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星に願いを 第12話

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 12. (つかさ視点)


「こなちゃん。くすぐったいよお」

 私のフトモモの間に、こなちゃんの足が入り込んで、あのっ。
大事なところにちょっとあたっていたりして。
 こなちゃんは、恥ずかしいけど…… 私のパジャマの中に指を
もぐりこませて、さわってきたの。
 顔から火がでるほど恥ずかしいよ。
「つかさって、えっちしたことないよね」
「ないよ…… 」

「でも、あそこがぬれているよ」
「あ、あそこって? 」
「つかさ。知っててとぼけているの? それとも本当に知らない? 」
 こなちゃんは問いに私はつまった。
 確かに、女の子がえっちな気分になると大切な部分が濡れる……
ことは知っているけど。保健の授業で習ったしね。
 でもなんだか、言葉にするのは恥ずかしいよ。

「つかさは嘘がつけない子だねえ」
「ううっ、こなちゃんのいじわるっ」
 こなちゃんの体温がダイレクトに伝わってきて、ひどく熱い。
「こなちゃん…… 」
「なあに、つかさ」
 目と鼻の先の距離の『お姉ちゃん』の顔をしたこなちゃんに囁く。
「私、やっぱりがまんできないよぅ」
 こなちゃんと唇に触れたいという欲求は大きくなるばかり。
「もうちょっと、じらしたんだけどね」
 こなちゃんはふくみ笑いをしながら囁いた。
「つかさのご両親や、『お姉さんたち』が見たらなんていうかな…… 」


「こなちゃん、ひどいよっ」
 私は頬を膨らまして叫んだ。でも、もし誰かが私の部屋に
入ってきたらどうしよう。鍵かけてたか覚えてないし。
「私は見つかってもいいけどね」
 にやりと笑ったまま、私の唇に覆いかぶさる。

「…… んっ」
 こなちゃんの唇はとってもぷりぷりとして柔らかい。
 微かに吐息をもらしながら、口付けを続ける。
 しばらくは、唇だけでちゅっちゅって感じの軽いキスを続けて
いたのだけど、満足できなくなったようで……
 こなちゃんは舌をいれてきたんだ。
「んん…… 」
 私は、小さな声をもらし続ける。
 こなちゃんの舌の動きは凄くえっちで、私の歯茎や頬の裏を
丁寧になめていって、唾液も喉に伝わってきたの。
 こなちゃんの唾液は熱くてほんの少しだけ甘い。
 初めてだから良く分からないけど、こなちゃんのキスは物凄く
上手なんだと思う。
 体の奥がじんじんと火照るような激しいキスで、耳まで
赤くなっちゃう。

「ん…… んむう 」
 くぐもった声を漏らしながら、『お姉ちゃん』の身体に
必死にしがみつく。
 こなちゃんはディープなキスと同時に下着の上から、
指先で私の大切なところを、擦るように触ってくる。
「ん…… んはぁ」
 頭が真っ白になって、大きくあえぐ。
 あそこが焼けるように熱くなって、どうにもたまらない。
(こなちゃん…… じらさないでよ)
 私は、ふとももをすり合わせて、もじもじとさせた。
 こなちゃんの愛撫は優しすぎて…… 物足りない。
「どしたのかな、つかさ」
「あのね。もっと強く…… してほしいの」


「もっと? 」
 こなちゃんは、明らかにからかいを含んだ笑みを浮かべている。
 ひどいよ。私をじらして喜ぶなんて。
「こなちゃん。分かっているくせに…… 」
「つかさは本当に可愛いねえ」

 こなちゃんは、深い口付けを終えた後、私の首筋をなめてくる。
「ひゃうっ」
 私の身体がびくんと震える。
「キスもいいけど…… つかさの感じるところは他にも
たくさんありそうだね」
 こなちゃんは舌を首筋から鎖骨、そして、私の乳房にゆっくりと
這わしてきたの。唾液の跡が肌に残ってとってもいやらしく感じる。
「ひゃ、ひゃう! 」
 遂に、乳首まで舌端が届いて、私は声をあげた。

「こ、こなちゃんっ」
 私は、こなちゃんの舌が私の、小さめの胸の先をつついている姿に
狼狽して叫んだ。
「すごく恥ずかしいよ」
「ん…… なにが? 」
「ん、くう」
「わ。わかってるくせにー 」
 ブラ越しに、こなちゃんの舌が私の乳首にあたっている。
 それでね。ブラの先がへこんで、胸の形が変わっちゃうの。
「そう。もっとして、としか聞こえないけど」
「うひゃうっ」
 いきなり、あそこを強くひっかかれて、悲鳴をあげてしまう。
 まずいよ。お姉ちゃんたちに気づかれちゃう!
 私は懸命に声を押し殺した。視線の隅に入った時計の針はまだ9時半を
指している。当然、家族で寝ている人なんかいない。


 こなちゃんは、私のアソコの中に突っ込んだ指を私の目の前に
かざしてみせる。
「くさっ」
 言ってから自分の頬が、かあって熱くなる。
 馬鹿、私の馬鹿、これは私のアソコの匂いだよぅ。
「つかさの反応って面白いねえ」
「えっ、どういうこと?」
 私は、あたふたとする。こなちゃんは濡れた指先を見ながら続ける。
「アソコがぐっしょりになってるほど、感じちゃっていること」
「あ、あうう。でもっ」
「つかさが恥ずかしいって言っても、『身体』は十分に愉しんでいるんだよ」
 動揺する私を包み込むような口調で、こなちゃんが話した。
「でも、こなちゃん。やっぱり恥ずかしいよぉ」

 えっと自慰っていうのかな。おなにーっていうと刺激的すぎるけど。
 そういう事をしたことはあるんだけど。こんなにアソコが濡れるなんて
信じられなかった。
 こなちゃんは、私のブラのホックを外した。
 私も、こなちゃんのブラを外そうと思う。最初から最後までこなちゃんの
なすがままっていうのはちょっと駄目だと思うし。
 ふたりのブラが外れると、私と『お姉ちゃん』の乳首がはっきり見えた。
 双子だからかは知らないけど、色と形はそっくりだ。
「流石、つかさとかがみだねえ」
 こなちゃんも、感心してじっくりと見比べている。
「遺伝子のせいなのかも」
 こなちゃんは私と『お姉ちゃん』の胸を見比べた後、二人の乳首を
くっつけてしまう。


「な、なにするの? 」
 驚いている私を尻目に、こなちゃんは重ね合わせた乳首を擦るように
動かしていく。
「ん…… ふあああっ」
 はしたない嬌声が、私とこなちゃんの口元から漏れる。
 こなちゃんの声は、『お姉ちゃん』の声だから、すごく淫らだ。
「んんっ、んああ」
 今は、上半身が裸の私と、こなちゃんがお互いに乳首を擦り合わせるって
ことになるわけで…… はうぅ、まつりお姉ちゃんに見られたら
どうなっちゃうんだろう。

「こなちゃん、おかしくなっちゃうよう」
「つかさには、もっと変になってもらうよ」
 こなちゃんは何気ない口調で、とんでもないことを言ってくる。
 乳首を擦り合わせながら、こなちゃんは再びキスを求める。
「んあっ、ふあああっ」
 頭の芯まで蕩けるような熱いキス。頭がくらくらしてしまう。
(こなちゃん…… こなちゃん……)
 同時、下半身の、あ、あそこの膨らんでいるところを
こなちゃんの指がこすってくる。

「んああああっ、こなちゃんのえっち! 」
「何を、今更いっているのかなあ」
 でも、今までの私と違うんだよ。こなちゃん。
 私は懸命になって、自分の手をこなちゃんの下着の中に
もぐりこませる。
(うわあ、こなちゃんもぐっしょりだ)
 こなちゃんも『感じている』ことが嬉しくなって、無我夢中になって
こなちゃんの大切なところをもみ始める。


「うおっ、つかさ」
 こなちゃん、凄く驚いてるよ。
 私は、反応に手ごたえを感じて、こなちゃんのアソコをかき回す。
こなちゃんも私に負けじと強く刺激してきて、頭がぼーとなってくる。
「こなちゃん、こなちゃん」
 快楽の波がどんどん押し寄せる。必死で我慢しないとすぐにでも
いってしまいそうだ。
「つ、つかさっ」
 こなちゃんが眉を歪めて叫んで、身体をびくびくと痙攣させている。
「こなちゃん…… 一緒にいこうっ」
「んんっ、つかさあああっ」
 何度目かのディープキスをこなちゃんと交わしながら、私より
いくらか成熟した『お姉ちゃんの』の身体の下半身をまさぐる。
 こなちゃんも必死になって快楽の頂きに導こうと、大事なところを
緩急をつけながら擦りつけ、揉みしだいてくる。

「こなちゃん。いっちゃうよ。私、いっちゃう」
 体中から汗が大量に噴き出して、白いシーツもぐっしょりと
濡れている。
「んあっ、つかさっ、がまんできないっ」
 こなちゃんも、声を何度もあげる。
「イク、いっちゃう。ふああああっ、ああっ」
「もう駄目、こなちゃん。もうだめっ! 」
 私と、こなちゃんはほとんど同時に悦楽の頂点に達して、
お互いをぎゅっと抱きしめた。


「はあっ、はああっ」
 こなちゃんの額にはびっしりと汗が浮かび上がって、髪がはりついている。
 荒い息をつきながら、こなちゃんは私に優しくキスを交わしてくれる。
 快楽の山を越えた後、弛緩の波に身をゆだねながら、こなちゃんの
限りなく優しくて甘いキスを受け入れる。
「ねえ、こなちゃん…… 」
「なあに、つかさ」
 私はちょっと迷ったけど言った。
「私たちって、えっちの相性いいのかな」
 こなちゃんが固まった。

「あの純情なつかさが…… 」
 私は苦笑いをしながらこなちゃんの顔を睨む。
「あのね。私だってえっちなことをたくさん考えるんだよ。こなちゃんの
思っている私とだいぶ違うんだ」
「うーん。イメージが崩れるなあ。つかさは天然ボケキャラが
基本スペックかと思っていたんだけど」
 こなちゃんはぽりぽりと頭をかきながら、深いため息をついた。
「こなちゃんだってね。えっちが大好きな子だなんて印象なかったよ」
「確かにそだね」
 私と、こなちゃんは笑いあった。心底からさっぱりとした気持ちになる。
「こなちゃん」
「なに。つかさ」
 私は、きっぱりと言うことにする。
「私ね。お姉ちゃんとこなちゃんが元に戻っても、こなちゃんを
あきらめないよ」


「つかさ…… 」
 こなちゃんは少し困った顔をする。
「ごめんね。こなちゃんの一番がお姉ちゃんってことは分かってる。
でも私、がんばって、こなちゃんを振り向かせるような女の子になるんだ」

 こなちゃんの瞳をしっかりと見据えながら、言葉を紡いでいく。
「いつも、お姉ちゃんの後ろを歩くのじゃなくて、自分で
歩いていくの。すぐには変われないかも知れなけれど」
 こなちゃんは暫く本当に驚いた、という顔で見つめて、そして
小さい声で呟いた。

「つかさって、強いんだ」
「そ…… かな」
「うん。私が言うのもなんだけど。私やかがみよりも、芯っていうのかな。
そこがしっかりしているから、簡単に折れたりしないんだね」
「ありがと」
 私は微笑んで、もう一つだけ甘えることにした。
「こなちゃん。一緒に寝よう」
「分かったよ。でもその前に…… シャワー浴びようか」
「うん」
 私とこなちゃんは汗で濡れた身体を清めてから、濡れたシーツも
取り替える。そして、こなちゃんと一緒にベッドにもぐりこむ。
「こなちゃん…… あったかいよ」
「うん。つかさもね」
「えへへ…… 」

 素敵な一夜をくれたこなちゃんに軽く口付けすると、私はゆっくりと
夢の世界に向けてまどろみはじめた。


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星に願いを 第13話へ続く














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  • つかさも可愛いですね!
    かがみが最強ですけど…
    (自分的には) -- チャムチロ (2012-08-23 21:59:08)

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