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カラオケボックスの後日談

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今日はかがみの家で勉強をすることになったこなた
ことの発端はカラオケボックスでのことだった
こなたが間違えて入れてしまった英語版のMONKEY MAGIC
こなたは英語版は歌えなかったので演奏を中止しようとしたものの、かがみがリモコンを取り上げてしまったのだ
「これからちゃんと英語勉強するから止めて」という必死のお願いにより何とか止めてもらったのだが…
「こなた、今日勉強するの?」
「いや…明日から…」
「そんなこと言ってもどうせ明日もしないでしょ!今日から始めなさいよ今日から!」
「でも…やる気がわかない…」
「つべこべ言わない!わからないところがあったら私が教えてあげるから、今日はうちで勉強会よ!」
「お姉ちゃん、私も一緒にしていい?」
「もちろんよ、つかさ
「まあ、楽しそうですね。勉強会ぜひ頑張ってください」
というわけでこなたはいったん自宅へ帰り、かがみの家に行くことになった
「別に英語だけじゃなくてもいいから、しっかりと勉強しなさいよ」
そういうとかがみは自分の分の宿題を取り出して解き始めた
「まずは英語か…何から始めようかな…」
「単語を覚えるのから始めてみようよ」
「まずはそこからかな…」
こなたとつかさは英単語帳を引っぱり出すと暗記を始めた

「集中できな~い…」
「気合いで集中しなさい」
「φ(=ω=`.)」

「ふー…少し休憩しようかしら」
宿題を仕上げたかがみが伸びをしながらいった
「ってえっ、もうこんな時間なの?」
時計を見るともう12時を過ぎていた
「ほんとだ。一応家には遅くなるとは言ってるけど、今日はこのまま泊まろうかな…」
「そうしたほうがいいかもね。夜道は危ないし」
「じゃ、そうするよ」
そういうとこなたはそうじろうにメールを打ち始めた
制服やカバンは明日ゆたかが持ってきてもらうことになった

「ところでさ…」
「なに?」
「なんでつかさ寝てるの…?」
見るとつかさはいつの間にか机に突っ伏してすうすう寝息を立てていた
「勉強しなきゃいけないのに何で寝てんのよ全く…」
「起こす?」
「いや、起こさなくていいわ。つかさは一度寝るとなかなか起きないから」
「そっか。嵐が来ても起きないってタイプ?」
「まあそんな感じ。というかこなた…」
「え?何?」
「あんたさっき休憩してたんだからやりなさいよ」
「むう…ばれたか…」
「バレバレだっつうの」
「はあ…やるか…」
こなたは数学の問題集を解きはじめ、かがみはラノベを読み始めた
「ねえかがみ…」
「ん?」
「ここがわからないんだけど…」
「どれどれ…」
向かいに座っているこなたが差し出した問題を見る
「ええっと…これは…」
こなたの隣に移動すると、解き方を教え始めた
「ここでこの公式をつかって、式を簡略化させて…」
「ふむ…」
かがみが横目でこなたを見ると、いつになく真剣なまなざしでかがみの解説を聞いていた
そんな表情のこなたが、かがみにはかわいく思えてきた
「…ってすれば解けるわけ」
「ところでかがみん…」
「何?」
「なんで私の頭なでてるわけ?」
今まで見たことのない表情のこなたに愛らしさを覚えたかがみは、解説の途中からこなたの頭をなで始めていた
「だって、あんたってよく見ると可愛いのよ。なんていうか、子供みたいで母性本能をくすぐられるっていうか」
「うぐう…それほめられてない…」
「だって、あんた小6のころの水着がいまでも着られるんでしょ?小6って今の私達から見ると子供みたいでかわいいじゃない」
「私は高校生だ!」
「いいのいいの!休憩がてらいいじゃない!」
「私が勉強できない…」
「休憩すれば?」
「さっき言ってたことと全然違うじゃない…」
「そんな細かいことは気にしないの!」
かがみは満面の笑みでこなたをなでまわしていた

そして10分後
「あの…かがみ…」
「なに?」
「なんか…どんどん激しくなっていってない?」
最初は頭をなでるだけだったかがみだが、いつの間にか頬ずりまでしていた
「いいじゃない、減るものなんて何もないんだから!」
「なんかさ…かがみっていつもとテンション違うよね…」
「ああ、昨日ラノベ読みすぎてろくに寝てないからね。テンション高めなのよ」
「じゃあ今も眠いんじゃ…」
「平気平気!ラノベ読んでて2~3日徹夜とかしたこともあるくらいだし!」
そういうもののかがみの目にはクマができていた
(本当は寝たいだろうに私に付き合ってくれたんだ…かがみありがとう…)
こなたは心の中でそっとお礼を言った
「あの…」
「え?」
「まだ気はすまないのでしょうか…?」
「まーだ!」
「そろそろ…勉強したいんですけど…」
「えー?しょうがないわね…」
そういうとかがみは最後にこなたの頬にそっと口付けをした
「…………」
「…………」
「かがみ…今…」
「あ……ああああああああああ!!!!!」
どうやらしてしまってから自分のしたことに気づいたらしく、顔が一瞬で真っ赤に染まった
「ベ…別に私はそっちの気があるとかそんなんじゃないから!!!!!その場のノリと勢いでしちゃっただけだから!!!!」
ものすごい勢いで弁明をするかがみを見て、こなたはいたずら心が湧いてきた
「へぇ~?それは本当のことなのかな~?」
「ほ…本当だから!本当にそうなんだから!」
こなたはかがみにじわじわとにじり寄り、かがみの肩を掴んで逃げないようにした
「な…何するの…?」
「ふっふっふ~それは見てからのお楽しみだよかがみん~」
「あの…こなたさん…なんか背中からどす黒いオーラが出てるんですけど…」
「気のせい気のせい!さあ、私に無断でキスをした報いを受けてもらおうぞー!」
「きゃああああ!!」

その次の瞬間、かがみの唇に何か柔らかいものがふれた
(え…この状況って…まさか…こなたと…?)
最初は理解ができなかった
だがゼロ距離にあるこなたの顔、唇に触れている柔らかい感触が今の状況を物語っていた
(なんで…なんで今私こなたとキスしてるの…?)
そう思っているうちに唇が離された
「な…何やってんのよこなた!!」
「何って…今までされたことのお返し。利子も付けて」
「つけんでいい!!って言うかその方法で返すな!!」
「あれ~?もしかしてかがみって初めてだった~?」
「な…何よいきなり…」
「かがみのはじめては男じゃなくてこのこなたが頂いた!」
「か…勝手に変なこと言うな!!」
「あれ…お姉ちゃんとこなちゃん…何してんの…?」
さっきからの大騒ぎで目を覚ましたのか、つかさが半分眠っているような声で聞いてきた
「「くぁwせdrftgyふじこlp;@!!!!」」
二人とも声にならない声を上げながら言い訳をひねり出そうとしていた
「いや…なんというか…その…」
「ねえ…あははは…」
「…変なの…」
そういうとつかさは再び眠りの世界に落ちて行った
「ふう…心臓破裂するかと思った…」
「もともとはあんたが原因でしょうが!!!」
「そう?最初にキスしてきたのはかがみじゃない」
「あ゛…まあ…それは…そう…だけどさ…」
「まあとにかくかがみの始めてももらえたし、私は満足だよ」
「勝手にもらうなーー!!」
「大声出すとまたつかさ起きるよ」
「あっ…」
「で、どうするの勉強。このまま続きをしても集中できないと思うけど?」
「そ…そうね…今日はこの辺で終わりにしましょうか…」
「りょうか―い」

この後こなたとかがみが「特別な関係」になるのはもう少し先の事…















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  • MONKEY MAGICって日本語版あったっけかな?
    なんにしても、英語でフルコーラス歌える俺の勝ち! -- 名無しさん (2011-04-18 07:52:01)
  • ふじこwwwwwワロスwww -- ハルヒ@ (2008-04-23 17:42:07)
  • ふじこ自重www -- 名無しさん (2007-10-05 22:36:17)
  • ふじこで吹いたww
    -- namu (2007-10-05 17:33:46)

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