自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた@創作発表板・分家

短編『再び元の世界に戻る、その日まで。 』あとがきと補足

最終更新:

Turo428

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だれでも歓迎! 編集
340 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/13(木) 21:47:34 ID:hErcdyss0
    >>331
    >>332

    期待が大きかっただけに、この現状は乗員にとっても艦にとっても不幸としか言いようがありませんね。

    > 海洋調査

    専門の海洋調査船や測量艦を使うべきでしょうね。
    その方が精度も高いし、乗員も専門家ですし。

    というか、やっています。軍民協力の下、海流やら動植物の調査やら、海底地形の調査もです。
    広い大内洋をくまなく調べるのには何年かかるか解りませんが、皇国近海の手近な所から始めています。
    西大陸ではイルフェス沿岸、東大陸ではユラ沿岸の貿易港周辺から、測量艦など派遣する予定でいます。


    >>333

    訓練はしていますが、転移前に比べて頻度はがくんと落ちました。


    >>334

    > レーダー装備

    大井型のレーダーは、故障や誤探知も出ています。
    敏感すぎて、シークラッターに弱い面があります。
    でもこれを乗り越えないと、潜望鏡やシュノーケルのみ
    突き出した潜水艦を発見できないので、皇国も改良に必死です。

    大井型は最新型レーダーの試験運用艦といった側面もあります。
    なので、本当の意味で港に繋がれっぱなしではないのです。
    瀬戸内海や太平洋(東大内洋)でレーダーやソナーの試験運用兼訓練は、細々と行っています。


    レーダー装備は、全体として史実日本よりは配備率は高いし、精度も良いですが、
    しかしまだ開発途上の装備である事は否めません。
    史実のアメリカですら初期不良とかあったわけですから、皇国が梃子摺らないわけが無いです。

    皇国海軍は夜戦を重視しているので、夜間でも遠方の標的を探知発見可能なレーダー装備については、
    かなり積極的に研究推進しています。特に電探連動砲雷撃戦の可能性について、ワクテカしています。


    昭和17年春現在では、対空レーダーと対水上レーダーを搭載しているのは
    超弩級以降の戦艦の全部、重巡洋艦の全部、軽巡洋艦の一部(建造中の大淀型、阿賀野型)。
    対空レーダーのみは、大型空母(天城型、蒼龍型、翔鶴型)、軽巡洋艦の多く(上記以外の旧式軽巡)。
    逆探は、戦艦、空母(軽空母含む)、重巡洋艦、軽巡洋艦の全部。
    また駆逐艦では秋月型駆逐艦のみ、逆探と対空レーダーが装備されています。
    その他の駆逐艦は、吹雪型以降の一等駆逐艦が逆探のみ装備しており、その他の艦もレーダー装備準備中です。
    大和型戦艦では、レーダー連動射撃指揮装置も試験的に導入しています。建造中でまだ就役していないので、実力は未知数ですが。

    海軍は、いずれは駆逐艦以上の艦全てに逆探、対空、対水上レーダーを装備するつもりです。
    また、海防艦などにも逆探や対空、対水上レーダーを順次取り付けたいと考えています。

    ただ、ド級以前の畝傍などの戦艦や、装甲巡洋艦などは装備リストの順位は低いです。
    というか、おそらく装備するつもりは無いでしょう。超旧式で、数年内に退役ですし、
    戦闘の前面に出る事は(転移前までは)想定されていませんでしたし。

    あと、対潜哨戒機「大洋」が航空機搭載型の逆探と対水上レーダーを装備する予定です。

    さらに、北は北海道から南は沖縄まで、陸上レーダー基地が建設中、一部は稼働しています。
    満州にもレーダー基地が数箇所ありました(最前線ですから)が、転移で失われました。
    神賜島は、元世界に帰還した場合付いて来ない可能性が高いので、固定式のレーダー基地
    ではなく、トラックに積んだ移動式のレーダー車両を配備する予定です。

    対空誘導弾、対艦誘導弾も、レーダーホーミングのものが研究されています。


    ちなみに、レーダーとは直接関係無いですが、電波関連技術として、テレビジョンの
    試験放送が何度か行われ、昭和20年頃からはNHKによる全国放送が行われる予定です。
    そのために、全国各地の主要都市には電波塔が立ち、街頭テレビが設置されつつあります。

341 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/13(木) 21:48:31 ID:hErcdyss0
    >>335

    現状のF世界では大海原を駆けるのは難しいですね。
    「何に使うつもりだ。油の無駄だ」でショボーンでしょう。
    このまま何十年もF世界に留まり続けるならば、試験艦として細々と
    運用されて、データ取りが終わったらスクラップか、良くて予備艦でしょうね。
    元々設計の古い旧式軽巡の改装艦ですから、もうこれ以上の発展は見込めません。

    酸素魚雷装備艦としては、特型以降の駆逐艦群が高性能なので、今更重魚雷装艦も必要ないし、
    脅威度からすると少数の戦艦より大量の潜水艦の方が高い(皇国は、先の欧州大戦で、英国が
    独国の潜水艦でかなり酷い目に遭った事を重要視しています)ので、重爆雷装艦となりました。

    アメリカからの支援が来る太平洋や、大陸に繋がる皇海や東支那海は、何が何でも
    潜水艦を跳梁跋扈させてはいかんというのが、皇国陸海軍の共通認識です。
    東支那海からマーシャル諸島までの西太平洋が、皇国海軍の担当海域ですので。

    史実の重雷装艦にしても、皇国の対潜巡洋艦にしても、「やる事が極端」なのはご愛嬌です。


    >>336

    野生の海竜(エラスモサウルス的)や、魚竜(イクチオサウルス的)、翼竜(プテラノドン的)は、
    人間が繁殖しているわけではないので数が少ないですし、空砲で脅せば逃げるでしょう。

    むしろこいつ等、絶滅危惧種ですので、あまりほいほい殺しちゃダメです。
    人間が苦労して繁殖している飛竜や戦竜の方が、例外的なのです。
    その戦竜にしても、全世界で10万も居ないですので。

    皇国軍は、飛竜や戦竜を殺しまくってますが、後世から見たら批難の嵐かもしれませんね。
    『そもそも数が少ない飛竜(ラントサルス)を絶滅に追いやる原因を作った』とかで。

    今までの戦争では、人間が繁殖させる数と戦争で殺される数がほぼ拮抗していましたが、
    皇国軍は簡単に撃ち殺すので、繁殖が間に合わずに数がどんどん減っています。
    たった1ヶ月で1ヶ国あたり数百を超える損害は、全く想定されていません。

    人間が単独か少人数で行動していたら襲われる事もありますが、大型船が襲われたという例
    は、この世界の貧弱な木造帆船でも無いのです。ガレオンとかの方がずっと大きいですし。
    実際、潜航中の潜水艦が海竜に付き纏われた事がありましたが実害はありませんでした。

    ちなみに陸棲竜では、野生でティラノサウルス的な奴
    (学:ゴルディオラソス)も居ますが、これも非常に数が少ない。
    『ゴルディオラソスに襲われたら、一生幸運だ』なんて話もあるくらいです。
    こいつに遭遇するというのがまず幸運(?)で、その上で逃げきれれば、そりゃ幸運でしょうね。


    >>337

    司令部要員が乗り込むスペースが殆ど無いんですよ。
    西大陸や東大陸に外交官などを運ぶために派遣された普通の旧型軽巡でもかなり窮屈です。
    大井型は、旗艦として働くというよりは「通報を受けて駆けつける火消し役」
    として期待されていたので、旗艦設備は不十分です。


    >>338

    手品ではありませんが、「無理と思わせておいて実は可能」なのを目指し過ぎたかなという思いはあります。
    「史実の大日本帝国」では国力とか技術力的に無理かもしれないけれど、「皇国」なら可能なんだよ、
    というかなり強引な展開をこれからもしていくと思うので、生暖かく見守っていただけると嬉しいです。

    「“アメリカ”なら難なく可能、“大日本帝国”では不可能、そして“皇国”なら頑張れば可能」
    レベルのバランスを目指しているのですが、私も物書き初心者ゆえ、匙加減が難しくて。


    >>339

    > ファンタジーな海洋生物

    すいません。
    ファンタジースレに投稿してるのに、そっち方面詳しくないんですよね。
    思い浮かぶのはシーサーペントくらいで。
    しかも、そのシーサーペントも「実在が確認されていない生物」扱いです。

    あとは、マンダとかゲゾラくらいしか思い浮かばないのは内緒です。
    でも、マンダ相手には大井型程度では勝てる気がしない。
    やっぱりここは轟……。

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