喧嘩商売語録 作品wikipedia
[部分編集]
一回戦第一試合(21巻159話~22巻163話)
21巻
159話「すすきの原は銀の色」
梶原柳剛流
天真正伝香取神道流の流れを汲み
開祖を戦国時代の兵法家梶原長門とする
剣術・居合・柔術・棒術・槍術・薙刀術・忍術等の総合武術である
天真正伝香取神道流の流れを汲み
開祖を戦国時代の兵法家梶原長門とする
剣術・居合・柔術・棒術・槍術・薙刀術・忍術等の総合武術である
梶原(初めて真剣を握ったのは13の時だった
竹刀と木刀で鍛錬はしていたが初めて握る事が許された真剣は全く違う物だった
刃の重さのせいか腕に吸い付くような腕の一部のような感覚を持った事を今でも覚えている)
竹刀と木刀で鍛錬はしていたが初めて握る事が許された真剣は全く違う物だった
刃の重さのせいか腕に吸い付くような腕の一部のような感覚を持った事を今でも覚えている)
梶原(俺は初めて握った真剣で燕を斬りおとした 師である父にはできなかったが俺は13歳で開祖梶原長門と同じ事ができた)
梶原「な‥なんで‥‥勝てねぇ‥‥」
梶原隼人「梶原の本質は真剣での戦いだ竹刀での勝敗は気にするな」
梶原「だけどよぉ」
隼人「例えば俺が剣道日本一のヤツとやっても竹刀じゃ勝てない だが真剣なら脛斬りで足を飛ばす
つまり真剣での戦いなら俺にお前は勝つかもしれないお前が思っているほど差は開いていない」
梶原隼人「梶原の本質は真剣での戦いだ竹刀での勝敗は気にするな」
梶原「だけどよぉ」
隼人「例えば俺が剣道日本一のヤツとやっても竹刀じゃ勝てない だが真剣なら脛斬りで足を飛ばす
つまり真剣での戦いなら俺にお前は勝つかもしれないお前が思っているほど差は開いていない」
隼人「修人‥‥俺はおかしくなってしまったのかもしれない 命を懸けても真剣で試合ってみたい」
隼人「父親として言う‥‥俺のようにはなるなよ 今まで一緒にやってきた唯一の師弟として言う俺の気持ちをわかってくれ」
隼人「兵法者同士が命を懸けて試合うのが許される時代じゃない斬られて殺されるか!? 斬って責任をとり自分の腹を割っ捌くか!!
死ぬ事がわかっていても試したい!! 己の強さを!!」
死ぬ事がわかっていても試したい!! 己の強さを!!」
入江無一「芝原さん試合開始の合図は?」
芝原「合図も何も‥‥もう始まっているよ」
無一「そうですか」
芝原「合図も何も‥‥もう始まっているよ」
無一「そうですか」
梶原「親父ぃ!! 体術を中心にやろうぜ! 俺たちは剣術に偏りすぎてたんだよ だから‥‥‥‥たい‥‥」
親父は 命を懸けて戦っていた
親父は 命を懸けて戦っていた
梶原(我に返り親父を抱え上げると
命を懸けた熱い親父は
――冷たくなっていた)
命を懸けた熱い親父は
――冷たくなっていた)
巻末
木多「僕にとって1日休日は帝愛の地下で働く者が1日外出券を得る事に等しい」
木多「都合がいい日なんて存在しないのですが‥‥次の合併号‥‥ゴールデンウィークならなんとか‥‥」
税理士「はっはは! それは税務署休みだから無理」
木多「なんで休みのない俺が土・日・祝日休みのやつに合わせなきゃーいけねーんだよ!!!!!(今すぐ公務員の人件費を二割削れ!!」
税理士「はっはは! それは税務署休みだから無理」
木多「なんで休みのない俺が土・日・祝日休みのやつに合わせなきゃーいけねーんだよ!!!!!(今すぐ公務員の人件費を二割削れ!!」
木多「どう考えても無理なので拒否して罰金20万払いますよ」
税理士「はあーそうですか……20万ですめばいいけど‥‥(ボソボソ」
税理士「はあーそうですか……20万ですめばいいけど‥‥(ボソボソ」
木多(百点満点でいえば11点だった)
22巻
161話「望郷の剣」
梶原「首‥‥飛ばしてやる‥‥」
梶原「金剛 心の臓を鉄の塊にて押すやうに打つ 一撃の元意識を無くすこと能ふ
これか‥‥中条流からの技か‥‥」
これか‥‥中条流からの技か‥‥」
梶原(入江文学を斬る 入江文学を斬る 入江文学を斬る
入江文学をぶっ殺して俺は笑いながら腹を割っ捌いて死んでやる
俺は死ぬために鍛錬している 死ぬために)
入江文学をぶっ殺して俺は笑いながら腹を割っ捌いて死んでやる
俺は死ぬために鍛錬している 死ぬために)
梶原(ツバメを宙で4つに斬り分けられるようになった時 来るべき時が来た事を感じた)
梶原「――だから斬られても構わないと言っている 冗談で警官相手に真剣を持ってくると思うか?」
横山了一「ははっ梶原さん! あんたおかしい人だな ココが(スゥ」
横山了一「ははっ梶原さん! あんたおかしい人だな ココが(スゥ」
梶原「命を懸けて試合え‥‥お前が死んだら次はお前の娘の首を飛ばす」
横山「‥‥‥‥なるほどこりゃ逮捕は無理だな 正当防衛で斬り殺そう」
梶原「それでいい せっかく磨いた腕だ一度ぐらいは真剣で使っておけ(フッ」
梶原「それでいい せっかく磨いた腕だ一度ぐらいは真剣で使っておけ(フッ」
梶原「岩流‥‥風剣を陰とし(ボソボソ」
右より振りし風剣を偽りとし
左より振り返す風車で斬る
梶原「岩流――”虎切”」
右より振りし風剣を偽りとし
左より振り返す風車で斬る
梶原「岩流――”虎切”」
梶原「新陰流秘伝”松葉”」
梶原「俺みたいなヤツと試合ってくれて有り難う 自分勝手な言い分だが斬られた指をもって今すぐ病院に行ってもらいたい」
162話「竜虎」
刀に屍を塗るのは卑怯ではない 言葉を使って油断させるのも卑怯ではない
だが闇討ち‥‥互いの了承のない 試合外の‥‥試合の始まっていない状況での斬撃は卑怯である
その同じ価値観を互いに持っている事を知っているから
だが闇討ち‥‥互いの了承のない 試合外の‥‥試合の始まっていない状況での斬撃は卑怯である
その同じ価値観を互いに持っている事を知っているから
梶原「全日本剣道選手権大会三連覇 警視庁の横山了一とだ 親指を落としてやった」
文学「やめておけそんな話をしても委縮はしない」
文学「やめておけそんな話をしても委縮はしない」
梶原「最初は首を吊った親父の無念を晴らすつもりで鍛錬を続けていた
だが今は俺が強くした梶原柳剛流は親父を倒した富田流よりも強い事を証明したい
すべての力を出せ!! 全力で戦え!!!!!!」
だが今は俺が強くした梶原柳剛流は親父を倒した富田流よりも強い事を証明したい
すべての力を出せ!! 全力で戦え!!!!!!」
梶原柳剛流では上段を天空を舞う龍に例え隠語で「龍」と呼び
下段を地に伏せ獲物を狙う虎に例え「虎」と呼んだ
一方富田流では龍を”りょう”と読み”りょう=両”から両方(二刀)の隠語を「龍」とし
虎は”コ”と読み”後”を示すことから後方に刀身を隠す構えを「虎」としている
同じ言葉の異なった意味の隠語を持った梶原柳剛流と富田流が
竜虎で対峙した
下段を地に伏せ獲物を狙う虎に例え「虎」と呼んだ
一方富田流では龍を”りょう”と読み”りょう=両”から両方(二刀)の隠語を「龍」とし
虎は”コ”と読み”後”を示すことから後方に刀身を隠す構えを「虎」としている
同じ言葉の異なった意味の隠語を持った梶原柳剛流と富田流が
竜虎で対峙した
文学「俺には命を懸けて戦うべき別の相手がいる そいつをぶっ殺すためお前が一人で鍛錬していたように俺もやっていた
俺は本当の事を言えば富田流が強かろうと弱かろうとどうでもいい ただ寝たきりで意識のない父さんは富田流が弱くなっていく事を望まないだろう だから俺は一人でも父さんのように強くなると誓った
強くなって父さんのかわりにそいつをぶっ殺すと決めた お前の相手をするのはただ単に父さんの代わりをやっているだけだ」
俺は本当の事を言えば富田流が強かろうと弱かろうとどうでもいい ただ寝たきりで意識のない父さんは富田流が弱くなっていく事を望まないだろう だから俺は一人でも父さんのように強くなると誓った
強くなって父さんのかわりにそいつをぶっ殺すと決めた お前の相手をするのはただ単に父さんの代わりをやっているだけだ」
梶原「俺の刀には「屍」が塗ってある屍とはうちの毒の隠語だ」
梶原「お前は感情に流されて言ってはいけない情報を俺に告げてしまったんだ
入江文学これが梶原柳剛流の忍術だ」
入江文学これが梶原柳剛流の忍術だ」
梶原(富田流の”両の「龍」”は梶原柳剛流の「龍」で喰う)
文学「俺も予告しようまずは左手を斬る」
163話「受領は倒るる所に土を掴め」
梶原(できるはずがない! あまりにも稚拙な忍術)
梶原(すべてを知っているわけではない‥‥1%くらいは入江文学はこの「龍」を打開する方法を持っている可能性はある)
梶原(梶原柳剛流の最期を飾るのにもっとも相応しい技 屍を塗っての野太刀での脛斬り
最後は梶原柳剛流の神髄で飾る)
最後は梶原柳剛流の神髄で飾る)
梶原「はあああ」
梶原(なぜだ!? どうやった!? なぜだ?!?)
梶原(なぜだ!? どうやった!? なぜだ?!?)
文学「俺があまいと言ったよな言ってはいけない情報を感情にまかせてしゃべってしまってあまいと‥‥言っておくがしゃべったのはワザとだ」
梶原「こ‥殺せ‥‥」
文学「嫌だね なにしろ俺はあまいからな」
文学「嫌だね なにしろ俺はあまいからな」
文学「お前はここに来る前横山了一の指を斬ってきたと言った
お前は指を斬って終わりにしたんだ 手首落とされれば完全に終わりだろ? 自分の決めたルールに従え
その手だもう最強を目指す必要はない あきらめろ」
お前は指を斬って終わりにしたんだ 手首落とされれば完全に終わりだろ? 自分の決めたルールに従え
その手だもう最強を目指す必要はない あきらめろ」
梶原「今日のために生きてきた 入江を殺して……腹を切って死ぬために生きてきた
負けるなどとは微塵も思わなかったが‥‥命を懸けていた 入江無一は命を懸けていなかった‥‥
くやしかった
命を懸けて戦わない事を後悔させたかった 加減した事を後悔させたかった そのためにやってきた
梶原柳剛流のほうが強いと言いたかったから努力できた 勝っても死ぬと決めていても鍛錬を続けられた
梶原柳剛流が俺で終わっても最強で終われるのならいいと思っていた
くやしかったから‥‥」
負けるなどとは微塵も思わなかったが‥‥命を懸けていた 入江無一は命を懸けていなかった‥‥
くやしかった
命を懸けて戦わない事を後悔させたかった 加減した事を後悔させたかった そのためにやってきた
梶原柳剛流のほうが強いと言いたかったから努力できた 勝っても死ぬと決めていても鍛錬を続けられた
梶原柳剛流が俺で終わっても最強で終われるのならいいと思っていた
くやしかったから‥‥」
梶原「ふざけんな‥‥‥
親父殺されてこのまま死ねるかっ!!!!!
片手で戦える技など星の数ほどあるわ!!」
親父殺されてこのまま死ねるかっ!!!!!
片手で戦える技など星の数ほどあるわ!!」
田島彬「一回戦第一試合――
忍術梶原柳剛流――
梶原修人
対
工藤優作」
忍術梶原柳剛流――
梶原修人
対
工藤優作」
一回戦第二試合(22巻164話)
164話「佐川徳夫の目」
佐川睦夫「ガラスの玉が割れたんだ 僕のガラスの玉には毒が入っていた
だから助かるために父さんのガラスの玉を割った‥‥」
だから助かるために父さんのガラスの玉を割った‥‥」
佐川徳夫「父さんおはよう‥‥また例の夢を見たよ
正夢とかって本当にあるのかね?」
佐川雅夫「あるわけないだろ」
正夢とかって本当にあるのかね?」
佐川雅夫「あるわけないだろ」
徳夫(折れなくていい時は簡単に折れちまうくせに意図的に折ろうとするとなかなか折れないな)
徳夫(まあいい‥‥煉獄の結論は出た‥‥俺にとって煉獄は使う技ではなくて使われないようにけいかいすべき技という事だ
技を成立させるための段階を重ねなければならない煉獄は非効率的だ
俺の場合煉獄を使うならアゴに一発綺麗なのを入れるほうがはるかに楽 顔面にぶち込んで終わりにするか‥‥)
技を成立させるための段階を重ねなければならない煉獄は非効率的だ
俺の場合煉獄を使うならアゴに一発綺麗なのを入れるほうがはるかに楽 顔面にぶち込んで終わりにするか‥‥)
徳夫(突きに入って突きに終わる 突き打ちは体の急激な捻りと重心の移行
「手」「脚」「腰」の一致で決まる 突きこそ拳法の極意なり 直突)
「手」「脚」「腰」の一致で決まる 突きこそ拳法の極意なり 直突)
ボクシング関係者A「‥‥関係者以外‥‥見ました?」
ボクシング関係者B「……わからん」
ボクシング関係者B「……わからん」
徳夫「タクシーも止めてないし ぼけ老人かよ!」
徳夫「サボろうなんて思ってねーよ」
タクシー運転手(‥‥‥‥‥‥さっきから何にしゃべりかけているんだよ
変なの乗せちゃったなぁ‥‥)
徳夫「兄貴が出て行ってからずっと2人でやってきたじゃないか‥‥いい加減に俺を信じてよ」
タクシー運転手(‥‥‥‥‥‥さっきから何にしゃべりかけているんだよ
変なの乗せちゃったなぁ‥‥)
徳夫「兄貴が出て行ってからずっと2人でやってきたじゃないか‥‥いい加減に俺を信じてよ」
佐川徳夫は心の平静を保つために無意識に幻の父親を作り幻の父親と会話し居住してきた
10年以上も‥‥自身が幻だと自覚せぬまま人に紹介し生活してきた
だが佐川徳夫が父の姿を幻だと気づき夢の続きを知る時が近づいていた
10年以上も‥‥自身が幻だと自覚せぬまま人に紹介し生活してきた
だが佐川徳夫が父の姿を幻だと気づき夢の続きを知る時が近づいていた
田島「一回戦第二試合
日本拳法
佐川徳夫
対
ボクシング
石橋強」
日本拳法
佐川徳夫
対
ボクシング
石橋強」
一回戦第三試合(22巻165話~168話)
165話「設定! 袋小路に追い詰められた強盗の仲間割れ」
田島「俺が話をつけてくる アリは櫻井を説得してこい
櫻井の居場所まではそいつが案内してくれる
お前が案内しなければこいつの鼻骨を折る」
櫻井の居場所まではそいつが案内してくれる
お前が案内しなければこいつの鼻骨を折る」
アリ「かつて俺はお前に憧れていた!! お前の強さがあれば家族を守れたと思った
強くなりたかった戦う人間さえいなくなった円形闘技場の英雄サクライ・ヒロアキのように
お前は俺の知る限りこの世で二番目に強い!!!」
強くなりたかった戦う人間さえいなくなった円形闘技場の英雄サクライ・ヒロアキのように
お前は俺の知る限りこの世で二番目に強い!!!」
アーサー・シロタ「じゃあこういうのはどうでしょう?
今日の試合ユウショウの代わりに戦う者がいたらユウショウの契約はすべてなかった事にするというのは」
田島「どういう事だ?」
シロタ「ルールのユル~いボクシングとかいうのでチャンピオンになっていきがっているヤツが
ユウショウの代わりにやれば契約を破棄してやると言っているんだよ」
今日の試合ユウショウの代わりに戦う者がいたらユウショウの契約はすべてなかった事にするというのは」
田島「どういう事だ?」
シロタ「ルールのユル~いボクシングとかいうのでチャンピオンになっていきがっているヤツが
ユウショウの代わりにやれば契約を破棄してやると言っているんだよ」
シロタ(命懸けの試合もできもしねーくせにプライドだけは高いな)
シロタ「ちんけなプライドのために‥‥田島ぁ~‥‥‥お前死ぬぞ(ニィー」
シロタ「ウォーカーとの統一戦を行う田島チャンピオン 腱を切られても頑張ってもらいたいなぁ
でも‥‥腱を切られるだけじゃなくて死ぬと思うけど」
でも‥‥腱を切られるだけじゃなくて死ぬと思うけど」
シロタ「本日は皆様に残念なお知らせがあります S級格闘士サクライ・ユウショウの本日の試合‥‥流れとさせていただきます」
UG観客「ふざけんな!!! コノヤロー!!」
UG観客「何日前からこの試合楽しみにしてると思ってんだ!!!」
UG観客「殺すぞ!!!!!」
UG観客「テメェが代わりに戦え!!!」
シロタ「皆様のお怒りはごもっともアンダーグラウンドを代表してお詫びさせていただきます」
UG観客「詫びなくていいからお前が死ね!!」
UG観客「サクライ・ユウショウを出せ!!!」
UG観客「ふざけんな!!! コノヤロー!!」
UG観客「何日前からこの試合楽しみにしてると思ってんだ!!!」
UG観客「殺すぞ!!!!!」
UG観客「テメェが代わりに戦え!!!」
シロタ「皆様のお怒りはごもっともアンダーグラウンドを代表してお詫びさせていただきます」
UG観客「詫びなくていいからお前が死ね!!」
UG観客「サクライ・ユウショウを出せ!!!」
シロタ「そのハンディ戦を行う勇気ある格闘士の名は――IBFヘビー級チャンピオン 田島彬」
UG観客「田島がハンディ戦をやるのか!!」
シロタ「そうでございます!」
UG観客「たとえ生き残っても切られるじゃないか!? 明日の統一戦はどうなる!!」
シロタ「それは当方の関知するところではございません!」
UG観客「田島がハンディ戦をやるのか!!」
シロタ「そうでございます!」
UG観客「たとえ生き残っても切られるじゃないか!? 明日の統一戦はどうなる!!」
シロタ「それは当方の関知するところではございません!」
166話「38度線」
シロタ「なお今回は特別ルールのため狙撃の銃とハンディのナイフをもってアリアリとさせていただきます!!」
命の鍵を握るはずの戦闘エリアを示す境界線は戦う者でなければ気づかないほどに薄かった
その線の薄さは皮肉な事にアンダーグラウンドでの格闘士の命の価値を同時に示してしまっていた
その線の薄さは皮肉な事にアンダーグラウンドでの格闘士の命の価値を同時に示してしまっていた
朴鐘顕「使える物はすべて俺が使い!! 田島に武器は与えない!!!
武器を奪われた事がお前の敗因ではない!!
「漢江の怪物」朴鐘顕との戦いを承諾した事こそがお前の敗因だ!!!!!
インド棒術・シランバム味わってみるか?」
武器を奪われた事がお前の敗因ではない!!
「漢江の怪物」朴鐘顕との戦いを承諾した事こそがお前の敗因だ!!!!!
インド棒術・シランバム味わってみるか?」
田島「朴鐘顕‥アウト(はっは」
田島「パク‥‥俺を笑い殺すって策戦か?」
朴「間違い・‥‥間違いで‥撃たれた」
朴「間違い・‥‥間違いで‥撃たれた」
朴「格闘センスはゼロだが笑いのセンスは一級品だったな
道を誤ったな朴鐘顕(はっは!!」
道を誤ったな朴鐘顕(はっは!!」
朴「田島‥‥医者‥を」
田島「あ~わかったわかった」
朴「‥‥あり‥が‥と」
田島「おい! まだ生きてるぞ しっかり殺せぇ!!!!!」
田島「あ~わかったわかった」
朴「‥‥あり‥が‥と」
田島「おい! まだ生きてるぞ しっかり殺せぇ!!!!!」
167話「想い出作り」
櫻井「今現在の俺が持っている結論‥‥ここにいる理由は‥‥72時間がすぎても忘れない記憶が欲しいからここにいる」
櫻井「ここにいれば戦う相手に苦労しない俺は自分より強いヤツと戦いたい
史上最強と思うヤツと戦いたいそしてそいつに勝つ事ができれば‥‥
俺は毎日その試合の事を思い出しほくそ笑み自分の成し遂げた偉業に震えるだろう
毎日意識せずとも思い出せば72時間が過ぎても記憶は引き継がれ忘れられる事なく頭に残る
人は過去の栄光と笑うだろうが俺にとっては新しく覚えた唯一の記憶となる」
史上最強と思うヤツと戦いたいそしてそいつに勝つ事ができれば‥‥
俺は毎日その試合の事を思い出しほくそ笑み自分の成し遂げた偉業に震えるだろう
毎日意識せずとも思い出せば72時間が過ぎても記憶は引き継がれ忘れられる事なく頭に残る
人は過去の栄光と笑うだろうが俺にとっては新しく覚えた唯一の記憶となる」
櫻井「おい」
アリ「?」
櫻井「もしもここを出る事にして‥‥日本で会う事があるとしたらお前の方から俺に声をかけてくれ
俺はその頃にはお前の事を忘れている」
アリ「俺の名はアリだ 日本でもう一度自己紹介しよう」
アリ「?」
櫻井「もしもここを出る事にして‥‥日本で会う事があるとしたらお前の方から俺に声をかけてくれ
俺はその頃にはお前の事を忘れている」
アリ「俺の名はアリだ 日本でもう一度自己紹介しよう」
ヨシフ「ユウショウ ホテルの場所がわからないのだが?」
櫻井「俺が覚えていると思うのか? お前の仕事だお前が何とかしろ」
櫻井「俺が覚えていると思うのか? お前の仕事だお前が何とかしろ」
シロタ「やはり私以外の人間にMCが勤まるわけないのだ」
UGガードマン「今年もよろしくお願いします」
シロタ「うむ マイク」
UGガードマン「新年一発目なのでよろしくお願いします」
UGガードマン「今年もよろしくお願いします」
シロタ「うむ マイク」
UGガードマン「新年一発目なのでよろしくお願いします」
田島彬は強い
櫻井(俺とどっちが強いのかな‥‥‥書き込んでいないという事はどっちが強いかわからなかったという事か まぁ‥‥‥やってみりゃわかるか‥‥)
櫻井(俺とどっちが強いのかな‥‥‥書き込んでいないという事はどっちが強いかわからなかったという事か まぁ‥‥‥やってみりゃわかるか‥‥)
田島「一回戦――第三試合
シラット
櫻井裕章
対
古武術富田流
入江文学」
シラット
櫻井裕章
対
古武術富田流
入江文学」
巻末
「なんか描いてください」って
簡単に言うけど
毎日毎日
漫画を描く以外の事を
していないのに
ネタなどあるか!!
K・康昭
簡単に言うけど
毎日毎日
漫画を描く以外の事を
していないのに
ネタなどあるか!!
K・康昭
一回戦第四試合
23巻
169話「着火法」
川口夢斗「親父ありがとな‥‥‥」
川口拳治「んっ? 何がだ?
夢斗がトーナメントに出られるのはお前が勝手に強くなったからだ 俺が教えたからじゃない全部お前の才能だ」
夢斗「そうじゃない‥‥車‥‥俺の命を助けてくれた事だ」
川口拳治「んっ? 何がだ?
夢斗がトーナメントに出られるのはお前が勝手に強くなったからだ 俺が教えたからじゃない全部お前の才能だ」
夢斗「そうじゃない‥‥車‥‥俺の命を助けてくれた事だ」
夢斗「忘れられるはずがない‥‥今までずっと感謝していたけど 礼を言う事が他人行儀みたいな感じがして言えなかった」
拳治「弁解はしない 俺はお前を金で買ったんだ」
夢斗「俺は親父の‥‥‥川口拳治のそういうところを尊敬している 決して俺を産んだ両親を悪く言わず自分が悪い事にする
悪いわけなどないのに‥‥どれだけの時間‥‥‥‥‥いや‥‥すべての時間を俺のために使っていてくれたのに 俺はいくら感謝してもしきれない」
夢斗「俺は親父の‥‥‥川口拳治のそういうところを尊敬している 決して俺を産んだ両親を悪く言わず自分が悪い事にする
悪いわけなどないのに‥‥どれだけの時間‥‥‥‥‥いや‥‥すべての時間を俺のために使っていてくれたのに 俺はいくら感謝してもしきれない」
拳治「夢斗‥‥お前は強い最強だが――お前が戦う相手も強い
心が折れそうになる時があるかもしれない その時は俺たち2人でやってきた事を思い出せ
それでも折れそうになったなら・‥‥本当の両親の事を思い出せ」
心が折れそうになる時があるかもしれない その時は俺たち2人でやってきた事を思い出せ
それでも折れそうになったなら・‥‥本当の両親の事を思い出せ」
夢斗(父さん 母さん 2人ともこんなに背が高かったのか‥‥俺がでかいわけだ
笑っている 良かった幸せなんだ‥‥良かった)
笑っている 良かった幸せなんだ‥‥良かった)
夢斗(弟!? 俺には弟がいたのか!? 俺にそっくりのブサイクじゃねーか)
体の中に火が入った
その日は川口拳治とともに最強を目指した幼い頃に着いた火と交わって
一つの大きな炎になった
「決意」「決心」「やる気」そんなぬるいものではなく「炎」だった
最強となるために鍛錬した筋肉の塊が「炎」によって熱を持っているのを感じた
その日は川口拳治とともに最強を目指した幼い頃に着いた火と交わって
一つの大きな炎になった
「決意」「決心」「やる気」そんなぬるいものではなく「炎」だった
最強となるために鍛錬した筋肉の塊が「炎」によって熱を持っているのを感じた
でかい車に乗った
でかい男が
でかい事を言った
夢斗「川口夢斗こそが史上最強」
でかい男が
でかい事を言った
夢斗「川口夢斗こそが史上最強」
夢斗「父ちゃん 母ちゃん」
そして――
夢斗「俺を産んでくれてありがとう!!!」
でかい声で叫んだ
そして――
夢斗「俺を産んでくれてありがとう!!!」
でかい声で叫んだ
170話「奉納土俵入り」
下総親方「田島‥‥‥‥‥‥勝ったね」
金隆山康隆「勝ちました」
金隆山康隆「勝ちました」
金隆山「山元陸は熊と戦う事で満足していたのでしょうか!?
戦いを挑んでくる者は「山元陸と戦った」という看板がほしいだけの弱者だけ 強者を求めて熊と戦った山元陸は幸福だったのでしょうか!?」
下総親方「‥‥‥‥‥‥‥‥」
金隆山「元々ボクサーではない田島が制約の多いボクシングの試合で勝つだけで満足したでしょうか!? 俺も全力で戦いたい」
下総親方「私は横綱とは違って十両までしか行けなかった力士でしたけどそれでも男だから‥‥横綱の気持ちはわかります」
戦いを挑んでくる者は「山元陸と戦った」という看板がほしいだけの弱者だけ 強者を求めて熊と戦った山元陸は幸福だったのでしょうか!?」
下総親方「‥‥‥‥‥‥‥‥」
金隆山「元々ボクサーではない田島が制約の多いボクシングの試合で勝つだけで満足したでしょうか!? 俺も全力で戦いたい」
下総親方「私は横綱とは違って十両までしか行けなかった力士でしたけどそれでも男だから‥‥横綱の気持ちはわかります」
下総親方「私の息子‥‥うちのチビが相撲取りになりたいと言い出しまた 私に憧れたとかじゃなくて」
金隆山「‥‥‥」
下総親方「史上最強の力士金隆山に憧れて 横綱の事が好きすぎて‥‥憧れすぎて話しかける事もできないそうです」
金隆山「‥‥‥」
下総親方「史上最強の力士金隆山に憧れて 横綱の事が好きすぎて‥‥憧れすぎて話しかける事もできないそうです」
下総兄「それに俺一人だけ説得できたとしても無理だよ 親方全員と現役力士の理解も必要だろうし まぁ‥‥相撲関係者はまだ金隆山の人望で説得できるかもしれないが
横綱審議委員会と相撲倫理委員会 文科省あと‥‥マスコミ だから無理」
下総親方「説得します 全員説得します!」
横綱審議委員会と相撲倫理委員会 文科省あと‥‥マスコミ だから無理」
下総親方「説得します 全員説得します!」
下総(無理だと言われてもあきらめるわけにはいかない たとえ無理でも全力で弟子を助けてやりたい
私は金隆山に何も教えてやることができなかった 一度くらいは役に立ってあげたい
ダメな師匠だが 何とかしてあげたい
金隆山‥‥何とかしてやるからな)
私は金隆山に何も教えてやることができなかった 一度くらいは役に立ってあげたい
ダメな師匠だが 何とかしてあげたい
金隆山‥‥何とかしてやるからな)
かっちゃん「ぼ‥‥ぼくは 金隆山関のようになりたいんです」
金隆山「15年後ぐらいになるのかな 同門同士の千秋楽の全勝対決になるね
ずっとまっているから15年後に勝負な」
金隆山「15年後ぐらいになるのかな 同門同士の千秋楽の全勝対決になるね
ずっとまっているから15年後に勝負な」
田島「一回戦第四試合
相撲
横綱 金隆山康隆
対
キックボクシング
川口夢斗」
相撲
横綱 金隆山康隆
対
キックボクシング
川口夢斗」
一回戦第五試合
171話「融合」
男は人に謝る事が‥‥頭を下げる事が苦手だった
幼少の頃から自分が悪いと思っても謝った方が得だとわかっていても「俺は悪くない」と虚勢を張った
山元陸の息子だから
幼少の頃から自分が悪いと思っても謝った方が得だとわかっていても「俺は悪くない」と虚勢を張った
山元陸の息子だから
山元陸が失踪すると男の周りから人が離れていった
内弟子としてともに学んだ盟友も身内である弟も
”山本海”の存在価値は”山元陸の息子”である事だけだと思い知らされ‥‥
男は夜の道場で一人肩を揺らして泣いた
それでも立ち上がるしかなかった‥‥”山元陸の息子”だから
内弟子としてともに学んだ盟友も身内である弟も
”山本海”の存在価値は”山元陸の息子”である事だけだと思い知らされ‥‥
男は夜の道場で一人肩を揺らして泣いた
それでも立ち上がるしかなかった‥‥”山元陸の息子”だから
陸「約束をした俺がいなくなるんだ入江がなんと言おうと無視しろ 禁を破った事も俺がいなくなれば関係ない‥‥‥気にするな」
上杉「いえ‥‥破門にしてください」
陸「あん!? なんでだ?」
上杉「塾長がいなくなって俺がここに残れば進道塾が割れます」
上杉「いえ‥‥破門にしてください」
陸「あん!? なんでだ?」
上杉「塾長がいなくなって俺がここに残れば進道塾が割れます」
海「上さんは進道塾を想って行動したのに俺は”進道”の未来よりも自分の欲を優先させていた
青木さんは実力不足の俺から離れ橋口たちは上さんのために上さんを代表に迎えるための新流派を立ち上げようと離れたそして弟も――空も里見の拳に魅せられて進道塾を捨てた
俺は弱くて‥‥使えなくて‥‥一人になっちまった」
上杉「それでも進道塾を捨てずに守ってきた‥‥10年間も‥‥‥孤独に耐えながら そしてその進道塾を守るために会いづらい俺の前に現れてすべてを吐露してくれている
やっぱりあなた以外に塾長の器のある者はいなかった」
青木さんは実力不足の俺から離れ橋口たちは上さんのために上さんを代表に迎えるための新流派を立ち上げようと離れたそして弟も――空も里見の拳に魅せられて進道塾を捨てた
俺は弱くて‥‥使えなくて‥‥一人になっちまった」
上杉「それでも進道塾を捨てずに守ってきた‥‥10年間も‥‥‥孤独に耐えながら そしてその進道塾を守るために会いづらい俺の前に現れてすべてを吐露してくれている
やっぱりあなた以外に塾長の器のある者はいなかった」
海「進道塾を助けてください」
上杉「塾長違います塾長は「破門を解く」「進道塾のために戦え」とさえ言ってくれればいいだけです」
上杉「塾長違います塾長は「破門を解く」「進道塾のために戦え」とさえ言ってくれればいいだけです」
1月5日
上杉均の破門が解かれるという知らせが全国の進道塾各支部に伝わった
それを知った塾生が全国から本部道場に集まる
全国から集まった塾生は道場からあふれ出し
道路を埋め尽くした
その数 5万
上杉均の破門が解かれるという知らせが全国の進道塾各支部に伝わった
それを知った塾生が全国から本部道場に集まる
全国から集まった塾生は道場からあふれ出し
道路を埋め尽くした
その数 5万
橋口「すまん通して 上さん(ニッ」
上杉「最強への道は俺が作る
てめぇら黙って俺について来い!!」
てめぇら黙って俺について来い!!」
172話「芝原剛盛」
芝原(生きたい だがこの俺が弱い事など許されない
人生の終着点で新たな目標が生まれた 芝原剛盛は死ぬその瞬間まで最強である)
人生の終着点で新たな目標が生まれた 芝原剛盛は死ぬその瞬間まで最強である)
芝原佑(偉大なる父 尊敬する父 目標である父
俺の人生のすべてに係わってきた父
どうすれば父に勝てるか 何をすれば父に近づけるか 毎日毎日考えていた
だが父を負かしたのは俺ではなく病だった)
俺の人生のすべてに係わってきた父
どうすれば父に勝てるか 何をすれば父に近づけるか 毎日毎日考えていた
だが父を負かしたのは俺ではなく病だった)
芝原「‥‥‥1年か‥‥なんちゅーか‥‥‥失敗しちまったなー(クッ」
佑「売られた喧嘩を買わなかったのか?」
芝原「買うかよ! やれば勝つのはわかっているだが山元陸のように目を潰されないともかぎらない
あいつはもう山元陸の獲物だ」
佑「違う!! 芝原剛盛が喧嘩から逃げたんだ!! 芝原剛盛はそんな勝ち方は許されない!!!」
芝原「買うかよ! やれば勝つのはわかっているだが山元陸のように目を潰されないともかぎらない
あいつはもう山元陸の獲物だ」
佑「違う!! 芝原剛盛が喧嘩から逃げたんだ!! 芝原剛盛はそんな勝ち方は許されない!!!」
芝原「芝原剛盛は逃げるべきではなかった 田島彬をぶっ潰しておくべきだったと
まあ孔子でも耳順は60歳だまだまだ若造のオイラが聞く耳持たなくてもしょうがねーけどな」
まあ孔子でも耳順は60歳だまだまだ若造のオイラが聞く耳持たなくてもしょうがねーけどな」
芝原「オイラが死んだと知ったら田島彬はまた逃げたと言うのかねー」
佑「わかった 俺がトーナメントに出るぜ」
田島「お前じゃダメだ」
佑「俺じゃ役不足だと思っているのか? 俺が合気を代表して出ようと言っているんだぞ 看板を背負っての戦いだ勝算がなければ出ない
田島‥‥なめてんのか? いまここでトーナメントすっとばして決勝戦始めてもいいのか?」
田島「お前じゃダメだ」
佑「俺じゃ役不足だと思っているのか? 俺が合気を代表して出ようと言っているんだぞ 看板を背負っての戦いだ勝算がなければ出ない
田島‥‥なめてんのか? いまここでトーナメントすっとばして決勝戦始めてもいいのか?」
芝原「――で良いのかい? 死にかけの老人が‥‥そのトーナメントに参加して」
田島「いいぜヨロヨロの狸じじいでも特別に認めてやる 動くことも困難な余命半年のじじいでも
伝説の格闘家だ 最後の戦いは歴史的な恥さらして伝説を積み重ねろよ」
田島「いいぜヨロヨロの狸じじいでも特別に認めてやる 動くことも困難な余命半年のじじいでも
伝説の格闘家だ 最後の戦いは歴史的な恥さらして伝説を積み重ねろよ」
田島「‥‥‥よかったよ一人で死ぬのは寂しい‥‥‥田島‥‥ぶっ殺してやんよ」
田島「どっちの伝説が本物かな‥‥」
佑「親父‥‥俺のため 親父のため 合気のために 田島彬をぶっ殺して最強のまま死んでくれ」
芝原「てめぇ‥‥そんな事あたり前だ俺を誰だと思っている 俺は‥‥‥芝原剛盛だ」
芝原「てめぇ‥‥そんな事あたり前だ俺を誰だと思っている 俺は‥‥‥芝原剛盛だ」
田島「一回戦第五試合
合気道
芝原剛盛
対
空手進道塾
上杉均」
合気道
芝原剛盛
対
空手進道塾
上杉均」
反町隆広対生野勘助
173話「シナリオ」
生野「――で今お前と戦って俺に何のメリットがある?」
生野「どうせフクロにされるんだ 前工程は省かせてもらうぜ」
薩摩「俺が お前は才能があるって言ったの覚えてるか? 俺の見立て通りお前は強くなった
筋肉もゴリラみたいですごいなもっとも頭もゴリラ並みだが‥‥あの時の事忘れてねーから」
筋肉もゴリラみたいですごいなもっとも頭もゴリラ並みだが‥‥あの時の事忘れてねーから」
反町「俺は生野勘助と試合をやりに来たんじゃない喧嘩をやりに来たんだ
喧嘩が自分に都合良くタイマンでできるとは思っていない むしろ人数が合わない事なんて当然
もっとも喧嘩でもシナリオ付きじゃないとできないお前らが知らないのも当然だが
まとめてかかってこい!! 八百長野郎!!!」
喧嘩が自分に都合良くタイマンでできるとは思っていない むしろ人数が合わない事なんて当然
もっとも喧嘩でもシナリオ付きじゃないとできないお前らが知らないのも当然だが
まとめてかかってこい!! 八百長野郎!!!」
レスラー「反町ぃ!!!!! プロレスをなめんなっ!!!」
反町「‥‥そういうプロレス的なやりとりはいらないから」
反町「‥‥そういうプロレス的なやりとりはいらないから」
反町「カモン! カモン!(ニマーー」
生野「反町がこのくらいやる事はわかっていた本当のシナリオはこうだ
道場破りに来た反町がたった一人で3人のレスラーを倒す 噂以上の強さ――
だが弟子をフクロにされてミスタープロレス生野勘助が黙っているわけはなかった
総合格闘技の反町隆広といえど本気になった生野勘助にはかなわなかった
どう考えてもこっちのシナリオの方が正義と悪がはっきりしていていいだろ さあ悪者退治はじまりだ」
反町「なるほどそれでもやっぱりシナリオ通りにはいかないな最後に勝つのは俺だからな(ニッ」
道場破りに来た反町がたった一人で3人のレスラーを倒す 噂以上の強さ――
だが弟子をフクロにされてミスタープロレス生野勘助が黙っているわけはなかった
総合格闘技の反町隆広といえど本気になった生野勘助にはかなわなかった
どう考えてもこっちのシナリオの方が正義と悪がはっきりしていていいだろ さあ悪者退治はじまりだ」
反町「なるほどそれでもやっぱりシナリオ通りにはいかないな最後に勝つのは俺だからな(ニッ」
生野「ボコボコに腫れてバケモノみたいな顔してよくいうぜ」
反町「てめぇーのアゴなんてバケモノそのものなんだからお相子という事で(ニィーー」
反町「てめぇーのアゴなんてバケモノそのものなんだからお相子という事で(ニィーー」
戦うために生を受けたと自負する2人 戦う事を職業とする2人
だが反町隆広はこの戦いの後誰とも戦う事なく実家に引きこもる
ミスタープロレス生野勘助は――
コブラツイストも 卍固めも 延髄斬りも バックドロップもない
プロレスではないこの戦いが最後の戦いとなる
プロレスではないこの戦いの結末は 凄惨をきわめたものとなる
だが反町隆広はこの戦いの後誰とも戦う事なく実家に引きこもる
ミスタープロレス生野勘助は――
コブラツイストも 卍固めも 延髄斬りも バックドロップもない
プロレスではないこの戦いが最後の戦いとなる
プロレスではないこの戦いの結末は 凄惨をきわめたものとなる
174話「許される者」
反町(打・投・極だけではなく筋力も持久力も俺の方が勝っている それでも生野に100%喧嘩で勝てるとは限らない)
生野「反町‥‥なんでプロレスを選んだ シナリオがある事が嫌なのになぜプロレスラーになろ」
反町(拳を潰しただけで手は使えないわけないのに‥‥ちきしょう‥‥単純な手に引っかかっちまった
いや‥‥単純な手じゃない 思いついても普通は自分の拳は潰せない)
いや‥‥単純な手じゃない 思いついても普通は自分の拳は潰せない)
反町(よかったリングの上で‥プロレスの柔らかい床のリング‥‥じゃ‥‥なければ‥‥今‥の‥‥で終わっ‥‥‥‥‥)
反町(プロレスがリアルだと思っていたんだよ 俺だけじゃない‥‥俺と同じ時代に生きたヤツはみんな思っていた
阿南だって‥‥あとあいつ‥‥名前忘れたけど‥‥もう一人の同期の奴だって
俺たちはミスタープロレス生野勘助に憧れていた
異種格闘技戦をやるミスタープロレスに ヴィシャール・ローハン・シンの腕を折る生野勘助に
生野勘助に勝つのは自分だと心に誓った)
阿南だって‥‥あとあいつ‥‥名前忘れたけど‥‥もう一人の同期の奴だって
俺たちはミスタープロレス生野勘助に憧れていた
異種格闘技戦をやるミスタープロレスに ヴィシャール・ローハン・シンの腕を折る生野勘助に
生野勘助に勝つのは自分だと心に誓った)
反町(ミスタープロレス生野勘助は憧れていた頃以上に強かった生野勘助の強さは嘘ではなかった よかった
この容赦の無さ さすがだ‥‥さすが生野勘助だ)
この容赦の無さ さすがだ‥‥さすが生野勘助だ)
生野「強者は弱者に何をしても許される!! すべての責任は弱者にある!!!」
反町「すべての‥‥責任は弱者に‥あるんじゃ‥‥ない‥‥弱いほうにあるんだ
生野は‥‥強い だが‥‥俺のほうが‥‥強い」
生野は‥‥強い だが‥‥俺のほうが‥‥強い」
反町「逆転っていうのはいつ‥でも どんな‥‥困難な状況でも‥‥あるんだ
プロレスでも‥総合格闘技でも‥‥一発逆転っていうのはあるだろ すべての‥ものに‥‥あるんだ
人生でも‥‥喧嘩でも‥‥すべてのものに‥‥どんなに‥‥困難な‥状況でも逆転は‥‥ある」
プロレスでも‥総合格闘技でも‥‥一発逆転っていうのはあるだろ すべての‥ものに‥‥あるんだ
人生でも‥‥喧嘩でも‥‥すべてのものに‥‥どんなに‥‥困難な‥状況でも逆転は‥‥ある」
175話「青は藍より出でて藍より青し」
陸「決闘なんてのはもう受けない事に決めていたんだがプロレスラーはタフだって聞いていたからこの技を確かめるにはちょうどいいと思って受ける事にしたんだ」
生野「この技‥‥今の連打の事か?」
陸「ああ‥‥”煉獄”と名づけようと思っている」
生野「この技‥‥今の連打の事か?」
陸「ああ‥‥”煉獄”と名づけようと思っている」
生野「熊を殺せても人は殺せないか? いいのか? このままで‥‥次に会った時に絶対に公開するぞ」
陸「次なんてあるかよ生野勘助は殺していないがミスタープロレス生野勘助は殺したよ
全身打撲で気づいていないようだが両膝の人体が切れている 手術をしても元通りにはならない異種格闘技戦も二度とできないだろう 山元陸はそんなにあまくないぜ」
陸「次なんてあるかよ生野勘助は殺していないがミスタープロレス生野勘助は殺したよ
全身打撲で気づいていないようだが両膝の人体が切れている 手術をしても元通りにはならない異種格闘技戦も二度とできないだろう 山元陸はそんなにあまくないぜ」
反町「阿南‥‥お前はこのまま続けるつもりなのかよ」
阿南「生野勘助が強いという事実だけで俺はやっていけるよ」
反町(あの時は納得できなかったが今ならお前の考えも理解できなくはない)
阿南「生野勘助が強いという事実だけで俺はやっていけるよ」
反町(あの時は納得できなかったが今ならお前の考えも理解できなくはない)
まずは裏返す 見ることができなくてもいつもと同じ物を作る
そして開いて掴んで引き落としバックをとって足を伸ばす
完成した作品は長寿を願う折り鶴ではなく――敵を仕留める裸絞め
そして開いて掴んで引き落としバックをとって足を伸ばす
完成した作品は長寿を願う折り鶴ではなく――敵を仕留める裸絞め
反町「俺の憧れだった生野勘助は強かった子供のころからの想いが間違いじゃなくて本当にうれしかった
だがあんたがもう少しだけ強く無かったら‥‥‥‥手加減できたのに‥‥
耳がちぎれて音は遠い目の中の血を拭うにはこの手を離さなければできない 生野勘助が落ちているかどうか確かめる手段がないんだ あんたなら勝つためなら気絶しているフリぐらいはするだろうからな
首‥‥折るから」
だがあんたがもう少しだけ強く無かったら‥‥‥‥手加減できたのに‥‥
耳がちぎれて音は遠い目の中の血を拭うにはこの手を離さなければできない 生野勘助が落ちているかどうか確かめる手段がないんだ あんたなら勝つためなら気絶しているフリぐらいはするだろうからな
首‥‥折るから」
反町「青は藍より出でて藍より青し 生野‥‥俺はお前より強い」
176話「大和よ永遠に」
薩摩「はっは…はははっさすが社長! 容赦ねぇーはははっ耳ちぎってるし! こえぇぇ!!!!!」
生野「リングで俺を倒すのは無理だ 横になっているところが見たければ風邪を引いている時に来い!!!」
生野「薩摩体が痺れている足を揉んでくれ深夜のテレビ放送もない興業だが手を抜くわけにはいかねーんだよ
カブトがいた頃のようにゴールデンで放送されるようにしないとプロレスはすたれていく一方になる 四の字固め知っている子供なんてもういないだろ俺が何とかしねーとな」
薩摩「俺たちがやりますから社長は休んでいてください」
生野「だからテメーらに何ができるんだよ!!! さっさと足を揉め!!」
薩摩「さっきから揉んでいます頸椎損傷で首から下が動かないそうです
俺たちがやりますから社長の手足が動かなくても俺たちが手足になって‥‥‥やります‥‥‥大和は守ります」
カブトがいた頃のようにゴールデンで放送されるようにしないとプロレスはすたれていく一方になる 四の字固め知っている子供なんてもういないだろ俺が何とかしねーとな」
薩摩「俺たちがやりますから社長は休んでいてください」
生野「だからテメーらに何ができるんだよ!!! さっさと足を揉め!!」
薩摩「さっきから揉んでいます頸椎損傷で首から下が動かないそうです
俺たちがやりますから社長の手足が動かなくても俺たちが手足になって‥‥‥やります‥‥‥大和は守ります」
薩摩「全身麻痺だ歩くどころか車イスにも一生乗れない」
反町「だからどうした!! 浪花節か!?」
反町「だからどうした!! 浪花節か!?」
反町「俺たちはそういう戦いをして弱いほうがなるべくしてなった結果だ 最弱で部外者のお前は黙ってろ」
薩摩「まだプロレスは負けていない」
反町「あん? 耳がこんなだからボソボソ泣きそうな声で言われても何言ってるか聞こえねーよ」
薩摩「まだ最強のレスラーがいる まだカブトがいんだよ」
反町「あん? 耳がこんなだからボソボソ泣きそうな声で言われても何言ってるか聞こえねーよ」
薩摩「まだ最強のレスラーがいる まだカブトがいんだよ」
阿南「俺にはもうそういう資格がないです」
薩摩「お前の気持ちは分かった!!! だけど筋肉だけは絶対に落とすなよ!! 一度落としたらもう元には戻らない!!」
薩摩「お前の気持ちは分かった!!! だけど筋肉だけは絶対に落とすなよ!! 一度落としたらもう元には戻らない!!」
一回戦第六試合
24巻
177話「矯正」
睦夫(田島彬がIBFヘビー級チャンピオンになって3日後佐川睦夫に手紙が来た)
睦夫「こんなところにいるから詳細が決まる前でも連絡が取れる時にとっておきたいみたいなことが書いてあったけどさ本当は違うと思うんだ
田島は僕が手紙のトーナメントに勝ち抜いて自分と戦ってほしいと願っているんだ父さんが思うより僕は強いからね」
睦夫(この世に僕の存在を気にかけてくれている人がいる――そう思うだけで棒の感情が高揚した)
睦夫「この仕事が終わったら日本に帰って田島彬を待とう」
睦夫「こんなところにいるから詳細が決まる前でも連絡が取れる時にとっておきたいみたいなことが書いてあったけどさ本当は違うと思うんだ
田島は僕が手紙のトーナメントに勝ち抜いて自分と戦ってほしいと願っているんだ父さんが思うより僕は強いからね」
睦夫(この世に僕の存在を気にかけてくれている人がいる――そう思うだけで棒の感情が高揚した)
睦夫「この仕事が終わったら日本に帰って田島彬を待とう」
睦夫(気づくと隣を歩いていたはずの父さんはいなくなっていた どんな時もどんな場所でもいっしょだったのに‥‥
‥‥‥忘れていた 父さんはあの時死んだんだ僕にはまだ父さんが必要なのに――
トーナメントで僕のセコンドをやってくれる人なんて父さん以外にいないのに)
睦夫「僕にはまだ父さんが必要だ」
‥‥‥忘れていた 父さんはあの時死んだんだ僕にはまだ父さんが必要なのに――
トーナメントで僕のセコンドをやってくれる人なんて父さん以外にいないのに)
睦夫「僕にはまだ父さんが必要だ」
この男の名は菅野祐太郎
幼少のころからごく最近まで進道塾から手をやっていたその腕前は三段である
同じ黒帯でも初段の塾生は多数いるが二段ともなるとその数はぐっと減り三段ともなるとほとんどいなくなる
つまり菅野は実戦空手進道塾の中でも上位の腕前であり実際才能もあり努力もしていた
だがその強さは菅野を増長させその拳は己より弱い者を制圧するための武器に使われた
幼少のころからごく最近まで進道塾から手をやっていたその腕前は三段である
同じ黒帯でも初段の塾生は多数いるが二段ともなるとその数はぐっと減り三段ともなるとほとんどいなくなる
つまり菅野は実戦空手進道塾の中でも上位の腕前であり実際才能もあり努力もしていた
だがその強さは菅野を増長させその拳は己より弱い者を制圧するための武器に使われた
菅野(愛しているから殴っていたのにお前がバカだから殴ってわからせてやっていたのに
義父さんも義父さんだ自分がちゃんとしつけてないから俺がやっているのに俺の言い分も聞かずに俺が居ない時に連れ出すなんて許せねぇ)
菅野「許せねぇ(ミシッミシッ」
このとき菅野の思考は養父に対する殺人の正当化を確立した
義父さんも義父さんだ自分がちゃんとしつけてないから俺がやっているのに俺の言い分も聞かずに俺が居ない時に連れ出すなんて許せねぇ)
菅野「許せねぇ(ミシッミシッ」
このとき菅野の思考は養父に対する殺人の正当化を確立した
無抵抗の人間を本気絵殴り続けられる「あぁ‥‥こういう人間も世の中にいるんだ」と睦夫は殴られながらも感心していた
すごいヤツだな
気づいた教師が止めるまで殴り続けたその時睦夫は「凄いなぁ‥‥父さんみたいだ」と思った
すごいヤツだな
気づいた教師が止めるまで殴り続けたその時睦夫は「凄いなぁ‥‥父さんみたいだ」と思った
睦夫「あなたの本当の名前は「佐川雅夫」なんだよ」
菅野「義父に頼まれたな ぶっ殺してやる!!!」
睦夫「父さん‥‥惚けているの? それとも本当に忘れてしまったの?」
菅野「義父に頼まれたんじゃねーならどけ!!」
睦夫(わけのわからない事を言っている‥‥正気を失っているようだな‥‥)
菅野「義父に頼まれたな ぶっ殺してやる!!!」
睦夫「父さん‥‥惚けているの? それとも本当に忘れてしまったの?」
菅野「義父に頼まれたんじゃねーならどけ!!」
睦夫(わけのわからない事を言っている‥‥正気を失っているようだな‥‥)
睦夫「父さん平気だから‥‥徳夫があんな風になって入院してしまって心配しているんだろう? でも佐川家には僕がいるから長男の僕がいるから」
睦夫「父さん遠慮せず電話に出てください」
菅野「なんだテメェおかしいのか!?」
睦夫(ダメだ‥‥鳴っている電話にも気づかないほど冷静さを欠いている)
睦夫「大丈夫だから‥‥僕が昔の記憶を呼び戻してあげるからね」
菅野「なんだテメェおかしいのか!?」
睦夫(ダメだ‥‥鳴っている電話にも気づかないほど冷静さを欠いている)
睦夫「大丈夫だから‥‥僕が昔の記憶を呼び戻してあげるからね」
睦夫「菅野祐太郎あなたは本当の記憶を失っている」
菅野「テメェなんのつもりだ」
睦夫「あなたは僕の父‥‥佐川雅夫だ」
菅野「テメェなんのつもりだ」
睦夫「あなたは僕の父‥‥佐川雅夫だ」
睦夫「父さん‥‥そんな言葉ではダマされなくなっています 戦場で間隔が研ぎ澄まされていますからね」
睦夫「それに嘘をつくにしてももっとよく考えてからにしたほうが良いよ父さん あなたの言うように万が一人違いであなたが父さんじゃないのなら
僕はあなたを殺すよ
警察に捕まったら田島彬と戦えなくなるからね殺されたとしても文句は言えないはずだ息子の目さえ欺くほどの完璧な父の偽装をしたんだからね」
僕はあなたを殺すよ
警察に捕まったら田島彬と戦えなくなるからね殺されたとしても文句は言えないはずだ息子の目さえ欺くほどの完璧な父の偽装をしたんだからね」
睦夫「大丈夫! あんたは父さんだから 記憶を失って弱体化しているだけだから」
睦夫「今から来年の1月1日までの約5ヶ月この部屋の中から出さないが
最高の設備 最高の食事可能なものは何でも揃えるからそれを使って田島彬や僕に勝てる程に強くなってください」
最高の設備 最高の食事可能なものは何でも揃えるからそれを使って田島彬や僕に勝てる程に強くなってください」
睦夫「今度は父さんが僕と同じ時間鍛錬して結果を出してくれればいいだけの事だよ」
睦夫「この監禁された状態でも助かると思っているからそういう口がきける
この状況で絶望していないからそんな口がきける!!
自分には災難が起こる事がないと平和ボケしているからそんな口がきける!!
世界はお前を中心に回っていない!! お前がなりたいようにはならない!!!!! お前は僕の言う事だけを素直に聞いていればいいんだ!!!!!」
この状況で絶望していないからそんな口がきける!!
自分には災難が起こる事がないと平和ボケしているからそんな口がきける!!
世界はお前を中心に回っていない!! お前がなりたいようにはならない!!!!! お前は僕の言う事だけを素直に聞いていればいいんだ!!!!!」
睦夫「やっぱり父さんと同じ味だ」
178話「新しいパパ」
菅野「‥‥佐川‥‥久しぶりだな」
睦夫「よかった‥‥少しずつ記憶が戻ってきているようだね だけど父さんは僕の事を”佐川”とは呼ばない」
睦夫「よかった‥‥少しずつ記憶が戻ってきているようだね だけど父さんは僕の事を”佐川”とは呼ばない」
佐川睦夫に勝つためには学ぶべきもの身に着けるべき技術は無限にあったが期限は1月1日まで
限られた時間の中で男が強くなるために選んだのは新たな技術を身に着ける事ではなく
幼少からやっていた空手の技術を磨くことだった
菅野(進道塾の山本海よりもその弟の山本空よりも佐川は強い
だがな佐川!!!かつて進道塾にはお前より強いやつがいたんだよ!!!!!)
”喧嘩王”上杉均
限られた時間の中で男が強くなるために選んだのは新たな技術を身に着ける事ではなく
幼少からやっていた空手の技術を磨くことだった
菅野(進道塾の山本海よりもその弟の山本空よりも佐川は強い
だがな佐川!!!かつて進道塾にはお前より強いやつがいたんだよ!!!!!)
”喧嘩王”上杉均
数か月前まで”菅野祐太郎”と呼ばれていた男は幽閉され”佐川雅夫”という名を与えられた
だが幽閉され死の恐怖を与えられ 変わったものは名前だけではなかった
命懸けの鍛錬は筋肉を隆起させ 喧嘩王上杉均のように太く・重く・強くなっていた
だが幽閉され死の恐怖を与えられ 変わったものは名前だけではなかった
命懸けの鍛錬は筋肉を隆起させ 喧嘩王上杉均のように太く・重く・強くなっていた
菅野(命の懸かった喧嘩だナイフなど恐れるかよ 刺せ!! 切れ!!!
何をされても俺の攻撃は変わらない!! ぶち込む!!!
一撃
上杉均なら簡単にやってのける!!!)
何をされても俺の攻撃は変わらない!! ぶち込む!!!
一撃
上杉均なら簡単にやってのける!!!)
睦夫「本当に死んじゃうよ」
睦夫「やっぱり‥‥‥あなたが父さんだったんですね」
菅野「こ‥‥こいつは?」
睦夫「その人は」
店員「お弁当温めますか!? ありがとうございました」
睦夫「俺に優しくしてくれたから父さんじゃないかと思って」
睦夫「その人は」
店員「お弁当温めますか!? ありがとうございました」
睦夫「俺に優しくしてくれたから父さんじゃないかと思って」
睦夫「どちらが父さんか僕にはわからなくなったからその人も5か月間地下室で鍛錬してもらったんだ
でもこれで僕にも誰が父さんかわかりました」
でもこれで僕にも誰が父さんかわかりました」
睦夫「僕のほうが強いのに!!!!! 弟ばっかり 徳夫ばっかりかわいがりやがって!!!!!」
睦夫「僕の方が鍛錬していたのに僕はいつも言う事を聞いていたのに
僕を捨てやがって 僕を捨てやがって 僕を捨てやがって
なんで徳夫を選んだ‥‥なんで徳夫を選んだ なんで徳夫を選んだ!!!
答えられないだろ!!!!! 父さんは答えられない事をしたんだ!!
田島彬を倒す!!!!! 今度は田島彬を倒す!!!!! 田島を倒す!!!
聞いてんのかよ!!!!! ぶっ殺すぞ!!!」
菅野「ご‥ごめん」
睦夫「わかってくれればいいんだよ僕は本当に父さんが大好きなんだから」
僕を捨てやがって 僕を捨てやがって 僕を捨てやがって
なんで徳夫を選んだ‥‥なんで徳夫を選んだ なんで徳夫を選んだ!!!
答えられないだろ!!!!! 父さんは答えられない事をしたんだ!!
田島彬を倒す!!!!! 今度は田島彬を倒す!!!!! 田島を倒す!!!
聞いてんのかよ!!!!! ぶっ殺すぞ!!!」
菅野「ご‥ごめん」
睦夫「わかってくれればいいんだよ僕は本当に父さんが大好きなんだから」
179話「雄図」
関修一郎「虎 柔道やってるか?」
村井虎四郎「ああ‥‥やってるぞ ヘタクソばかりだが3年だ3年で日本一の高校にしてやる」
関「やる気になっているな」
村井「ああ‥‥燃えてるぜ」
関「‥‥そうか」
村井「‥‥現役の時以上に毎日柔道の事を考えている ヤツらはすぐ卒業しちまう
短期間で強くして柔道の面白さを教えてやらないと
二度と言わないからちゃんと聞いておいてくれ 関には本当に感謝している」
村井虎四郎「ああ‥‥やってるぞ ヘタクソばかりだが3年だ3年で日本一の高校にしてやる」
関「やる気になっているな」
村井「ああ‥‥燃えてるぜ」
関「‥‥そうか」
村井「‥‥現役の時以上に毎日柔道の事を考えている ヤツらはすぐ卒業しちまう
短期間で強くして柔道の面白さを教えてやらないと
二度と言わないからちゃんと聞いておいてくれ 関には本当に感謝している」
関「前野のところの工場不況で大変じゃなかったのか?」
前野「大変だったよ本当に大変だった たぶん何もしなかったら潰れてただから潰さないようにすごく頑張ったよ
日中は今までやった事もなかった飛び込みで客を探して夜中に製品作ってたよ
不眠不休でできる事はすべてやった普通だったら諦めていたと思う 帳簿を眺めるだけで「まずい!困った!」と思いながらも来るはずもない注文を待っていただけだったと思う
でも俺の友達には頑張って結果を残しているヤツがいたから‥‥関君と村井君がいたから‥‥
ムダかもしれないけど‥‥二人に負けないぐらい努力してからあきらめようと‥‥だから不眠不休で頑張れた
関君も村井君も金メダルを獲った時勇気を貰ったとかいろんな人に感謝されたろ? あれって本当なんだぜ」
前野「大変だったよ本当に大変だった たぶん何もしなかったら潰れてただから潰さないようにすごく頑張ったよ
日中は今までやった事もなかった飛び込みで客を探して夜中に製品作ってたよ
不眠不休でできる事はすべてやった普通だったら諦めていたと思う 帳簿を眺めるだけで「まずい!困った!」と思いながらも来るはずもない注文を待っていただけだったと思う
でも俺の友達には頑張って結果を残しているヤツがいたから‥‥関君と村井君がいたから‥‥
ムダかもしれないけど‥‥二人に負けないぐらい努力してからあきらめようと‥‥だから不眠不休で頑張れた
関君も村井君も金メダルを獲った時勇気を貰ったとかいろんな人に感謝されたろ? あれって本当なんだぜ」
村井「‥‥‥なんというか勇気を貰うのはああいう言葉をもらう俺たちのほうなんだけどな」
関「馬鹿か俺は‥‥最強の俺が手を合わせて勝利を願うのか? 国民栄誉賞なんて貰っちまうとどうも守りに入っちまう
相手は今までに戦った事のない強者たち それを柔道で倒せるんだどう考えても喜ぶべき事じゃないか」
相手は今までに戦った事のない強者たち それを柔道で倒せるんだどう考えても喜ぶべき事じゃないか」
関「真球さえ倒す事ができると豪語する合気道の達人がいる その人をくずして投げ飛ばしたい
土俵にヒザすら着いた事のない史上最強の力士がいる 俺はその力士を背中から地面に叩きつけたい
ボクシングヘビー級チャンピオンをアルバイトと言った 田島彬を絞め落としたい
この世でそれができるのは俺以外にはいない」
土俵にヒザすら着いた事のない史上最強の力士がいる 俺はその力士を背中から地面に叩きつけたい
ボクシングヘビー級チャンピオンをアルバイトと言った 田島彬を絞め落としたい
この世でそれができるのは俺以外にはいない」
田島「一回戦第六試合
柔道
関修一郎
対
軍隊格闘
佐川睦夫」
柔道
関修一郎
対
軍隊格闘
佐川睦夫」
睦夫「ビビーン・ビビーン左に曲がりますご注意ください
ビビーン・ビビーン左に曲がりますご注意ください」
ビビーン・ビビーン左に曲がりますご注意ください」
一回戦第七試合
180話「代表決定戦」
永井「三代川君は寂しかったんでしょうね‥‥ ‥‥嘘をついて気を引きたかったんだと思いますよ」
五味(いつから召琳寺拳法を始めたのかと聞かれたら――物心がつく前――言葉をしゃべるより先に召琳寺拳法を始めたと答える
格闘技好きの父親に抱えられ家の近所にあった格闘技を学べる場が召琳寺拳法の道場だった
誰よりも早く始め 誰よりも鍛錬し 誰よりも才能があった)
格闘技好きの父親に抱えられ家の近所にあった格闘技を学べる場が召琳寺拳法の道場だった
誰よりも早く始め 誰よりも鍛錬し 誰よりも才能があった)
三代川(おじいちゃんが見ている 「よく頑張った」とか「相手が強かった」とか気を遣った事を言わせるな
クズな俺が誓った事を忘れるな 「さすが俺の孫だ」と胸を張って言わせてあげるから 勝つから!!!!!)
クズな俺が誓った事を忘れるな 「さすが俺の孫だ」と胸を張って言わせてあげるから 勝つから!!!!!)
永井「もういいんじゃないでしょうか 五味は普段はやさしい男ですが試合では手加減しませんから‥‥」
奥谷「多重人格も人格が変わった時に花粉アレルギーがなくなったりする事もあるそうなんですよ それってプラシーボ効果と同じ信じる力によってじゃないでしょうか
つまりいないはずの3人目の人格が出てきたのはいると信じてしまったからではないでしょうか?」
つまりいないはずの3人目の人格が出てきたのはいると信じてしまったからではないでしょうか?」
五味(この打たれ強さか‥‥この折れない心が三代川祐介の名を広めたのか なるほど‥‥弱くはない――が強くはない)
三代川祖父「祐ちゃんは起こると覚えた事ができなくなっちゃうから おじーちゃんが冷静になれる呪文を教えてあげるよ」
三代川祖父「難しい言葉だから冷静になれるんだよ 般若心経っていうんだ覚えてみようか?」
奥谷「五味君が田島彬相手にどう戦うつもりだったのかはわかりませんが だが三代川が代表なら田島彬相手にどう戦うかではなく田島彬は三代川祐介を相手にどう戦うかという事になります」
奥谷「これが三代川祐介の中にいる一人目の人格です」
田島「一回戦第七試合
召琳寺拳法
三代川祐介
対
総合格闘技
反町隆広」
召琳寺拳法
三代川祐介
対
総合格闘技
反町隆広」
一回戦第八試合
181話「仮釈放」
薩摩「社長できます!! 今度こそできます!!!」
生野(薩摩‥‥俺の言ったとおりだろ 馬鹿者どもは他人の不幸が大好きなんだ)
生野(少しずつだ‥‥‥少しずつ世論を誘導する)
司会者「ついにスタジオに来ていただけましたよ皆さんもご存じミスタープロレス生野勘助さんです」
生野「ミスタープロレスなんて‥‥お恥ずかしい カブトがあんな事にならなかったら ミスタープロレスと呼ばれていたのはあいつですよ」
生野「ミスタープロレスなんて‥‥お恥ずかしい カブトがあんな事にならなかったら ミスタープロレスと呼ばれていたのはあいつですよ」
YEYEE JAPAN
急上昇ワードランキング
①カブト
②阿南優太
③小栗かずまたの行方
④食べるラー油
急上昇ワードランキング
①カブト
②阿南優太
③小栗かずまたの行方
④食べるラー油
女性「不幸にして犯罪を犯してしまった少年にも将来はあるわけですしぃ~見直すべきは犯罪を犯してしまわなければならない社会状況のほうだと思いますので厳罰化には反対ですぅ~」
生野「あんたがかばうその少年たちの再犯率わかってんのかよ いいか!!再犯によって新たな被害者が出るんだよ
犯罪をきちんと裁いていればカブトはあんな事にならずに済んだ いいか‥‥カブトの嫁さんを殺したあいつらはその後も同級生をフクロにしたんだぞ」
女性「それでもカブトさんのやった事は許されるべき事ではありませんしぃ~少年たちと心を分かち合って話し合いをしていれば」
生野「話し合い? 暗闇で濃硫酸をぶっかけられて話し合い? 顔が半分溶けてる最中に悠長に話し合いができるか!!」
生野「あんたがかばうその少年たちの再犯率わかってんのかよ いいか!!再犯によって新たな被害者が出るんだよ
犯罪をきちんと裁いていればカブトはあんな事にならずに済んだ いいか‥‥カブトの嫁さんを殺したあいつらはその後も同級生をフクロにしたんだぞ」
女性「それでもカブトさんのやった事は許されるべき事ではありませんしぃ~少年たちと心を分かち合って話し合いをしていれば」
生野「話し合い? 暗闇で濃硫酸をぶっかけられて話し合い? 顔が半分溶けてる最中に悠長に話し合いができるか!!」
阿南(俺は生きている‥‥‥何のために‥‥もう‥‥守る者はないのに何を目的に生きている‥‥
命を懸けて幸せにしたいと思っていた千夏はもういないのに何を目的に生きている‥‥
空気を吸って飯を食って糞をして寝る 塀の中だろうが外だろうが俺の一生はそれを繰り返すだけ俺はただ生きている)
命を懸けて幸せにしたいと思っていた千夏はもういないのに何を目的に生きている‥‥
空気を吸って飯を食って糞をして寝る 塀の中だろうが外だろうが俺の一生はそれを繰り返すだけ俺はただ生きている)
生野「幹事長‥‥先にやってますよ」
浜村徳克「あんた右手‥‥動くじゃないか?」
生野「ええ‥‥もちろん動きますし車椅子にも7年前から乗れています 私の武器はできない事ですからできる事は小出しに見せていくようにしないとすぐに支持は離れますから」
浜村徳克「あんた右手‥‥動くじゃないか?」
生野「ええ‥‥もちろん動きますし車椅子にも7年前から乗れています 私の武器はできない事ですからできる事は小出しに見せていくようにしないとすぐに支持は離れますから」
浜村「その借金をウチのほうでなんとかする奥の話だ出馬を取りやめるだけなら充分な額だと思うが」
生野「う~~~~んそうですねとりあえず大和の借金はお願いしようかな」
生野「う~~~~んそうですねとりあえず大和の借金はお願いしようかな」
刑務官「47番阿南出ろ」
囚人A(カブトが釈放か!?)
囚人B「思えばあいつ可哀想なやつだよな」
囚人A「あいつだけだろ悪い事せずにここに入ったの 殺して当然のヤツを殺しただけなのに」
囚人B「俺の予想だけどカブトここを出たら自殺すんじゃねぇ?」
囚人A「何凄い事を予想したみたいな言い方しているんだよ
そんな当たり前の事をみんなあえて言わないだけだよ」
囚人A(カブトが釈放か!?)
囚人B「思えばあいつ可哀想なやつだよな」
囚人A「あいつだけだろ悪い事せずにここに入ったの 殺して当然のヤツを殺しただけなのに」
囚人B「俺の予想だけどカブトここを出たら自殺すんじゃねぇ?」
囚人A「何凄い事を予想したみたいな言い方しているんだよ
そんな当たり前の事をみんなあえて言わないだけだよ」
薩摩「マスクを被れ お前のだ」
阿南「やっぱり顔‥‥みにくいですか?」
薩摩「そうじゃねー覆面レスラーが素顔をさらすな」
阿南「やっぱり顔‥‥みにくいですか?」
薩摩「そうじゃねー覆面レスラーが素顔をさらすな」
薩摩「社長がツイッターで仮釈放の事をつぶやいたんだよ」
阿南「ツイッター‥‥インターネットですか?」
薩摩「ああ」
阿南「インターネットってやっぱり凄くなったんですね?」
薩摩「お前が入っている間にな だけどよ‥‥普通はこんなに集まらない!!!」
阿南「ツイッター‥‥インターネットですか?」
薩摩「ああ」
阿南「インターネットってやっぱり凄くなったんですね?」
薩摩「お前が入っている間にな だけどよ‥‥普通はこんなに集まらない!!!」
薩摩「阿南素直になれよ
お前なりの誓いを立ててあの日マスクを置いていったのだろうが だけどもういいじゃねーか」
お前なりの誓いを立ててあの日マスクを置いていったのだろうが だけどもういいじゃねーか」
薩摩「今から15年程前‥‥カブトという名のプロレスラーがいた
パワー スピード テクニックそして圧倒的カリスマ性を持った最強のプロレスラーがいた
ミスタープロレス生野勘助も認めた最強のプロレスラーがいた
だが不幸な事件を起こし無期懲役の判決を受け15年間服役する
だがそれでも世間は忘れない最強のプロレスラーを俺だって最強のプロレスラーを待っていた
阿南‥‥本音をしゃべってくれないか?」
阿南「プ プロレスをやりたいです」
薩摩「よかった最強のプロレスラーの復活だ」
パワー スピード テクニックそして圧倒的カリスマ性を持った最強のプロレスラーがいた
ミスタープロレス生野勘助も認めた最強のプロレスラーがいた
だが不幸な事件を起こし無期懲役の判決を受け15年間服役する
だがそれでも世間は忘れない最強のプロレスラーを俺だって最強のプロレスラーを待っていた
阿南‥‥本音をしゃべってくれないか?」
阿南「プ プロレスをやりたいです」
薩摩「よかった最強のプロレスラーの復活だ」
182話「門」
空(ちきしょう‥‥拳聖の野郎‥‥構えは中国拳法だが完全に空手の打撃じゃねーか‥‥俺が相手なら空手で十分って事かよ)
里見「空君‥‥それで全力か?
だとしたらまったく強くなってないじゃないか」
だとしたらまったく強くなってないじゃないか」
空(まだ30秒以上は打ち続けられる
まだまだいくぞぉ!!!!!)
まだまだいくぞぉ!!!!!)
里見「空君‥‥今の連打‥‥やり方間違ってないか?
一発目の鉤突きを入れてからじゃないと続かないだろ?
入れずに無理矢理打ち続けても体力を消費するだけじゃないのかな?
山本陸はその辺何て言ってたの?」
一発目の鉤突きを入れてからじゃないと続かないだろ?
入れずに無理矢理打ち続けても体力を消費するだけじゃないのかな?
山本陸はその辺何て言ってたの?」
里見「全然ダメだろ塾生にも見せない普段は使わない技だとしても‥‥
‥‥いや使わない技だからこそ自分で創意工夫をして技の完成度を高めておかないと
玉拳にはあるぞその一発目を有効に入れる手段が
みんな目を開けてみていいぞ!! 今から玉拳の”門”という技で決める!!」
‥‥いや使わない技だからこそ自分で創意工夫をして技の完成度を高めておかないと
玉拳にはあるぞその一発目を有効に入れる手段が
みんな目を開けてみていいぞ!! 今から玉拳の”門”という技で決める!!」
里見「空君悪いな‥‥見てもらわないとこちらとしても道場破りの意味がなくなるからな」
里見「そうだ”門”は俺にとっての登竜門であり異種格闘技間を繋ぐ門でもある
君にとっては煉獄の入り口になるかもしれない」
君にとっては煉獄の入り口になるかもしれない」
里見「敗北は恥だ
努力もその過程も関係ない大切なのは結果だ
だがどうしてもどんな方法を使っても勝てない相手と戦う事になったなら
敗北を認め自分の弱さを受け入れろその時人は変わる
全員龍にしてやる」
努力もその過程も関係ない大切なのは結果だ
だがどうしてもどんな方法を使っても勝てない相手と戦う事になったなら
敗北を認め自分の弱さを受け入れろその時人は変わる
全員龍にしてやる」
183話「俺も出る」
里見「受けてみてどうだい? たいした事ないだろ」
進道塾生「は‥はい‥ちょっと痛いけど」
進道塾生「は‥はい‥ちょっと痛いけど」
里見「そう‥‥あの時山本陸から逃げたあの田島が今度は自分に挑戦してみろと言ってきた
あの野郎だいぶ勘違いしているからぶっ倒してやる事にした」
あの野郎だいぶ勘違いしているからぶっ倒してやる事にした」
田島「一回戦第八試合
中国拳法 玉拳
里見賢治
対
プロレス 大和プロレス
カブト」
中国拳法 玉拳
里見賢治
対
プロレス 大和プロレス
カブト」
田島「以上16名
遺恨を持ち復讐のために戦う者
鐘のために仕事のために戦う者
余り有る力の開放の場として戦う者
最強の敵を求めて戦う者
己の流派の最強を証明するために戦う者
最後の炎を燃やす場として戦う者
己の存在価値を示すために戦う者
己を信じてくれたもののために戦う者
己を励まし支えてくれるすべての人のために戦う者
それぞれがそれぞれの理由をもってこのヴァーリトゥードトーナメントに出場する だが俺たちの全員に共通する信念がある
「我こそが最強」
この金言を証明するために16人が命を懸けてマカオで戦う」
遺恨を持ち復讐のために戦う者
鐘のために仕事のために戦う者
余り有る力の開放の場として戦う者
最強の敵を求めて戦う者
己の流派の最強を証明するために戦う者
最後の炎を燃やす場として戦う者
己の存在価値を示すために戦う者
己を信じてくれたもののために戦う者
己を励まし支えてくれるすべての人のために戦う者
それぞれがそれぞれの理由をもってこのヴァーリトゥードトーナメントに出場する だが俺たちの全員に共通する信念がある
「我こそが最強」
この金言を証明するために16人が命を懸けてマカオで戦う」
十兵衛「僕もトーナメントに出ようかなっと思って」
文学「お前の母親はニンテンドーDS持っているお前にDSライトを買い与えたかもしれんが俺はそんなわがままは認めない!!」
十兵衛「はいはい」
文学「ダメなものはダメって「ビシッ」と言っていく!!!!!(「はい」は一度だ!!!
社会はそんなに甘くないんだよ!! 社会に出たらそんな根性じゃ絶対にやっていけない!!!!!(これだからゆとりは嫌なんだよ!!」
十兵衛「一度も就職した事のないヤツが社会を語るのもどうかと思うけど」
十兵衛「はいはい」
文学「ダメなものはダメって「ビシッ」と言っていく!!!!!(「はい」は一度だ!!!
社会はそんなに甘くないんだよ!! 社会に出たらそんな根性じゃ絶対にやっていけない!!!!!(これだからゆとりは嫌なんだよ!!」
十兵衛「一度も就職した事のないヤツが社会を語るのもどうかと思うけど」
十兵衛「倒れないとか 倒しても倒しても立ってくるとか 不死身だとか
俺はそういう相手と戦う事をもっとも得意としている」
俺はそういう相手と戦う事をもっとも得意としている」