秘封霖倶楽部 > SCP財団
概要
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に集積されている国際的な共同創作物(通称・「SCP」)を取り入れた回。「SCP」というのはわかりやすく言うと創作都市伝説のようなもので、超常現象などの発生のもととなる物体を総称してそう呼ぶ設定(*1)。また、「SCP財団」はそれらを収容して隔離、研究する組織という設定である。
この回に限らず、別の回でもSCPは重要な役割として登場するため、シリーズの核心そのものに深く関与しているようだ。
この回は霖之助たちが実際にSCPオブジェクトについて調査したり遭遇したりする短い話の複数本立てとなっている。それぞれの話ではSCP-173(「彫刻―無題2004」)(*2)(
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)、SCP-423(「割り込む登場人物」)(
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)、SCP-053(「幼女」)(
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)、SCP-2662(「哀れな邪神」)(*3)(
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)、SCP-990(「夢の男」)(*4)(
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)が個別に登場する。
SCP-990との遭遇では、霖之助もまた「SCP-K-7223」という名のSCPオブジェクトとしてSCP財団に収容される未来を見る。そのような伏線が出るだけで特にオチはないが、SCP-2662はその後のエピソードでも登場することがあるようだ。