ヒッポリュトス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【真名】ヒッポリュトス
【性別】女
【身長・体重】165cm・44kg
【肌色】ベージュ 【髪色】銀 【瞳色】青
【外見・容姿】銀の長髪。グラマラスな肉体に反し、男の様な狩人の装備。
【地域】ギリシャ
【年代】神話時代
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B++ 魔力:B 幸運:D 宝具:A

【クラス別スキル
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A+
マスター不在でも行動できる能力。

【保有スキル】
千里眼:B+
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

女神の寵愛:EX
本来は女神の加護を得てステータスを上昇させる効果を持つ。
ヒッポリュトスの場合は特殊であり、アルテミスが神霊である身を英霊ランクに自ら貶めることで、
ヒッポリュトスの代理としてアルテミス自身が戦うためのスキルになっている。
ただし、代償としてアルテミスは通常のサーヴァントとしての力しか行使できない。

アルカディア越え:D
フィールド上のあらゆる障害を飛び越えて移動できる。

追い込みの美学:B
敵に先手を取らせ、その行動を確認してから自分が先回りして行動できる。

【宝具】
『遠矢射る死の女神(ペトリフィ・カタストロフェ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:200人
遠矢射ると称される、アルテミスの弓術そのものが具現化したもの。
豪雨の様な光の矢全てが、敵を正確に射抜く。
訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)の本家本元と言える。
神の技を人間に理解出来る『現象』に落とし込むため、ニオベの子供を皆殺しにした逸話を由来とする。
太陽神アポロンの未来視も一緒に宝具化しており、相手の未来の位置に対しての射撃を行う。
この攻撃を避ける為には、確定した未来の因果を変えるほどの幸運値が必要となる。
しかし、そもそもの発射数が多過ぎる為に実質的に回避は不可能。
たとえ1本や2本の回避判定に成功したとしても、判定を得ていない残り全てが命中してしまうからである。

『純潔の誓い(ポトニア・ブリトマルティス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
常時発動型宝具。最も有名な処女神であるという名声が由来となっている。
自身に邪な思いを抱いた男性に対して、雷霆が降り注ぐ。
ヒッポリュトスの許可を得ずに近付いてきた男性に対しては、内心に関わらず問答無用で雷が落ちる。
ウチの娘に手を出すんじゃねーよ殺すぞコラというゼウスの怒り。
神性を持つ者に対しては威力が下がる。
ヒッポリュトスが認めた処女のサーヴァントに対して、この宝具と同様の加護を与えることも可能である。

【Weapon】
『銀の弓』
アポロンの金の弓と対を為す銀に輝く弓。
金の弓が太陽を象徴するのに対し、こちらは月の象徴となっている。
出産の苦しみに喘ぐ女性をアガナベレアという名の矢で射抜き、苦痛なく即死させたと言われる。
狂化、もしくは精神汚染のかかっているサーヴァントに対して特攻を得ることが出来る。

【解説】
ミノタウロスの討伐やアルゴー船の冒険で有名なギリシャの英雄、テセウスの息子。
彼は純潔を最も尊び、処女神アルテミスを深く崇拝していた。
年老いたテセウスは後妻にパイドラを迎えたが、パイドラはテセウスではなくヒッポリュトスを愛してしまった。
叶わぬ恋に身を焦がしたパイドラは、ついに想いをヒッポリュトスに打ち明けるも、彼は断るどころか激怒して継母を罵った。
それを苦にしたパイドラは、ヒッポリュトスに暴行されたという虚偽の遺書を書き残し自殺する。
遺書を信じたテセウスはポセイドンに息子の死を願い、ポセイドンはそれを承諾する。
ヒッポリュトスが戦車を走らせていた所、急に海から怪物が現れ、戦車を襲った。
馬は大暴れしてヒッポリュトスを振り落とし、そのまま彼を轢殺した。
一部始終を知っていたアルテミスは、アスクレピオスにヒッポリュトスの蘇生を願う。
アスクレピオスの手によってヒッポリュトスは冥界から現世に蘇ったが、人間の死を覆してはならないと激怒したゼウスの雷霆によりアスクレピオスは死亡した。

【人物・性格】
アルテミスの寵愛を受けた珍しい男性として有名。──なのだが、実のところは単に男を騙っていた生娘というだけだった。
処女で狩りが得意となればアルテミスもほいほい構っちゃうよね。
サーヴァントとしては男とか女以前にヒッポリュトス本人ですらない。
その実は人理焼却の危機を見過ごせず、オリオンではなくヒッポリュトスの殻を被り現界したアルテミス。
ヒッポリュトスはアルテミスの熱烈な信者であったため、身体を貸せと言われて、それはもう喜んでその身を差し出した。
そのためヒッポリュトスの信仰対象であった、厳しく熾烈な女神としての側面が強く、スイーツ脳なんてものはクマ型チョコにして置いてきた。
デレ期の無いツンデレ。
威厳があるというよりはむしろクソコテじみた傲慢さ。処女以外は全て狩りの獲物。アタランテは廃人と化した。
しかしヒッポリュトス以上にキャラの尖ったサーヴァントがひしめいている現状では、彼女も相対的にマトモに見えてくるかもしれない。
基礎ステータスはヒッポリュトスのものであり、スキルはヒッポリュトスとアルテミスの折衷。宝具は全てアルテミスのものに置き換わっている。

イメージカラー:緑
特技:狩り
好きなもの:処女
嫌いなもの:男・非処女
天敵:カリスト・オリオン
願い:人理を守る

【一人称】私 【二人称】貴様 【三人称】 奴

【因縁キャラ】
  • カリスト
生娘でなければ部下にはいらぬ。
部下の中では最も気に入っていただけに、可愛さ余って憎さ百倍。

  • アタランテ
なんだかんだで可愛がっている信者。
もしヒッポメネスとの関係が神話の通りであれば、怒り狂うのだろうが。

  • オリオン
あれは本当に自分なのかと頭を痛めている。
とはいえ、オリオンに惚れたことは事実であるため否定も出来ない。

  • メントル
同僚。お前智慧の女神のはずだろ! と心の中で突っ込んでいる。
とりあえず服着ろ服。

怒り鎮めて欲しけりゃ娘の命寄越せ!
え、マジで生贄にすんの? 引くわー。

  • アポロン
大好きなお兄ちゃん。
女癖が悪くてもお兄ちゃんなら許しちゃう。

  • ゼウス
パパには割と甘える。
彼女の狩人セットも土地もパパにおねだりして得た物だったりする。
処女の幼女だけで構成された劇団なんてものもプレゼントされた。

  • ヘラ
ゼウスの浮気相手との子なので、基本的に嫌われている。
マジビンタされて大泣きする羽目になったので、唯一ビビりまくっている相手。


ヒッポリュトスって何で男なのにアルテミスに好かれてたの?→女だった
お月見イベントの時に俺の大好きなアルテミスがこんなスイーツ脳なはず無いんですけおおおおおおお!!!!111
とけおりまくって寝込んだのを思い出したので理想のアルテミスを出した
フレオリオンが6章の円卓連中を真正面からぶっ飛ばしてくれたんで今はもう足を向けて寝れない存在になってるけど
アルテミスはね処女キチで短気でなんというか可愛いキャラじゃあダメなんだ
クソコテで孤独で胸が豊かで……
だからこそアルテミスの自然に対する愛情をより深く感じることが出来ると思うんですよ

+ セリフ集 FGO風
召喚:「ヒッポリュトスと名乗っておこう。一応、殻の名はそうであるのだからな」

レベルアップ:「ふむ。力が戻ってきているようだ」
霊基再臨:「華美な装飾は不要だ。そんなものは娼婦に身に付けさせておけ」
その2:「弓が軽くなってきたな。弦を張り直すとするか」
その3:「正義だの悪だの、建前はいらぬ。狩りは技術だ」
最終:「本来の力には遠く及ばぬが、これでも良かろう。ケダモノの相手をするには充分過ぎるほどだ。礼を言うぞ」

開始:「狩るのが私。狩られるのが貴様らだ」
その2:「獲物が狩場に来たのだ。運命は決まっていよう」

スキル:「逃げられる気か?」
その2:「苦しませはせぬ」
選択:「ああ」
その2:「よかろう」
その3:「いいのだな?」
攻撃:「ふん……」
その2:「砕く」
その3:「逃さん」
EX:「逃げ場は無い」

宝具選択:「引導を渡してやる」
その2:「獲物に逃げ場は与えん」
宝具:「思い上がりには誅罰を与えねばな。嘆くがいい。遠矢射る死の女神(ペトリフィ・カタストロフェ)!」

小ダメージ:「ちっ」
大ダメージ:「なんだと……!?」

戦闘不能:「き、貴様……」
その2:「人の身では、この程度か……」
勝利:「良き狩りであった。ケダモノを仕留めるのは、やはり気分がいい」
その2:「死の前では、誰もが平等だと知るがいい」

会話:「今から狩りに行くが、供をするか?」
その2:「進むべき道を違えぬ限り、加護は与えてやる」
その3:「私が現世に留まるための依代が貴様なのだろう? 理解はしているよ」
その4:「アタランテか? 誓いは今でも守っておるのだろうな」(対アタランテ)
その5:「一側面しか現界出来ぬというのも考えものよな。あれではまるで娼婦ではないか」(対メントル)
その6:「あれの事は忘れろ。──恋心は神でさえも御すことが出来ぬ、というわけだ」(対オリオン)
その7:「よくも私の前におめおめと顔を出せたものよ。もう一度熊になるか?」(対カリスト)

好きなこと:「生娘は良い。それ以外の人間は、私の部下にはいらぬ」
嫌いなこと:「嫌いなもの? 言うまでもなかろう。お父様とお兄様は除くがな」
聖杯について:「男が全て消えると言うのなら、使ってみるのも一興か」

絆:「人間は好きでは無いが、人理の焼却ともなれば力を貸すのも吝かではない。なに、お父様も許してくれるさ」
その2:「素人は不要だ。狩場に出たいのであれば、腕を磨け」
その3:「お父様とお兄様には困ったものだ。私の部下に手を出すのであれば、流石に黙ってはおれぬ」
その4:「死なない人間はいない。神ですらそれを変えれぬことを胸に刻め」
その5:「純潔だけは守れよ。私を信仰するのであれば、それが最低条件だ」

イベント:「祭り事は古来より神聖な催しだ。励むが良い」
誕生日:「鹿の肉で良ければ、くれてやるぞ?」

+ セリフ集 格闘ゲーム風
  • キャラセレクト
「ほう、狩りの時間か?」
「よかろう。戯れてやる」
「狩人の目からは逃れられぬよ」

  • 登場(開始前の名乗り)
「獲物は逃がさぬ」
「存分に逃げるが良い」
「いいだろう。狩りの時だ」
「肥えた豚といえど、食指は動かぬな……」(VSアガメムノン時)
「熊狩りには慣れている」(VSカリスト時)

  • ラウンド勝利時
「これでは猟犬もいらぬな」
「逃走の手立ては尽きたか?」
「どうした? 死は目前ぞ」

  • 勝利決着時
「狩人の視界に入ったのだ。逃れられようはずもない」
「興醒めだ。獣でないと申すのなら、少しは知恵を絞れ」
「手応えの無い獲物だったな」
「屠殺場に行くまでもなかったな」(VSアガメムノン時)
「疾く私の前から去ね」(VSカリスト時)

  • K.O.された時
一本目敗北:「な、なんだとっ……」
敗北決着時:「終わるわけが……ないっ!」

  • 勝利画面セリフ
「しかし、こうなってはあれだな。羽虫を潰すような真似は、流石に狩りとは言えぬ」
「たとえ相手が野兎だろうと、本気を出さぬ理由は無い。それが狩りというものだ」
「む、息があるのか? 良いだろう。狩りである以上、仕留めきれなかった私の負けだ。どこへなりとも消えるがいい」
「野豚を狩るのは久々だが、どうやら勘は鈍っておらぬようだ」(VSアガメムノン時)
「貴様には既にかける言葉もない。その不敬は命を以って償わせようぞ」(VSカリスト時)


  • ストーリー

オープニング
世界の危機──か。
俄には信じられぬ話だが、女神として無視するわけにもいかぬな。
山野は既に踏破し尽くした。人間の現代社会とやらを狩り場にするのも面白かろう。

4戦目/
「夜だというのに、月の明かりさえ霞むほど眩いとは──。この光景は醜悪に過ぎるな。これではガイアもお嘆きだろう」

8戦目/
「貴様が最後の獲物のようだ。下らぬ狩りであったが、ここで幕を引かせてもらおう」

エンディング
人理の崩壊は避けられたようだ。
──人間の為に戦うなど、私らしくもないことをした。
そら、この殻は返すぞヒッポリュトス。
お前が何を聖杯に望むかは知らぬが、二度目の生だけはやめておけと忠告しよう。

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最終更新:2016年10月23日 18:25