ノラミ・クチホ島

(Nolami Kuchiho Island - Fars Air Base)


キアロッシ大陸の北方に位置し、トリエンタス大陸にもっとも近い位置にあるマクニール共和国領の孤島。

大昔はキアロッシ大陸の先住民族のいち部族が、近年はこの島の近海に眠る海底資源を欲して人々が移り住み、
ある時期まで栄えていたが、資源の枯渇によって40年ほど前に無人島となった。後にマクニール軍がスヴェルドに近いこの島に目をつけたことで、
森林の一部が開拓され、マクニール有数の大規模な軍事基地『ファーズ空軍基地』が建設される運びとなった。
島の名前は先住民族の言葉で『こんばんは』の意味を表す。基地の名前はこの基地の創設者であるファーズ大佐にちなんでいる。

島西部から北部には軍事基地が築かれ、南部にあった無人の旧市街地は軍関係者の住居として再利用しており、
そして残りの地域を手つかずの森林が覆う。基地の建設により人の手が入れられたように見えて、意外にも多様な動植物が棲息している。
先住民族の遺跡があるらしいが、物語とは一切関係ないため調査は打ち切られている。

世界大戦開戦時には、大勢の駐留部隊とともにサイレントらブラックスター隊がこの基地に配属される。

世界大戦終盤、スヴェルド側の最終兵器である『スルトの炎の剣』の標的とされ、消滅。
ブラックスター隊のメンバーはかろうじて退避することができたが、逃げ遅れた多くの兵士および職員が犠牲となった。



余談だが、この島は、準備段階で挫折したとある物語の舞台となるはずだった場所である。
その際は、海上に築かれた新興都市として入植が進む人工島という設定だった。

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最終更新:2012年01月31日 14:59