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連載 - ヤンデレ弟の日常-15

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だれでも歓迎! 編集
 バイト先の店長たちと別れ、家路につく
 早く帰らないと
 明日の朝食の仕込みがある

「明日の朝食はどうしようかな…」

 そんな事を考えながら、のんびりと歩いていく
 夢の国、という脅威は消えた
 これで、兄を害するかもしれない存在は
 兄を悲しませるかもしれない存在は消えたのだ
 再び、そんな存在が現れた時は、自分が始末すればいい
 その時までは…静かに暮らせばいいのである
 青年は、そう信じて疑っていなかった

 ……しかし

「…………あれ?」

 ----ぞくり
 突如、感じた悪寒
 立ち止まり、周囲を見渡すが……誰もいない
 何の気配も、感じない

「…気のせい、かな?」

 一瞬、何かの気配を感じたような
 それも、殺気交じりの、酷く物騒な気配を…

「……う~ん?」

 首をかしげながらも、青年は再び歩き出す
 気のせいなら気のせいで、それでいい
 自分は、急いで帰らなければならないのだ
 いるかどうかわからない気配に構っている暇はない

 やや早足で、青年は家路に着いた


 …青年は、気づいていない
 自分が、無意識のうちに、首筋をさすっていた事に




 to be … ?






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