ブラハロッカ
登場作品:神のラプソディ
解説
神の戒土の後継者候補の一人である
ゴウモール族の
狂戦士。
信仰する神は
グ・レドー。
ゴウモールの中でも突然変異によって優れた能力を得た個体であり、好戦的な性格をした生粋の荒くれ者。
誰かの下に付く事を良しとしない気質もあって単独で行動しており、後継者候補となった理由も自分が頂点に立つ為。
勝利こそを最も尊ぶべきだと考えており、また少なからず邪な心を持っている為、勝つ為ならば汚い手段を使う事も厭わない。
力の有無を絶対的な価値観としている事から、弱者でありながら後継者候補となった
エルドを敵視しており、
彼の警戒が薄れている瞬間を狙って排除しようと企んだが、
ラヴィリエや
ミストリアの妨害もあって撃退された。
試練とは無関係な戦いかつ、卑劣な奇襲で他の後継者候補の命を狙った事から後継者候補としての資格を失い、
終の御祠から追放される予定であったが、
ゲネラル=パウゼと
フェルマに助けられ、以降は
暁の導き手の一員となった。
暁の導き手から力を与えられて強大な力を得たが、それでもなお
エルド達には敵わず、
豊穣の神を巡る最後の戦いに敗れて死亡した。
ゴウモールという種族として生まれた事から他者から蔑まされたり、見下される機会が多かったらしく、
力を求めていたのも自分を見下した連中を叩きのめして、逆に自分を見上げさせようとしていた為。
だが最期に
エルドの指摘で結局は皆に慕われる
神の戒土の様な存在を羨んでいただけだと気づかされ、
自分もまた見下していた弱者と同じ存在であった事を自覚し、そのまま息を引き取った。
雑感・考察
最終更新:2019年05月01日 21:48