「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首塚-48i

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匿名ユーザー

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「…うー?」

 ぴくりっ
 先ほどからお菓子に夢中だった少年が、ぴたり、その動きを止めた
 傍に居た女性が、不思議そうに首をかしげる

「どうかしたんですか?」
「………うー?うーうー」

 かくん、と
 少年は、それに対して不思議そうに首を傾げてきた
 一体、どう言う事なのか
 女性は、不思議に思ったが

「…あ、そうだ、飲み物、とってきますね」
「うー!おねーちゃんありがとー!」

 少年の持っていたコップが、空になっている事に気づき、飲み物を取りに行った
 そんな女性を見送って………少年は、きひひっ、と笑った

「……そっか、連れて来ちゃったんだ……きひひひひっ」



「……む」
「?将門様?」
「どうかなさいましたぁ?」

 …何かを感じ取ったのか、将門は眉を顰めた
 金髪の青年とキャリアウーマン風の女性が、不思議そうに主を見つめる

「…あぁ、いや、何でもない」
「そうですかぁ?」

 キャリアウーマン風の女性が心配そうに見つめるが、将門は気にするな、と答える
 彼女にちゃぷり、杯に酒を注がせる

「…お前たち、「怪奇同盟」の盟主が、どのような姿をしているか、把握しているか?」
「え?……いいえぇ。あなたはぁ?」
「いえ、俺も「怪奇同盟」とは接触したことなんで…」
「………ふむ」

 では、どうしようか?
 しばし、杯の中の酒を見つめて思案し…将門は、顔をあげる

「…あの少年に、「怪奇同盟」の盟主を見かけたら、我が話があると言っていたと伝えよ」
「あ、はい」

 わかりました、とそう答えて、青年は将門から離れていく
 キャリアウーマン風の女性は将門に寄りかかりながら、小さく首をかしげていた

「「怪奇同盟」の盟主に、用事がありますのぉ?」
「あぁ、用ができた」

 …関わりあいになりたくない気配を感じたからこそ、結界を張っていたのだが…
 やはり、「首塚」本体から離れている以上、自分の結界能力は「怪奇同盟」の盟主には敵わないか
 いや、そうでなくとも、自分は結界系の能力はさほど高くはないのだが…


 …まぁ、仕方ない
 入り込んだそれが騒ぎを起こすようだったら、そいつを祟るだけだ


 あっさりとそう言う物騒な結論に達し、将門は改めて酒を楽しむ事にしたのだった






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