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児童文庫ロワ

OK everyone, please sit down.

最終更新:2025年02月16日 02:30

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だれでも歓迎! 編集
「バカ! 戻れ! シャッター閉まっちゃうだろ!」
「もう気づかれちゃったよ!」

 ギャーギャーと小声で言い争うのは、一ノ瀬悠真と宮野ここあの2人だ。
 他の参加者の声を聞いてやり過ごそうとしたもののここあがシャッターを降ろしてしまい、その後その場から離れたので、結局本当に誰かいたのかも何人いたのかもわからないまま2人は遠巻きに閉まり終えたシャッターを眺める他なかった。

「どうすんだよこれ……絶対誰かいたよな。」
「……見なかったことにできないかな。」
「できるわけないだろ武器持って襲ってくるかもしんないやつかもしれないんだぞ。とにかく魚塚さんたちに報告しないと。」
「そんなことしたら怒られちゃうじゃん。」
「うるせえ怒られろ。」
「どうしたの?」

 やいのやいのと言い争う2人の元に新しい人間の声が入ってくる。ぬるりと物理的にも2人の間に入ってきたのは、いかにもな女児だった。見た目は低学年ほどだろうか、わかりやすい女児服に身を包んだその少女、大形桃が、主催者の大形京の妹などとは誰も思うまい。そしてその正体が人間でもなければ主催者の妹というのも仮の姿で、本来は10代後半の黒魔女、桃花・ブロッサムだとこの殺し合いの場で知るのは片手の指で足りるほどだ。

「実はかくかくしかじか。」
「しかくいタント。なるほど、それはやっちゃったね。」

 ここあの抵抗も虚しくおおまかに説明され、桃花は演技をしながらもしっかりとここあの目を見て言った。
 先に敵の存在に気づいたのにそのアドバンテージを活かせずしかもこちらの存在を気取られるとはダメダメですね!と言わんばかりにふだんなら毒舌を飛ばすところだが、ここはちゃんと猫を被る。というかこの2人にかまっていられない、とっとと離れて黒魔法の準備をするなり尻尾を巻いて逃げる用意をしなくては。そう考えながらとりあえず2人に適当なことを言ってこの場から立ち去ろうと、さて何を言おうか考えつつも気を張っていたことでこちらに駆けてくるわずかな足音を聞きつけた。
 その音はおそらく後方から。まさかもう回り込まれたかと戦慄しながら振り返った桃花は、目に入った黒色にホッとした。

「キャッ! ビックリした〜、ウォッカおじさんいつの間にいたの?」
「驚かせちまったか。今来たところさ。カメラで2人が慌ててるのが見えたんでな。」
「あの〜……」
「あのね! 誰かいたんだって!」

 大げさな演技をしながらも、それは本心からだ。監視カメラを見ていたはずのウォッカが現れたのを見て、桃花はウォッカへの評価と警戒心を高めた。
 彼女が一ノ瀬たちの動きに気づいたのはトイレに行くという名目で彼らの様子を伺ったときにたまたま目についたからだが、ウォッカは片手間にカメラを見つつ家探しをしていたはずである。見落としてもおかしくはなかっただろうに目端が利くらしい。これだと黒魔法使うときはかなり慎重じゃないとマズイなと肝に銘じる。
 そして自分もいると言おうとした氷室カイを無視して桃花はウォッカに告げ口した。「はう〜……」と情けない声を上げてぬいぐるみを抱きしめるここあをよそに情報交換は行われる。
 さてここからどうしようかと話が移ろうとしたとき、金属音が響いた。
 ガシャン、ガシャンと、一定のリズムで音が響く。出どころはすぐにわかった。ここあが閉めたシャッターだ。それが音と一緒に揺れている。5人が見つめる先でシャッターはひとしきり揺れると、突然止まると同時に声が聞こえた。

「おーい、誰かいませんかー?」

 子供の声だ。まだ声変わりもしていないような、性別も判然としない声である。

「さっき叫んでた声か。」

 幽体化すればどんな相手かわかるのに、という言葉は飲み込む。死神としての装備により肉体から意識を放せる一ノ瀬ならば、物議的な障壁を無視して動けるのだが、さすがにそれを他人に明かすわけにはいかない。どうするかとチームの顔を見回せば、同じようなことを考えて目が合う桃花、真剣な目で考える氷室、キョロキョロとしているウォッカ、そしてそっぽを向いているここあ。

「見てきます。」
「「「「……」」」」
(え、誰も止めない?)

 いや行くけどさと内心愚痴りつつ、一ノ瀬はシャッターに近づいた。ここあを止められなかった責任があるとは思うが、誰も止めてくれないほど悪いことはしてないと思う。ていうか宮野お前は自分でやりに行かなきゃダメだろと言いたいが、今更言ってもしょうがないので、慎重に前進だ。
 そもそもの話、桃花以外の3人は一ノ瀬が死のうともどうでもいい。なんなら使えそうにないなら死んでほしいとまで思っている。桃花にしてもそう危険はないと思っているので止めはしないのだ。
 反社会勢力2人にデスゲームの参加者なのだ、そのあたりはドライである。氷室にいたってはデスゲームの主催者という反社会勢力だ。だいたい一ノ瀬との関係はたまたま一緒にいるだけの他人である。つまりかける情などない。
 そんなふうに思われているとは全く思わず、彼らを共に殺し合いから脱出しようと考えていると思い込んでいるのが一ノ瀬なのだが、その思い込みが彼の背中を押していた。殺し合えと言われたら誰でも嫌だろうし、脱出するために協力しあうだろうという性善説がある。
 ゆえに緊張はしながらも、シャッター越しにいる相手もまた殺し合う気はないだろうと信じて返事をした。

「お前はさっき叫んでたやつか?」

 シャッターの向こうで気配がした。壁1枚挟んでごく近い距離にいるのだろう。少しの沈黙のあと、そうだと言う声が聞こえてきた。

「聞いてくれ、殺し合いなんてする気はない。こんなバカげたゲームに乗らないし、あんなしゃべるウサギのことも信じちゃない。」 
「俺も同じだ。殺し合いなんてするわけだろ。」
「ああ、だよな、良かった……」

 相手のホッとした気配がする。だがそれと同じぐらい一ノ瀬もホッとした。相手が殺し合いに乗る気はないとは信じていたが、それでも銃を持ってるかもしれない相手というのは緊張する。なにぶん最初にあったのが撃つ気は無さそうでも銃口を向けてきたここあだったため、ウッカリで撃たれるんじゃないかという心配のほうが強かった。

「今開ける。」
「待ちな。誰か来る。」

 シャッターを上げるボタンを押しかけた指が、ウォッカの言葉で止まる。
 振り返ると拳銃を手に後ろを睨むサングラス姿だ。

「どうした?」
「ちょっと待ってくれ、誰かが来るみたいで。」
「なら、宮美と新庄って呼びかけてくれ、たぶん出てくる。」
「どういうことだ?」
「仲間が用心して回り込んだんだ。そっちがノってきたら挟み撃ちにできるようにって。」
「抜け目ないな……えっと、ミヤビ?とシンジョー?出てきてくれ! 俺たちは殺し合う気は無い!」

 後方へと一ノ瀬が叫ぶ。ポケットに入れた拳銃を握る手が汗ばむ。2秒、3秒と時間が過ぎて、足音が響いた。
 現れたのは、マシンガンらしき武器を構えるツインテールの制服の少女に、私服の男子2人だ。

「あの3人がミヤビとシンジョーか。」
「そう3人、え? 3人?」
「制服の女子と、目つき悪いやつと、イケメンだろ?」
「目つき悪いのは、たぶん新庄だよな……そのイケメン誰だ、知らん、怖……」
「いや知らんって言われても……」

 どうにも話がわからない。一ノ瀬はとにかく直接話そうとシャッターを開けた。


「おれが確認してくる。」
「いや、一番大声出してたのは俺だ。それに銃じゃナイフみたいにはかわせないだろ、小柄な俺の出番だ。」
「それならだいたい体格同じなんだから──」
「私でもかまわないでしょ。バスケやってたから一番動ける。」

 時間は少しさかのぼる。
 シャッターからほど近い物陰で、倉沢竜土たち4人は今後の対応、もとい誰がシャッターの向こう側にいる参加者に声をかけるか話し合っていた。
 それぞれ程度はあれ、自主性や主体性といった類のものがある4人。人に聞かれれば殺し合うかもしれない相手と答えるのに、自然とリスクは自分で負おうと考える。
 その中で一番そういったものから遠い宇野秀明はさてどうしたもんかと考えた。
 彼の仲間たちでも割とこういう展開にはなるのだが、なにぶん個性がバラバラなので自然と役割が別れる。しかしこの場ではそれぞれが大して知りもしない相手だ、向き不向きなどイマイチわからない。

(でも、こんなことでグダグダしてる時間も無い。こういう時相原とかならどうすっかなあ。)

 彼の行動原理や思考は、身近で有能そうなものから影響を受ける。それは他の男子中学生と変わらない。その対象が廃工場に立てこもろうとか言い出す真面目系クレイジーであってもだ。もう一人発想がおかしい方もいるのだが、微妙にベクトルの違う二人を思い浮かべつつ、さて廃工場じゃどうしたもんだったかと考えに至ったとき、あ、と声が出た。

(一本道で迎え撃つとかあん時もそうだったな。これヤバいな。待てよ、だったら……)
「どうした?」
「よし、回り込もう。」
「は? ああなるほど、さっきみたいにか。」

 ポカンとしてもイケメンな竜土に若干腹を立てつつ、思いっきりひがみなので素直に答えた。

「これってさ、待ち伏せされてるよな。」
「だろうな。」
「でもさ、別にこの道以外からでもシャッターの向こう側ってどっかから行けるよな?」
「まあ、そうじゃね? 回り込むってそういう。」
「ああ。こっちで引きつけるからその間にダッシュで後ろに回り込むってのは、どうだ?」

 他の3人を見渡す。少し驚いたような表情を見てちょっと得意な気分になった。

「意外ね……あっごめんなさい。」
「謝られても……」

 つぶやいてから失言だったと言わんばかりすぐに謝ってきた宮美一花の謝罪が、宇野の心を傷つけた。悪気がなさそうなので煽ることもできない。

「なるほど、だったら宇野さん、残ってくれ。それと倉沢さんも。」

 新庄ツバサはそう言うとしゃがんで靴下を直した。一花もマシンガンを肩にかけ直す。

「待てよ、ダッシュならおれが。」
「2人ずつ別れたほうがいいんじゃないかしら。それなら過ごした時間が長い組み合わせのほうがいいわ。」
「いや──」
「それに叫んだの宇野さんなんだから、残るのはそっちだ。」
「悪いな。こっちでなるべく引きつける。」

 竜土以外の3人がそういうのを見て止める言葉は無い。
 髪をかきあげると、竜土は「気をつけろよ」と逝ってシャッターへと向かった。

「行きましょう。」
「ああ。」
「声震えてるわ。」
「そっちもだろ。」
「武者震いってやつよ……それより、なんで私には敬語使わないよ。」
「いや最初タメ口だったし、てか今そんなこと言ってる場合じゃないだろ。」
「ツッコむ余裕はあるみたいね。」
「そっちは冗談言う余裕もな。」

 軽口を叩きながら一花とツバサは駆ける。距離にして数百メートルもないだろうが、スーパーの時のように第三勢力がいないか気にしつつ駆けるのは、経験と休憩から余裕が生まれたからだろうか。ときおり立ち止まって様子を伺いつつ、一度建物の外に出て道を走り、再度建物の中へと入る。
 年上というのもあるがバスケの経験もあるからだろう、自然と一花が先行する形になった。ツバサが息を切らしているのに、まだそこまで荒れていない彼女を見て、もう少し鍛えとかないとなどと考えたところで、唐突に一花が止まった。
 嫌な予感に、ツバサも止まる。ゆっくりと前を向いたまま後退ってくる一花は、両手を上げた。お手上げのポーズだ。

「待って、私は殺し合いには乗ってない。」
(おいおいホントにいたよ……)

 少年の声が聞こえる。荒い息を無理やり抑えて物音を立てないようにしつつ耳をすます。今度の言葉はちゃんと聞き取れて、しかしツバサは困惑した。

「……ここに1人でいるってことは、花丸さんと黒鳥さんは……」
「あの、なんの話?」
(なんだ? 知り合いなのか?)

 状況が飲み込めないが、ツバサはマシンガンの引鉄に指をかける。一花も混乱しているようだが、まだ見えない相手をどうにかしてとっとと先を急がなくてはならない。なにより何か嫌な予感がする。
 フー、フー、と息を吸っても吐いても荒いままで、それでも構える。そして後退る一花を追って視界に入ってきた少年に銃口を向けた。
 今なら、撃てる。
 気づかれてもいない。少年は一花だけを見て拳銃を突きつけている。今なら、ヤれる。

(いや、待てよ、まだ殺し合いに乗ったやつとは決まってないだろ。)

 それは冷静さかあるいは臆病さか、逡巡するツバサの持つ銃口が揺れる。
 その判断の正否は直ぐに出た。

「残念だよ……宮美さん。」
「宮美……妹と会ったな!」

 一花の態度が豹変したのだ。それまで相手を落ち着かせるような態度だったのがどこへやら一転して少年に詰め寄る。慌てた少年が銃口を一花に合わせたのを見てとっさにツバサは飛び出した。

「落ち着け2人とも!」
「も、もう1人!」
「バカ! 出てくんな!」
「バカはお前だ!」

 無理やり2人の間に割り込む。どちらを撃つか迷う少年と、ツバサに邪魔されて少年に近づけない一花、2人の銃口はツバサへと向かう。
 その銃口は、火を吹かなかった。

「……だぁーっ、死ぬかと思った。」

 2人の銃口が、ツバサの頬を左右からつつく。だがそれだけだ。引鉄は引かれない。

「新庄ツバサだ。こっちは宮美一花。殺し合いには乗ってない。アンタは?」
「……僕は、深海恭哉です。」
「そうか恭哉。コイツは妹を探しててな、話を聞きたいんだってよ。そうだよな?」
「……そうよ。」

 無理やり会話の主導権も奪う。3人がそれから移動しつつ自己紹介をすませる頃、宇野の声が聞こえてきた。



「お姉ちゃんと会ったの!?」
(やっぱり巻き込まれてましたか。ゴスロリは着てるのだけはちょっぴり安心ですけど、これはキツいですよ。)

 数分後、ビルの警備室には10人の人間がいた。手狭だが、監視カメラで襲撃に備えられるので背に腹は替えられない。その必要性は、踏み込んだ情報交換の中で共有されることとなる。

「だいたい、2時間ぐらい前だと思います。その2人と、あと花丸円っていう女の子に、小さい子どもを見ているように頼んだんです。」
「それで深海は警察を探して街をさまよってたんだな。大変だったなあ。」
「はい、それで迷子になってしまって。」
「なるほど……っておいおい、宮美?だっけ?どこ行く気だよ。」
「探しに行くに決まってるでしょ。」
「いやだから深海から話を聞いてだな。」
「迷子じゃ案内できないじゃない。」

 部屋を飛び出そうとする一花を一ノ瀬がなだめる。この2人の似たようなやり取りがこれまでの間続けられていた。
 2つのグループの出会いは実のところたいした影響を与えなかった。9人もいたが、全員他の8人の知人の情報を持たなかったためである。
 だが深海の場合は違う。彼は一花と桃花、2人の親しい人間が共に行動しているという情報をもたらした。

「にしたって魚塚さんが車探してくれてるんだしさ、もうちょっと待ってって。」
「一花、落ち着けよ、あとお前の知り合いは?」

 一ノ瀬を援護するように、ツバサが手に持つメモ帳をボールペンで叩きながら言う。知り合いの情報が出た時点で、既にこの10人のグループを分割することは既定路線になっている。そのため互いの知り合いの情報を共有しているのだが、軽く100人を超えていた。その間に一花たちの知り合いを探しに行くことを名乗り出たウォッカは足を探しに行っている。もちろん親切心からでは無い。足手まといのおもりをするより、名目をつけて街を調査できることのほうが有意義だからだ。

「──バイクじゃ4人は運べないからな。」
(僕も行くのか……)

 竜土に話している宇野の言葉が聞こえてきて、深海の顔は曇る。あの時逃げるように立ち去った相手になんの因果か自分から会いに行くことになるとは。
 なんとか理由をつけて断れないかと考えるが、部屋に入ってきた黒尽くめの服の男を見て空を仰ぎかける。「車の用意できましたぜ」とウォッカは言った。

「来たか……一花、俺の仲間のことも頼んだ。」
「ええ。じゃあ、魚塚さん、桃花ちゃん、恭哉くん、お願いします。」

 ああ逃れられない。深海は覚悟を決めて3人の後に続いた。



【0301 『南部』駅ビル】

【一ノ瀬悠真@死神デッドライン(1) さまよう魂を救え!(死神デッドラインシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 事件を解決する。
●中目標
 家族や仲間が巻き込まれていないか心配。
●小目標
 残ったメンバーと話し合う。

【宮野ここあ@絶体絶命ゲーム 1億円争奪サバイバル(絶体絶命シリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 また死にたくない。
●中目標
 ウォッカ達に守ってもらう……あ、いなくなる……
●小目標
 なんとかごまかせてよかったの……

【桃花・ブロッサム@黒魔女さんのハロウィーン 黒魔女さんが通る!! PART 7(黒魔女さんが通る!!シリーズ)@講社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 先輩(ギュービッド)たちが巻き込まれていないか心配。
●小目標
 ウォッカを利用してチョコと合流する。

【ウオッカ@名探偵コナン 純黒の悪夢(名探偵コナンシリーズ)@小学館ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 桃(桃花)や氷室たちを利用する。
●小目標
 知り合いを探すという体で足手まといから一旦距離を置く。

【氷室カイ@天才謎解きバトラーズQ vs.大脱出! 超巨大遊園地(天才謎解きバトラーズQシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 主催者兼ジョーカーとしてゲームを楽しむ。
●中目標
 対主催に紛れ込み、ステルスマーダーする。
●小目標
 深海恭哉が来たときは驚いたけど出ていくことになったのはもっと驚いたんだよね。何が起こるかわからないなあ。

【倉沢竜土@天使のはしご5(天使のはしごシリーズ)@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
 誰かが死ぬのは嫌だ。
●中目標
 紅絹たちが巻き込まれてないか心配、探したいが……
●小目標
 残ったメンバーと話し合う。

【宇野秀明@ぼくらのデスゲーム(ぼくらシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 家族を探して合流する。でも、たぶんいないよな? 大丈夫だろ? なんでぼくらの仲間たちと合流したいな。
●小目標
 残ったメンバーと話し合う。

【宮美一花@四つ子ぐらし(1) ひみつの姉妹生活、スタート!(四つ子ぐらしシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 姉妹を探して合流する。
●小目標
 二鳥……待ってて。

【新庄ツバサ@生き残りゲーム ラストサバイバル 最後まで歩けるのは誰だ!?(ラストサバイバルシリーズ)@集英社みらい文庫】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 家族を探して合流する。子供しか参加者じゃねーなら親はいないと思うが……
●小目標
 残ったメンバーと話し合う。

【深海恭哉@ギルティゲーム(ギルティゲームシリーズ)@小学館ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
 生き残る。
●中目標
 対主催に紛れ込み、自分の信頼を上げる。
●小目標
 今ごろ、あの子たちは……

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