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児童文庫ロワ

無法地帯

最終更新:2023年10月12日 03:11

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だれでも歓迎! 編集
 四宮かぐやはアスモデウス・アリスと共に。
 雪代縁は石川五エ門を撃退して。
 うずまきナルトは宮美ニ鳥を護衛しつつ。
 前原圭一は園田魅音の凶行にとまどい。
 山田奈緒子は天地神明の手に絡めとられ。

 5ヶ所で10人がそれぞれに動く警察署。

「ようやく街に出れたと思ったら、また銃かよ。」

 火の点いた火薬庫と化したそこにまた1人参加者が現れ。
 爆発は文字通りの秒読みとなる。



「熱っつー、どんだけ銃あんだよ。」

 銃声にも怯まず堂々と車道の真ん中を歩く少女が、ビルの立ち並ぶ街に1人。
 吉永双葉は森を抜け開けた視界にビルを見つけると、繁華街へと向かっていた。
 わけのわからない森に比べて、街に出れば人もいるだろうと思ったが、その考えの甘さはすぐに理解する。どこを探しても、落ちてた銃を撃ってみてもまるで無人。そもそも本物の銃が落ちてるということにひとしきりツッコミを入れると、それから小一時間あてもなく歩いていた。
 もちろん、双葉は殺し合う気などない。元々襲われれば半殺しにするご町内でも有名な狂犬だが、誓って殺しはやってこなかったのが双葉だ。それに不思議なことにも少しは知識がある。不本意だが家には喋る石像のガーゴイル(犬)がいるのだ。赤い霧も赤い空も銃が多いのも、まあなんかそういうヤバイ空間なのだろうと納得する。というか、関心が薄い。なぜなら。

「あああ! 人全然いねえなあ! 相手がいないバトロワはバトロワじゃねえ!」

 とにかく誰にも会わないからだ。
 殺し合えと言われて一応襲われることを警戒して早2時間。来るなら来いというテンションだったのだが、いい加減勢いも注意も薄れ、全く他の人間が見つからないという事実にイラ立ちを募らせていた。別に会ってどうこうというわけではない。ただ、巻き込まれてからずっと敵と遭遇することを考えていたのにそれが無駄になったようで腹が立つのだ。それは同時に不安の裏返しでもある。銃声などの人の気配はするのに、1人迷子でい続けることは、本人は認めなくてもストレスに違いなかった。
 無意識に大きくなる声、そして早くなる足。試し撃ちと拳銃を撃ってみても、1人。そんな中で見えた赤いパトランプに、双葉の眉根が下がった。

「警察だ!」

 これほどまでに赤色灯を見て喜んだことはない。双葉は早足になるとズンズン進んだ。道なりに行けば近いのは裏手。駐車場に行くと、直ぐに入口は見つかった。いわゆる通用口だろう、トラックなどが停められるスペースの横にある扉は開いていた。ふだんなら見張りがいるために物理的なセキュリティが緩かったのが幸いしたのだろうか。とにかく警察署の中に入ると、とりあえず近くの扉を開けて適当な椅子に座った。
 さすがに歩き疲れて、背もたれに身を預ける。別に歩き続けただけなのだが、異様なロケーションというのはそれだけで気疲れさせるのだ。ゆえにそこから開放されることは何事にも代え難く思える。でなければ段々と大きく、近づいてくるような銃声を無視して警察署になど来たりしない。
 それに例外があるとするならば、例えば自分の入った警察署の内側から聞こえたとしか思えない銃声を聞いたときだろうか。

「なんだ今の、すっげー近くから聞こえたぞ……」

 上の階で魅音がナルトの影分身を射殺した音に、直ぐに背中を起こした。なぜかテーブルの上に置いてあるプラスチック爆弾とサブマシンガンを見比べて、とりあえずサブマシンガンだけ持っていくことにする。一応ここまでで拳銃を拾っているが、これから銃を持った相手と戦うとなると、やはり強そうな武器がいい。
 そう、双葉は戦う気であった。どのみち銃を撃ってるやつなんてろくなやつじゃないんだと、ここに来るまで暇つぶしを兼ねて試し撃ちしまくってた自分を棚に上げて考える。とにかく、先に見つけて銃を突きつける、殺る気があるならヤるし、ないなら話をしよう。相手の出方次第だ。

「ピストルとは重さもデカさも違うな、こ、これなら。」

 ニヤリと凶暴に笑い、部屋を出る。強そうな武器というのはそれだけで持つ自分をも強くするように錯覚させる。そしてなにより、双葉は気づいていない。引鉄を引けば確実に相手を殺しうるそれを、自分が使うべきときに使えるかを。暴力を知っているからこそその凶器を使えるかを。
 より近くから聞こえてくる音に導かれるように警察署内を歩く。角と廊下による距離だけが、縁と五エ門の超人的な戦闘と双葉とを分ける。それを自分で無くした双葉は、角を曲がって即座に理解した。

「──ヤベぇ。」

 爆音と共に五エ門が縁に斬りかかり、切り払われ逃げて行く。どちらの動きも、非人間的。現実離れした戦いが自分の目の前で行われている。
 そして双葉がなによりも戦慄したのは、縁の殺気だった。
 重ねて言うが、双葉は喧嘩っ早くて喧嘩好きと言えども誓って人を殺したことはない。暴れん坊と言えども人を殺すかどうかには線があり、その線を踏み越えないから同じ匂いを感じる。
 だが、縁からはそれがない、暴力の匂いはあっても双葉の知る喧嘩の匂いではない。彼から立ち籠めるのはもっと濃密で吐き気を催す、死の臭いだ。

「……」
「あっ。」

 気がつけば、縁は双葉を見つめていた。目が合ってから、発砲していないことに気づく。そこでようやくこう思った。「ヤバい、なんで撃たなかったんだ」と。
 嘘か真か女の子の喧嘩は男の子の喧嘩よりも残酷という専門家もいる。今まで一度も暴力を振るったことのない人生なので、加減を知らずに血を見ることになるというのだ。だが双葉は真逆。血を見てきたからこそ、他の子供のような気軽さが無い。

「……な、なあ、アンタも参加者か?」
「……」

 他の参加者に出会った時にしようと思っていたことなど忘れて、沈黙が気まずくて話しかける。
 たいして縁は無言。ゆっくりと向き直ると、双葉の身体を上から下までなめ回すように見つつ、ゆっくりと歩き出す。

(ヤバイヤバイヤバイ! 殺される!!)

 頭の中でアラートが鳴る。上がった心拍数と同じリズムでガンガンと響くうるささだけが、双葉がまだ生きていることを双葉自身に教えてくれる。この音が止まった時は2つに1つしかない。ヤツが死ぬか、自分が死ぬかだ。
 縁が1歩足を前に出して、バチンという感覚が双葉の身体中を駆け巡る。感電したかのようなショックにハっとなると、ヘビに睨まれたカエルのようだった体が動くようになったのを感じた。

(動けるっ!)

 暴力を知っているからこそ硬直してしまった体が自分でも驚くほどに柔軟になったのを感じた。自分が相手を殺しうることが、相手が自分を数秒後に殺すことで上書きされる。

 ドン!

 人体から出たとは思えない音が靴と床の衝突に発せられると、縁が砲弾のように突っ込んでくる。

「来いやぁ!!」

 人生で最も大きい声を出すと、双葉はマシンガンを両手でしっかり構え発射した。
 恐怖とそこから来た闘争心が、双葉の人殺しへのリミッターを外す。
 拳銃弾が1秒のうちに5発も10発も発射された。反動で銃口が跳ね上がり、線状の死が放たれる。縁を逆袈裟にするような銃弾の斬撃は、しかしまたも発せられた轟音により届かない。
 強烈な踏み込みにより縁は床から壁へと走行レーンを変え、天井すらも自分の踏み台に変えた。追いすがるように迫る弾丸を速度で躱し、しかしその体勢が崩れる。三角跳びの要領で踏みしめられた天板が縁の踏み込みに耐えられずに上へと崩落する。凄まじい加速により一瞬天井裏へと突っ込んだ縁の肩を弾丸が掠めた。視界が天板で遮られ、一瞬だが双葉を見失った。それを無視して縁は自由落下に身を任せつつ片手突きの構えをとる。それは奇しくも怨敵たる緋村抜刀斎と幾度も刃を交えた斉藤一の牙突を思わせるもの。
 天板をぶち抜いて縁が双葉の頭上に現れる。落下の勢いを乗せて半身で片手突きを放つ縁と、サブマシンガンを手から離して足ではステップを踏み本身で正対する双葉。
 次の瞬間、縁の倭刀が双葉の眉間へと迫り。

「ナニッ!?」
「しゃあっ! 弾丸滑り!」

 驚愕の表情を作る縁の顔が直ぐに苦痛の表情へと変わった。
 弾丸滑り、またはスリッピング・アウェイとは格闘技に置ける防御の技術である。相手の攻撃に合わせて当たる部分を動かし、文字通りに滑らせるようにして躱す。
 双葉は反射的に引鉄を引いたが一瞬縁が視界から消えたことをきっかけに一瞬闘争心が揺らいだ。逃げを優先することとし、即座に思考を切り替えて相手の攻撃を躱すことに専念したのだ。
 それでも本来であればなすすべ無く額を貫かれていただろう。それを避けられたのは2つの幸運。即ち、連射した弾丸の1発が縁を掠め僅かに体勢を崩させたこと、そして一瞬双葉を見失いステップを踏まれていた為に僅かに離れた間合いを修正することが間に合わなかったこと。
 そしてもう一つあるとすれば──これは縁にとっての不運か悪運かだが──双葉を殺すことを縁が躊躇ったことだ。

「ぐっ……ハァ!!」
「……っあ……」

 カウンターとして入った双葉のパンチの威力よりも、自分の不甲斐無さに顔が歪む。それを振り払うように腕を振り回すと、双葉の体はカーリングのストーンのように廊下を滑った。
 なんの技もないそれが、縁の殺意の薄れを如実に表している。しかし同時に、双葉相手にも暴力を振るえることも意味していた。

「姉サン……どうして……」
「あっ、一発で折れたッ!?」

 咄嗟にガードした腕がへし折れ、双葉の顔が痛みよりも驚きで歪む。あまりにパワーが大きすぎる。まるでゴリラにでも殴られたように双葉は感じた。どう考えても人間に出せる力を超えてるだろと思う。そんな双葉は眼中に無く、縁は身悶える。双葉の驚愕の表情も縁には違って見える。彼の目に映る双葉の顔が歪み、かすみ、姉へとダブって見える。

(何故だ! さっきの女ほど似ていないのに! まだ子供なのに!)

 その子供ならば女でも殺せるという考え自体が、少女を姉と重ねてしまっていることを認めるようなものだと縁は気づかない。気づくわけにはいかない。
 線引きだ。女でも姉のようでなければ殺せる。それが最低限譲れない縁のラインだ。抜刀斎への人誅を果たすには、抜刀斎を愛する神谷薫を殺す必要がある。人誅を果たせない己に価値など無い。復讐の為に生きてきたこれまでを否定する訳には行かない。

「殺す……!」

 吐き気を催しながらも、縁は倭刀を構え直し早足で双葉へと向かった。アレを殺さなければ前へ進めない、人誅を成せない、そんな強迫観念。
 だらりと脂汗を流しながら、双葉はなんとか立ち上がって後退る。そんな姑息な手しか、今の双葉にできることはない。ほんの数秒の死の先延ばし。
 しかし、それが双葉の命運を繋ぐ。

「死ネッ!」
「ち、くしょぉぉっ!」
「ダイナミィィック・エントリィィイ!!!」

 刀を真上に振りかぶり唐竹割りにしようとした縁が、窓をぶちやぶって現れた何かに吹き飛ばされた。



「オマエ、なんて名前ネ。」
「……安土流星だ。」
「ソ。流星、チョット頼むヨ。行くとこできたネ。」

 タイの襲撃により、自分たちの知らない、それでもすぐ近くで人が死んだ。なまじ即死ではなくゆっくりと命の炎が消えていったのを見て、神楽はしばらく俯き、そして流星へと言った。

「どこへ行く気だ。」
「街に行って病院探すヨ。ここにずっと居ても仕方ないネ。」
「それは……危険だが、助かる。」

 歯切れが悪いなと流星は自分の口から出た言葉に思った。高校生の身で警察官をやっている以上、精神力は常人よりも高いという自負がある。それでもそんな曖昧な口調になったのは、やはりこの死が堪えているのだろうなと自己分析する。
 本来であれば警察官として止めるべきかもしれない。拉致され危険物の入った首輪を巻かれた民間人は保護すべきだ。しかし、自分に何ができるのか? あの戦いになにも参加できなかった自分に何ができるのか?

(まるで映画に出てくる無能な警察だ、これでは、無能の証明ではないか……! だらしねえ……)

 さっきの流星はまるでモブだった。目の前の超人たちの戦いをただ見ているだけで、その結果が今の自分と神楽の間に横たわる2つの死体だ。

「見つけたら帰ってくるから、コイツら、寺ん中に寝かせといてナ。」
「ああ、わかったが……日の出近くになったら見つからなくても戻ってきてくれ。」

 現場保存、なんて野暮なことは言わない。神楽の表情には決意があった。その顔だけで流星は神楽に託すことを決めた。自分より強い少女に病院を探しに行ってもらうのが有効だとしてもふだんの彼ならば止めるだろうが、しかしそれを追認しなくてはならないと、神楽の精神的にも、止めても力ずくで行かれてしまう以上はこう言うしかないと判断した。

「それまでには見つけてるヨ。んじゃ。」
「待てよ、もう一つ。」
「ナンネ?」
「お前の名前は?」

 本当ならもっと情報交換するべきだ。少し時間を取るだけでも充分だから。
 しかし、今はいち早く別れるべきだ。目の前で人が死んだのに動揺するなとは言えない。ましてやこんな超人には錯乱してもらっては困る。なにより。

「……神楽ネ。万事屋の神楽って言えばアタシのことヨ。」
「神楽か、病院探しを頼んだ。どんな病院でも動物病院でもいい。お前が頼りだ。」

 神楽の顔に浮かぶ様々な感情を見て、いち早く立ち直ってもらいたいと思ったからだ。



「なんだぁっ!?」
「病院かと思ったら警察署だし中には小学生襲う変態がいるし、どうなってんだこの街ハ。おいオマエ、動けるか。」
「お前じゃねぇ、吉永双葉だ……っう……こんぐれえなんてことねえよ……」
「ウソつけ死にかけの鹿みたいになってるネ。ここはこの神楽様に任せて先に行け。」
「コノヤロウ、カッコいいセリフ言いやがって……気をつけろ、メチャクチャ強いぞ。」
「上等ヨ。」

 2人の死体から逃げるように駆け出して、さまよい見つけた赤色灯。たまたま聞きつけた銃声、誰かいるかもと見てみれば侍が窓を突き破って出てきた。そして中から聞こえたサブマシンガンの銃声。神楽は咄嗟にダッシュしていた。その勢いのままツッコミ、とりあえず悪そうな縁を飛び蹴りする。迷っている暇など無いと言わんばかりの行動の早さ。

「さっきみたいなのは……気にくわないネ。」
「……お前はさっきの……いや、別人、か?」

 体勢を立て直した縁と神楽の視線がぶつかる。縁の視界で神楽の顔が、警察署の外で見たかぐやと重なる。そしてまるで似ていないはずの、姉への顔へと。

「……だが、子供だ。子供なら、殺せる。」
「おいおい少年漫画のキャラが絶対言わなそうなこと言い出したヨ。それじゃあこっちも苦情が来るぐらいボコボコにしてやんヨ。」

 五エ門、双葉と撃退した縁は顔を歪めながら倭刀を構える。
 苦虫を噛み潰したような顔をしながら神楽は番傘を構える。
 警察署は更なる戦闘を迎える。



【0211 『南部』 繁華街・警察署】

【吉永双葉@吉永さん家のガーゴイル@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 こんなことしでかした奴をぶっ飛ばす!
●小目標
 逃げて助けを読んでくる。

【雪代縁@るろうに剣心 最終章 The Final映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
●大目標
 人誅をなし緋村剣心を絶望させ生地獄を味合わせる。
●中目標
 緋村剣心と首輪を解除できる人間を探す。
●小目標
 襲ってきた子供(神楽)を殺す。

【神楽@銀魂 映画ノベライズ みらい文庫版(銀魂シリーズ)@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
 バトルロワイヤルとその主催者を潰す。
●中目標
 病院と首輪を外せる人間を探す。
●小目標
 変態(縁)をぶちのめす。



「あなたが、岡田さんが言ってた……?」
「岡田……なるほど、あの人と会ったのか。安土流星だ。」
「……天野、陽菜です。こっちがフウカちゃん。」
「で、おれが日比野明だ。なあ、アンタひでえ顔だぜ。一体なにがあったんだ?」
「それを話すにはまずウソみたいなことについて説明する必要がある。少し長くなるぞ。」

 そして同じ頃、神楽と別れた流星は寺に現れた子供たちと情報交換を進めていた。
 しばらく迷ったあと、町での手がかりもないので岡田似蔵の言葉で寺へと向かった陽菜とフウカは、石段の途中で日比野と出会い、情報交換の後に境内へと踏み入った。
 石段に伸びる血や日比野からの話に警戒しながら進んだ先にいたのは、無表情な若い青年、流星。そして安置された2人の遺体と、気絶した少女天野ナツメ。

「──つまり、超人同士が戦い、逃げようとした襲撃犯があの2人を殺した。単純に言えばそういうことだ。」
「おいおい……お前ヘンな薬でもやってんのか?」
「お前も見たんだろう。あの黒い服の子供を。」
「そりゃそうだけどよ。でもそんなマンガみたいな奴もいるのか?」
「いっそ幻覚ならいいんだがな。とにかく気をつけろ。そこらじゅうに銃があるのは、そうでもなければ太刀打ちできない参加者がいるからだと思え。」
(うぅ……みんな言葉が通じてるのに……)

 にわかには信じがたい話に困惑を隠さない日比野。黙って考え込む陽菜。そして依然として話しについていけないフウカ。未だ目を覚まさないナツメを後ろにして流星は考える。今自分にできることは、少しでも明らかな脅威を共有することだと。
 超人と言えども民間人の神楽に病院を探しに行かせてしまった以上、警察官としてより責任を持って行動しなくてはならない。特に注意しなくてはならないのが、日本語が通じない参加者がいることだ。語学にもそれなりに心得がある気でいたが、フウカと意思疎通できないことは流星に己の不甲斐なさを更に実感させる。言葉が通じないということは情報を与えることも聞き出すこともできないということ。ここが殺し合いの場であるのなら、それによる不利益は震災などの被災者となった外国人と比べ物にならない。

(参加者が全員日本人なら、説得して殺し合いを止めさせることもできたが。言葉が通じない外国人もいるなら穏便に話し合うことすら困難だ。このデスゲームの主催者はそこまで考えて……?)

 法律などまるで通用しない状況だ。警察官にとってこの上なくやりにくいことはない。
 頭の痛い問題は減りそうにないと流星は思った。



【0211 『南部』寺】


【安土流星@小説 魔女怪盗LIP☆S(1) 六代目夜の魔女!?@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
 殺し合いを止める。
●中目標
 寺で神楽の帰りを待つ。
●小目標
 脅威についての情報をなるべく広く共有する。

【天野陽菜@天気の子@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 殺し合いたくない。
●小目標
 ???

【日比野明@ぼくらのデスゲーム(ぼくらシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 このクソッタレなゲームをブッ壊す。
●中目標
 仲間を探す。
●小目標
 超人ってなんだよ……

【フウカ@らくだい魔女と闇の魔女(らくだい魔女シリーズ)@ポプラポケット文庫】
【目標】
●大目標
 チトセやカリンやまきこまれてる子たちといっしょににげる。
●中目標
 ヒナ、ヒビノ、リューセイといっしょにいる。
●小目標
 どうしよう、言葉がつうじないよ……

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