冥色(めいしょく)隷姫(れいき)(ゆる)やかに廃滅()する青珊瑚(あおさんご)(もり)


基本データ

ジャンル SLG
発売日 2005年09月16日
オンライン認証  パッケージ版:-
ダウンロード版:◯(初回起動時)
最新Ver. Ver1.01/Ver2.0(アペンド適用時)
アペンド Ver.2.0アペンド:コンプリートガイド、Princess of Darkness ~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~ アペンドデータDL版


ストーリー

緑豊かな大地、グレイスメイルに現れた人ならざる者イグナート
魔人エルフの王国ルア=グレイスメイルの間で長きに渡る戦争が続いていたが、ついに王国は敗れてしまう。
停戦に差し出された条件は「ルア=グレイスメイルの統治権全権」か「王女シルフィエッタ・ルアシアの身柄」のいずれか。
国と家族を愛するシルフィエッタは祖国の平和の為に自らイグナートの城へと赴くのだった。


解説

エウシュリーの第七作。(第六作が抜けているのはディル=リフィーナが舞台では無い「空帝戦騎 ~黄昏に沈む楔~」が間に存在する為。)
タイトル読みは「めいしょくのれいき ゆるやかにしするあおさんごのもり」。エウ作品で最もタイトルの読み方が難解。だから廉価版でタイトルが変わったのだろうか?
ラウルバーシュ大陸西方のリガナール半島を舞台とした戦乱を描く戦略シミュレーションゲームだが、シルフィエッタを凌辱する調教ゲームとしての面もある。
というかエウシュリーが当時掲げていた二ヵ年計画の予定表によると本来は純粋な調教ゲームの予定だったものに戦略SLG部分が追加された作品であるらしい。
戦略と調教それぞれのシステムは完全に独立している訳では無く、戦略SLGの進行に伴って選べる調教シーンが追加されたり、調教の結果として戦闘ユニットが追加されたりする。
エンディングは十パターン存在しており、戦略SLG部分の他国制圧状況、調教SLG部分のシルフィエッタのパラメーター、イベントの進行具合などによって分岐する。
どのエンディングが正史となるのかは不明。


関連作品

Princess of Darkness ~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~ 廉価版

当時の業界における自主規制によってタイトルが変わっている。
対応OSなど一部仕様が変わっているだけで基本的な内容に変化は無い為、今から購入するのであればこちらで良い。
冥色のDL版は廉価版と同じである模様。(未確認)
コンプリートガイドに付属していたアペンドディスクの内容は別売り。

冥色の隷姫 コンプリートガイド

冥色の隷姫~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~の攻略本。
本編とは完全に独立したルーフィンを主人公としたオリジナルストーリーや戦闘ユニットなどが追加されるアペンドディスクが付属している。
なお本書付属のアペンドディスクは廉価版やDL版には対応していないらしいので注意。

Princess of Darkness~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~アペンドデータ

冥色の隷姫 コンプリートガイドに付属していたアペンドディスクのみを単品で発売した物。
コンプリートガイドの誌面データに関しては一切収録されていない。
本編への追加データとしては全く同じだが、壁紙などの一部データも収録されていない。
廉価版やDL版はもちろん、オリジナルのDVD版の方への使用も可能であるとの事。

冥色の隷姫~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~ ノベル版

ハーヴェストノヴェルズから発売された上下二巻の小説版。
著者は原作ゲームのシナリオを担当した左右田たかひろ(仮)氏で、表紙は鳩月つみき氏の描き下ろし。
概ね原作と同じ様な感じで話が進むが、原作とは異なる部分もあるので機会があれば読んでみるのも一興。
ゲームで言うならば、ヴァリ=グレイスメイルとだけ同盟を結び、それ以外の国は全て滅亡させた上で各国の姫は全員捕獲、エンディングは「秘肉の祝宴」…となる。
残念ながら本編では謎のまま終わったイグナート本体に関する設定はこちらでも明かされぬまま終わる。
エロ的にはイルミテシアがゲーム本編には存在しないシチュを挿絵付で三つ用意されるという謎の優遇をされている反面、フレイア辺りはエロ的にはほぼ出番が無い。

みんな大好き子づくり番長

エウシュリーの姉妹ブランドであるアナスタシアの第二作。
ディル=リフィーナを舞台とした作品では無い。
創刻のアテリアルの様に遥か過去の話という訳でも無く、世界観的な繋がりは一切無い事を以前公式でコメントしていた…はず。正直うろ覚え。)
しかしエロゲ雑誌「PUSH!!」に付属していたアペンドによってシルフィエッタが追加されるので一応紹介しておく。
ちゃんとエロシーンもあるし、セオビットも産まれる。


  • こういう作品がまた見たいが無理だろうなぁ - 名無しさん (2019-07-19 13:25:43)
  • このシステムでの後継がほしい… - 名無しさん (2019-11-06 23:51:51)
  • 冥色のシステム面白いですよね。シリーズだと近いのは魔導なんですけどアレはMAP移動がターン制で戦闘がリアルタイムでこっちと逆なんですよね - 管理人 (2019-11-07 01:17:36)
  • システムも面白かったのもあるが複数の国家が入り乱れる戦記物っぽいのがやりたい。魔導以来やってないし - 名無しさん (2019-11-07 08:39:10)
  • 冥色はマルチエンドとフラグ管理、SLGとしての完成度が秀逸で、『戦記』を刻んでる感が凄く好き。 - 名無しさん (2024-06-04 13:22:15)
  • DL版でタイトルが改題されたのはおそらくレイプレイ騒動で奴隷を示唆するワードを自主規制したから - 名無しさん (2024-06-05 20:09:44)
  • たしか公式の発言は無かったと思いますけど、おそらくは凌辱規制騒動の影響でしょうね - 管理人 (2024-06-05 20:12:50)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 冥色
  • 廉価版
  • DL版
  • SLG
  • 公式ブック
  • タイトル変更
最終更新:2024年08月12日 19:21
添付ファイル