イシュタム

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イシュタム - (2019/03/05 (火) 21:48:51) のソース

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[[グラ・バルカス帝国]]本国艦隊・第52地方艦隊の通称。別名「死神イシュタム」。
占領地の護衛と、その地における反乱防止を専門とする艦隊で、つまりは''弱者を一方的に蹂躙し、恐怖を植え付けるための艦隊''である。

役割上、''司令官から一兵卒に至るまで残虐・非道・粗暴で品性下劣なサディスト''が集められており、そのあまりの狂暴さゆえに、現地人から恐怖と畏怖を込めて「''死神イシュタム''」と呼ばれていた。
同じ理由で、軍の大部分を含め国の上層部から相当蔑視されているが、当人たちは意にも介さないようで、ようやく来た出番と、再び弱い者苛めができることに喜んでいた。((5巻81P))

その艦隊戦力は、[[戦艦>オリオン級戦艦]]1隻、正規空母1隻、軽空母1隻、重巡洋艦3隻、巡洋艦3隻、駆逐艦12隻、補給艦3隻の計24隻。
元が外地駐留艦隊だったせいか、地方隊とは名ばかりの一個艦隊に相当する戦力である。
なお、司令官メイナードは青白い顔をした病人のような男で、それが「死神」の異名に一役買っているのかもしれない。

作中では、[[ダラス]]が提案した作戦により、中央歴1643年2月7日、[[バルチスタ沖大海戦]]で手薄になっているはずの[[ムー]]本国背後を突こうとする。

しかし、陽動の分遣隊8隻は、日本で改装を受けたばかりの[[ラ・カサミ改]]と、ムーの航空隊により、首都[[オタハイト]]への[[攻撃に失敗して全滅>オタハイト沖海戦]]。
商業都市[[マイカル]]への攻撃を目論む本隊16隻は、日本の海上[[自衛隊]]第4護衛隊群によって、[[90式艦対艦誘導弾]]の飽和攻撃を受け、[[わずか数分で全艦壊滅>マイカル沖海戦]]。

なお、イシュタムが報告を行わないまま全滅したため、グラ・バルカス本国は、彼らが消息を絶った原因を突き止めるのにかなりの日数を必要とした模様。
にもかかわらず「&bold(){どこかで沈んでいても心は痛まない}」と記載されており、軍部からは相当疎まれる存在であったことを窺わせる。
ちなみにWeb版でも描写が存在しなかっただけで、イシュタムによる作戦そのものは行われており、書籍版同様に全滅している。

余談だが「イシュタム」の名は、「死神」と呼ばれることから見て、「女神転生シリーズ」から取った可能性がある。そのさらに大元は、おそらく[[これであろうが>>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%A0]]。
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|~&big(){関連項目}|
|&bold(){[[用語]]}|[[グラ・バルカス帝国]]|[[ラ・カサミ改]]|[[オタハイト沖海戦]]|[[マイカル沖海戦]]|
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