|
(EML SV00965C - lævateinn)
本編開始の三年前、 スヴェルド領 バクーニングラードの要塞にて建造中だった大型レーザー兵器の名称。
戦争を進める中で開発がすすめられ、終戦の三週間前にようやく完成する。ラスボスのようなもの。
巨大な長い砲身が、花びらが開花するように五つに展開し、『 ネクタル』から生成した高純度のエネルギーをチャージする。
その後、まずは惑星軌道上を周回する数十機の軍事衛星に放射し、それらの衛星を経由して
地上に向けて放射するという回りくどい攻撃方法をとる兵器だが、その破壊力は絶大であり、
直撃した地域は一瞬で焼き尽くされ、跡形もなく滅び去ってしまう。
ただし、巨大兵器であるが故の欠点かチャージに非常に時間がかかることが弱点。
本編では、劣勢に陥ったスヴェルド側が、連合国側を降伏させるための奥の手としてこれを使用し、
三日以内に降伏しなければ連合国各国の首都に向けて発射すると脅しをかける。
この際、見せしめとしてマクニール共和国領 ノラミ・クチホ島にあるファーズ空軍基地に発射され、その威力で島が消滅した。
主人公たちは、最終任務である『第二次バクーニングラード侵攻作戦(仮)』にてこの兵器の破壊を命じられ、
それと同時に アレクセイ・コルシュノフとの最終決戦に臨むこととなる。
名前の由来は、世界を焼き尽くし、神々の最終戦争を終わらせたといわれるスルトの炎の剣から。
|