ガン告知とインフォームド・コンセント
1997年 医療法改正
「医療者は適切な説明を行って、医療を受ける者の理解を得るよう努力する義務」が明記された。
つまり,「インフォームド・コンセント」を患者との間で形成する義務が明記されたわけである。
「インフォームド・コンセント」とは,「正しい情報を伝えられた上での合意」のことである。
この医療法の改正をうけ,現在の日本ではほぼ全ての医療機関が、患者本人に正しい病名を告知することを原則としている。
また,本人と家族の希望が食い違うことは稀ではないが、インフォームド・コンセントの原則では患者本人の意思が、配偶者や親、その他の家族の意思よりも優先される。
最終更新:2009年01月22日 23:00