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  • 地下プロレス最期の日_1

超鋼戦機カラクリオー 投稿SS 保管庫

地下プロレス最期の日_1

最終更新:2021年05月01日 23:12

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だれでも歓迎! 編集
時は近未来!
突如地球へと侵攻を開始した宇宙最強の軍団、アムステラ神聖帝国……!

その侵攻を開始した年より…。


『10年前』は『日本』ッッ!!


其処では非合法で行われる『 殺し合い 』!!
『 地下プロレス 』が行われていたッ!!

そこで絶対王者として君臨するは、
現・『 耐撃の百文字 』、当時のその名『 ジ・ハンドレッド 』ッ!!

彼は持ち前のプロレス殺法で持って、屍(しかばね)の山を築き上げ…!


3 0 年 間 、 無 敗 ッ ! !


誰もが、その強さに憧れた…!

強ぇ…!こんなにも強い『人間』が居るのかッ!!


そう…。『人間』。

物語はこの『人間』がキーワードとなる…!



      ・
      ・
      ・
      ・

      ・

      ・


      ・









○超鋼戦機カラクリオー外伝

 クロガネの賛歌・番外 ー 地下プロレス最期の日 ー



 第 1 話 「 と て も ネ イ テ ィ ブ な 復 讐 の 叫 び 声 」











〇10年前 ー 地下プロレス会場 ー


今日も楽しい地下プロレス。

血で彩(いろど)れる惨劇(さんげき)の極みが今此処に…!


観客達はザワザワとこう言う。


「「「今日の対戦相手誰よ?」」」「「「米国・地下プロレスで連戦連勝を続けたネイティブ・アメリカンらしいぞ。」」」


  「「「何でも、あのDr.劉が絡んでいるとか…。」」」「「「Dr.劉…!その名を聞くのは10年振りだな!!」」」


「「「アイツが人体改造を施したレスラーは強かったな。」」」「「「つかアメリカに居たんだな、Dr.劉。」」」


  「「「ま、勝つのはハンドレッドだな。」」」「「「ハンドレッドこそが最強の人間!いや超人だ!!」」」


「「「相手がどんな化け物じみたヤツでも勝ってきた!!」」」「「「全く!そこに痺れる憧れるゥだぜ!!」」」


  「「「お、対戦相手が入って来るぞ」」」「「「おとといきやがれインディアァァァァァン!!」」」



リングへと向かうその通路…!その通路を歩くその男は…!!

その男は赤い髪をしていた!その男は褐色であった!ネイティブ・アメリカン…!“ワイアード・ヂェロニモ”!!

190cm。120kg。26歳。Dr.劉の実験体となり『鋼線(ワイアード)』と呼ばれる強靭な肉体を手に入れた!!

そして『ワイアード・トマホーク・チョップ(鋼線の如き・マサカリ染みた・その手刀)』を武器に…!

アメリカ地下プロレス界で、ブイブイ言わせた、シュートレスラーである!!


ト…!

ト…!!


ヂェロニモが歩む。

途中。


ジィ…。


と観客の方を一点…。


ジっと見つめる。


そして…。


ジィ…。


とリングサイド。

セコンドと思わしき老女を見つめ。


ト…!

ト…!!


何事も無かったかのようにリングへと向かう。


そして…!!


ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

   ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

   ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ


会場がどよめく…!

皆感じているのだ…!!


 ッ

 ッ


絶 対 王 者 『 ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド 』 の 入 場 を ! !


               ッ


               ッ


「 「 「   ジ ッ !  ハ ン ド レ ッ ド ッ ッ ! !   」 」 」


               ッ


               ッ


「 「 「   ジ ッ !  ハ ン ド レ ッ ド ッ ッ ! ! !  」 」 」


               ッ


               ッ


「 「 「   ジ ッ !  ハ ン ド レ ッ ド ッ ッ ! ! ! !  」 」 」


               ッ


               ッ


「 「 「   ジ ッ !  ハ ン ド レ ッ ド ッ ッ ! ! ! !  」 」 」


               ッ


               ッ


      スポットライトが男を照らす!!


      公称・210cm145kg!人型に巨岩を削ったが如くの体躯ッ!!


      そうだ、その男!『ジ・ハンドレッド』が現れるのだッッ!!!


      客達が悲鳴にも似た歓声を挙げるッ!!



「「「  う ぉ お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お お ! ! !  」」」


      客達が口々にこう言う!!


「「ハンドレェェェェドー!!」」「「最強ォォォォ!!プロレス最強ォォォオオオオ!!」」「「今日のレスラーへの賛歌は何番だぁー?」」


 「「Dr.劉の人体改造レスラーは強いだろうが、アンタ程じゃあねぇーよなぁー!!」」「「インディアンなんてブッコロ死しちまえぇー!!」」


「「ヂェロニモ?ワイアード??ハンドレッドには敵わねぇ!!」」「「デカイ方が勝つ、つまりハンドレッドだ!!」」「「血はリングに咲く花だぜ!!」」


      そうこうしている内に、ジ・ハンドレッドはリングに上がり…!!



「「「  ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! !  」」」



      歓  声  ッ  ッ  !  !


      客  達  の  歓  声  が  巻  き  起  こ  る  !  !


               ッ


               ッ


         ト ・ ・ ・ (ジ・ハンドレッドはリングに上がる。)


        「ハンドレッド。今日もしっかりね。」

         妻でありセコンドでもあるレディ・ミィラも声を掛ける。


          そ

          し

          て

          !


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


      向き合うは闘技者二人…!

      漂(ただよ)う緊張感。


      ハンドレッドがこう言う。

     「貴様はDr.劉の手術を施されたレスラーか?」


      ヂェロニモは…。

     「…………………………。」

      答えない。


      ハンドレッドは続ける。

     「答えぬならそれも構わぬ。」

     「だがこれだけは言っておこう。」


      ハンドレッドはこう言い放つ。

     「劉が持つ悪魔の頭脳から作り出された者は、その全てがワシに立ち向かって来た…!」

     「ならば、此度(こたび)も、受けて立ち…!そして…ッ! 勝 ち を 得 る ! ! 」

     「良いな、ワイアード・ヂェロニモ!!」


      ヂェロニモは…。

     「…………………………。」

      答えない。


        そ

        し

        て

        !


  カァァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア アア ア ア ン ン ン ンン ! ! !



( 高 ら か に “ ゴ ン グ ” が 、 打 ち 鳴 ら さ れ た ! ! !  )


        そ

        の

        時

        で

        あ

        っ

        た

        !


「 ウ ラ ラ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! 」


叫び声を挙げたのだ!ヂェロニモが!!

地下プロレス会場と言う、密閉空間…!!

その叫び声で…!!


キィ……………ン


誰もが、鼓膜をやられ・・・。

誰もが、酩酊(めいてい)をし・・・。

誰もが、ボォ・・と。


虚空を見つめて、意識が外になった。


…。

事実。


………。

ハンドレッドもまた…。




 ……………っっ。

 構えたまま『動けない!!』



「WOOFHOFHOOOー!!(ウーフォーフォォォオオオオオオー!!)」

ヂェロニモは一人歓喜の声を挙げる。


「軽くやっただけでも、屋内は『響く』ズラ。」

深い憎しみに包まれた。
その『強者(おとこ)』から、発せられる歓喜の声である。



ヂェロニモは語り出した。

「こいがオラさの『アパッチの雄叫び』っちょ。ハンドレッドだか、ハンドバックだか、知らねぇズラが…。」

「常人が吸う数倍の空気を、声帯を通して瞬時に吐きだしたこの『 アパッチの雄叫び 』を前にしたのならズラ…。」

「鼓膜ばやられて、視界がドロドロ。頭ば『ボォーっ』として、もう抵抗すら出来ねぇズラよ。ズラズラズラっちょー!!!!!」


  け

  ど

  ば

  !


ヂェロニモの眼尻が、鋭く尖(とが)る。

「オラの目的は、おはん(ハンドレッド)じゃねぇ…っ。」


ギン!!(ヂェロニモが。)


ギィロ…!!(観客席に居る、白いタキシードのキザ男を睨みつける!!)



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



「復讐ズラ…ッ!」

鋭く尖(とが)った。


「お前(め)さ…。」

ヂェロニモの眼尻から…。


涙が一滴(ひとしずく)、滴(したた)り落ちる。


「オラの妹ば…っ。」

「『インディアンモノ、サイコォオオオ!!』って嬌声(きょうせい)挙げながら…っっ、」



「 嬲(なぶ) っ た 挙 句 に 殺 し た な ァ … … ッ ッ ッ  !  !  」



「許さねぇズラ。」

マットに落ちた、その涙は。


「復讐心を感じているズラ。」

音も立てずに、染みて乾く。


それは決別。


「HYaーHAAaーー!!(ヒィャーハアアァーーー!!)」


何に決し、何に別かれを告げるのか。


この時まで、費やした時間?

此処まで来るのに失った青春?



  ど れ で も な い っっ !!!



ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド



(復讐ってぇのはッッ!!)


(自分の運命への『決着』を着ける為にあるッッ!!!)



「MAXの雄叫びッ!」


「『アパッチの断末魔』で、この会場の観客ごとッッ!!」




「 大 音 響 の 叫 び 声(シャウト)で、 叫 び 殺 し て や る ズ ラ ァァァ ア ア ア ーーーー ! ! ! ! 」





ドヨ…ッ!!?(先の雄叫びで、耳が利かなくなった観客達は。)



ドヨドヨドヨ… … ッ ッ !!!? ( いきり立つ ヂェロニモ に、『恐怖』を覚えるッッ!!)





ヒュゥゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ  ウ ウ ウ ウ(会場全ての空気を、吸い込むが如く…。)



スゥゥゥ ゥ ゥ ゥウ ウ ウ ウ ウ ウウ ウ ウ ウ(胸部を肥大させ、肺に空気を吸い集める『 ヂ ェ ロ ニ モ 』 。 )




グググ グググ ググ( 肥大していく『 胸 部 』 。 )




グッ(肥大。)



グッ(肥大し。)




   グ グ グ ッ ツ ツ  ! ! ! (臨界点に達するッッッ!!!!!)





( 全 て を 劈( つ ん ざ ) け ッ ッ ! ! )



( ア  パ  ッ  チ  の  断  末  魔  ッッッッッ !!!!!!! )





その『刹那(せつな)』であったッッ!!!!





(指先を揃えッ!!)


(敵者の喉元を『突き上げるッッ!!!』)




 ド ッ ッ ッ パ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ー ー ーー ー !!!!! (この度は特別だッッ!!!)



    … … ボ  ッッ グリグリグリ グゥォォ オ オ オ オ …… … … …ッッ! ! ! ! (その口に『捩(ね)じり入れてやろう!!!』)





         酩酊(めいてい)をしていた、ハンドレッドが『 気 を 取 り 戻 し た ぞ ォ ー ッッ !!!! 』



  刹那(せつな)の地獄突きッ!!

  抜き手にて、ヂェロニモの口に、己の手を『ブチ込んだ ハ ン ド レ ッ ド は ッッッ ! ! ! ! 』




  ガッ!!!(間髪入れずッ!)



    シィィィイイイイイイイイイイ!!!(ヂェロニモの口内ごと、顎(アゴ)を掴む『ハンドレッドッッ!!!』)




「レスラーへの賛歌 その8!」


「北斗の流星と呼ばれた、戦う国会議員へと!!」




グォォオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オオンオンオンオンオ ンオ ン ン ン ン ォ オ オオ オ オ ! ! !



「 ワ シ は 、 こ の 『 G I A N T  S W I N G  』 を 捧 ぐる ゥゥウウウーーーー ッ ッ ! ! ! ! 」



  • 『GIANT SWING(ジャイアント・スウィング)』


 仰向けの相手の両足首(または両膝)を脇の下に挟み込んでから抱え上げ、回転しながら相手を振り回す荒技。
 1950年代から1970年代にかけて活躍したアメリカのレスラー、ロニー・エチソンが創始者である。

 だが、数あるレスラーの中で、随一の使い手を挙げよ言われれば、ただ一人。

 高校教員にして、プロレスラー。
 国会議員にまで上り詰めた『馳 浩(はせ ひろし)』その人であると言えるだろう。


 毎試合の如くジャイアント・スウィングを行いっ! 保永昇男に25回転を仕掛け日本記録を更新するとっ!
 全盛期には30回転を超えっ! 遂には前人未到の『60回転』までをも達成をしたっっ!!

 引退試合では自身の年齢と同じ45回転を達成するっっ!!!

 氏が得意とする、裏投げやノーザンライト・スープレックスなどと比べ、決め技となる『必殺技(フィニッシュホールド)』 では無いものも・・。
 これ程、プロレスが持つ『エンターテイメント性』を表現した技は無いと 断 言 を す る っ ! !


 尚、この技をかけた際に自分の目を回さないようにするコツは、目線を回す方向とは逆にしながら回す事との事。

 これはバレエのフェッテ(爪先立ちの片足を軸に回転する)のコツと同じ原理である。





「少々変則ではあるが、GIANT SWINGだッッ!!!」


「貴様の口内ごと顎(アゴ)を掴みッ!」

「ワシの剛力で持って、振りまわし続ければッッ!!!」



「その肺に溜め込んだ空気を、声帯を通して吐きだす事は出来まいッッ!!!!」




「 『 ちぇりぃぃいいいぁぁぁあああ あ あ あ あ ああああ ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」






グォォオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オオンオンオンオンオ ンオ ン ン ン ン ォ オ オオ オ オ ! ! !


     剛力に任しッ! ヂェロニモをブン回し続ける『 ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド ッッッ!!!! 』





回る回る地球が回るッッ!!


否(いいや)ッ!!

回っているのは地球だけでは無いッ!!


世界が回れば自分も回るッ!

回るが故に、回って回るッ!


全てが全てで回って回るッ!!


ああ…ッ!

世界は!地球は!宇宙は!!


こんなにも回っていたのか…ッッ!!!



回るっ。回るっ。回るっ。回るっ。


とても強い力だっ。

とても逆らえない力だっ。


そう…っ。


世界に支配されっ。

地球に支配されっ。

宇宙に支配されっ。


そして、コイツ(ハンドレッド)に支配をされる…ッッ!!


運命だっ。

運命だっ。

運命だっ。

運命だっ。



” ウ ン メ イ  ”  ダ  ァ ァァ  ……… ッッ!!!









「ガ…」(ヂェロニモが呻く。)


「……ァ。」(力無く、呻く。)


「………a。」(さながら。)


「…………aaa。」(現代社会。世界の荒波の中。)


「……………aaa…aaァ……ッ。」(苦心し生きてく『我々のように』…ッ。)




  グゥオオオオオ!!! (ハンドレッドは、更に強く回転をするッッ!!!)




「そして、異国の戦士よッ!」




「貴様はッ!」


 『 悲しみを秘めた 戦 士 である ッッ!! 』 」



「貴様はッ!


 『 貴様は悲しみを糧(かて)にした 戦 士 で あ る ッッ!! 』 」



「今から、貴様の…ッ!」


「命(すべて) を  強  奪( う ば ) う  が …… ッッッ!!!!」




「貴様が望んで止まなかったッ!!」


「貴様が望んだ『運命への決着をッッ!!!』」




「『 こ の 度 、 ワ シ が  叶 え て や ろ う  ッ ッ ッ  ! ! ! ! !  』 」





 グゥゥウウウウウン!!(最後の一回転ッ!)


   ウォォオオオオオオオオオオ!!!!(剛力終着、遠心力となりてッッ!!!)




ゴォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!(観客席、目掛けてッ!!)




    ヂェロニモを、ブン投げッ! 放り飛ばしたぁぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!










 ォオオオオオオ!!!(放り飛ばされる、その最中。)



   ォォォオオオオオオ!!!(ヂェロニモは目視をする。)




己が飛ばされる。


その先は。




ォォォォオオオオオオオ!!(己の妹を嬲り殺したッ!)



    オオオオオオオオオオオオ!!!(白いタキシードのキザ男ッッ!!)



ヂェロニモは、去来をするっ。


己の胸に、去来をするっ。


何よりもっ!

何よりもっっ!!


何よりも強くっっっ!!!




『 思 い 出(いもうと)  沢  山(おもいで) 、 去 来 を す る ッ ッ ッ ッ ッ ! ! !  』




(ケンカばっかでっ!)


(ウザイウザイと思えて仕方の無かったっ!!)



(『オラの妹』っっ!!)



(けれど、あんな形で殺された時ッッ!!!)



(オラはその『ウザかったその事柄一つ一つがッッ!!!』)




(『 掛 け 替 え の 無 い 、 タ カ ラ モ ノ の 数 々 で あ る 事 を 思 い 知 っ た ッッッ!!!! 』 )




「 『 ウ ラ ラ ラ ァァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 』 」(ヂェロニモは叫び声を挙げるッッ!!)







    ドッッ ッッ ッ パ ァ ァァ ァ ァ ァ ァア アアアアア ア ア ア ア ア ア アアア ア ア ア ア ン ン ンン ン ! ! ! !





破裂音がした。


そして次の瞬間。


真赤な液体と……。

千切れて、爆(は)ぜた無数の肉片が飛び散って。


  霧散をする……。




ネイティブ・アメリカン。

『ワイアード・ヂェロニモ』と呼ばれる男は……。


  もう其処には『存在しなかった。』



そして、彼が憎んで止まなかった…。


白いタキシードもキザ男もまた…。





  ー ワイアード・ヂェロニモ 男 年齢26

    必殺技 アパッチの雄叫び、そして『アパッチの断末魔』。



           ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 。 』










ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

   ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ

   ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ ドヨドヨ


会場がどよめいている…!

それは…!ジ・ハンドレッドの余りにも人間離れしたパワーに対して…!!


ハンドレッドは『人間であった時』から、既に超人的なパワーを持っていた。

蹴りを敵の頭に放てば、敵の頭蓋骨(ずがいこつ)は陥没(かんぼつ)する。

リングのロープをバネに頭突きで突撃して、敵の腹に命中すれば敵の内臓は破裂する。

打点をずらせば、内臓殺しと称されるミドルキックを耐えうる事が出来る。

等々…。

『人間であった時』から、既に『超人』であった。


その『強者(おとこ)』が10年前。

『“悪魔の頭脳を持つ科学者”Dr.劉』が渡米をした年。

『サイボーグ手術』を受けた。


瀕死の重傷を負ったからだ。


それは『“人喰い大蛇”大蛇毒砲』との死合によって。

それは『“ベリー・ベリー・フルーティー・アンドロイド”メタリック・サンキスト』との死闘によって。


頭蓋骨(ずがいこつ)の縫合(ほうごう)が外れ、右脚が欠損した。

全身を打ち据えられた重度の打撲も大問題だ。


サイボーグとして生きるしかなかった。


ハンドレッドは、妻であり異星人でもある『レディ・ミィラ』が持っている、

“地球外金属”『レアメタル・スターシルバー』を使い、レディが手術を施した。


そして極秘裏に、ハンドレッドは『サイボーグ』と相成ったのだ。


そうして、ハンドレッドは更なる力を手に入れるに至った。


だが…。それは同時に『その事実を隠さねばならぬ事』でもあった。


地下プロレスの王者は『人間であるからこそ美しい』からだ。


我々と同じ弱さを持つ人間が、自分とは違い強靭なパワーを持って勝ちを得る。


そんな姿に『ブラボー』と喝采(かっさい)を送るのだ。


また『地球外金属』を用いているのも問題であった。


そんな重要な物。研究せずにはいられないではないか…!


表の世界でも…。闇の世界でも…。手に入れたくって仕方ないレアな金属だ。


故にハンドレッドは『サイボークである事を隠し続けなければならなかった』。


行われる死合も、抑えたパワーで勝ちを得続けなければならなかった。


全力で戦えないと言う大きなストレス…!


だが、それでも良かった。


愛する者(レディ・ミィラ)と共に生きられるのなら…!


しかし、それもこれまでであろう。


“本気”を出してしまったからだ。


『ヂェロニモ』の話を聞き、情にほだされた。


また『アパッチの断末魔』により、


会場に居る『レディ・ミィラ』を死なす訳には行かなかった。


重苦しい空気が漂う…。


 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た

 !


「クッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」


混沌し始めたその空間に、高笑いがこだまする!!


 そ

 し

 て

 程

 な

 く

 !


一人の『 科学者 』と『 全身を包帯で覆われた大男 』が割って入ってくる!


観客達の誰もがその二人を見た!


そして気付く!!


そう。

彼こそは『人ならざる領域に踏み込んだ男』。


そう。

彼こそは『悪魔の頭脳を持つ科学者』。




 その男の名、『 D r . 劉 ッ ッ ! ! ! 』


  ッ

  ッ


D r . 劉 は 言 い 放 つ ! !

「 久 し 振 り だ な 、 ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド ! ! 」


「 よ も や ヂ ェ ロ ニ モ を 倒 す と は な ! 」


「 だ が ワ イ ア ー ド は 前 座 に 過 ぎ ぬ ! ! 」


  そ

  う

  !


こ れ こ そ が 、 真 打 ッ ッ ! !


  こ

  れ

  ぞ

  !


『  改 造 人 間 ・ デ ビ ル ク ラ ー ケ ン  で あ る ッ ッ ! ! ! 』







ーーーーーー





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 ・・・続く。

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