265 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 13:41:07 ID:hErcdyss0
数年前、イルフェス王国のエレーナ殿下が、近衛歩兵連隊長として閲兵を行った時の話です。
268 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 13:45:41 ID:hErcdyss0
投下終了です。
この時点で、エレーナ殿下はまだ20歳になっていない気がするのですが、気のせいですね。
275 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 19:47:03 ID:hErcdyss0
>>269
本来交わるはずの無い世界ですから。
殿下は小銃訓練だけでなく、難しい幾何学の問題を解かせたと思えば、100マシル(120km)不休行軍とかさせてます。
100マシル不休行軍直後で、ヘトヘトの兵達に一言。
「何をしている。もう朝だろう。狙撃訓練を始めるぞ」
殿下はちょっと天然さんかもしれません。
>>270
ある意味、303世界のダークエルフです。
もしかすると「それ単独でパワーバランスを大きく揺るがす存在」に近いかもしれませんね(笑)
>>271
女性の年齢を訊ねるのはタブーですよ(笑)
私の気分という事でも、「年齢は20代」くらいにぼかして置きたいです。
閲兵式の時点で社交界デビューはしており、麗しの“ドレス姿”のエレーナ殿下は多くの民衆を釘付けにしました。
各国の王太子や公子などから求婚の打診があったのですが、返答は「決闘に勝ったら結婚してやる」です。
数名の挑戦者が、エレーナ殿下と決闘して返り討ちに遭い、以降誰も求婚して来ません。婚期逃しまくり。
若いのに実績豊富なのは、もう10歳くらいから真剣で武芸の鍛錬を行っていたからですね。
観戦武官としても、自国や外国で様々な戦いを見てきました。
この世界にもチェスや将棋のようなボードゲームがありまして、それも殆ど負け無し。
兄である王太子ヴルスが病弱で、その分エレーナが「お兄様のために!」と幼い頃から勉学や武芸に励んでおりました。
努力の賜物で、17歳くらいの頃には、近衛師団でも選りすぐりの剣士を打ち負かすくらいの剣術を嗜んでおりました。
どこの完璧超人かわかりませんが、それでも所詮近世軍の一将軍、一戦士です。
皇国軍の圧倒的な科学力や火力に対しては、素直に勝てないと認めております。
>>272
射撃距離は4000m。4kmです。特に日本海海戦を意識はしていません。
> 反逆の恐れありと宮廷内政治で排除されそうな
エレーナ殿下の事ですから、宮廷内での血みどろの抗争も楽しみながら自分を優位に持って行きそうです。
エレーナ殿下はイルフェス王の正妻の長女で、政略結婚としての
価値はありますから、いずれどこかの王族か貴族に嫁ぐ事になるのでしょうが、
実は諸外国はエレーナ殿下が嫁いできたら国を乗っ取られるのではと警戒もしています。
婚姻でイルフェスと友好関係を結ぶはずが、イルフェスの手下に落ちぶれてしまうのではないかと。
「侮れない女傑」として有名なので、そういう意味でも、婚期逃しています。
嫁がずに、兄が王となってからそれを補佐するという立場を望んでいるのかもしれません。
276 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 19:47:35 ID:hErcdyss0
>>274
確かに、エレーナ殿下とかバリバリ暗躍しそうです。
邦人警護のために、皇国陸軍の派遣も必要でしょうかね。
数箇所合わせて全部で1個連隊くらいは必要かもしれませんね。
ただ、名目は港湾作業支援で、派遣する部隊も「工兵連隊」と言い張るとか。
純粋な戦闘部隊だとすると、イルフェスにとっては面白くない(信用されていないという事になる)ですから。
というか、皇国は公式にイルフェスの王太子ヴルス殿下を東京にお迎えしようかどうか検討中で、
そうなるとエレーナ殿下がほいさっさと付いてくる可能性が高いですね。ヴルス殿下の護衛として。
留学生の募集はやっていませんが、東京に来た殿下が「軍艦を見学したい」とか
「東京大学を視察したい」とか言い出したら御付の人も冷や汗ものです。
補足:エレーナ殿下の服飾
本編に登場した銀色の軽鎧はあくまで戦闘服であって礼装ではありません。
王宮の中を鎧を着て歩き回るわけにも行きません。
殿下の夜会等での礼装は女性用のドレスですが、「軍司令官」としての立場上、軍服の礼装も存在します。
上衣は白のシャツにウェストコート、白の燕尾服(肩章、襟や袖口等の縁取りは金色)。
下衣は白の長ズボン(金の側章一本)。
向かって左側(右半身)に金の飾緒(装着方法は元世界のフランス式)。
外套は黒(裏地は白)のマント(背面中央に銀獅子“シルバー・ライオン・ランパント”の紋章)。
靴は黒のロングブーツ。
帽子は黒の二角帽(縦に被る)。
装備品は剣と指揮杖(元帥杖)。
胸には各種の勲章や徽章がちらほら。
帽子は外出時でも被らない事が多く、元帥杖も、通常は略式元帥杖を持っています。
通常勤務時は、以上のような格好で宮殿や軍の駐屯地をうろついております。
愛馬はユニコーン1頭と白馬が4頭の計5頭。
ユニコーンは、パレードなどで使います。
ユニコーンに乗って戦場に赴く事は少ないです。
ただし、希少性が高い分、戦場にユニコーンで駆けつければ士気が上がるというものです。
ちなみに、女性だけで編成された王女義勇連隊(連隊といっても150人程度)を自費で保有しております。
通常は、エレーナ殿下の住む宮殿の警護をしておりますが、戦場に駆り出される事もあります。
280 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/10(月) 01:00:37 ID:hErcdyss0
>>277
普通の一般人でも、才能と努力次第でかなりの高みに登れるというのは、オリンピック競技などで解ると思います。
武芸に関しては、筋が良いのでしょうね。飲み込みが早いというか。努力家ですし。
師範にも恵まれています。イルフェス王国で「剣聖」の称号を持つ武術家に師事しました。
「剣聖」とは言っても、何も剣だけでなく徒手格闘から槍術から、近接戦闘全般です。
小銃の狙撃術や装填術に関しては、基本だけであとは独学というか、反復練習の賜物です。
目を瞑っていても、銃弾の装填が出来るくらい、練習しています。
何というか、武芸の鍛錬が趣味なんですよね。
休日には、練兵場で近衛兵(あるいは王女義勇連隊兵)とチャンバラするのが、ストレス解消になるようです。
でもツンデレとか、そういう類の萌え属性は残念ながら備えておりません。
別にツンツンしているわけでもありませんし、男性とは「剣を交えて会話する」のが殿下流(笑)
でも「王女」で「剣(銃)の達人」ってそれだけで萌え属性でしょう。
きっとそのはず! これで眼鏡でもかけてたら完璧ですよ!!
>>278
リンド軍が反撃してきて早期に決戦してくれるならば、むしろ皇国軍としては好都合です。
それで野戦軍を撃破すれば早々にユラに帰れるのですから。
王都に引き篭もられるのが嫌なのです。
海軍の空母艦隊は、もうお疲れ様で帰途についています。
代わりの戦力が派遣されてきますので、そちらの活躍に期待してください。
>>279
一時的にはそれで良いかも知れませんが、少なくとも今後十数年間に渡って使うとなると、
やはりちゃんとした港を整備する必要があるでしょう。
本編の続き投下します。
数年前、イルフェス王国のエレーナ殿下が、近衛歩兵連隊長として閲兵を行った時の話です。
268 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 13:45:41 ID:hErcdyss0
投下終了です。
この時点で、エレーナ殿下はまだ20歳になっていない気がするのですが、気のせいですね。
275 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 19:47:03 ID:hErcdyss0
>>269
本来交わるはずの無い世界ですから。
殿下は小銃訓練だけでなく、難しい幾何学の問題を解かせたと思えば、100マシル(120km)不休行軍とかさせてます。
100マシル不休行軍直後で、ヘトヘトの兵達に一言。
「何をしている。もう朝だろう。狙撃訓練を始めるぞ」
殿下はちょっと天然さんかもしれません。
>>270
ある意味、303世界のダークエルフです。
もしかすると「それ単独でパワーバランスを大きく揺るがす存在」に近いかもしれませんね(笑)
>>271
女性の年齢を訊ねるのはタブーですよ(笑)
私の気分という事でも、「年齢は20代」くらいにぼかして置きたいです。
閲兵式の時点で社交界デビューはしており、麗しの“ドレス姿”のエレーナ殿下は多くの民衆を釘付けにしました。
各国の王太子や公子などから求婚の打診があったのですが、返答は「決闘に勝ったら結婚してやる」です。
数名の挑戦者が、エレーナ殿下と決闘して返り討ちに遭い、以降誰も求婚して来ません。婚期逃しまくり。
若いのに実績豊富なのは、もう10歳くらいから真剣で武芸の鍛錬を行っていたからですね。
観戦武官としても、自国や外国で様々な戦いを見てきました。
この世界にもチェスや将棋のようなボードゲームがありまして、それも殆ど負け無し。
兄である王太子ヴルスが病弱で、その分エレーナが「お兄様のために!」と幼い頃から勉学や武芸に励んでおりました。
努力の賜物で、17歳くらいの頃には、近衛師団でも選りすぐりの剣士を打ち負かすくらいの剣術を嗜んでおりました。
どこの完璧超人かわかりませんが、それでも所詮近世軍の一将軍、一戦士です。
皇国軍の圧倒的な科学力や火力に対しては、素直に勝てないと認めております。
>>272
射撃距離は4000m。4kmです。特に日本海海戦を意識はしていません。
> 反逆の恐れありと宮廷内政治で排除されそうな
エレーナ殿下の事ですから、宮廷内での血みどろの抗争も楽しみながら自分を優位に持って行きそうです。
エレーナ殿下はイルフェス王の正妻の長女で、政略結婚としての
価値はありますから、いずれどこかの王族か貴族に嫁ぐ事になるのでしょうが、
実は諸外国はエレーナ殿下が嫁いできたら国を乗っ取られるのではと警戒もしています。
婚姻でイルフェスと友好関係を結ぶはずが、イルフェスの手下に落ちぶれてしまうのではないかと。
「侮れない女傑」として有名なので、そういう意味でも、婚期逃しています。
嫁がずに、兄が王となってからそれを補佐するという立場を望んでいるのかもしれません。
276 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/09(日) 19:47:35 ID:hErcdyss0
>>274
確かに、エレーナ殿下とかバリバリ暗躍しそうです。
邦人警護のために、皇国陸軍の派遣も必要でしょうかね。
数箇所合わせて全部で1個連隊くらいは必要かもしれませんね。
ただ、名目は港湾作業支援で、派遣する部隊も「工兵連隊」と言い張るとか。
純粋な戦闘部隊だとすると、イルフェスにとっては面白くない(信用されていないという事になる)ですから。
というか、皇国は公式にイルフェスの王太子ヴルス殿下を東京にお迎えしようかどうか検討中で、
そうなるとエレーナ殿下がほいさっさと付いてくる可能性が高いですね。ヴルス殿下の護衛として。
留学生の募集はやっていませんが、東京に来た殿下が「軍艦を見学したい」とか
「東京大学を視察したい」とか言い出したら御付の人も冷や汗ものです。
補足:エレーナ殿下の服飾
本編に登場した銀色の軽鎧はあくまで戦闘服であって礼装ではありません。
王宮の中を鎧を着て歩き回るわけにも行きません。
殿下の夜会等での礼装は女性用のドレスですが、「軍司令官」としての立場上、軍服の礼装も存在します。
上衣は白のシャツにウェストコート、白の燕尾服(肩章、襟や袖口等の縁取りは金色)。
下衣は白の長ズボン(金の側章一本)。
向かって左側(右半身)に金の飾緒(装着方法は元世界のフランス式)。
外套は黒(裏地は白)のマント(背面中央に銀獅子“シルバー・ライオン・ランパント”の紋章)。
靴は黒のロングブーツ。
帽子は黒の二角帽(縦に被る)。
装備品は剣と指揮杖(元帥杖)。
胸には各種の勲章や徽章がちらほら。
帽子は外出時でも被らない事が多く、元帥杖も、通常は略式元帥杖を持っています。
通常勤務時は、以上のような格好で宮殿や軍の駐屯地をうろついております。
愛馬はユニコーン1頭と白馬が4頭の計5頭。
ユニコーンは、パレードなどで使います。
ユニコーンに乗って戦場に赴く事は少ないです。
ただし、希少性が高い分、戦場にユニコーンで駆けつければ士気が上がるというものです。
ちなみに、女性だけで編成された王女義勇連隊(連隊といっても150人程度)を自費で保有しております。
通常は、エレーナ殿下の住む宮殿の警護をしておりますが、戦場に駆り出される事もあります。
280 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/10(月) 01:00:37 ID:hErcdyss0
>>277
普通の一般人でも、才能と努力次第でかなりの高みに登れるというのは、オリンピック競技などで解ると思います。
武芸に関しては、筋が良いのでしょうね。飲み込みが早いというか。努力家ですし。
師範にも恵まれています。イルフェス王国で「剣聖」の称号を持つ武術家に師事しました。
「剣聖」とは言っても、何も剣だけでなく徒手格闘から槍術から、近接戦闘全般です。
小銃の狙撃術や装填術に関しては、基本だけであとは独学というか、反復練習の賜物です。
目を瞑っていても、銃弾の装填が出来るくらい、練習しています。
何というか、武芸の鍛錬が趣味なんですよね。
休日には、練兵場で近衛兵(あるいは王女義勇連隊兵)とチャンバラするのが、ストレス解消になるようです。
でもツンデレとか、そういう類の萌え属性は残念ながら備えておりません。
別にツンツンしているわけでもありませんし、男性とは「剣を交えて会話する」のが殿下流(笑)
でも「王女」で「剣(銃)の達人」ってそれだけで萌え属性でしょう。
きっとそのはず! これで眼鏡でもかけてたら完璧ですよ!!
>>278
リンド軍が反撃してきて早期に決戦してくれるならば、むしろ皇国軍としては好都合です。
それで野戦軍を撃破すれば早々にユラに帰れるのですから。
王都に引き篭もられるのが嫌なのです。
海軍の空母艦隊は、もうお疲れ様で帰途についています。
代わりの戦力が派遣されてきますので、そちらの活躍に期待してください。
>>279
一時的にはそれで良いかも知れませんが、少なくとも今後十数年間に渡って使うとなると、
やはりちゃんとした港を整備する必要があるでしょう。
本編の続き投下します。