喧嘩商売語録 作品wikipedia
- 喧嘩商売語録作品wikipedia
- 最格(序章)
- 全巻
- 佐藤十兵衛(さとうじゅうべえ)(1巻)
- 高野照久(たかのてるひさ)(2巻)
- 島田武(しまだたけし)(3巻)
- 入江文学(いりえぶんがく)(4巻)
- 工藤優作(くどうゆうさく)(5巻)
- 島田清(しまだきよし)(6巻)
- 橋口信(はしぐちしん)(7巻)
- 田島彬(たじまあきら)(8巻)
- 梶原修人(かじわらしゅうと)(9巻)
- 石橋強(いしばしつよし)(10巻)
- 佐川徳夫(さがわのりお)(11巻)
- 阿南優太(あなんゆうた)(カブト)(12巻)
- 芝原剛盛(しばはらごうせい)(13巻)
- 金田保(かねだたもつ)(14巻)
- 上杉均(うえすぎひとし)(15巻)
- ウォーレン・ウォーカー(16巻)
- 里見賢治(さとみけんじ)(17巻)
- 川口夢斗(かわぐちゆめと)(18巻)
- 櫻井裕章(さくらいゆうしょう)(19巻)
- 金隆山康隆(こんりゅうざんやすたか)(20巻)
- 三代川祐介(みよかわゆうすけ)(21巻)
- 関修一郎(せきしゅういちろう)(22巻)
- 反町隆広(そりまちたかひろ)(23巻)
- 佐川睦夫(さがわむつお)(24巻)
- 最格(序章)
[部分編集]
最格(序章)
全巻
最強の格闘技は何か!?
空手 キックボクシング ボクシング ムエタイ 散打 テコンドー カポエイラ ジークンドー
少林寺拳法 中国拳法 日本拳法 相撲 柔道 アマチュアレスリング
古武道 サンボ シュート プロレスリング 合気道 ブラジリアン柔術
多種ある格闘技がルールなしで戦った時‥
スポーツではなく‥
目つき金的ありの『喧嘩』で戦った時
最強の格闘技は何か!?
今‥‥現在最強の格闘技は決まっていない
空手 キックボクシング ボクシング ムエタイ 散打 テコンドー カポエイラ ジークンドー
少林寺拳法 中国拳法 日本拳法 相撲 柔道 アマチュアレスリング
古武道 サンボ シュート プロレスリング 合気道 ブラジリアン柔術
多種ある格闘技がルールなしで戦った時‥
スポーツではなく‥
目つき金的ありの『喧嘩』で戦った時
最強の格闘技は何か!?
今‥‥現在最強の格闘技は決まっていない
佐藤十兵衛 (1巻)
1話「十兵衛、宇都宮に立つ!!」
鳥居「アホか空手やってるやつにわざとマウントとらせて」
十兵衛「これはガードポジションっていうんだよ
これがマウントポジションだ」
鳥居「アホか空手やってるやつにわざとマウントとらせて」
十兵衛「これはガードポジションっていうんだよ
これがマウントポジションだ」
高野照久 (2巻)
高野「バカじゃねーの」
格闘家「なんだって」
高野「バカじゃねーのと言った
お前らは一人じゃ何もできないのか?
つるまず人に頼まず一人でやってみたらどうだ」
格闘家「なんだって」
高野「バカじゃねーのと言った
お前らは一人じゃ何もできないのか?
つるまず人に頼まず一人でやってみたらどうだ」
高野「お前らさ
笑えるくらい弱いな」
笑えるくらい弱いな」
島田武 (3巻)
最強の格闘技は何か!?
空手 ボクシング キックボクシング ムエタイ
散打 テコンドー ジークンドー 少林寺拳法 中国拳法
日本拳法 ブラジリアン柔術 アマチュアレスリング 女子高生ハンター
相撲 古武道 柔道 シュート サンボ 合気道 プロレスリング
多種ある格闘技がルールなしで戦った時‥
スポーツではなく‥
目つき金的ありの『喧嘩』で戦った時
最強の格闘技は何か!?
今‥‥現在最強の格闘技は決まっていない
空手 ボクシング キックボクシング ムエタイ
散打 テコンドー ジークンドー 少林寺拳法 中国拳法
日本拳法 ブラジリアン柔術 アマチュアレスリング 女子高生ハンター
相撲 古武道 柔道 シュート サンボ 合気道 プロレスリング
多種ある格闘技がルールなしで戦った時‥
スポーツではなく‥
目つき金的ありの『喧嘩』で戦った時
最強の格闘技は何か!?
今‥‥現在最強の格闘技は決まっていない
女子高生「やめろって言ってるだろーが!!(ふざけんな!!」
島田「?」
女子高生「この人痴漢です!!!!!!(た 助けてください!!」
島田「ええ!! 俺!?」
島田「?」
女子高生「この人痴漢です!!!!!!(た 助けてください!!」
島田「ええ!! 俺!?」
男「ゲス野郎次の駅で降りろ」
島田「本当にやってないんだよ‥‥カツ丼‥‥カツ丼とってくれよ」
女「その人痴漢してないですよ」
駅員「それじゃ誰が!?」
女「あの人です」
男「すみません私がやりました(ペコ」
駅員(嘘だと‥‥嘘だと言ってくれ!!)
警官(もうこいつでいいじゃん!! もうこれは終わった事件だったのに)
島田「だから違うって言ったじゃないですか‥‥」
駅員「それじゃ誰が!?」
女「あの人です」
男「すみません私がやりました(ペコ」
駅員(嘘だと‥‥嘘だと言ってくれ!!)
警官(もうこいつでいいじゃん!! もうこれは終わった事件だったのに)
島田「だから違うって言ったじゃないですか‥‥」
島田「あの時からかな‥‥元を取らなきゃ的な感覚でハンターになったのは(ニッ」
入江文学 (4巻)
文学「天和大三元字一色四暗刻もついてるな
ついてるぜ」
ついてるぜ」
文学「何言ってるんかわからんよ日本語でしゃべれ」
文学「そういうのは抜いてからすごむんだよ」
文学「俺さ‥‥古武道ってヤツをやっててね
その古武道は剣術もあるわけよ
抜刀術って知ってるか?」
中国人「居合い」
文学「日本語が達者なだけあるな」
中国人「俺はあと振り下ろすだけの状態で俺より早く斬れるのかよ」
文学「ためしてもいいぜ(スゥ――」
その古武道は剣術もあるわけよ
抜刀術って知ってるか?」
中国人「居合い」
文学「日本語が達者なだけあるな」
中国人「俺はあと振り下ろすだけの状態で俺より早く斬れるのかよ」
文学「ためしてもいいぜ(スゥ――」
文学「俺のところの抜刀術はさ鞘付きの刀で受けることに奥義がある
鞘で相手の刀を制しているうちに刀を抜き斬りつける
麻雀やりつつ日本文化を学ぶ
日本に来てよかったろ」
鞘で相手の刀を制しているうちに刀を抜き斬りつける
麻雀やりつつ日本文化を学ぶ
日本に来てよかったろ」
文学「あっ
‥‥決め台詞言うの忘れてた
峰打ちじゃ安心せい」
‥‥決め台詞言うの忘れてた
峰打ちじゃ安心せい」
工藤優作 (5巻)
工藤「‥‥‥燃えたぜ」
島田清 (6巻)
清「‥‥‥わしもお前が息子でよかったよ(ニヤ」
橋口信 (7巻)
橋口「今やってるのは総合だぞ打撃しかできないわけねーだろ」
橋口「俺はね‥‥空手じゃ極められないものを求めて総合を始めた
大沢も田中もいっしょだ進道塾出身であることに誇りをもっている
進道塾生は最新最強たれ」
大沢も田中もいっしょだ進道塾出身であることに誇りをもっている
進道塾生は最新最強たれ」
橋口「最強になるために毎日巻き藁叩いてビール瓶で脛を叩いて
血の小便がでるような稽古もしてきた」
中島「お前の努力も進道塾の教えも世間のヤツらには興味ねーよ
そんなもん金メダルに比べれば糞だ」
血の小便がでるような稽古もしてきた」
中島「お前の努力も進道塾の教えも世間のヤツらには興味ねーよ
そんなもん金メダルに比べれば糞だ」
大沢「何の話だった?」
橋口「クビだって」
橋口「クビだって」
田島彬 (8巻)
田島「この試合は全部俺が仕掛けた‥‥悪かったな」
田島「これで格闘界はVT に移行する」
梶原修人 (9巻)
梶原「お前かっこいいを間違えて不良からヤクザになったタイプだろ」
梶原「一撃で倒すこの技を富田流‥‥‥‥いや‥‥
梶原柳剛流の”金剛”と言う」
梶原柳剛流の”金剛”と言う」
石橋強 (10巻)
デビル塚山「お前は何かやってるヤツか?」
石橋「今の会話で理解できねーのかよボクシングをやっている」
石橋「今の会話で理解できねーのかよボクシングをやっている」
デビル「俺はお前と違って世界を獲っている」
石橋「世界って‥‥‥聞いているこっちが恥ずかしくなるぜ(ニヤニヤ
ボクシングの世界王者ってーのはヘビー級チャンピオンの事‥‥お前らコロポックルがやっているのはボクササイズ
格闘家は強くなるために体を大きくしようとするものだがコロポックルどもは弱くなるのに体重を減らして弱いヤツ相手に勝って王者とか言ってるわけだろ
日本にいた時思ってたのよ「今回は減量がきつかっただけに頑張りたいです」これって訳すと「自分は弱いんでより弱いヤツ相手じゃないと勝てないので頑張って痩せました」って事だろ
体重とか関係なく世界中でボクシングやってる連中を強い順に並べたらお前は先頭どころか下から数えたほうが早いんじゃねーか」
石橋「世界って‥‥‥聞いているこっちが恥ずかしくなるぜ(ニヤニヤ
ボクシングの世界王者ってーのはヘビー級チャンピオンの事‥‥お前らコロポックルがやっているのはボクササイズ
格闘家は強くなるために体を大きくしようとするものだがコロポックルどもは弱くなるのに体重を減らして弱いヤツ相手に勝って王者とか言ってるわけだろ
日本にいた時思ってたのよ「今回は減量がきつかっただけに頑張りたいです」これって訳すと「自分は弱いんでより弱いヤツ相手じゃないと勝てないので頑張って痩せました」って事だろ
体重とか関係なく世界中でボクシングやってる連中を強い順に並べたらお前は先頭どころか下から数えたほうが早いんじゃねーか」
石橋「違うだろ‥‥萎えちまうよお前の力じゃ素手はダメだ道具を使え」
石橋「もっと強いヤツを捜さないと‥‥日本に帰ってきてから一回も抜いてねーよ」
佐川徳夫 (11巻)
スカウト「いや‥‥それが本当だとしてもカーブを打つなんて」
徳夫「カーブは3球目だからね3球も同じ球を見て打てないヤツは無能でしょ?」
徳夫「カーブは3球目だからね3球も同じ球を見て打てないヤツは無能でしょ?」
スカウト「失礼ですが何をなされているのですか?」
徳夫「日拳 日本拳法」
徳夫「日拳 日本拳法」
徳夫「あのさ‥‥週一ぐらいだったらできるけど‥‥ダメ?」
阿南優太 (カブト)(12巻)
今から15年程前‥‥カブトという名のプロレスラーがいた
パワー スピード テクニックそして圧倒的カリスマ性を持った
最強のプロレスラーがいた
パワー スピード テクニックそして圧倒的カリスマ性を持った
最強のプロレスラーがいた
生野勘助「まあ‥‥あちらさんはなんだかんだと文句だけ言ってカブトから逃げるだろうが‥‥口だけが最強だからな」
阿南「あっ‥‥つ‥付き合ってください」
阿南(でもあの世であっても俺を嫌わないでほしい千夏に嫌われるのが一番つらい
今度は絶対にお前を幸せにするから)
今度は絶対にお前を幸せにするから)
裁判官「‥‥本当ですか? 本当は被害者に硫酸をかけられ殺されるかもしれないという恐怖のあまり誤って殺害してしまったんですよね?
弁護人は正当防衛について全くあらそっていないのですがどうなんですか?
未来ある若者を3名も亡くしているのです
意志を持って殺害したとなると極刑は免れないかもしれませんよ
本当の事を今話してください」
阿南「いえ‥‥殺意を持って殺しました」
弁護人は正当防衛について全くあらそっていないのですがどうなんですか?
未来ある若者を3名も亡くしているのです
意志を持って殺害したとなると極刑は免れないかもしれませんよ
本当の事を今話してください」
阿南「いえ‥‥殺意を持って殺しました」
芝原剛盛 (13巻)
87話「合気」
田島「3人を倒せばもう日本に戦うべき相手はいない」
芝原「山本陸をいつ倒した片目を不意打ちでつぶしただけで山本陸に勝ったつもりか?」
田島「3人を倒せばもう日本に戦うべき相手はいない」
芝原「山本陸をいつ倒した片目を不意打ちでつぶしただけで山本陸に勝ったつもりか?」
芝原剛盛「わかってねーな山本陸は必ずお前の前に現れるぜ片目で戦う方法、技を身につけてな
それがいつになるかはわからんが‥‥必ず現れる」
それがいつになるかはわからんが‥‥必ず現れる」
田島「常在戦場‥‥格闘家にとっては当たり前だよな」
芝原「正論だが――むかつくなテメェーは(ギッ」
芝原「正論だが――むかつくなテメェーは(ギッ」
芝原「実際は強い相手とまともに戦うのを避けてるだけじゃねーの
常在戦場‥‥便利な言葉だな」
常在戦場‥‥便利な言葉だな」
ア
ホ
ホ
田島「狸じじい(ククッ」
金田保 (14巻)
95話「強者の定義」
金田保「最後は本当に強いヤツが笑うべきだもんな」
金田保「最後は本当に強いヤツが笑うべきだもんな」
金田「‥‥強さって畳の上だけで決まるものではないですよ」
マスコミ「つまり運も実力の内という事ですか?」
金田「まあ‥‥そういうのをすべて含めて僕が一番強いって事じゃないですかね」
金田「まあ‥‥そういうのをすべて含めて僕が一番強いって事じゃないですかね」
上杉均 (15巻)
104話「上杉均」
上杉均「入江ええ!!!!!!
ぶっ殺す」
上杉均「入江ええ!!!!!!
ぶっ殺す」
首を振って耳を引きちぎる動作は鉤突きを繰り出すために勢いをつける動作と一体
そして上杉の打撃はこの鉤突きだけでは終わらない――ここからが
”煉獄”
そして上杉の打撃はこの鉤突きだけでは終わらない――ここからが
”煉獄”
ウォーレン・ウォーカー(16巻)
113話「ウォーレン・ウォーカー」
アウリシオ・チェッカロッシ「黒い息子の強さは証明された」
アウリシオ・チェッカロッシ「黒い息子の強さは証明された」
チェッカロッシ「よい投資をした」
里見賢治 (17巻)
122話「玉拳 」
里見賢治(山本陸には勝てないのがわかった今後どれだけ空手をやろうとも
血を吐いて‥‥血のションベンを流して‥‥人生のすべてをかけて続けても
空手では山本陸には勝てない)
里見賢治(山本陸には勝てないのがわかった今後どれだけ空手をやろうとも
血を吐いて‥‥血のションベンを流して‥‥人生のすべてをかけて続けても
空手では山本陸には勝てない)
里見(陸先生‥‥今俺はまた‥‥
誰よりも強くなれると自惚れています)
誰よりも強くなれると自惚れています)
里見「「艱難汝を玉にす」陸先生とやって絶望したが艱難辛苦は俺を磨いた
意拳と空手と柔術を合わせて磨いた俺の拳法をまずはこの日本で広めようと思う
それぞれの武術を合わせ極限まで磨いて残った玉
俺はこの憲法を”玉拳 ”と名付けた」
意拳と空手と柔術を合わせて磨いた俺の拳法をまずはこの日本で広めようと思う
それぞれの武術を合わせ極限まで磨いて残った玉
俺はこの憲法を”
里見「君たち聞いてくれ俺は玉拳という拳法をやっている
今日は玉拳の強さを証明するために道場破りに来ました
進道塾の空手より玉拳が気に入って学びたくなったら教えてやる」
今日は玉拳の強さを証明するために道場破りに来ました
進道塾の空手より玉拳が気に入って学びたくなったら教えてやる」
里見「一応 聞いておこうか空君に合わせて顔面無しの進道塾ルールでやっても俺は構わないけど‥‥どうする?」
山本空「何眠たい事言ってやがる 何でもありの喧嘩に決まってるだろ」
里見「さすが山本陸の子だ」
山本空「何眠たい事言ってやがる 何でもありの喧嘩に決まってるだろ」
里見「さすが山本陸の子だ」
10年前に拳聖と呼ばれていた里見の構えは
すでに完成されていた当時よりも
美しく 神々しく
完成された芸術のようだった
すでに完成されていた当時よりも
美しく 神々しく
完成された芸術のようだった
川口夢斗 (18巻)
寸止めルールへの不満から同門の3人はほぼ同時に古流空手から離れた
山本陸は防具をつけない直接打撃スタイルの進道塾を作り
佐川雅夫は日本拳法の中に自分の求める実戦を見つけ日本拳法を始める
川口拳治はグローブをつけ顔面ありの空手ボクシング――後のキックボクシングを始めた
山本陸は防具をつけない直接打撃スタイルの進道塾を作り
佐川雅夫は日本拳法の中に自分の求める実戦を見つけ日本拳法を始める
川口拳治はグローブをつけ顔面ありの空手ボクシング――後のキックボクシングを始めた
川口夢斗「顔の似ていない親子もいるし 血の繋がっていない親子もいる」
梅拳「まあいい‥‥前は何をやっていたんだ?」
川口「ずっとキックボクシングをやっている」
梅拳「嘘つけ‥‥お前なんて見た事も聞いた事もねーぞ」
梅拳「イヤでもこれから知る事になるよ」
川口「ずっとキックボクシングをやっている」
梅拳「嘘つけ‥‥お前なんて見た事も聞いた事もねーぞ」
梅拳「イヤでもこれから知る事になるよ」
梅拳には見えていなかった‥‥上半身に目が奪われムエタイトランクスの下に隠された
極寒の地で年月をかけて育った年輪の詰まっている
太く堅い丸太のような足が
極寒の地で年月をかけて育った年輪の詰まっている
太く堅い丸太のような足が
川口「試合をやらなければ進道塾は逃げたという事だ最強ではないと認めたという事だ
山本海が突然の病気になったなら弟の山本 空でもいいぞ
空が病気になったのなら分裂した青木でもいい青木が急病になったなら退塾した橋口でもいい
橋口が急病になったなら破門になった―――‥‥‥上杉均でもいい
進道塾は逃げても喧嘩王は売られた喧嘩は買えよ」
山本海が突然の病気になったなら弟の山本 空でもいいぞ
空が病気になったのなら分裂した青木でもいい青木が急病になったなら退塾した橋口でもいい
橋口が急病になったなら破門になった―――‥‥‥上杉均でもいい
進道塾は逃げても喧嘩王は売られた喧嘩は買えよ」
櫻井裕章 (19巻)
137話「クラヴ・マガ」
俺の記憶は72時間しかもたない
俺の名前は櫻井裕章
日本人
俺は強い
俺の記憶は72時間しかもたない
俺の名前は櫻井
日本人
俺は強い
ヨシフ・ブラトフ「俺の事を覚えているか?」
櫻井裕章「あぁ」
ヨシフ「今からお前がする事も覚えているか?」
櫻井「‥‥‥‥‥‥」
ヨシフ「‥‥‥そうか‥‥また忘れちまったのか‥‥」
櫻井裕章「あぁ」
ヨシフ「今からお前がする事も覚えているか?」
櫻井「‥‥‥‥‥‥」
ヨシフ「‥‥‥そうか‥‥また忘れちまったのか‥‥」
アーサー・シロタ「ルールは当然有り有り無しです!!!」
観客「あ‥‥あのちょっとすみません」
シロタ「Lの23番の方何でしょうか?」
観客「有り有り無しって何ですか?」
シロタ「今回初めてのお客様ですね?」
観客「はい‥‥有り有りっていうのは”金的””目潰し”有りっていう言葉と想像がつくのですが‥‥」
シロタ「金的も目潰しも当然有りですがそういう意味ではございませんよ
有り有りというのは刃物有り銃器有りという事でございます!!(ビシィッ
無しというのは”防刃”防弾”無しという事でございます!!!(ニカ」
観客「あ‥‥あのちょっとすみません」
シロタ「Lの23番の方何でしょうか?」
観客「有り有り無しって何ですか?」
シロタ「今回初めてのお客様ですね?」
観客「はい‥‥有り有りっていうのは”金的””目潰し”有りっていう言葉と想像がつくのですが‥‥」
シロタ「金的も目潰しも当然有りですがそういう意味ではございませんよ
有り有りというのは刃物有り銃器有りという事でございます!!(ビシィッ
無しというのは”防刃”防弾”無しという事でございます!!!(ニカ」
観客「それじゃ死‥」
シロタ「もちろん死にます!! 我々は敗者の死を重大な事だとは考えていません
我々が提供するのは同条件下のリアルな戦い!!!」
シロタ「もちろん死にます!! 我々は敗者の死を重大な事だとは考えていません
我々が提供するのは同条件下のリアルな戦い!!!」
シロタ「設定が美術コレクターなら日本刀があっても不思議ではない!!
設定がテロリストならAK47があるべきであろう!!!
自宅にいるときに防弾衣を着ていますか? まず着ている人はいないでしょう!?
スポーツが見たいなら――生き死にに関係のないテクニックを見たいならウォーレン・ウォーカーの試合でも見ればいい!!」
設定がテロリストならAK47があるべきであろう!!!
自宅にいるときに防弾衣を着ていますか? まず着ている人はいないでしょう!?
スポーツが見たいなら――生き死にに関係のないテクニックを見たいならウォーレン・ウォーカーの試合でも見ればいい!!」
シロタ「戦闘スタイルは空手を中心とした打撃
だが打撃だけにとどまらず 投げ・絞め・関節等も使う
3年ぶりのS級格闘士となる20戦20勝0敗 櫻井裕章 日本」
だが打撃だけにとどまらず 投げ・絞め・関節等も使う
3年ぶりのS級格闘士となる20戦20勝0敗 櫻井裕章 日本」
シロタ「IQが一番高いといわれる民族が作った今なお進化し続ける格闘術‥‥
その名は――クラヴ・マガ」
63戦63勝0敗 イミ・レバイン イスラエル
その名は――クラヴ・マガ」
63戦63勝0敗 イミ・レバイン イスラエル
138話「シラット」
ヨシフ「哀しいな裕章‥‥戦っても覚えていない何試合戦っても初心者だっていうのは‥‥」
ヨシフ「哀しいな裕章‥‥戦っても覚えていない何試合戦っても初心者だっていうのは‥‥」
イミ・レバイン「サクライ・ユウショウよく今まで生きてこられたな お前は今まで戦った中で最弱だ」
櫻井「嘘をつくな 俺は強い 俺は強い」
櫻井「嘘をつくな 俺は強い 俺は強い」
櫻井は無意識に構えていた 自分の記憶にない構えを‥‥
呼吸 鼓動と同じように 自分の意志とは関係なく体が動いていた
呼吸 鼓動と同じように 自分の意志とは関係なく体が動いていた
イミ「俺が見た時には棒切れ一本持ってライオンと戦っていた もう人間相手じゃかけが成立しないという事だった」
櫻井「そうか‥‥やっと一つ分かったぜ‥‥俺のやっていた格闘技は――シラット」
139話「櫻井裕章」
強すぎた者達は戦う相手がいなくなった
クラヴ・マガの使い手は戦う者が見つからず2年間戦いから離れた
シラットの使い手は戦う者が見つからず獣と戦った
強すぎた者達にとって戦う事は麻薬だった
強すぎた者達は戦う相手がいなくなった
クラヴ・マガの使い手は戦う者が見つからず2年間戦いから離れた
シラットの使い手は戦う者が見つからず獣と戦った
強すぎた者達にとって戦う事は麻薬だった
イミ(円形闘技場でやったなら勝つ事はできない ライオンに勝つ事もできない
だがクラヴ・マガの本領は円形闘技場で戦ったりライオンと戦う見せ物ではない
実生活で起こりうる状況の中で最高の効率性を発揮する それがクラヴ・マガ)
だがクラヴ・マガの本領は円形闘技場で戦ったりライオンと戦う見せ物ではない
実生活で起こりうる状況の中で最高の効率性を発揮する それがクラヴ・マガ)
イミ「‥‥来たか‥‥来る事はわかっていたが‥‥戦いをやめる事ができなかった
サクライ‥‥お前も哀しいな‥‥お前は俺だ!!
いつか負ける事がわかっていながらも戦う事をやめられない!! 哀しいヤツだ!!!
お前は命懸けの戦いを10年以上続けている!! 今の俺のこの姿がお前の戦いが終わるときの姿だ!!!」
サクライ‥‥お前も哀しいな‥‥お前は俺だ!!
いつか負ける事がわかっていながらも戦う事をやめられない!! 哀しいヤツだ!!!
お前は命懸けの戦いを10年以上続けている!! 今の俺のこの姿がお前の戦いが終わるときの姿だ!!!」
イミ「たくさん‥‥殺しちまった 最後に‥‥人生の最後に‥‥‥1人位‥‥‥
‥‥‥救いたかったんだ‥‥」
櫻井「俺はお前に救われた ありがとうな‥‥」
イミ「よかった‥‥‥」
‥‥‥救いたかったんだ‥‥」
櫻井「俺はお前に救われた ありがとうな‥‥」
イミ「よかった‥‥‥」
櫻井(後味が悪かった‥‥イミの血が温かかった‥‥
涙は出なかったがとても哀しい気分になった イミの言うとおりだイミは俺だ
戦い続ければいずれイミのあの最後と同じ最後を俺は迎える
終わりだ 俺の戦いは――これで最後だ)
涙は出なかったがとても哀しい気分になった イミの言うとおりだイミは俺だ
戦い続ければいずれイミのあの最後と同じ最後を俺は迎える
終わりだ 俺の戦いは――これで最後だ)
ヨシフ「俺の事を覚えているか?」
櫻井「ああ‥‥」
俺の記憶は72時間しか持たない
ヨシフ「今からお前がする事も覚えているか?」
櫻井「‥‥‥‥‥‥」
俺の名前は櫻井裕章
ヨシフ「‥‥そうかまた忘れちまったのか‥今からお前は戦う」
日本人
ヨシフ「ユウショウ‥‥ここに来てからお前はそうやって生きてきたんだぞ」
俺は強い
櫻井「ちょっと待て まだ記憶の確認が終わっていない」
そして俺が使う格闘技は――シラット
櫻井「ああ‥‥」
俺の記憶は72時間しか持たない
ヨシフ「今からお前がする事も覚えているか?」
櫻井「‥‥‥‥‥‥」
俺の名前は櫻井裕章
ヨシフ「‥‥そうかまた忘れちまったのか‥今からお前は戦う」
日本人
ヨシフ「ユウショウ‥‥ここに来てからお前はそうやって生きてきたんだぞ」
俺は強い
櫻井「ちょっと待て まだ記憶の確認が終わっていない」
そして俺が使う格闘技は――シラット
金隆山康隆 (20巻)
145話「横綱」
超人は実在する
843勝0敗0休
誰も疑う事のない史上最強の力士
横綱金隆山 康隆
超人は実在する
843勝0敗0休
誰も疑う事のない史上最強の力士
横綱
天井に届くほどの3メートル近くある大きな熊――
この熊を見るたびにいつも金隆山は思っていた
「僕は大きくなったらこの熊に勝てるだろうか‥‥」
「この熊を倒した男に勝てるだろうか‥‥」
この熊を見るたびにいつも金隆山は思っていた
「僕は大きくなったらこの熊に勝てるだろうか‥‥」
「この熊を倒した男に勝てるだろうか‥‥」
記者「山本陸は熊を倒して証明しました最強の相撲のあなたも証明してください」
相撲取り「おまえら失礼だぞここは日本だ日本の礼儀に従え!」
金隆山康隆「なかなかでかいヤツの登場だな」
金隆山「遠慮しなくていいぜ 俺も横綱だ」
現在の世界人口68億人
そのうちミスタチオン関連筋肉肥大と確認されている者100人
そのうち遺伝変異が原因で筋肉が2倍に達するもの30人
そのうち金細胞による非需要も重なっている者1人
そのうち金量が常人の2倍を大きく上回る者1人
そのうち身長が197センチ以上ある者1人
その1人の超人が横綱 金隆山
そのうちミスタチオン関連筋肉肥大と確認されている者100人
そのうち遺伝変異が原因で筋肉が2倍に達するもの30人
そのうち金細胞による非需要も重なっている者1人
そのうち金量が常人の2倍を大きく上回る者1人
そのうち身長が197センチ以上ある者1人
その1人の超人が横綱 金隆山
金隆山「どうだい? 相撲は強いだろ
これでもわからないならウォーレン・ウォーカーを俺の前に連れてこい
張り手で首の骨ねじ追って背中を見やすくしてやる」
これでもわからないならウォーレン・ウォーカーを俺の前に連れてこい
張り手で首の骨ねじ追って背中を見やすくしてやる」
三ツ橋(史上最強の力士金隆山は余力を残して戦っている
最初に突っ張り を使わせるのは
熊か――
獅子か――
虎か――)
最初に
熊か――
獅子か――
虎か――)
三ツ橋(横綱は神の依り代といわれている
誰もそんな事信じていないし俺だって信じていない
―だがもし本当に神というものがいて依り代を必要としているのなら
全人類の中から──いや‥‥地球上のすべての生き物の中から
神は金隆山を選ぶだろう)
誰もそんな事信じていないし俺だって信じていない
―だがもし本当に神というものがいて依り代を必要としているのなら
全人類の中から──いや‥‥地球上のすべての生き物の中から
神は金隆山を選ぶだろう)
三代川祐介 (21巻)
152話「召琳寺拳法 」
永井「いいんですか防具無しでやらせて」
奥谷 将明「これはそういう戦いをする者を選ぶための試合でしょ」
永井「いいんですか防具無しでやらせて」
奥谷 将明「これはそういう戦いをする者を選ぶための試合でしょ」
三代川祐介(努力をするのを辛いと思った事はない お父さんの葬儀の時に僕は大声で泣いていた
おじいちゃんはいつも俺を守ってくれていた)
おじいちゃんはいつも俺を守ってくれていた)
三代川(あの頃は胸の傷が自慢だった)
三代川(俺の自慢は胸の傷からやさしくて強くて高名なおじいちゃんに変わっていた)
正義感と勇気と慈悲心の強い 誰にも負けないほど強い人になってもらいたい
祐ちゃんには才能がある 時期がくれば祐ちゃんは変わる
俺がいなくなっても祐ちゃんなら平気だ
誰にも負けないほど強い人になってもらいたい
祐ちゃんには才能がある 時期がくれば祐ちゃんは変わる
俺がいなくなっても祐ちゃんなら平気だ
誰にも負けないほど強い人になってもらいたい
三代川「お‥俺は‥‥何をやっていたんだ‥‥‥間に合うか!?」
三代川(クズの俺が 今から努力して間に合うか!? 間に合わなくてもやるしかないだろクズなんだから)
三代川(クズの俺が 今から努力して間に合うか!? 間に合わなくてもやるしかないだろクズなんだから)
奥谷「一回鳴らせばわかるよ」
三代川「‥‥‥‥すみません‥‥俺‥‥馬鹿だから常識が無くて
あ‥あの‥‥今すぐ召琳寺拳法習いたいんすけどどうすればいいすかねぇ?」
三代川「‥‥‥‥すみません‥‥俺‥‥馬鹿だから常識が無くて
あ‥あの‥‥今すぐ召琳寺拳法習いたいんすけどどうすればいいすかねぇ?」
奥谷「永井さんは外科医でしたっけ?」
永井「はい‥‥そうです」
奥谷「‥‥‥詐病じゃなくて本当にあるんでしょうか? ‥‥‥二重人格」
永井「はい‥‥そうです」
奥谷「‥‥‥詐病じゃなくて本当にあるんでしょうか? ‥‥‥二重人格」
関修一郎 (22巻)
160話「仁王」
村井虎四郎「俺には関のような才能がない 関が本気で俺とやったら俺は3分で殺されるよ」
関修一郎「金田なら30秒で殺せる!!!」
村井虎四郎「俺には関のような才能がない 関が本気で俺とやったら俺は3分で殺されるよ」
関修一郎「金田なら30秒で殺せる!!!」
2人は金メダルのために捨てられた
金田は2人より柔道は弱かったが戦略で勝利した
柔道家はこの事で金田の名を出すことがタブーとなった‥‥そこまで金田は計算していた
金田は2人より柔道は弱かったが戦略で勝利した
柔道家はこの事で金田の名を出すことがタブーとなった‥‥そこまで金田は計算していた
関「柔道はお前にとってすべてじゃないのか!? お前がやらなくても指導者になれ!! 第二の”甲斐の虎”を育てろ!!」
村井「いや‥‥もういい」
関「俺は虎が誘ってくれたから柔道を始めることができた!!! 頼みがある全日本柔道を見てほしい!!!」
村井「いや‥‥もういい」
関「俺は虎が誘ってくれたから柔道を始めることができた!!! 頼みがある全日本柔道を見てほしい!!!」
実況「川原卓哉さんやはりといいますかおそらくテレビの前の皆様の予想通り重量級金メダリスト同士の決勝となりました」
川原卓哉「そうですね解説をしても一流のこの川原卓哉の言ったとおりになったでしょ」
川原卓哉「そうですね解説をしても一流のこの川原卓哉の言ったとおりになったでしょ」
村井「関‥‥いや‥‥修ちゃん!! やっぱり修ちゃんはすげぇよ!!!
俺が――俺がこのすごい男をいっしょに柔道やろうと誘ったんだぜ
すげぇーだろ? 金田をたった6秒で落とせる男だぞ すげぇーだろ!?
よかったいっしょに柔道をやれて――俺が柔道をやった事は間違いじゃなかった)
俺が――俺がこのすごい男をいっしょに柔道やろうと誘ったんだぜ
すげぇーだろ? 金田をたった6秒で落とせる男だぞ すげぇーだろ!?
よかったいっしょに柔道をやれて――俺が柔道をやった事は間違いじゃなかった)
川上竜「関さああん!!(ガバッ」
川原「私が金メダルを獲ってすぐの全盛期に引退したでしょ あれは関が無差別級に階級を変えると聞いたからなんですよ(ニヤ 仁王には勝てない」
村井「僕ね一生懸命練習しているのにどうしても修ちゃんにだけ勝てないんだよ なんで修ちゃんは強いの? 僕だけに教えて」
関母「ふふっ 修がまだおばちゃんのお腹にいる時 仁王様にお願いしたからよ」
関母「ふふっ 修がまだおばちゃんのお腹にいる時 仁王様にお願いしたからよ」
村井「関は仁王の生まれ変わりなんかじゃねぇぇ!!!!!
関は仁王より強い!!!!!」
関は仁王より強い!!!!!」
反町隆広 (23巻)
168話「KY」
反町隆広「あきちゃった」
反町隆広「あきちゃった」
1万回のスクワットでふらつく足の新人にプロの厳しさを教える
薩摩柿之介の一番幸せな瞬間だった
タップを無視して絞め続ける
力の違いを見せつけるため落ちるまで絞め続ける
最高に幸せだった
薩摩柿之介の一番幸せな瞬間だった
タップを無視して絞め続ける
力の違いを見せつけるため落ちるまで絞め続ける
最高に幸せだった
薩摩柿之介「高校中退で喧嘩好きの反町君本気出してもいいからね プロの厳しさを教えてあげるよ(ニッ」
反町「本気出していいって言ってたから‥‥‥プロの厳しさを教えてやるとか言ってたから‥‥‥世間の厳しさを教えてやろうと思って‥‥‥」
空気の読めない男だった
空気の読めない男だった
薩摩「まあ‥‥事故だ気にするな それより反町――お前は強くなるぜ」
反町「何わけの分かんねー事言ってんだよキモいんだよ 俺ら練習で汗かいたからダッシュでポカリ買ってこい」
薩摩「殺すぞ!!」
今度は左肩を外した 空気の読めない男だった
反町「何わけの分かんねー事言ってんだよキモいんだよ 俺ら練習で汗かいたからダッシュでポカリ買ってこい」
薩摩「殺すぞ!!」
今度は左肩を外した 空気の読めない男だった
阿南「何やってんだよ」
反町「??腕絡み」
阿南「技の名前聞いてんじゃねーよ!!」
反町「??腕絡み」
阿南「技の名前聞いてんじゃねーよ!!」
生野勘助「大和プロレスには戻らなくてもいいから俺と試合をしろ
試合のルールはオープンフィンガーグローブを着用の総合ルール
最後は反町が俺の腕を折って勝て」
試合のルールはオープンフィンガーグローブを着用の総合ルール
最後は反町が俺の腕を折って勝て」
反町「山本陸と立ち会いたい」
海「残念だったな親父は失踪中だ 俺たちもどこにいるかわからない」
空「俺が相手をしてやろうか?」
反町「‥‥‥いないのか ついてねーついてねーな」
海「残念だったな親父は失踪中だ 俺たちもどこにいるかわからない」
空「俺が相手をしてやろうか?」
反町「‥‥‥いないのか ついてねーついてねーな」
反町はひたすら牙を研ぎ続けていた
いつかは許されるであろう阿南の仮出所に備えて
いつか帰ってくる山本陸と戦うために
あるであろう‥‥不確定なその時のために
ひたすら牙を研ぐ
まだ知らぬ強敵のために
牙を研ぐ!!!
いつかは許されるであろう阿南の仮出所に備えて
いつか帰ってくる山本陸と戦うために
あるであろう‥‥不確定なその時のために
ひたすら牙を研ぐ
まだ知らぬ強敵のために
牙を研ぐ!!!
佐川睦夫 (24巻)
177話「矯正」
睦夫(田島彬がIBFヘビー級チャンピオンになって3日後佐川睦夫に手紙が来た)
睦夫「こんなところにいるから詳細が決まる前でも連絡が取れる時にとっておきたいみたいなことが書いてあったけどさ本当は違うと思うんだ
田島は僕が手紙のトーナメントに勝ち抜いて自分と戦ってほしいと願っているんだ父さんが思うより僕は強いからね」
睦夫(この世に僕の存在を気にかけてくれている人がいる――そう思うだけで棒の感情が高揚した)
睦夫「この仕事が終わったら日本に帰って田島彬を待とう」
睦夫(田島彬がIBFヘビー級チャンピオンになって3日後佐川睦夫に手紙が来た)
睦夫「こんなところにいるから詳細が決まる前でも連絡が取れる時にとっておきたいみたいなことが書いてあったけどさ本当は違うと思うんだ
田島は僕が手紙のトーナメントに勝ち抜いて自分と戦ってほしいと願っているんだ父さんが思うより僕は強いからね」
睦夫(この世に僕の存在を気にかけてくれている人がいる――そう思うだけで棒の感情が高揚した)
睦夫「この仕事が終わったら日本に帰って田島彬を待とう」
睦夫(気づくと隣を歩いていたはずの父さんはいなくなっていた どんな時もどんな場所でもいっしょだったのに‥‥
‥‥‥忘れていた 父さんはあの時死んだんだ僕にはまだ父さんが必要なのに――
トーナメントで僕のセコンドをやってくれる人なんて父さん以外にいないのに)
睦夫「僕にはまだ父さんが必要だ」
‥‥‥忘れていた 父さんはあの時死んだんだ僕にはまだ父さんが必要なのに――
トーナメントで僕のセコンドをやってくれる人なんて父さん以外にいないのに)
睦夫「僕にはまだ父さんが必要だ」
この男の名は菅野祐太郎
幼少のころからごく最近まで進道塾から手をやっていたその腕前は三段である
同じ黒帯でも初段の塾生は多数いるが二段ともなるとその数はぐっと減り三段ともなるとほとんどいなくなる
つまり菅野は実戦空手進道塾の中でも上位の腕前であり実際才能もあり努力もしていた
だがその強さは菅野を増長させその拳は己より弱い者を制圧するための武器に使われた
幼少のころからごく最近まで進道塾から手をやっていたその腕前は三段である
同じ黒帯でも初段の塾生は多数いるが二段ともなるとその数はぐっと減り三段ともなるとほとんどいなくなる
つまり菅野は実戦空手進道塾の中でも上位の腕前であり実際才能もあり努力もしていた
だがその強さは菅野を増長させその拳は己より弱い者を制圧するための武器に使われた
菅野(愛しているから殴っていたのにお前がバカだから殴ってわからせてやっていたのに
義父さんも義父さんだ自分がちゃんとしつけてないから俺がやっているのに俺の言い分も聞かずに俺が居ない時に連れ出すなんて許せねぇ)
菅野「許せねぇ(ミシッミシッ」
このとき菅野の思考は養父に対する殺人の正当化を確立した
義父さんも義父さんだ自分がちゃんとしつけてないから俺がやっているのに俺の言い分も聞かずに俺が居ない時に連れ出すなんて許せねぇ)
菅野「許せねぇ(ミシッミシッ」
このとき菅野の思考は養父に対する殺人の正当化を確立した
無抵抗の人間を本気絵殴り続けられる「あぁ‥‥こういう人間も世の中にいるんだ」と睦夫は殴られながらも感心していた
すごいヤツだな
気づいた教師が止めるまで殴り続けたその時睦夫は「凄いなぁ‥‥父さんみたいだ」と思った
すごいヤツだな
気づいた教師が止めるまで殴り続けたその時睦夫は「凄いなぁ‥‥父さんみたいだ」と思った
睦夫「あなたの本当の名前は「佐川雅夫」なんだよ」
菅野「義父に頼まれたな ぶっ殺してやる!!!」
睦夫「父さん‥‥惚けているの? それとも本当に忘れてしまったの?」
菅野「義父に頼まれたんじゃねーならどけ!!」
睦夫(わけのわからない事を言っている‥‥正気を失っているようだな‥‥)
菅野「義父に頼まれたな ぶっ殺してやる!!!」
睦夫「父さん‥‥惚けているの? それとも本当に忘れてしまったの?」
菅野「義父に頼まれたんじゃねーならどけ!!」
睦夫(わけのわからない事を言っている‥‥正気を失っているようだな‥‥)
睦夫「父さん平気だから‥‥徳夫があんな風になって入院してしまって心配しているんだろう? でも佐川家には僕がいるから長男の僕がいるから」
睦夫「父さん遠慮せず電話に出てください」
菅野「なんだテメェおかしいのか!?」
睦夫(ダメだ‥‥鳴っている電話にも気づかないほど冷静さを欠いている)
睦夫「大丈夫だから‥‥僕が昔の記憶を呼び戻してあげるからね」
菅野「なんだテメェおかしいのか!?」
睦夫(ダメだ‥‥鳴っている電話にも気づかないほど冷静さを欠いている)
睦夫「大丈夫だから‥‥僕が昔の記憶を呼び戻してあげるからね」
睦夫「菅野祐太郎あなたは本当の記憶を失っている」
菅野「テメェなんのつもりだ」
睦夫「あなたは僕の父‥‥佐川雅夫だ」
菅野「テメェなんのつもりだ」
睦夫「あなたは僕の父‥‥佐川雅夫だ」
睦夫「父さん‥‥そんな言葉ではダマされなくなっています 戦場で間隔が研ぎ澄まされていますからね」
睦夫「それに嘘をつくにしてももっとよく考えてからにしたほうが良いよ父さん あなたの言うように万が一人違いであなたが父さんじゃないのなら
僕はあなたを殺すよ
警察に捕まったら田島彬と戦えなくなるからね殺されたとしても文句は言えないはずだ息子の目さえ欺くほどの完璧な父の偽装をしたんだからね」
僕はあなたを殺すよ
警察に捕まったら田島彬と戦えなくなるからね殺されたとしても文句は言えないはずだ息子の目さえ欺くほどの完璧な父の偽装をしたんだからね」
睦夫「大丈夫! あんたは父さんだから 記憶を失って弱体化しているだけだから」
睦夫「今から来年の1月1日までの約5ヶ月この部屋の中から出さないが
最高の設備 最高の食事可能なものは何でも揃えるからそれを使って田島彬や僕に勝てる程に強くなってください」
最高の設備 最高の食事可能なものは何でも揃えるからそれを使って田島彬や僕に勝てる程に強くなってください」
睦夫「今度は父さんが僕と同じ時間鍛錬して結果を出してくれればいいだけの事だよ」
睦夫「この監禁された状態でも助かると思っているからそういう口がきける
この状況で絶望していないからそんな口がきける!!
自分には災難が起こる事がないと平和ボケしているからそんな口がきける!!
世界はお前を中心に回っていない!! お前がなりたいようにはならない!!!!! お前は僕の言う事だけを素直に聞いていればいいんだ!!!!!」
この状況で絶望していないからそんな口がきける!!
自分には災難が起こる事がないと平和ボケしているからそんな口がきける!!
世界はお前を中心に回っていない!! お前がなりたいようにはならない!!!!! お前は僕の言う事だけを素直に聞いていればいいんだ!!!!!」
睦夫「やっぱり父さんと同じ味だ」
178話「新しいパパ」
菅野「‥‥佐川‥‥久しぶりだな」
睦夫「よかった‥‥少しずつ記憶が戻ってきているようだね だけど父さんは僕の事を”佐川”とは呼ばない」
菅野「‥‥佐川‥‥久しぶりだな」
睦夫「よかった‥‥少しずつ記憶が戻ってきているようだね だけど父さんは僕の事を”佐川”とは呼ばない」
佐川睦夫に勝つためには学ぶべきもの身に着けるべき技術は無限にあったが期限は1月1日まで
限られた時間の中で男が強くなるために選んだのは新たな技術を身に着ける事ではなく
幼少からやっていた空手の技術を磨くことだった
菅野(進道塾の山本海よりもその弟の山本空よりも佐川は強い
だがな佐川!!!かつて進道塾にはお前より強いやつがいたんだよ!!!!!)
”喧嘩王”上杉均
限られた時間の中で男が強くなるために選んだのは新たな技術を身に着ける事ではなく
幼少からやっていた空手の技術を磨くことだった
菅野(進道塾の山本海よりもその弟の山本空よりも佐川は強い
だがな佐川!!!かつて進道塾にはお前より強いやつがいたんだよ!!!!!)
”喧嘩王”上杉均
数か月前まで”菅野祐太郎”と呼ばれていた男は幽閉され”佐川雅夫”という名を与えられた
だが幽閉され死の恐怖を与えられ 変わったものは名前だけではなかった
命懸けの鍛錬は筋肉を隆起させ 喧嘩王上杉均のように太く・重く・強くなっていた
だが幽閉され死の恐怖を与えられ 変わったものは名前だけではなかった
命懸けの鍛錬は筋肉を隆起させ 喧嘩王上杉均のように太く・重く・強くなっていた
菅野(命の懸かった喧嘩だナイフなど恐れるかよ 刺せ!! 切れ!!!
何をされても俺の攻撃は変わらない!! ぶち込む!!!
一撃
上杉均なら簡単にやってのける!!!)
何をされても俺の攻撃は変わらない!! ぶち込む!!!
一撃
上杉均なら簡単にやってのける!!!)
睦夫「本当に死んじゃうよ」
睦夫やっぱり‥‥‥あなたが父さんだったんですね」
菅野「こ‥‥こいつは?」
睦夫「その人は」
店員「お弁当温めますか!? ありがとうございました」
睦夫「俺に優しくしてくれたから父さんじゃないかと思って」
睦夫「その人は」
店員「お弁当温めますか!? ありがとうございました」
睦夫「俺に優しくしてくれたから父さんじゃないかと思って」
睦夫「どちらが父さんか僕にはわからなくなったからその人も5か月間地下室で鍛錬してもらったんだ
でもこれで僕にも誰が父さんかわかりました」
でもこれで僕にも誰が父さんかわかりました」
睦夫「僕のほうが強いのに!!!!! 弟ばっかり 徳夫ばっかりかわいがりやがって!!!!!」
睦夫「僕の方が鍛錬していたのに僕はいつも言う事を聞いていたのに
僕を捨てやがって 僕を捨てやがって 僕を捨てやがって
なんで徳夫を選んだ‥‥なんで徳夫を選んだ なんで徳夫を選んだ!!!
答えられないだろ!!!!! 父さんは答えられない事をしたんだ!!
田島彬を倒す!!!!! 今度は田島彬を倒す!!!!! 田島を倒す!!!
聞いてんのかよ!!!!! ぶっ殺すぞ!!!」
菅野「ご‥ごめん」
睦夫「わかってくれればいいんだよ僕は本当に父さんが大好きなんだから」
僕を捨てやがって 僕を捨てやがって 僕を捨てやがって
なんで徳夫を選んだ‥‥なんで徳夫を選んだ なんで徳夫を選んだ!!!
答えられないだろ!!!!! 父さんは答えられない事をしたんだ!!
田島彬を倒す!!!!! 今度は田島彬を倒す!!!!! 田島を倒す!!!
聞いてんのかよ!!!!! ぶっ殺すぞ!!!」
菅野「ご‥ごめん」
睦夫「わかってくれればいいんだよ僕は本当に父さんが大好きなんだから」