D 複雑部分発作〈精神運動発作〉
102I51
10歳の男児。異常な発作を何度か起こしたため母親に伴われて来院した。数か月前から,急に視線が固定し口をもぐもぐと動かし,無目的に服のボタンをまさぐったり,部屋の中を歩き回ったりする発作が数回起こっている。しばらくすると回復するが,発作のことは全く覚えていない。神経学的所見に異常を認めない。
診断はどれか。
a 熱性けいれん
b 点頭てんかん
c 複雑部分発作
d ナルコレプシー
e Lennox-Gastaut症候群
× a
× b
○ c
× d
× e
正解 c
診断 複雑部分発作
100F45
30歳の男性。記憶の欠損を心配した妻に付き添われ来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり,本人は全く気付いていないが,妻は気になっていた。昨日妻を助手席に乗せて運転中,急に表情が変わり,車が壁に衝突した。意識は清明。身長 175cm,体重 69kg。血圧 130/76mmHg。本人は顔面に昨日の事故で負った傷を示しながら,「全く記憶にないのです。怖くてもう車の運転ができません」と神妙に答えるのみである。
最も考えられるのはどれか。
a 不随意運動
b 逆向性健忘
c 解離性障害
d 側頭葉てんかん
e 睡眠時無呼吸症候群
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
診断 側頭葉てんかん