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エルサゲート

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怪談金玉袋 > エルサゲート

エルサゲートは『怪談金玉袋』に登場する題材の一つで、嫌がらせなどの目的で子供向け動画を装って投稿される、残酷な表現を含む動画。作中では神奈川県大磯町の寺にいる二人の共犯者が投稿しており、一人は半透明の僧侶で、もう一人はTシャツを着た笑顔の男性。エルサゲートを投稿する理由は不明。釣られて動画を見たものは裏世界へといざなわれ、そこにはエルサゲートを見たものが会いたいと願っている人物と似たものが現れて連れ去られる。なお、投稿者たちの姿にはフリー素材が使われている。

概要

『怪談金玉袋』作中では、MURがYouTubeで「サイバーZ」という特撮ドラマのエルサゲートを偶然目にする。内容は終始難解で、流血や殺人が繰り広げられる。MURはその動画を本来の「サイバーZ」と勘違いし、動画の説明文と内容がかけ離れていることを不審に思う。その後、ジョニィ、野獣、KMR、MNR、MURで大磯へ釣りへ出かけた際の宿で、MURは自分が見た「サイバーZ」の動画についてKMRに説明すると、KMRからは本来の「サイバーZ」の内容を教えられる。

その後、KMRは野獣の持ってきたマムシ酒をひと瓶飲んで気分が悪くなり、野獣に言われて宿に戻り休もうとする。しかし道に迷ってしまい、偶然辿り着いた寺で休むことにする。体調が元通り回復すると、寺の奥の部屋からエルサゲートに使われていた音楽が聞こえ、さらには赤ん坊の笑い声も聞こえ始め、怖くなったKMRは走って寺から離れる。KMRが友人4人と宿に戻ると、MURが新たなエルサゲートを発見して視聴。動画に使われている背景がKMRの休憩した寺であることに気付き、驚いたKMRはエルサゲートの投稿者がその寺で動画を編集しているのではないかと考えるが、MNRはその寺が廃墟であり、動画を編集できるような場所ではないことを指摘する。

次の日、KMRが再びその寺を訪れると、再び寺の奥の部屋からエルサゲートの音楽が聞こえてくるが、以前とは別の音楽が流れている。KMRが音楽の出ている場所に近づくと、音楽は突然途絶える。次の瞬間、高祖父と曾祖父の声が聞こえてきたので、やはり怖くなったKMRは宿へと逃げ帰り、帰途の電車でMNRにその出来事を話す。

翌日、KMRは大学に遅れそうになりタクシーを拾って乗り込む。しかし、運転手から到着を告げられると、窓の外に見えるのは大磯でKMRが訪れた寺。降りて周辺を確認している間にタクシーは行ってしまい、すると背後にMURが現れ、気付くと二人は寺の中にいた。寺の中で大勢の人間を目の当たりにしたKMRは、MURを連れて急いで寺から出ようとするが、ようやく出られるというところでお経が聞こえてきたかと思えば、人々が狂喜して大声を上げる。MURが人々に近寄り、大昔に死んだウーパールーパーがいると話すが、KMRにはそれが見えない。それどころか、次の瞬間にはMURも人々も消え去ってしまい、半透明の僧侶と灰色のノートPCを持って笑う男だけがその場に残る。さらにはKMRの高祖父が現れ、KMRに訳のわからないことを話しかける。KMRが引き戸を開けて逃げ出そうとすると、今度は大勢の得体の知れない人間らしきものが現れてKMRに笑いかけ、絶望に立ち尽くすKMRは高祖父に触れられ、人々と同様に消え去る。

やがて動画が投稿されると、その内容はメインキャラがたくさんの幽霊を呼び出して人々を幸せにするというもので、そこにはKMRの叫び声が入っていた。様々な人間が失踪したことがSCP財団に知れると、大磯の寺は財団に収容されるが、エルサゲートの投稿者たちは収容されずに終わる。

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