L 脊椎腫瘍
99G46
60歳の男性。持続する腰痛のため来院した。数年前から時々腰痛を自覚していた。平成16年2月にゴルフの後に腰痛が出現し,近医で薬物療法と理学療法とを受けたが腰痛は軽減せず,5月からは左下肢痛も加わり増悪傾向を示したため,紹介され7月に来院した。身長 165cm,体重 55㎏。体温 36.9℃。下部腰椎に叩打痛を伴う運動痛がある。左殿部から左大腿部への放散痛はあるが歩行は可能である。Lasegueテスト両側陰性。左L4,L5およびS1神経根領域に感覚鈍麻と軽度の筋力低下とを認める。血液所見:赤血球 390万,Hb 11.3g/dl,Ht 36%,白血球 7600。血清生化学所見:総蛋白 7.0g/dl,アルブミン 3.5g/dl,アルカリホスファターゼ 346単位(基準 260以下),Na 143mEq/l,K 4.3mEq/l,Cl 102mEq/l,Ca 11.0mg/dl,P 3.0mg/dl,CRP 0.9mg/dl。5月と7月との腰椎エックス線単純写真正面像を別に示す。


最も考えられるのはどれか。
a 骨粗鬆症
b 変形性脊椎症
c 化膿性脊椎炎
d 椎間板ヘルニア
e 転移性脊椎腫瘍
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
診断 転移性脊椎腫瘍