- 『沙石集』と『今昔物語』のあいだで説話の重なり方はどうか。『日本霊異記』キーになる話はかぶっているはず。
- 「人間が自然とどう関わるのか」(人間が自然をどのように捉えているだけではなく)…だけではなく、なんなのか。
- ただ整理するだけなのか。現代と結びつけたりはしないのか。
- 古く伝わる説話は、その土地土地の自然観を無自覚的に反映する。自然について直接扱わなくとも、湿潤温帯の自然観を反映することがあるのでは?
- 『沙石集』とは、何か?
- 『日本霊異記』でその価値を覆される聖婚神話は、もともと、どこにあったのか?→古事記、日本書紀?
- 『今昔』においては神より仏が優位にたっているが、一般の人たちにおいてもそうだったのか? もしそうなら、現代において神社が残っているのは不思議。どのように生き残ったのか。→富士山、館山、白山。それぞれの山の神の本体は、仏、ということになっている。(例えば、白山の本体は阿弥陀如来)
