300~500くらいにはなっているかもしれません。
ただしそれは、転移前に米英との協力の下で成り立っていた数値であって、
F世界に孤立した皇国単独では1000の力を発揮するのは無理でしょうね。
特に神賜島が開発されて資源供給が安定化するまでは、資源の遣り繰りが非常に苦しいです。
石油を例にすると、史実日本よりも民間の石油(自動車用ガソリン等)消費量がえらく増えているので、
原油備蓄が史実の倍以上の2000万トンあっても全然足りないわけです。
筋肉がついて基礎代謝が上がったせいで、沢山食べないと体が維持出来ないようになったと言えば良いでしょうか。
史実より豊かだった事が、現代文明世界から離れた瞬間にマイナス要因になってしまったと。
なので、転移直後の時期は神賜島開発を除いて民間経済が低調になっています。
「贅沢は敵だ」ではないですが、民間の自家用自動車は極力使わないようにという政府からのお達しもありました。
総合すると、史実の昭和17年を100とした場合、転移直後の皇国は100~200くらい。
神賜島開発が本格化して、資源供給が安定化した昭和20年頃は400~600くらい。
神賜島の鉱工業施設がほぼ完成した昭和30年代頃には、1000を超えているでしょう。
>>889
目を通していただいてありがとうございます。
>>890
それだと最後、皇国はF世界の人たちの中で……。
>>892
>>882
の『日本軍』『日本近海』の記述はすみません、完全なミスです。
皇国の正式名称は『皇国』ですので、『日本軍→皇国軍』『日本近海→皇国近海』と訂正します。
今後も、こういう間違いにお気づきになられたらどなたでも指摘して下さると幸いです。
901 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/30(火) 22:50:00 ID:hwDq6ZEc0
>>894
メモ帳で書いていますが、あまり不便は感じていません。
編集するときに固有名詞等の置換作業をする時もあります。というか、今回は置換作業を忘れたのがミスの原因です。
基本的に、投稿前に誤字脱字、用語の間違いなどを確認しているのですが、私も人の子ですので、見逃す事もあります。
温かく見守って、間違いがあれば指摘して下さるのが私としてはありがたいです。
>>895
私、絵が壊滅的に下手なんですよ。
単純な○や□くらいなら描けますが、ちょっと複雑なものになると絵が狂ってくるんです。
紙に鉛筆で描いても、ペイントソフトにマウスで描いても、見るも無残なものが出来上がります。
なので、私が自分用の設定資料として使っているのも
>>393
の地図(というか概略図)なのです。
実際は、この概略図に載っていない小国も色々あるのですが、それらを網羅した
完成度の高い地図を描くのは、すいません。勘弁してください。
その代わり、本文中で『○○国はユラ神国の北東×kmに位置し面積は△平方kmで~』とか、
なるべく位置関係や地勢がわかるようにしたいと思います。
>>896
>>897
皇紀と年号は史実のままです。
皇紀2600年=昭和15年=新暦1540年(F世界)です。
基本、皇国中心描写なので今までずっと昭和何年で書いてきましたが、F世界的には新暦が世界標準の年号です。
>>898
性能的には『陸>空>海』になるでしょうね。ソ連の兵器は。
ただ、史実では米英の支援があったにせよ、最終的にはドイツとの航空戦を勝ち抜いた(物量で無理矢理勝ったとも言えますが)訳で、
米陸軍製の戦闘機部隊の活躍もありましたが、国産戦闘機のI-16、LaGG-3、Yak-1とかは純粋な性能的にも侮れないと思います。
日本陸軍の九七式戦闘機とか一式戦闘機と比べれば、航続距離以外ではソ連戦闘機の方がカタログスペック上でしょう。
海軍は確かに……敵であるフィンランドもドイツもロクな海軍持って無い上、
自分もロクな海軍持ってないので太平洋戦争のような大海戦というものが無いですね。
しかし、そこは架空戦記のご都合主義で、皇国世界のソ連は主にドイツからの技術支援で
超弩級戦艦の国産も可能というチートを発動し、さらに潜水艦もドイツ流という事なのです。
バルト海艦隊旗艦であるソ連戦艦のスペック……
排水量……5万1000t
主砲………40.6cm連装砲×4基
副砲………15cm連装砲×8基
高角砲……10.5cm連装高角砲×8基
機関砲……37mm四連装機関砲×8基、20mm四連装機関砲×8基
装甲………480mm(主砲塔前面)、420mm(司令塔)、380mm(舷側傾斜15度)、190mm(主甲板)
機関出力…15万馬力
速力………29kt
航続距離…15ktで6000浬
同型艦……4隻(うち2隻完成、2隻建造中)
……皇国世界の大和の仮想敵はコイツです。
その他、排水量3万トン級の空母も建造中です。
投下終了です。
転移前の皇国は、ソ連恐怖症でした。
それはもう、史実の冷戦時代に「いつ核戦争が起こるか戦々恐々」だったのと同様に。
893 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/30(火) 00:01:15 ID:hwDq6ZEc0
>>885
>>886
>>887
「1年後に元世界に戻る」と解れば、不安も幾らか解消されるでしょうが、実際はさっぱり転移の原理が解らない。
戻るのは明日かもしれないし、10年後かもしれないし、100年後かもしれないし、永遠に元世界に戻れないかもしれない訳です。
ですから、国民は割と暢気に「ソ連の脅威から解放された~」と喜んでいますが、
皇国首脳陣はいつ来るとも解らない元世界への帰還に備えて、
経済力と軍事力の強化を続けるのが皇国の生き残る道だと考えていますね。
現状では、それ以前に今を生きるために異世界の人々と関わり、この世界で生きていくための
方策を作る事を優先していますが、元世界への備えを怠ることを忘れたわけではありません。
>>888
史実のWW2後に米国と超大国の覇権を争ったのが他ならぬソ連ですから、潜在能力は米国に次ぐと思っています。
実際、ソ連は米英からの戦略物資支援があったにせよ、Il-2だけで36,000機以上、
T-34だけで40,000両以上生産するという工業力の高さを見せていますし、
T-34の性能を見ても、決して物量ウラーだけの国家ではありませんよね。
> 質問ですが、史実の日本を100とすると皇国の工業力はどのくらいでしょうか?
難しい質問ですね。
近代国家での工業力とは、国力(政治力、経済力、科学技術力等の総合力)そのものだと思います。
例えば年間の総発電量とか、鉄鋼生産量、自動車生産台数、船舶生産トン数、等々、色々な指標がありますし、
工業製品類の規格統一の厳格化、熟練工を必要としない工場の生産ラインの効率化によって、同じ生産量でも
品質が向上しているとか、コストが低減しているとか、そういう面も含めれば、本気を出したら、
もしかしたら最大で1000以上の数値になるのかもしれません。
単純に年間に生産された軍備の量。
軍艦や戦闘機、戦車、野砲等の数を比べたら、100~200くらいでしょうか。
軍備の質的なものを考えれば、師団あたりの総合戦力は300~500くらいにはなっているかもしれません。
ただしそれは、転移前に米英との協力の下で成り立っていた数値であって、
F世界に孤立した皇国単独では1000の力を発揮するのは無理でしょうね。
特に神賜島が開発されて資源供給が安定化するまでは、資源の遣り繰りが非常に苦しいです。
石油を例にすると、史実日本よりも民間の石油(自動車用ガソリン等)消費量がえらく増えているので、
原油備蓄が史実の倍以上の2000万トンあっても全然足りないわけです。
筋肉がついて基礎代謝が上がったせいで、沢山食べないと体が維持出来ないようになったと言えば良いでしょうか。
史実より豊かだった事が、現代文明世界から離れた瞬間にマイナス要因になってしまったと。
なので、転移直後の時期は神賜島開発を除いて民間経済が低調になっています。
「贅沢は敵だ」ではないですが、民間の自家用自動車は極力使わないようにという政府からのお達しもありました。
総合すると、史実の昭和17年を100とした場合、転移直後の皇国は100~200くらい。
神賜島開発が本格化して、資源供給が安定化した昭和20年頃は400~600くらい。
神賜島の鉱工業施設がほぼ完成した昭和30年代頃には、1000を超えているでしょう。
>>889
目を通していただいてありがとうございます。
>>890
それだと最後、皇国はF世界の人たちの中で……。
>>892
>>882
の『日本軍』『日本近海』の記述はすみません、完全なミスです。
皇国の正式名称は『皇国』ですので、『日本軍→皇国軍』『日本近海→皇国近海』と訂正します。
今後も、こういう間違いにお気づきになられたらどなたでも指摘して下さると幸いです。
901 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/06/30(火) 22:50:00 ID:hwDq6ZEc0
>>894
メモ帳で書いていますが、あまり不便は感じていません。
編集するときに固有名詞等の置換作業をする時もあります。というか、今回は置換作業を忘れたのがミスの原因です。
基本的に、投稿前に誤字脱字、用語の間違いなどを確認しているのですが、私も人の子ですので、見逃す事もあります。
温かく見守って、間違いがあれば指摘して下さるのが私としてはありがたいです。
>>895
私、絵が壊滅的に下手なんですよ。
単純な○や□くらいなら描けますが、ちょっと複雑なものになると絵が狂ってくるんです。
紙に鉛筆で描いても、ペイントソフトにマウスで描いても、見るも無残なものが出来上がります。
なので、私が自分用の設定資料として使っているのも
>>393
の地図(というか概略図)なのです。
実際は、この概略図に載っていない小国も色々あるのですが、それらを網羅した
完成度の高い地図を描くのは、すいません。勘弁してください。
その代わり、本文中で『○○国はユラ神国の北東×kmに位置し面積は△平方kmで~』とか、
なるべく位置関係や地勢がわかるようにしたいと思います。
>>896
>>897
皇紀と年号は史実のままです。
皇紀2600年=昭和15年=新暦1540年(F世界)です。
基本、皇国中心描写なので今までずっと昭和何年で書いてきましたが、F世界的には新暦が世界標準の年号です。
>>898
性能的には『陸>空>海』になるでしょうね。ソ連の兵器は。
ただ、史実では米英の支援があったにせよ、最終的にはドイツとの航空戦を勝ち抜いた(物量で無理矢理勝ったとも言えますが)訳で、
米陸軍製の戦闘機部隊の活躍もありましたが、国産戦闘機のI-16、LaGG-3、Yak-1とかは純粋な性能的にも侮れないと思います。
日本陸軍の九七式戦闘機とか一式戦闘機と比べれば、航続距離以外ではソ連戦闘機の方がカタログスペック上でしょう。
海軍は確かに……敵であるフィンランドもドイツもロクな海軍持って無い上、
自分もロクな海軍持ってないので太平洋戦争のような大海戦というものが無いですね。
しかし、そこは架空戦記のご都合主義で、皇国世界のソ連は主にドイツからの技術支援で
超弩級戦艦の国産も可能というチートを発動し、さらに潜水艦もドイツ流という事なのです。
バルト海艦隊旗艦であるソ連戦艦のスペック……
排水量……5万1000t
主砲………40.6cm連装砲×4基
副砲………15cm連装砲×8基
高角砲……10.5cm連装高角砲×8基
機関砲……37mm四連装機関砲×8基、20mm四連装機関砲×8基
装甲………480mm(主砲塔前面)、420mm(司令塔)、380mm(舷側傾斜15度)、190mm(主甲板)
機関出力…15万馬力
速力………29kt
航続距離…15ktで6000浬
同型艦……4隻(うち2隻完成、2隻建造中)
……皇国世界の大和の仮想敵はコイツです。
その他、排水量3万トン級の空母も建造中です。