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かがみのmail騒動

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だれでも歓迎! 編集
=========
 To:泉こなた
 件名:愛しのこなたんへ
 本文
こなたんカワユス,こなたんめがっさカワユス,こなたん大好き,こなたん愛してる,こなたん最高,こなたんlove,
世界最萌こなたん,アホ毛がキュートよこなたん,世界にひとつだけのこなたん,誰が何と言ってもこなたん,世界が滅んでもこなたん,世界の全てが敵にまわっても私だけが味方よこなたん,NO Konatan NO life
三度の飯よりこなたん,なんてったって★こなたん,凄いよこなたん,猫口こなたん,ぷにぷにもち肌こなたん,舐めたいよこなたん,食べたいよこなたん,ロリロリこなたん,こなたんが可愛すぎて私は困ったん
私だけを愛してこなたん,私だけを見てこなたん,もっと私を弄ってよこなたん,弄り倒してよこなたん,イジリーこなたん

私は世界で一番こなたを愛してる
私は世界で一番こなたを愛し続ける

世界で一番こなたが好きだ
世界で一番こなたが大好きだ

だから、私と…………


付き合って欲しい!!

=========
「なんて……、こんなメールを送られたら、いくらこなたでも流石に引くよなぁー」

 私の名前は柊かがみ。私立陵桜学園3年C組の女子高生
 『こなた』とは『泉こなた』の事で、学園は同じだけどクラスは別で私の一番の親友だ

 そして私が最も一番愛しい人

 けど、こなたは、男性ではなく、女性
 そう、私は同性の人を愛してしまったのだ


 【かがみのmail騒動】


「………………ふぅ、やっぱ止めよ。こんなメールは……削除しよう……」
 打ったメールを削除しようと操作したが……

 →送信〈ピッ

「やべっ、間違って送信押しちゃった、中止中止!」

 『送信しました』

「へっ……」

 『送信しました』

「ちょっ…………」

 『 送 信 し ま す た 』

「あっああ……」


「あぁぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあああぁぁぁあ!!!!」


 私の叫び声が部屋中に木霊した

「やってしまった……やってしまった……、どどどっどうしょう…………」
 もう私は完全にパニクってしまい、冷静が全て消失して、頭で何度も考えても混乱してる所為で、良い打開策が見付からない

 と、そこに
 トントン、ガチャッ
「お姉ちゃんどうしたの?そんなに大きな声あげt
「煩い邪魔すんな消えろぉぉぉぉぉお!!」
バルサァー!!」

 つかさが顔を出した瞬間に、殴り飛ばした
 勝手に入ろうとするなっ、気が散る!
 ああ、こなたからの返信が恐い……。引いているだろうか……或いは、なんかの冗談と思い、笑い飛ばしているだろうか……
 多分、前者の方が確率大だと思うが……
 そう言えば、過去にも携帯の操作ミスを犯し、大変な目に遭遇した事がある


 それは、数日前の事
 居間で携帯をいじっていると

 チロリーン
「げっ、変な迷惑メールが送られてきた。削除削除っと」
 迷惑メールを受信してしまったので、『削除』にカーソルを合わせて選んだ筈だが……

  削除
 →全削除〈ピッ

「やべっ、しまったっ、中止中止!」

 『削除しました』
「へっ……」

 『削除しました』
「ちょっ…………」
 『 削 除 し ま す た 』

「あっああ……」


「あぁぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあああぁぁぁあ!!!!」


 そう、操作を誤った所為で、友達全員から送られたメール全てを削除してしまったのだ
 然も、保護しておいたこなたからのラブメール(妄想 も全部消滅。保護したのにも関わらず消滅
 嫁のこなた(妄想 が、あまりにも私の事を好き過ぎて(妄想 私の為だけに(妄想 贈り出したラブメール(妄想 を、全て消してしまった私(妄想癖 は……


 死 ん だ

 いや、実際には死んでいないが、狂乱し、何もかも絶望し、自殺を図ろうとした
 そして自暴自棄になって居たとき、私以外の家族全員が騒ぎに気付き、一斉に止めてきた

「お姉ちゃんが、タミ★ルを大量摂取したかの様に暴れてるよー!!」
「いや、何かに取り憑かれているかもしれん!直ぐに御祓いせねば!!」
「かがみ、落ち着いt、フゴッ」
「ちょっ、おまっ、暴れんなってwwwww、グエッ」
「いのりお姉ちゃんとまつりお姉ちゃんがぶっ飛ばされた!誰か、お姉ちゃんを止めt、バルサァー!」
「ちょっ、かがみっ、落ち着きなさi、ブルコギ!」
「きゃっ、だだおさん大丈b、アシモ!」
「私を止めんなー、死なせてくれ死なせてくれぇぇぇえ!」

 暫く暴れ回った後、なんとか落ち着きを取り戻し気を静める事が出来たが、若干放心状態で居た

「折角、友達から送られたメールを残してたのに……こなたからのメールを全部保護してたのに……こなたからのメールを全部保護してたのに……こなたからのメールを全部保護してたのに!!」
「(なんで3回言うねん……)だったらこなちゃんやみんなに事情を話して、メールを送って貰えば良いじゃん」
「はっ、成る程そう言う手が有ったか!さてはお前、ネ甲だな!!」
「(今更気付くのかよ、どんだけテンパってんねん……)確かに全部削除してしまったメールは二度と戻せないけど、私達がもっとメールを送ってやるから。
それでまた貯めりゃあ良いと思うよ」
「誰にでも優しいこなたの事だわ!ちゃんと事情を話したら絶対許してくれるはず!快くOKしてくれるはず!
って言うか、私にだけ優しくしてぇぇぇぇぇ!!」
「(話し聞いてんのか?こいつ……)そうそう、こなちゃんと み ん な も 優しいから。
だから、みんなから送って貰って沢山貯めようね!」
「そうね……確かにそうね!
まぁ、ぶっちゃけ、こなた以外のメールは要らないしね!!」
「(お前最低だ……)お前最低だ……」

 そして、早速こなたに電話をかけた

 トゥルルルルルッ、ガチャ
『はい、こなただよー。どったの、かがみーん』
「ぶえぇぇぇぇぇんごな゛だあばばばばばばばば!」
『Σ(=д=.;)ちょっ、本当にどったのかがみん!?とりあえずモチツケ!!』
「ぐすっ、うん、実はね……」

 かくかくしかじか

『な~んだ、そう言う事だったのか、うん、わかった。
じゃあ、メール送るね』
「えっ、良いの、許してくれるの?」
『許すもなにも、別に怒ってないし、間違いは誰にだって有るしね。
後、何よりもかがみんからのお願いだしねー』
「こなた……ありがとう……」
『(=ω=.)あいあい、こんなのお安い御用だからさ。じゃっ早速贈るからねー』
「本当にありがとう……こなた……」
『じゃ、待っててね』
 ガチャ、ツーツー
「ああ、本当にこなた最高!流石は私の嫁だわ惚れ直したわ!!」
「良かったね、お姉ちゃん。じゃあ、もう部屋に戻るね」
「もう最高!最高過ぎる!もう襲いたい食べちゃいたい!!」
「ははは(もうこいつ、本当に死んでくれないかな……)」
 数分後
 ピロピロリーン←メール受信音
「ウハッ、キマシタワー!!」
 受信したメールを早速確認したのだが……
 つかさからのだった
「………………」
 読まずに消した
 つかさ涙目(知らないが
 ピロピロリーン
「おっ、今度こそこなかからね」

 To:かがみ
 件名:かがみんへ
 本文
 かがみーん、送ったよー
 まったく、かがみはそそっかしいね
 次は気を付けて、大事に取っといてよー
 また、困った事が有ったら、何でも言ってね
 私はいつでもかがみの味方だからね
 じゃあ(=ω=.)ノシ

「もう……こなたったら」

 といった失敗だったが、何とか事なきを得た
 それ以降、より一層こなたからのメールが楽しみになったが、今回のメールは正直恐い
 一体、どのいった内容で返信して来るのだろう
 かなりの不安がよぎる
 そして……
 ピロピロリーン
「うわぁぁぁ、返信来たぁぁぁ!ぎゃぁぁぁぁぁぁー!!」
 ガラガラ
「もう、煩いよ!また、どうしたの!?お姉ちゃn
 ヒュッ
 ドゴーン
 気付いたら、部屋の前の壁に、人型の穴が開いてた
 条件反射で殴ったのだろうが、そんなの関係無い
 私は、こなたに引かれる嫌われる恐怖を感じながら、恐る恐るメールを確認した
 Frm:かがみ
 Sb :Re>
 これは、どういう意味かな?かがみんや
 良かった、普通のメールだ。でも、何て返そう……

 これは、どう返した方が良いのだろうか?
「………………」
 よし、言おう、正直に話そう。今まで隠してたこなたへの秘めた思いを、全て打ち明けよう、全て告白しよう。メールではなく、電話で、自らの声で
 恐らく、気持ち悪がられると思う、嫌われると思う……けど、もう、送ってしまった以上は隠し通せれないだろう……
 もう、後戻り出来ない
 引き返す事も出来ない

 だったら……

 当たって砕けてやる!!

 ピッ
 トゥルルルルルッ、ガチャ
「もしもし、こなたぁ?」
『あっ、かがみ?』
「あっあのさ、さっきのメールだけどさ……」
『あっああ、あのメールね……あれは、どういう事なのかな?』
 やはり、聞いてきた
 なのなら、正直に話すまで!
「あれはね、……全て、そのまんま私の本心よ……」
『え……』
「あのメールはね、私の本心で、願望で、告白のメールなの……」
『かがみ……』
「私ね、こなたの事が……好き……なの……」
『…………』

 間が、開いた
 沈黙が訪れた
 私は口を開き、言葉を紡ぎ出す

「ねぇ、こなた聞いて……、私はずっと貴女の事が好きだった。
勿論、今も好き……私達は女同士だし、おかしいと思うけど……それでも!ずっと!こなたの事を愛してるの!!」
『………………』
 言った……遂に……言ってしまった……
 受話器越しからは、こなたの息遣いだけが聞こえる
 私の思いが、こなたに届いただろうか……
 今まで味わった事の無い緊張と、振られるかもしれない、軽蔑されるかもしれないと云う恐怖で、受話器を持つ手が震えている。手の平が段々汗ばんでゆく

 そして、沈黙は、こなたの声によって破れる
『私で良いの?』
「えっ?」
『本当に私で良いの?かがみ……』
「えっ、まさか……」
『実はね、私も好きなんだよ、かがみん』
「~~~~~~!!」
 まさか、こなたも私の事、好きだなんて…………両思いだったなんて…………


『かっかがみ、どうしたの?』
 はっ!嬉しさの余りに一瞬死んでた!危うく召される所だった!!
「こなたこそ良いの!?私で本当に良いの!?」
『良いのって、かがみから告白してきたでしょ』
「そうだけど……だって、さっきのメールで引かなかった?変だと思わなかった?」
『んまぁ、最初はびっくりしたけどね。……けど、私の事をあんなに想って居てくれてたから、逆に嬉しさの方が強かったかな』
「そうなの……」
 嬉しい……まさかあのメールで、こなたと結ばれるなんて…………送って良かった!
 そうだ、この流れを利用して……
「ねぇこなた、明日……暇?予定とか有る?」
 明日は休みだ、どうせならこなたと出掛けよう
『うん、明日はなんも予定入ってないよ。バイトも休みだし』
「だったらさ、何処か出掛けよう。……勿論、2人で……」
『うん、良いよー、一緒に出掛けよー』
「(やった!)じゃあ、〇〇時で〇〇で待ち合わせという事で良いかな?」
『良いよー、私はかがみとなら何処へでもおKだよー』
「(嬉しい事を言ってくれる!)ありがとう、じゃあ、また明日ね!」
『うん、また明日ねー、かがみんとの初デートしっかり楽しもうね』
「(!!)WAWAWAわかったわ、お互い遅刻しない様に気を付けようね」
『そだねー、じゃあまたn、あっそうだ!かがみん!』
「どっどうしたの!?こなた」
『……愛してるよ』
「……私もよ、こなた……愛してる」
『くふふ、ありがとね。では、また明日』
「また明日ね……」

 ガチャ、ツーツー


 ……………………

 やっやや…………
「やったぁぁぁぁぁぁあ!!」

 こなたが私の告白を受けてくれた!『好き』と言ってくれた!明日デートが出来る様になった!!
 どうしょう、嬉しすぎて、幸せ過ぎて、私、私…………



 ピーーー


 はっ、また死んでた!今死んだら折角こなたと付き合う事になったのに、全て台無しになってしまう!…………でも……
「本当に死ぬほどの幸せだなー」
 よし、時間はまだ有るんだし、明日の用意しよう!

 トントン、ガチャ

「お姉ちゃん良かったね、こなちゃんと付き合う事が出来て!」
「ありがとうつかさ!私、本当に嬉しい!嬉さの余りに失禁しちゃいそう!!」
「漏れろ!私は2人の事、応援するからね!」
「ありがとうつかさ!私、頑張る!頑張ってこなたと結婚する!!」
「気が早過ぎるよ阿呆!明日のデートは楽しんで来てね!」
「ありがとうつかさ!明日は目一杯楽しむぞー!
…………そして最後は、こなたと…………ぐへっへへへジュルリー」
「この変態!氏ね!お姉ちゃん達がいつまでも幸せで居れる様、お願いするよ!」
「ありがとうつかさ!
私ね、余韻に浸りながら明日の準備したいし、少し……目障りだから…… 消 え て 」



 ギャー


 そしてまた、壁に同じ様な穴が開いた

 数分後
「よし、これで良いわね!もう本当に明日が楽しみ!!」

 ウルトラソォゥォル!←メール着信音

「あっ、メールが来た……こなたからだ!」



=========
 To:かがみん
 件名:愛しのかがみんへ
 本文
かがみんカワユス,かがみんめがっさカワユス,かがみん大好き,かがみん愛してる,かがみん最高,かがみんlove,
世界最萌かがみん,ツインテキュートよかがみん,世界にひとつだけのかがみん,誰が何と言ってもかがみん,世界が滅んでもかがみん,世界の全てが敵にまわっても私だけが味方よかがみん,NO kagamin NO life
三度の飯よりかがみん,なんてったって★かがみん,凄いよかがみん,ツンデレかがみん,ツヤツヤ肌かがみん,舐めたいよかがみん,食べたいよかがみん,,萌え萌えかがみん,かがみんは萌えの鑑
私だけを愛してかがみん,私だけを見てかがみん,もっと私を弄ってよかがみん,弄り倒してよかがみん,イジリーかがみん

私は世界で一番かがみを愛してる
私は世界で一番かがみを愛し続ける

世界で一番がかがみ好きだ
世界で一番がかがみ大好きだ

だから、私と…………



いつまでも一緒に居て欲しい!!

=========


「もう、こなたったら」

 そして私は、沢山の愛情を込めメールを返した



 end
















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  • こなた以外に関しては本当に最低だなコイツwww -- 名無しさん (2013-03-17 16:39:36)
  • いんすぱいあ -- 名無しさん (2011-02-15 07:10:37)
  • ちょwww名作www -- 名無しさん (2010-11-23 18:22:51)
  • オモロイしストーリーもしっかりしてるwww
    Gj -- 名無しさん (2010-03-02 00:21:59)
  • やべっ!一時期だけど、おいらメール着信音それだったよ。 -- kk (2010-01-11 00:21:23)
  • >ウルトラソォゥォル!←メール着信音
    ふいたwww -- 名無しさん (2010-01-07 18:45:13)
  • ぶっ飛んでて最高っすよ。グルーヴ感バリバリだぜ! -- 名無しさん (2010-01-07 01:23:57)

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