まるで柑橘系果実のようなface(顔)にレスラーパンツ一丁
そうサンキスト一族と呼ばれるものたちの一般的な正装さ!
事実オレもそのご多分に漏れない!kiiiiiss!
そうサンキスト一族と呼ばれるものたちの一般的な正装さ!
事実オレもそのご多分に漏れない!kiiiiiss!
相違があるとすれば頭部が緑色ってこととこの完全サイボーグ化された両腕!
鈍(にび)色に光ってcool(カッコイイ)だろう!?
鈍(にび)色に光ってcool(カッコイイ)だろう!?
そんなクールでフルーティーなオレの名はマスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ!
しかし無謀の対価か!神の恩赦か!単なる偶然か!
一度止まった心臓が動き出しどうにか一命は取り留めちまった!
だが両腕はオシャカ、しゃーなしにサイボーグ化したってわけさ。
(あん時の技はパロなんとかとか言ってやがったが二度とくらいたくねぇ!)
一度止まった心臓が動き出しどうにか一命は取り留めちまった!
だが両腕はオシャカ、しゃーなしにサイボーグ化したってわけさ。
(あん時の技はパロなんとかとか言ってやがったが二度とくらいたくねぇ!)
そっからfuckinヤロウ(百文字)にrevenge(復讐)かます為に
training(修行)しなおしてライムスカッシュに昇格したって訳だ
training(修行)しなおしてライムスカッシュに昇格したって訳だ
まあ普通は果実の名前が付くんだけどな一回wring(絞ら)れてるからドリンクの名前が付いたって訳さfuck!
んでtraining(修行)をcompleted(完了)した俺は今から
あの恐ろしくて憎らしいfuckinヤロウ(百文字)にrevenge(復讐)かましに行く所だったんだがよぉ!
それがなんで自分語りをしてるかって?
ハッハー!自分でも認めたくねぇがパニックってヤツになっちまってんだよぉ!Kiiiiiss!
「ファーーー~ック!」
某国内、某所、とある儀式が執り行われていた
術者の数25人!
全員神官の如き格好である。
すでに不眠不休で3日目、大規模儀式だ
皆決死の表情である、事実このうち半分も生き残る事はない!
長時間の詠唱と術者の命を対価として行われる
その儀式の名を‘異世界人召還儀式‘!!!
そうここは装甲戦機カラクリオー世界線とは別の世界線!
科学に代わり魔法が発達した世界!
ファンタジーの世界である!
『説明しよう異世界人召還儀式とはその名の通り異世界の人間を招き入れる儀式である』
『その目的は様々だが余程の危機的状況にならなければ行使されない禁術のひとつ』
『なぜなら招かれる人間は完全ランダム』
『神の化身か邪悪の権化か勇者か腰抜けか召還するまで分からない』
『そんなもんに命を賭けろという年末のゲーム屋の福袋よりひでー代物なのだ!』
『その目的は様々だが余程の危機的状況にならなければ行使されない禁術のひとつ』
『なぜなら招かれる人間は完全ランダム』
『神の化身か邪悪の権化か勇者か腰抜けか召還するまで分からない』
『そんなもんに命を賭けろという年末のゲーム屋の福袋よりひでー代物なのだ!』
そして今その儀式が完了しようとしていた
○に六亡星!所謂魔法陣が輝きだしあたりが光に包まれた!
そこに現れたのはーーーーーー
青い柑橘系果実のような頭!筋骨隆々の体躯!鈍色の腕(かいな)!
身に着けているのはタイトなパンツだけである!
すでに12名に減ってしまった神官達が同胞の死を悼む間もなくどよめく!
目の前の怪人物は人か獣か神か悪魔かはたまた狂者なのか!?正常の頭で処理できる訳がない!
そしてその者は口を開いた
「ファーーー~ック!」
「何だ今の光は!ってはぁ???オイオイオイオイどこだよここは!?」
「アジトじゃねぇよなぁ、fuckin先輩方が閃光弾でも使って止めに来たのかとおもったがよぉ!」
「・・・・コイツァまさか、マジか・・・・・信じらんねぇ夢かこりゃあ!?」
「でもよぉこのMagicalCircle(魔法陣)に神官だか神父だか風の男ども、こいつぁテンプレってやつだよなぁ」
「しってるぜー!ガキの頃アニメで視聴(み)たことがある!」
「某夢の国のアトラクションでもなさそうだぜ!キャストがdead tree(枯れ木)みてぇなおっさんばっかだしなぁ!」
「オイオイそこに倒れてんのマジモンのcadaver(死体)じゃねぇか!?」
「何だ今の光は!ってはぁ???オイオイオイオイどこだよここは!?」
「アジトじゃねぇよなぁ、fuckin先輩方が閃光弾でも使って止めに来たのかとおもったがよぉ!」
「・・・・コイツァまさか、マジか・・・・・信じらんねぇ夢かこりゃあ!?」
「でもよぉこのMagicalCircle(魔法陣)に神官だか神父だか風の男ども、こいつぁテンプレってやつだよなぁ」
「しってるぜー!ガキの頃アニメで視聴(み)たことがある!」
「某夢の国のアトラクションでもなさそうだぜ!キャストがdead tree(枯れ木)みてぇなおっさんばっかだしなぁ!」
「オイオイそこに倒れてんのマジモンのcadaver(死体)じゃねぇか!?」
人語を話すことに一応安堵し
一際位の高そうな服装の男がおそるおそる口を開く
一際位の高そうな服装の男がおそるおそる口を開く
「召還者様、どうか我等の願いをお聞き入れくださいまsーー」
果実頭が話を遮り叫ぶ
「フリーーーー~ズッ!」
「そこまでだ!説明が足りなさすぎんだろfuckinプリースト!いきなり本題に入ろうとすんな!」
「さすがのオレもpanic(混乱)して頭がboiling(沸騰)しそうだぜ!?」
「それに初対面の人と話す時は自己紹介が先だ!ママに教わらなかったか!?」
「そこまでだ!説明が足りなさすぎんだろfuckinプリースト!いきなり本題に入ろうとすんな!」
「さすがのオレもpanic(混乱)して頭がboiling(沸騰)しそうだぜ!?」
「それに初対面の人と話す時は自己紹介が先だ!ママに教わらなかったか!?」
「ふぁ、きんプりぃー?」
「てめぇの事だよ!さっさと自己紹介しろ!」
「は、はい!失礼いたしました召還者様」
「私の名はリョウゲン、スムージー王国の神官長筆頭を務めております、周りに控える者達も皆神官です」
「私の名はリョウゲン、スムージー王国の神官長筆頭を務めております、周りに控える者達も皆神官です」
「ハッ!良く出来ました!俺はマスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ様だ!」
「で?」
「で?」
「あ!はい!マスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ様、私どもの願いをおききiーーーー」
またもや遮る!
「何でッッ?」
「何でッッ?」
「え?」
「理由はッッ?」
「」
「いきなり本題に入ろうとすんなつっただろうがッ!」
「召還した理由だよ!あるだろ説明が普通!こっちはいきなりabduction(拉致)られてんだよ!kiiiiiss!!」
「召還した理由だよ!あるだろ説明が普通!こっちはいきなりabduction(拉致)られてんだよ!kiiiiiss!!」
「き、キィス?」
「ただの口癖だよ!いちいちつっかかんな!早く入れよ!説明にッ!」
「はいッ!」
「実は我々スムージー王国はかねてより隣国ファット王国と険悪な関係にありました」
「それが近年とあるささいな事件をきっかけに激化し戦争に発展」
「スムージー王国は神官を多く擁し、守に長けます。対するファット王国は魔導師が多く攻に長け」
「はじめこそ膠着状態を保っておりましたが、神官長が一人また一人と倒れ」
「徐々に戦線は首都エットダイに迫りそしてつい5日前ーーーー」
「実は我々スムージー王国はかねてより隣国ファット王国と険悪な関係にありました」
「それが近年とあるささいな事件をきっかけに激化し戦争に発展」
「スムージー王国は神官を多く擁し、守に長けます。対するファット王国は魔導師が多く攻に長け」
「はじめこそ膠着状態を保っておりましたが、神官長が一人また一人と倒れ」
「徐々に戦線は首都エットダイに迫りそしてつい5日前ーーーー」
三度遮る!
「なげぇッ!」
「なげぇッ!」
「はッ?」
「だからなげぇよ!ファット王国とか首都エットダイとか神官長とか全然頭にはいんねぇんだよ!」
「要点だけ言え!要点だけ!」
「要点だけ言え!要点だけ!」
「・・・・・・はいッ!」
「現在我が国は敵国の侵略を受けており」
「国王はすでに崩御、残された国民も虐殺されております」
「現在我が国は敵国の侵略を受けており」
「国王はすでに崩御、残された国民も虐殺されております」
「ハッハー、pattern(流れ)見えてきたぜぇ!それで救ってくださいってヤツだろ?」
リョウゲンが涙を流す!男泣きだ!
「いえ、マスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ様!」
「我々の国は、、、王族は全て殺され、多数の国民も、、、、敵を退けても、、、もはや救われることは、、、無い、でしょう」
そして語気を荒げる!
「ですがッ!」
「復讐したいのです!奴らに!思い知らせたい!」
「この悔念を!!」
「この妄念を!!!」
「この怨念を!!!!」
「ただ蹂躙されてなるものか、、!!」
「このまま死んでなるものか、、!!!」
「一矢報いたいのです!」
「守に長ける我々では出来ないのです!」
「マスクド・サンキスト・ライムスカッシュ様!どうかお力を!!!」
「いえ、マスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ様!」
「我々の国は、、、王族は全て殺され、多数の国民も、、、、敵を退けても、、、もはや救われることは、、、無い、でしょう」
そして語気を荒げる!
「ですがッ!」
「復讐したいのです!奴らに!思い知らせたい!」
「この悔念を!!」
「この妄念を!!!」
「この怨念を!!!!」
「ただ蹂躙されてなるものか、、!!」
「このまま死んでなるものか、、!!!」
「一矢報いたいのです!」
「守に長ける我々では出来ないのです!」
「マスクド・サンキスト・ライムスカッシュ様!どうかお力を!!!」
ライムスカッシュが静かに口を開く
「・・・馬鹿かてめぇら?」
「・・・馬鹿かてめぇら?」
「えッ」
「意外そうな面すんなよ・・・!」
「突然abduction(拉致)ったヤツに、代わりに戦ってくださいってか?」
「そもそもオレにそいつ等と戦う力があるのかどうか分かってんのか?」
「準備は?対策は?」
「すでに壊滅状態なら斥候もいねぇよなぁ?」
「敵の数は?配置は?たった一人で敵の部隊の矢面に立てってか?」
「突然abduction(拉致)ったヤツに、代わりに戦ってくださいってか?」
「そもそもオレにそいつ等と戦う力があるのかどうか分かってんのか?」
「準備は?対策は?」
「すでに壊滅状態なら斥候もいねぇよなぁ?」
「敵の数は?配置は?たった一人で敵の部隊の矢面に立てってか?」
「我々も共に最期の死力を尽くしーーーー」
四度遮る!険しい表情だ!
「一矢?最期?死力?それっぽく言やぁカッコよく潔く聞こえる・・か!?」
「オレ達サンキスト一族にとって戦いってのはplay house (オママゴト)じゃねぇんだ!」
「勝算のねぇ戦いはしねぇ!どんなに汚ねぇ手を使っても勝つことが全てだ!」
「虫が良すぎて虫唾が走るぜ!fuck(クソッタレ)!!」
「一矢?最期?死力?それっぽく言やぁカッコよく潔く聞こえる・・か!?」
「オレ達サンキスト一族にとって戦いってのはplay house (オママゴト)じゃねぇんだ!」
「勝算のねぇ戦いはしねぇ!どんなに汚ねぇ手を使っても勝つことが全てだ!」
「虫が良すぎて虫唾が走るぜ!fuck(クソッタレ)!!」
リョウゲンが顔を歪め奥歯をかみ締めうつむく!
「ッッッ~~~!」
「ですがーーーー」
「ッッッ~~~!」
「ですがーーーー」
五度さえぎる!今度は破顔している!こわい!
「だがよぉおーー~!revenge(復讐)ってのは実にFruity(果実的)でsweetie(甘美)な響きだよなぁ~!」
「Sorcerer(魔法使い)ってのも実にワクワクしてくるぜぇ~!kiiiiss!!」
「だがよぉおーー~!revenge(復讐)ってのは実にFruity(果実的)でsweetie(甘美)な響きだよなぁ~!」
「Sorcerer(魔法使い)ってのも実にワクワクしてくるぜぇ~!kiiiiss!!」
「ではーーー」
六度目だ!そして親指と人差し指を立て拳銃のハンドサインを取るッ!シュートサインだッ!
「ちょ~ぉど実戦訓練が足りねぇと思ってたんだよ」
「てめぇらの果たせぬ恨み、このオレが買ってやるよぉ!kiiiiiiss!kiss!kiss!kiss!」
(こいつらが死んじまったら帰るあても無くなるかもしんねぇしなぁッ!kiiiiiss!!)
六度目だ!そして親指と人差し指を立て拳銃のハンドサインを取るッ!シュートサインだッ!
「ちょ~ぉど実戦訓練が足りねぇと思ってたんだよ」
「てめぇらの果たせぬ恨み、このオレが買ってやるよぉ!kiiiiiiss!kiss!kiss!kiss!」
(こいつらが死んじまったら帰るあても無くなるかもしんねぇしなぁッ!kiiiiiss!!)
「マスクド・サンキスト・ライムスkーーー」
七度!
「それやめろ!」
七度!
「それやめろ!」
「は?」
「full name(フルネーム)一々呼ぶんじゃねぇ!」
「ライムスカッシュだ!短くも長くもするんじゃねぇぞ!ライムスカッシュって呼べ!」
「ライムスカッシュだ!短くも長くもするんじゃねぇぞ!ライムスカッシュって呼べ!」
「ライムス・カッシュさーーー」
八!
「変に区切るなッ!」
八!
「変に区切るなッ!」
ーーーそして、サンキスト一族始まって以来の異世界での戦いが始まるーーーー
(幻想戦線録カラクリオー ~外伝フルーティーリベンジャー~)