ユリーシャ
種族:天使族(権天使)
登場作品:封緘のグラセスタ
解説
古神陣営に属している
天使階級第七位の権天使。
クヴァルナ大平原に存在する
ペンテコリス遺跡にて石化状態で眠り続けていたが、
商人カシラムに発掘され、
はぐれ天使として目覚めた。
神の
使徒としての性質を強く残りしており、我欲を持たず、命令に忠実に従う事を最良としている。
発見者である
カシラムによって
迎撃王サロに献上され、一目見て彼の英雄としての器を認め、全身全霊をもって仕えようと決意したが、
不幸にも彼からは全く必要とされず、
鎮守府鋳織杯の優勝者に与えられる賞品、しかも副賞となる事をその場で命じられてしまった。
結果的には大会の優勝者である
ジェダルの所有物となり、以降は彼を主として相応しい男にしようと空回り気味に導いていく事となった。
三神戦争以前から眠り続けていたようであり、当初は
唯一神が姿を消している事に気付いておらず、得意とするはずの
神聖魔術を上手く行使できなかった。
神聖魔術の暴発で仲間を危険に晒し、さらに力を使いこなせない理由を誤魔化した為に
ジェダルの怒りを買う事もあったが、
被虐趣味的な性癖を持っていたが故に彼から与えられる性的な罰に興奮を覚えてしまい、積極的に罰を望んだりもしている。
後に
ジェダルの協力で試練を乗り越え、
唯一神から
リューシオンに改宗した事で
神聖魔術を問題なく行使できるようになり、
またその一件を通して
ジェダルを主として認め、
守護天使として導いていく事も誓った。
なお
ジェダルが次々と戦果をあげたり、最終的に国王の地位にまで上り詰めたのは自分の導きのおかげと考えている様子だが、彼の側からは全くそうは思われていない。
雑感・考察
鎮守府鋳織杯の決勝で敗北すると仲間にならない。
その場合は優勝者である
ユトレの所有物となったはずだが、最終的にどうなったのかは不明。
仲間になった場合でも
ジェダルに見限られて娼館に売り飛ばされてしまう展開もある。
上記解説は普通に仲間になる展開で纏めているが、厳密に言えばどういう展開が正史となるかは明言されてはいない。
最終更新:2024年05月22日 08:30