バティン
登場作品:封緘のグラセスタ
解説
サマラ魔族国の八代目魔王である
リクシュマに仕える将の一人。
ソロモン七十二柱の一柱でもある、蒼白の帆と呼ばれる
魔神。
建造物と言われても違和感が無い程に巨大な体躯を誇っているが、図体の大きさの割には臆病と取れる程に慎重な性格。
リクシュマの死後、分裂してしまった残党の中で最大の勢力を率いており、本拠地であるリクシュマ鎮守宮の維持に執着している。
しかしながら長い時を経ても好転しない現状を嘆き、その状況を打開する為に同胞を
燐使に変質させてしまう危険性を知りながらも
レギの提案に乗って同盟を結んだ。
全ては
サマラ魔族国を復興させて
リクシュマや配下の
魔族達を救う為であり、
レギに協力する事で自分達を閉じ込める神聖領域を破壊し、同胞に未来への希望を示そうと考えていた。
サマラの幹部同士である
フルーレティとは考え方の相違からお互いにあまり良い感情を持ってはいない。
その行動が同胞である
魔族達を救う為である事自体は
フルーレティも認めていたが、同胞が自らの力で状況を打破する未来を信じぬ事やあまりに
レギに頼り過ぎたやり方を彼女に否定され、
最終的には
レギを倒そうとする
フルーレティや彼女と共闘する
ジェダル達と敵対、彼等との戦いに敗れて死亡した。
雑感・考察
最終更新:2019年02月16日 01:21