「…うー…違う」
…けれど、違う
「違う、違う……うーうーうーうーうー!こんなの夢の国じゃないー!うーうーうー!!」
そう、ここは「夢の国」であって「夢の国」でない
「夢の国」は、夢と希望と魔法を与える子供の味方
今、少年に迫っているような恐ろしい存在がいる場所なんて
そんな場所、「夢の国」ではない!!
「夢の国」は、夢と希望と魔法を与える子供の味方
今、少年に迫っているような恐ろしい存在がいる場所なんて
そんな場所、「夢の国」ではない!!
だから、少年は否定する
心から、否定する
心から、否定する
「違う違う違う違う違う!!お前たちは「夢の国」じゃないっ!お前たちなんて「夢の国じゃない!!うーうーうーうーうーうーうーうーうーうー………!!」
癇癪を起こしているような少年の言葉
それに、パレードたちの動きが鈍る
それを率いる、フクロウの動きも鈍った
それに、パレードたちの動きが鈍る
それを率いる、フクロウの動きも鈍った
しかし…狂気の色は、すぐには消えない
一瞬は、正気に戻ったように見えたけれど
マスコットたちは、少年に近づいていって…
一瞬は、正気に戻ったように見えたけれど
マスコットたちは、少年に近づいていって…
『…きっひひひひひひひひ!!この状況でも心折れぬか!!流石は妾の契約者の息子!!流石は妾の父上の部下よ!!』
響き渡る、無気味な笑い声
直後…少年を護るように、巨大な髑髏と蝦蟇が現れて
ばきり、ぐしゃ、ぐしゃり
ぺろぉん、もぐもぐ
パレードを、あっと言う間に食べてしまった
驚きに止まるフクロウのマスコット
少年の傍らには、何時の間にか、着物を纏った半透明の女性が立っていた
直後…少年を護るように、巨大な髑髏と蝦蟇が現れて
ばきり、ぐしゃ、ぐしゃり
ぺろぉん、もぐもぐ
パレードを、あっと言う間に食べてしまった
驚きに止まるフクロウのマスコット
少年の傍らには、何時の間にか、着物を纏った半透明の女性が立っていた
『きひひひひひひひひ!!人形風情が!!身の程を知るがよい!!』
フクロウのマスコットに、巨大な髑髏が迫る
フクロウのマスコットは応戦しようとするが………ぐしゃり
あっと言う間に、肩羽を食いちぎられた
そのまま、髑髏に租借されていく
フクロウのマスコットは応戦しようとするが………ぐしゃり
あっと言う間に、肩羽を食いちぎられた
そのまま、髑髏に租借されていく
『大丈夫かえ?』
「うー!だいじょうぶー!ありがとー、滝夜叉ー!うーうー!!」
「うー!だいじょうぶー!ありがとー、滝夜叉ー!うーうー!!」
自分を助けてくれた存在に、少年は嬉しそうにそう答えた
…が、すぐに、少し心配そうな顔をする
…が、すぐに、少し心配そうな顔をする
「うー……パパは?」
『あやつなら、問題ない。応戦していたパレードは既に倒した。傍に、数名の契約者がおるしの…だからこそ、お前の傍に来たのだぞ』
『あやつなら、問題ない。応戦していたパレードは既に倒した。傍に、数名の契約者がおるしの…だからこそ、お前の傍に来たのだぞ』
そっと、女性の手が少年を撫でる
うーうー、少年はほっとしたような声をあげた
うーうー、少年はほっとしたような声をあげた
「うー、それじゃあ、滝夜叉、手伝ってー!おねーさんさがすー!助けるー!」
『あの姫君とやらかえ?……良かろう、父上の部下候補だからのぅ…!』
『あの姫君とやらかえ?……良かろう、父上の部下候補だからのぅ…!』
滝夜叉とともに、少年は走り出す
自分を助けてくれようとした、首なし騎士と契約している女性を探す為に
自分を助けてくれようとした、首なし騎士と契約している女性を探す為に
「…あのお姉さんも……僕等の仲間に、きっとなってくれるからね、きひひひっ!」
『そうじゃのう、あぁ、楽しみじゃ。きっひひひひひひひひひひひ!!!』
『そうじゃのう、あぁ、楽しみじゃ。きっひひひひひひひひひひひ!!!』
きらびやかな「夢の国」、その一角にて
少年と滝夜叉の、どこか不気味な笑い声が響き渡るのだった
少年と滝夜叉の、どこか不気味な笑い声が響き渡るのだった
to be …?